最近のテレビ・バラエティー番組に関する意見
2009年11月17日
9ヶ月にわたりテレビバラエティー番組について議論し、これまでの意見書のフォーマットや文体とは異なり、意見書そのものをバライティー風に表現した。「バラエティー番組がこれまで人々をタブーから解放し、より自由で、風通しのよい社会を作ることに貢献してきた事実を高く評価するがゆえに、一方でバラエティー番組においては放送倫理がもっと実質的に尊重されるような意見を述べつつ、その特性を発揮するよう制作者を励ますことの出来る方法はないものか、と悩み続け」ながら、作成された。この意見書を素材にした番組が作られ、全民放キー局の制作者によるシンポジウムが開かれるなど大きな反響を呼んだ。
2009年11月17日 第07号委員会決定
目 次
- 諸言 本意見書のスタイルについて
- I はじめに――バラエティーを検証しても意味がない?
- II バラエティーを考えるということは、大変なのだ
- III バラエティーが「嫌われる」5つの瞬間
- IV なぜ、コレが嫌われるのか
- V バラエティーが成り立つ公共空間
- VI おわりに――バラエティーに新しい力と魅力を
2010年10月 民放連の取り組み
目 次
- 1.会長コメントの発表
- 2.各社への周知と取り組み
- 3.BPO放送倫理検証委員会委員と放送倫理小委員会委員との意見交換
- 4.シンポジウム「バラエティー向上委員会~作りたいバラエティー、見たいバラエティー~」の開催
- 5.機関誌『月刊民放』でバラエティー番組を考える特集
- 6.民放連・ATP放送倫理セミナー「バラエティー番組と放送倫理」の開催
- 7.その他
特集「バラエティーなう」
目 次
- 1.民放連・放送基準審議会主催「バラエティー向上委員会」から
- 2. テレビ・バラエティーはどこへ行く?
- 3. <お笑い>の未来はいつだって明るい!
- 4. BPO意見書はどううけとめられたか
第1回民放連・ATP放送倫理セミナー「バラエティー番組と放送倫理」の概要
目 次
- 1. 講演「バラエティー番組における倫理とは」
- 2. パネルディスカッション「送り手のバラエティー、受け手のバラエティー」