『真相報道 バンキシャ!』裏金虚偽証言放送に関する勧告
2009年7月30日 放送局:日本テレビ
岐阜県が発注した土木工事に絡み裏金作りが行われているという建設会社役員の証言をスクープとして報じたが、証言が虚偽であることが判明し、結果として誤報となった事案。委員会は、十分な裏付け取材をしなかったために、虚偽の告発情報が放送され、結果的に番組が犯罪行為の手段とされたとして、初めての勧告を出し、日本テレビに検証番組の制作などを求めた。
2009年7月30日 第06号委員会決定
目 次
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 審理の対象とした番組
- Ⅲ 『バンキシャ』の制作体制
- Ⅳ 本件放送に至る経緯
- Ⅴ 本件訂正放送に至る経緯とその内容
- Ⅵ 誤解を生んださまざまな要因
- Ⅶ 結論 ―― 勧告
- Ⅷ おわりに
- 別添 委員会の調査内容
2009年10月7日 【委員会決定を受けての日本テレビの対応】
目 次
- 1)検証番組の制作、放送
- 2)社内検証結果の公表
- 3)訂正放送のあり方の検討
- 4)勧告の周知徹底
- 5)番組審議会への報告
- 6)再発防止策 実践の現状
- 7)BPO勧告公表後の報道局の対応について
- 8)勧告についての報道局 社員・スタッフの受け止め方
- 9)BPOに関するWeb研修について