視聴者からのご意見

視聴者意見を読む

2010年度一覧

BPOに寄せられたご意見から、代表的なものを抜粋し、掲載しています。

※掲載している意見内容は、BPOの考え方を示すものではありません。
※転載はお断りします。
※個人名、放送局名などの固有名詞は原則削除しています。

2011年3月に視聴者から寄せられた意見

東日本大震災についての意見が大半を占めた。放送各社は地震発生直後から厳しい状況下、取材に取り組み被災情報を伝えた。視聴者からは、騒音を出すヘリコプター取材を抑制しろ、生存者の救出の妨害になる、被災者に心ないインタビューをするのは許せない、津波映像の繰り返しばかりでなく安否情報が欲しいなどの批判が多数寄せられた。

2011年2月に視聴者から寄せられた意見

ニュージーランドの地震で、救出された被災者へのインタビューのあり方や、災害時の行き過ぎた報道などについて多くの意見が寄せられた。大相撲野球賭博事件の捜査の過程で八百長問題が明るみに出た。相次ぐ不祥事に春場所の中止が決まったが、改革の道はいぜん見えない。テレビ界と大相撲の関係を批判する意見もあった。

2011年1月に視聴者から寄せられた意見

九州霧島では数百年ぶりに新燃岳が爆発噴火するなど不安な年明けとなった。年末年始番組への意見は例年に比べ少なかったが、特番が長時間化したことや制作手法がいつも同じでマンネリ化しているといった批判が多かった。

2010年12月に視聴者から寄せられた意見

歌舞伎役者の市川海老蔵が負傷した事件について、視聴者から様々な意見が寄せられた。批判の多くは、事実が明らかでないのに噂や憶測でコメントしているなどというものだが、入院中の海老蔵夫妻の様子を上空から撮影した取材には、盗撮ではないかとの抗議があった。

2010年11月に視聴者から寄せられた意見

尖閣ビデオ流出問題や北朝鮮による韓国延坪島砲撃など国内外の重要ニュースが相次いだ。衝突事件のビデオがインターネット上に流出し、数日後、海上保安庁職員が漏えいさせたことを名乗り出た件では、職員の行動に賛否両論あった。報道のありかたについても、「センセーショナルに扱いすぎる」「英雄視することはまずい」など様々な意見が寄せられた。

2010年10月に視聴者から寄せられた意見

秋の改編にともなう拡大特番への苦情や、ニュースに関連した報道への意見などが多く寄せられた。チリの鉱山落盤事故のカプセルによる奇跡の救出劇は日本でも生中継され、多くの人々に感動を与えたが、報道の仕方が過剰ではないかとの意見もあった。

2010年9月に視聴者から寄せられた意見

尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁巡視艇の衝突、船長の逮捕と突然の釈放。中国の繰り出す強硬姿勢に、日本外交の弱腰を指摘する意見や、報道のあり方についての批判などが多く寄せられた。秋の改編がらみでは、スペシャル番組に関しての意見があった。

2010年8月に視聴者から寄せられた意見

大阪の母親による2児放置殺人という痛ましい事件に多くの意見が寄せられた。登山者の救出で出動したヘリコプターが墜落したが、取材で現場に向かったテレビ局カメラマンら2人も遭難し、取材に無理があったのではないかとの、厳しい批判意見があった。

2010年7月に視聴者から寄せられた意見

大相撲名古屋場所のテレビ中継中止の是非をめぐり、賛否両論多くの意見が寄せられた。その後も角界をめぐる暴力団がらみの不祥事が報道されるたびに、厳しい批判が相次いだ。参院選挙は民主党が大敗したが、選挙に関する意見では、情報番組のキャスターやコメンテーターの見解が強く前に出すぎていて、世論を誘導しているとの批判があった。

2010年6月に視聴者から寄せられた意見

小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに地球に帰還したが、どこの放送局も生中継しなかったため、「報道の役割を放棄したものだ」との厳しい批判が寄せられた。大相撲の野球賭博問題が明るみに出たが、予定されていた大相撲名古屋場所をテレビ中継するべきかなど、大きな問題が視聴者から提起された。

2010年5月に視聴者から寄せられた意見

宮崎県で発生した口蹄疫に関する報道や番組内容についての意見が多かった。政府の初動が遅れたことや、報道が十分にされなかったのではないかなどの疑問の声が多かった。感染拡大への対応や、種牛の処分、現地での取材のあり方などについても意見が寄せられた。

2010年4月に視聴者から寄せられた意見

春の編成替えの特番について、「出演者も内容も似たり寄ったりで、ウンザリする」という意見が多かった。また、練習中にくも膜下出血で倒れたプロ野球巨人軍コーチについて、誤って「急死」のテロップを出してしまったことなどへの批判が数多く寄せられた。