視聴者からのご意見

2010年6月に視聴者から寄せられた意見

2010年6月に視聴者から寄せられた意見

小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに地球に帰還したが、どこの放送局も生中継しなかったため、「報道の役割を放棄したものだ」との厳しい批判が寄せられた。大相撲の野球賭博問題が明るみに出たが、予定されていた大相撲名古屋場所をテレビ中継するべきかなど、大きな問題が視聴者から提起された。

6月に電話・FAX・郵便・EメールでBPOに寄せられた意見は1,526件で、5月と比較して69件減少した。意見のアクセス方法の割合は、Eメール61%、電話34%、FAX2%、手紙ほか3%。
男女別は男性72%、女性24%、不明4%で、世代別では30歳代29%、40歳代26%、20歳代18%、50歳代14%、60歳以上11%、10歳代2%の順となっている。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO責任者に「視聴者意見」として通知。6月の通知数は683件(39局)であった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、43件を会員社に送信している。

意見概要

人権等に関する苦情

6月中にBPOに寄せられた視聴者意見のうち、放送人権委員会関連の苦情の内訳は次のとおり。

  • 人権に関する審理・斡旋の要請・・・・・・・ 2件
    (個人又は直接の関係人からの要請)

番組全般にわたる意見

6月の視聴者意見は前月とほぼ同数で、政治、スポーツ、バラエティーなどテーマは多岐にわたった。
鳩山首相の突然の辞任を受けて、菅新内閣がスタートした。”小沢ばなれ”効果もあり内閣支持率は急上昇し、いっきに参院選挙に向かうこととなった。選挙の争点として「消費税の引き上げ」がクローズアップされたこともあり、視聴者の意見も政治関連で172件となった。
小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに地球に帰還した。多くの困難やトラブルを乗り越えての生還に、多くの人々が感動した。深夜のニュースであったが、どこの放送局も生中継しなかったため視聴者から、「報道の役割を放棄したものだ」との厳しい批判が寄せられた。
相撲界を大きく揺るがす野球賭博問題が明るみに出た。大関琴光喜への恐喝事件がきっかけとなり、賭博に関わっていた力士や親方の処分、さらには予定されていた大相撲名古屋場所を開催すべきか、テレビ中継をすべきかなどメディアにとっても大きな問題が視聴者から提起された。
サッカーワールドカップ南アフリカ大会が行われ、日本代表は惜しくもベスト8進出はならなかったものの、前評判を覆して大健闘し、多くのファン、視聴者から「感動した、ありがとう」の声が意見でも寄せられた。中継放送では、「ブブゼラの音がうるさくて」実況のアナウンスが聞き取れないなどの注文が出された。
東京都青少年健全育成条例の改正案は否決されたが、いわゆる「アニメ規制」「児童ポルノ問題」をめぐり、多くの意見が寄せられたほか、バラエティー番組での芸人の発言が不穏当で品位に欠けるとの指摘もあった。
報道関連意見は146件、バラエティー番組への意見は198件あった。番組出演者に関する意見は「不適切な発言」検索で58件、不適格な出演者検索では48件あった。ラジオに関する意見は56件、CMに関する意見は76件あった。

青少年に関する意見

放送と青少年に関する委員会に寄せられた意見は123件で、前月とほぼ同数だった。
今月はここ数カ月の傾向と同じく、低俗・モラルに反するとの意見(35件)および性的表現に関する意見(30件)が多数寄せられた。前者については、特定の番組への集中はみられないが、子ども向け番組への批判意見が比較的目立った。後者については、有識者らが特定のテーマについて持論を解説する2つの番組で、児童ポルノ規制問題を取り上げた回に対し、「内容に偏りがある」「データが不正確だ」などの批判意見が合計19件寄せられた。

意見抜粋

番組全般

【取材・報道のあり方】

  • テレビは鳩山総理を叩き、民主党の支持率下落を嘲笑するような報道をしていたのに、菅総理に替わった途端、今度は新総理や新閣僚らを持ち上げるようなことばかり言っている。新内閣は始まって3日目である。まだ何の実績もないのだから、好意的に華々しく取り上げる根拠もない。ここ数日の内閣交代によるお祭り騒ぎは、テレビ独特の節操の無さの産物だ。軽薄で無責任そのものの報道を「改めよう」という声は内部から起こらないのだろうか。
  • ニュースや報道番組のあり方について疑問がある。景気の停滞や下降の原因は政府の方針もあるが、テレビの影響も大きいのではないか。政府を追及していく姿勢は結構だと思うが、どうも偏り過ぎている。良い政策や国民に有利なことも、もっと取り上げて褒めてもいいのではないか。国民が消費意欲を出し景気が上向く。政府のやっている行動を理解し、頑張ろうと意欲が出ることもあるのではないか。ある番組ではメインキャスターの主観が前面に押し出され、国民が政府や現在の日本に対して誤解を生むのではないかと思える発言をしている。表現の自由とは、かけ離れた行為だ。
  • 世界にとって歴史的な1日でした。「はやぶさ」の帰還です。海外でも生中継で放送されました。しかしながら、日本の地上波テレビ局は生放送しませんでした。NHKでさえ放送しませんでした。くだらないバラエティー番組や、いつでも放送できるワールドカップの特集を延々と続けました。一体この国のテレビ局は何を考えているのでしょうか。
  • 「はやぶさの地球帰還」という世界に誇るべき偉業が達成されたのに、報道が控えめなことに驚いている。しかも「はやぶさ」の予算が事業仕分けにより大幅に減額されたと知ってびっくりした。こうしたニュースはテレビではほとんど伝えられなかったため、私はネットニュースで知った。放送界が「はやぶさの仕分け」をした与党に遠慮したからかとの憶測さえ流れた。「はやぶさ」の件で色々考えさせられた。公平な報道を心から望む。
  • サッカーワールドカップの報道が過剰だ。地上波放送で連日W杯関連の番組を大量に放送し、衛星放送でも放送している。同じ番組を何回も放送している。民放各局もワイドショーや報道番組でW杯を過剰に煽っている。高額な放送権料を払っているからだろうが、興味のない者からすればただの押し付けで、迷惑でしかない。
  • ワールドカップの試合前のパフォーマンスだと思って聞いていたが、試合中もずっとブブゼラの音が流れていた。気持ち悪く頭痛がする。ブブゼラを止めさせてください。解説も判定のホイッスルも聞こえない。
  • すべての番組に言えることだが、選挙間近に政治報道をあつかう場合、キャスター、コメンテーターに意見や感想を主張させることは問題がある。特定政党を非難する意見が相次いだりして、視聴者の投票行動に影響を与える可能性がある。この時期には客観的事実のみを報道し、キャスターやコメンテーターの意見や感想を加えることは抑制したほうがよいのではないか。
  • 政治に関しての街角インタビューだが、これほど危ない報道手法はないのではないか。意図的な操作が容易で、なおかつ市民の意見ということで、局は責任を持たなくてもよい。やらせではなくても都合の良い意見を拾うことはできるし、少数意見でも多数意見のようにみせることができる。最近の世論形成の流れを危惧する。実際の私の周辺の政治に関する意見】と、マスコミが伝える世論の実態に乖離を覚えるからだ。
  • ニュースや報道番組で、異常なまでのモザイク処理があり、不愉快でなりません。個人情報保護の行き過ぎではないでしょうか。個人情報保護の趣旨をテレビ局は曲解していませんか。テレビの最大の武器は映像です。曖昧な映像で放送されては、何らテレビの意味がありません。もう一度、「個人情報保護」を見直してはいかがでしょうか。
  • 芸能人が学生時代などの過去の写真をテレビ上に公表する時、一緒に写っている一般人のモザイク処理がされていないケースが見られます。もっとしっかり処理をお願いします。特に集合写真やスナップ写真などは一般人の顔を絶対に映さないようにしてください。その写真をもとにインターネットで誹謗中傷などが起きたら大変です。
  • ニュースで「食肉に”宮崎県産ではないので安心して下さい”と表示しているスーパーがある」と放送しました。これは「宮崎県産は安心して食べられない」と言っているようなものです。市場に出回っている宮崎県産の食肉は安全なはずです。こんな放送をすると、”宮崎県産ではない”ことを表示する業者が増えてしまいます。風評被害を増やさないためにも、こうした放送は控えて下さい。
  • 放送時間の表現が間違っていることを改めてほしい。ワールドカップの放送時間は「木曜深夜3時」と言っているが、実際は「金曜の深夜3時」が正しい。分かりにくく迷惑だ。テレビ局は25時や27時などの表現も用いるが、そんな時間は存在しない。

【番組全般・その他】

  • ペットを通じての出会いや交流は、心の優しさやあたたかさが伝わり、命の大切さを感じた。家族で見てほしい番組だ。ペットの愛情や素顔を間近で見られるシーンが楽しみで、毎週欠かさず見ている。バラエティー番組に見られる出演者同士の罵倒や紛糾、内輪話や下ネタで、心を平気で傷つける番組よりも、こうした心温まる番組が長く続くことを期待したい。
  • 民放には、大人が見る番組がない。バラエティーでも、つまらない芸人の内輪話ではなく、大人の鑑賞に堪える「しっかり作った」ものを放送してほしい。ファミリーレストランで無茶食いをしたり、内輪ウケのトークばかりでは大人は楽しめない。子供や若者に媚びない、大人が楽しめる番組作りをしてほしい。
  • 相撲はタニマチにもヤクザが多いと聞く。今回の問題が済んでも解決にはならないだろう。分かっていて放送する側に問題がある。放送局が強く暴力団の排斥を言えば効果があるのに、なぜしなかったのか。他のスポーツでも暴力団との関係が指摘されている。芸能界を含めて対処してもらいたい。
  • 相撲界の不祥事が取りざたされているが、全ての力士が事件に絡んでいるわけではない。真面目に稽古をしている力士もいるはずだ。コメントを取りたい取材者の気持ちもわかるが、無関係な力士たちへの執拗な取材は控えるべきである。
  • テレビをつければ関西弁の放送ばかりだ。関西出身のタレントが関西弁で喋りまくる。せめて、東京キー局制作の番組は標準語放送にしてほしい。「俺がしゃべるのが標準語じゃ」と言わんばかりに、関西弁を直そうとしないタレントにはうんざりする。かつて、地方の人間はテレビ放送で標準語や共通語を学んだが、今の放送ではそれができない。
  • おもしろ映像やびっくり映像を取り上げる番組では必ずといってよいほど、テレビ画面の左上にスタジオゲストの表情を映しているが、本編が見たい視聴者にとって邪魔以外の何ものでもない。特に録画して保存したい場合は非常に邪魔に感じる。そこで提案なのだが、各局でワイプについて視聴者がどう思っているのかモニタリングをしてもらいたい。

【ラジオ】

  • 「大相撲の野球賭博と暴力団」について、元力士をゲストに迎えてトークしていた。元力士は「暴力団は悪い人ではない、いい人が多い」「ずっと付き合っているが、立派な人が多い」など、暴力団を肯定する発言ばかりしていた。これらの発言に対して、司会者は全く否定せず、アナウンサーは沈黙したままだった。生放送中の発言とはいえ、司会者やアナウンサーが否定するチャンスはあった。違法なことやモラルに反することには、きちんと物を言わなければならないはずだ。何かこの番組のスタッフも含め、勘違いをしているとしか思えない。
  • あるラジオ局に点字一覧表を同封し点字で投稿したところ、断られた。私は視覚障害があるので点字でしかラジオ番組に参加できない。私のような人々の気持ちを理解してほしい。点字で手紙を出せないことはつらい。全国のラジオ局で点字での手紙を受け付けるようにお願いしたい。
  • パーソナリティーが、著作権法を犯し漫画をネット上に公開した少年に対しての感想で、「悪いとは思えない、時代の流れ」などと自説を展開し、ネット上に歌、漫画などを無断で公開することを推奨、容認するような発言を繰り返した。非常に問題だと思う。

【CM】

  • 注意を引くためか、携帯電話の呼び出し音を紛れこませたり、インターホンの音を微妙に忍びこませているコマーシャルがある。私自身は片耳難聴で、どこから音が来ているのか方向性がわからず、本当に呼び出されたかと思い驚く。世の中には、電話やインターホンの音にストレスを感じ、電話恐怖症の人もいるだろう。不必要にこのようなことをしてほしくない。
  • サプリメント・健康器具・化粧品など、通信販売のCMに見られる「あくまで個人の感想です」「効果には個人差があります」などの表現は、消費者に対する逃げの言葉だ。出演者もセミプロのようなエキストラタレントで、当然出演料が発生しているはずだ。仮に素人だとしても「ギャラ」は発生していると思う。これでは「何日で効果が現れた」と、効果を説明されても信用できない。

青少年に関する意見

【低俗、モラルに反する】

  • 司会者が出演者について「死んでしまった」などと発言した。人の生死を軽々しく語ったこの発言は非常に不愉快だった。この発言に対する問題の認識と反省を求めるとともに、当該発言をそのまま放送した放送局に対し憤りを感じる。こういった発言が青少年に与える影響の大きさを認識していただきたい。
  • 芸人と子どもが出演するコントで、深夜とはいえ子ども相手に「高飛車な女の落とし方」などを教えていた。このシリーズは、いくら子役といっても子どもに教える内容ではないし、意味が分かっていなくても子どもにさせる質問内容ではないと思う。もう少し品や常識のある内容にしてほしい。
  • 公共の電波を利用して、内輪のじゃれあい番組を放送することはいかがなものか。また「バカ」などの言葉も同様で、公共の電波でこのような単語を連呼することも見ていて不快感を覚える。この時間帯は小さな子どももテレビを見ていると思う。
  • 自局のドラマの番組宣伝のために、出演者の6歳の子役が早朝のニュース番組に出ていた。法的には問題ないのかもしれないが、6歳の子どもを朝早い番組に出演させることは問題だ。このような放送局の姿勢は改めるべきだ。

【性的表現に関する意見】

  • 児童ポルノ規制問題について、規制推進派に都合の良いデータばかりだった。このような問題の場合、賛否についての問題提起が重要なはずだ。賛成・反対どちらの意見があってもいいと思うが、片方だけの意見を過度に宣伝するような番組作りは問題である。「マンガやアニメもポルノ規制の対象」と印象付けるような発言もあったが、放送内容は公平なものであるべきだ。
  • 番組の後半で必ず”お色気ネタ”を出してくる。ゴールデンタイムで、視聴者の多くが小学生や園児を含む子どもやその家族であるのに、なぜ女性が下着姿になる場面が必要なのか。非常に楽しくよくできたコントで子どもはどうしても見てしまうのに、最後に出てくるお色気シーンはあさましい視聴率稼ぎとしか思えない。
  • 人気グループの悩み相談にレギュラー陣が応えるコーナーで、芸人が男性の下半身の名称を連呼しながら腰を振っていた。一度だけでなく何度も繰り返していた。子どもも見ているので過激な下ネタはやめて欲しい。

【いじめに関する意見】

  • 外国の学生によるいたずらの動画だが、どう見てもいじめに見える。この時間帯は多くの子どもも見ている。楽しそうに放送されると、このくらいはいいと思ってしまうかもしれない。被害者はたぶん怪我をしていると思う。このような放送はやめていただきたい。

【暴力・殺人シーンに関する意見】

  • 子どもが見る時間帯なのに暴力シーンが多すぎる。逃げまどう相手を執拗に殴りつけるなど、恐ろしくなるシーンばかりだ。このようなドラマが放送されると教育現場が荒れる。現場の教師は体をはって学校内の秩序を保っているのに、放送のおかげで多大な迷惑をかけられている。教員も心の底から傷つけられ、憤り、悔しい思いをしていることをどうか考えてほしい。
  • 登場人物を串刺しにして殺害することを暗示する場面があった。我が家では、小学3、5年生の子どもが視聴しているが、大人の私でも眼を背ける表現であり、極めて不適切であると思う。この他の部分についても、暴力表現についてリアリティーを追求する姿勢が優先されており、子ども向け番組としての配慮がなさ過ぎる。表現方法を検討するか、子どもが視聴できない深夜の時間帯に移すなどの対策が必要と考える。

【言葉に関する意見】

  • 民放各局のバラエティー番組での言葉使いが汚い。「てめえ」「バカ野郎」「この野郎」など、本当にひどい。子どもには「こういう言葉使いをしてはいけない」と常々教育しているが、これだけテレビで放送されていては子どもたちが真似するのも無理はないだろう。

【喫煙に関する意見】

  • 息子が毎週楽しみに見ているドラマだが、親の目から見ると主演の俳優の喫煙シーンが多過ぎる。かなりの頻度で煙草を吸っているが、私には喫煙の必然性が全く感じられない。まるで、演技力のなさを小道具で補っているように思われる。しかし、子どもにはその喫煙場面は格好よく映っているようで、青少年の喫煙に対する興味を助長しかねない。喫煙シーンをやめてほしい。

【報道に関する意見】

  • 中学生が先輩からのいじめで裸の動画を撮られた事件で、被害者の通う学校と思われる映像が何回も使用されていた。被害者への配慮がなさ過ぎる。動画を撮られた生徒の心境にもっと配慮するべきだし、学校の映像を使う必要があったのかも疑問だ。一旦世に出た動画は回収が難しく、それを更に拡散させるような報道は慎むべきだ。

【犯罪助長に関する意見】

  • 模倣犯罪を誘発するおそれのある殺人ドラマが多過ぎる。ドラマに影響されて犯罪に走る視聴者など実際にはほとんどいないだろうが、中には現実とフィクションの境界があいまいになり軽い気持ちで犯罪に走る者や、ドラマをヒントとして犯罪に利用する者も出るかもしれない。特に若い人への悪影響が心配だ。

【動物に関する意見】

  • 特番で「ウツボ対タコではどちらが強いか」を試すコーナーがあった。実験のため狭い水槽に入れられた両者はたちまち格闘を始め、ウツボの歯がタコの足に食い込むと表面は傷だらけになった。こうした残酷な行為は動物愛護の精神に反するものであり到底許されない。バラエティー番組なら動物虐待が許されるのか?子どもがこれに刺激されて動物をいじめたりすると問題だ。

【CMに関する意見】

  • 携帯用ゲームのCMで、「盗みまくれ」などと連呼し、盗みを煽動しているように聞こえる。最新のCMでは、友達の彼氏まで「盗んじゃおうかな」と言っており、青少年に悪影響だ。放送中止を要望する。
  • CMの放送について、テレビ局の姿勢に疑問を感じる。映画のCMで「ぶっ殺したろか」などの台詞が流れたが、子どもへの悪影響が懸念されるために作品はR-15指定なのではないか。CMは見ようと思わなくても見てしまう点で、映画を観るより問題であると思う。
  • パチンコのCMに対する苦情が多いにもかかわらず、いまだにパチンコのCMが垂れ流しなのは何故か?折角視聴者が苦情をBPOに伝えても、BPOからの各局への注意が聞き届けられないのであれば、BPOの存在価値とは何なのか?CMを無くすことは無理だとしても、子どもが見ない深夜枠に追いやるべきではないか。アニメなどで子どもの興味を引くようなパチンコCMは有害だ。

【視聴者意見への反論・同意】

  • 毎月のように「子どもに悪影響」との意見があり、それを受けて実際に放送が打ち切りになった番組もある。しかしそれが本当に子どもたちのためになっているのだろうか。テレビは教育機関ではないし、子どもに気を使って規制・自粛することが本来の仕事ではない。テレビが子どもにとって有害と思えるなら、家庭でテレビをつけない日を決めたり、親子でテレビについて話し合うなどすべきだ。