第207回-2018年10月23日
視聴者からの意見について…など
2018年10月23日、第207回青少年委員会をBPO第1会議室で開催し、7人の委員全員が出席しました。
委員会では、まず9月16日から10月15日までに寄せられた視聴者意見について意見を交わしました。
モンスターを退治するために冒険するというストーリーの深夜のアニメ番組で、少女がモンスターの集団に襲われるシーンについて「女性に対する性的暴力の描写があり非常に不愉快だ。青少年に悪影響を与える」「女性蔑視の内容を公共の電波で流すのは青少年の教育上いかがなものか」などの意見が寄せられました。これについて、委員からは、「性的暴行や残忍な行為を想像させるようなシーンはあったが、表現上の配慮はなされていた」「深夜の時間帯ということを考えると許容範囲だと思う」などの意見が出されました。また、中学生と教師の純愛をテーマとした連続ドラマについて「多感な子どもたちや若く未熟な教師に悪い影響を与える」「フィクションとはいえ、スキャンダラスかつ現実に起きてはならない不愉快な内容だ」などの意見が寄せられました。これについて、委員からは、「演出や表現は抑制的かつ慎重な配慮がなされており、直ちに青少年に悪影響を与えるとは言えない」「テーマがいけないとなるとテレビの表現自体を抑制してしまう」などの意見が出されました。
10月の中高生モニターのリポートのテーマは「最近聴いたラジオ番組ついて」で、28人から報告がありました。モニターからは、朝の番組について「朝起きて、好きな曲が流れてきたらテンションも上がります。地域のニュース、天気、電車の遅れなどタイムリーに流れてくるため便利です。母の年代に流行した曲が流れると家族で歌えます」、音楽中心の番組について「まったりした進行、落ち着く声量は、良い意味でBGMだと感じた。このような番組は今のテレビにはあり得ないし、とても貴重だと思う。愛される理由がわかった気がする」、夜の番組について「ラジオはテレビと違い、耳からしか情報が取り入れられないので、その分想像力がかき立てられる。寝る前に聞いてリラックスすることもできる。ラジオはその時間その時間で放送するジャンルやテーマを変えているように感じる。その点では、テレビより聴取者の目的を明確に、しかも正確にとらえていると感じた」、また、北海道胆振東部地震のラジオ情報について「地震発生直後だったので、アナウンサーも何が起きたのかよくわからないまましゃべっている感じだった。停電が2日間続き、テレビで情報を入手できなかったので、ずっとラジオをつけていました。被災してラジオを聞いて思ったことは、もっと自分の地区の情報について知りたいということです」などの意見が寄せられました。委員会では、これらの意見について議論しました。
次回は11月27日に定例委員会を開催します。
議事の詳細
- 日時
- 2018年10月23日(火) 午後4時30分~午後6時30分
- 場所
- 「放送倫理・番組向上機構 [BPO] 」第1会議室(千代田放送会館7階)
- 議題
- 視聴者からの意見について
中高生モニター報告について
調査研究について
今後の予定について - 出席者
- 榊原洋一委員長、緑川由香副委員長、稲増龍夫委員、大平健委員、菅原ますみ委員、中橋雄委員、吉永みち子委員
視聴者からの意見について
モンスター退治のために冒険するストーリーの深夜アニメ番組で少女がモンスターに襲われるシーンについて、「女性に対する性的暴行の描写があり非常に不愉快。青少年に悪影響を与えるのは確実だ」「女性が強姦されるような描写が存在する。青少年の教育上いかがなものか」「女性キャラが残忍に暴行される描写がある。非人道行為を面白おかしく描くアニメは青少年に暴行を肯定的に思わせてしまう」といった意見が寄せられました。
これに対し委員からは「性的暴行や残忍な行為を想像させるようなシーンは確かにあったが、直接的な表現はしていない。表現上の配慮はなされていた」「深夜の時間帯ということを考えると許容範囲だと思う」との意見が出されました。
男子中学生と女性教師の純愛がテーマのドラマについて、「多感な子ども達や若く未熟な教師にどれだけ悪い影響があるか計り知れない」「中学生をもって教師との恋愛を描くことは言語道断だ」などとの意見が寄せられました。
これに対し委員からは「演出や表現は抑制的かつ慎重な配慮がなされており、直ちに青少年に悪影響を与えるとは言えない」「テーマがいけないとなるとテレビの表現自体を抑制してしまう」「連続ドラマで、始まったばかりなので今後の推移も見守るべき」との意見が出されました。
昼のバラエティー番組でゲストの男性芸人が、女性出演者を突き飛ばしたり、段ボール箱を投げつけたことに対して、「暴力的で女性蔑視である。子どもが真似をするのではないか」「暴力的な演出が不快。教育上問題があると感じた」などとの意見が寄せられました。
これに対し委員からは「上品な演出とは言えない」「こういった行為はこの男性芸人の芸風で、共演者も分かったうえでやっている。特に女性だけをターゲットにしているわけではない」「芸風とは言え危ない感じがした」との意見が出されました。
これらの件に関しては、これ以上話し合う必要ない、となりました。
中高生モニター報告について
34人の中高生モニターにお願いした10月のテーマは、「最近聴いたラジオ番組について」でした。また「自由記述」と「青少年へのおすすめ番組について」の欄も設けました。全部で28人から報告がありました。
「最近聴いたラジオ番組」では、ひとりで2つの番組を報告したモニターがおり、全部で29番組について報告がありました。また、リアルタイム聴取かタイムフリーのアプリを利用したかについてもたずねましたが、リアルタイム14人、アプリ利用15人という結果でした。それぞれパーソナリティーは異なりますが、『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)を6人のモニターが取り上げています。それ以外の番組では『SCHOOL OF LOCK!』(エフエム東京)を報告したモニターが3人いました。そのほかのモニターが選んだ番組は全て異なっていました。
「自由記述」では、物語の終盤で東日本大震災を取り上げたドラマのストーリーに違和感を覚えたという東北在住のモニターが、地元紙の切り抜きを添えて意見を述べています。
また先月あるモニターが自由記述で報告した「事件報道の際、被害者の写真としてプリクラが使われることに違和感がある」という意見に「とても共感した」との感想を寄せたモニターもいました。
「青少年へのおすすめ番組」では、『ウケる!偉人伝』(日本テレビ)を4人、『あいつ今何してる?』(テレビ朝日)と『極鬼ザ・チェイスタグ』(NHK総合)を3人、『Nコン2018』(NHK Eテレ)を2人のモニターが取り上げています。
◆委員の感想◆
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【最近聴いたラジオ番組について】
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スマートフォンなどのアプリで聴取しているモニターも多く、ラジオの聴かれ方が変わってきているのだなと思った。
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ラジオ文化に関する評価を分析的にしてくれているモニターのリポートが興味深かった。
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「ラジオで聴いた曲を友達や家族と歌ったりする」ということを書いてくれたモニターがいたが、人と人とをつなぐ役割をラジオが果たしているということを中学生のモニターが感じているのだと思った。
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「ラジオは勉強しながらでも集中を途切れさせることなく聴くことができるので、もっと多くの中高生に聴いてほしい」と報告しているモニターが、「中高生が対象のラジオ番組が少ないと感じるのでもっと中高生向けの番組があればうれしい」と希望していることは、制作者に伝わればいいと思う。
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『NHKマイあさラジオ』(NHKラジオ第1)を登校前の30分リアルタイムで聴き、「朝の忙しい時間に、ニュースや社会問題の解説や天気予報などがコンパクトに盛り込まれていて飽きなかった。これから毎朝、聴き続けたい」と書いてくれたモニターがいたが、おそらく朝の時間にテレビがついているのと、ラジオが流れているのとでは、何かはっきりとした違いがあったのかな?と感じた。
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複数のモニターがラジオを聴取した感想として「スピードがゆっくりしていてリラックスできた」と述べているが、テレビのテンポの速さに対してラジオの場合は「ゆっくり」「リラックス」「パーソナル」というあたりに中高生は、メディアとしての意味を感じていることがわかり興味深い。
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【自由記述について】
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連続テレビ小説『半分、青い』の物語の展開について、宮城県のモニターが新聞の切り抜きを添えて意見を述べてくれている。ヒロインの親友が震災で亡くなるというストーリーに違和感を覚えていたが、震災で娘を亡くした女性の新聞投稿を読んでその内容にとても感動し共感したという報告だった。わざわざ新聞の切り抜きを添えてリポートしてくれるぐらい感じるところがあったのだろうと思う。震災の当事者であるがゆえに、受け手の立場によって物語の受け止め方・とらえ方に違いがあるということは、ぜひ制作者に伝えたい。
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◆モニターからの報告◆
- 【最近聴いたラジオ番組について】
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『Morning Gate-FM PORT-』(リアルタイム聴取/新潟県民エフエム放送)朝、学校に送ってもらう車の中で聴きました。天気予報や渋滞情報など今知りたい情報ばかりでよかったです。音楽も元気が出るような曲が多く明るい気分になりました。テレビとは違って耳だけで伝わる工夫があるのだと感じました。ラジオは防災用だというイメージでしたが、元気で明るい声のアナウンサーで落ち着いて行動することができたり、嫌なことがあっても元気になったり勇気を与えたりできる仕事だと思いました。(新潟・中学1年・女子)
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ラジオの聴きはじめは映像がなくてわかりにくかったが、聴いているうちに想像で補えるようになり、ラジオにはラジオの良さがあり、テレビに劣るわけではないと思った。聴きながら他のことをできることが、ラジオの良さだと思った。(新潟・中学2年・男子)
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『アルコ&ピース D.C.GARAGE』(リアルタイム聴取/TBSラジオ)自由にしゃべっている感じがして聴いている私も現実世界から解放される気がしました。自由さのない番組が多い中で、コーナーを飛ばしたり、ゾウとタラしか友達がいないとか、脳が沸騰するほどの低音が出せるとか、ウソを平然と話せるのは、この番組の魅力です。アルコ&ピースの世界観が誰にも邪魔されず、番組全体が1本のコントのようになっているのは他にはなく珍しいので面白いです。良い意味でくだらなくて、無意識のうちに笑っていました。(岐阜・中学2年・女子)
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『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)ひとつの話から話題が枝分かれしていくのは、テレビでは味わえないラジオの味だと感じます。ラジオだと芸能人との親近感やリスナーとの一体感があるので「お決まりの○○」というのができがちだと思います。でもこの番組は、そこに一言添えてくれるので、約束事がどういうことかすぐに分かり、聴きやすいです。トーク中心になっていて、選曲は流行のものが多く、曲数も少なめなのはAMの良さが出ていて好きです。(岐阜・中学2年・女子)
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『on-air with TACTY IN THE MORNING』(リアルタイム聴取/FM802)私は朝、ラジオを聴くことが多いです。テレビは見入ってしまうので、時間がない朝は聞き流すことのできるラジオがいいからです。朝、起きてきて好きな曲が流れてきたらテンションも上がります。地域のニュース、天気、電車の遅延などの情報もタイムリーに流れてくるので便利です。平日はこの番組で最新の音楽を聴いているので、学校で友達と一緒に歌ったり、母の年代の流行歌が流れると家族で歌うこともできます。「きょうから試験です。寝不足だけど頑張ります」というようなメッセージがDJに読まれると、自分もがんばろう、と元気をもらえます。(大阪・中学3年・女子)
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『SCHOOL OF LOCK!』(リアルタイム聴取/エフエム東京)この番組は学校や進路の悩みや趣味のことを知ることができ、また逆電話やウェブの掲示板をパーソナリティーである校長や副校長が読み上げてくれるなど、リスナーと番組との距離が近く感じてとても良い番組だと思います。ラジオは勉強をしながらでも集中を途切れさせることなく聴けるので、もっと多くの中高生に聴いてもらいたいと思います。中高生対象のラジオ番組が少ないので、もっとあったらいいなと思います。(東京・中学3年・女子)
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<J-WAVEの番組全般について>(タイムフリー聴取/J-WAVE )J-WAVEは昔から家でBGM代わりに流れていた記憶がある。J-WAVEには様々な企画があるが、そのほとんどが音楽に関する企画だ。曲紹介や新人アーティストの紹介などだ。まったりとした進行、落ち着く声量は良い意味でやはりBGMだと改めて感じた。このような番組は、まず今のテレビではありえないし、ラジオの中でもとても貴重だと思う。ラジオの良さが全面に出ており、愛される理由がわかった気がする。(東京・中学3年・男子)
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『ゴールデンアワー』(リアルタイム聴取・エフエム沖縄)いろいろ忙しくなりしばらく聴けていなかった番組。久々に聴いたが、この番組は何も考えずに聴けるので楽でいいと思った。地元の人に寄り添いながらも、観光客の方々にも親しみをもってもらえるような番組なんだと感じた。実際、今回の放送では、沖縄を観光で訪れているリスナーの方がメッセージを投稿していた。この方は、沖縄に観光で来る前からこのラジオの番組を聴いていて、何度かメッセージも送っていたらしい。こうやって観光客の方々が沖縄のローカルラジオ番組を聴いてくれるのは自分としてもうれしいことだ。他のリスナーの方々のメッセージの中に、新しい発見があったり、部活中のあるあるだったりといろいろな刺激があった。こうやって見ず知らずの人の話を楽しく共有できるのはローカルラジオのいいところだと思う。(沖縄・高校1年・男子)
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『NHKマイあさラジオ』(リアルタイム聴取/NHKラジオ第1)登校時間の関係で朝の30分間くらいしか放送を聴くことができないのだが、そんな忙しい朝にぴったりの番組だと思う。ニュースを伝えたり、専門家をよんで社会問題について議論したり、その日の天気予報を行ったりするなど様々なコーナーがあるのだが、それら全てがわかりやすく、短く的確にまとめられているので通学前・通勤前の人々にも聴きやすいラジオだと思う。(兵庫・高校1年・男子)
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『オールナイトニッポン MUSIC10』(タイムフリー聴取/ニッポン放送)ラジオはテレビと違い、耳からしか情報を取り入れられないので、その分想像力が掻き立てられる。また視覚情報によって眠りが浅くなることもないので、眠る前に聴いてリラックスすることもできる。ラジオは時間帯によって放送するジャンルやテーマを変えているように感じる。その点で言えば、テレビよりもリスナーの目的を明確に、しかも正確にとらえていると感じた。最近ラジオを聴く時間があまりなく、ラジオと疎遠になっていたのだが、いま改めて聴いてみると、とても癒され、リラックスでき、面白い。ラジオを聴くことが再び私の夜の習慣となりそうだ。(愛知・高校1年・男子)
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<北海道胆振東部地震に関連した情報について>地震が起きる前夜、私は10時ごろ就寝しましたが、午前3時頃、激しい揺れで目が覚めました。震度は5強でした。起きて電気を点けようと思っても暗いままでした。母はすぐ懐中電灯とラジオを持ってきて、家族みんなでラジオに耳を傾けました。地震発生直後だったので、アナウンサーも何が起きているのかよくわからないまましゃべっているような感じでした。自分の家だけが停電しているのではないか?町の中心部はどうなっているのか?など、いろいろな疑問が解消されました。停電は2日間続き、テレビで情報を入手できなかったので、ずっとラジオをつけていました。今回、被災しラジオを聴いていて思ったことは、もっと自分の暮らす地区についての情報が欲しいということでした。どのお店が開いていて、どこが避難所になっているのかなど、もっと地域を取り上げた番組があればいいと思いました。(北海道・高校2年・女子)
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『山下達郎のサンデー・ソングブック』(タイムフリーで聴取・エフエム東京)10月で26周年を迎え、27年目になる長寿番組。曲とその間のリスナーのハガキ紹介、それに応える山下達郎さんのトークのバランスが絶妙で、リスナーにそっと寄り添うような程よい距離感が保たれていると感じた。山下さんの言葉には26年間続いているからこその安定感があった。オンエアされた洋楽やオールディーズの曲は高校生の私が知らないものばかりだったが、新鮮に感じもっと聴いてみようとYouTubeで音源を調べるきっかけとなった。(音質はラジオの方が格段に良かった)また、リスナーのハガキに対して鋭く突っ込んだり毒づいたりする山下さんの一言が面白く、私が抱いていたイメージと異なっていて意外だったと同時に、このトークもリスナーを惹きつける要素のひとつなのだろうと思った。ラジオは音で伝えるメディアなので作業をしながら聴きやすいが、この番組は特にリスナーとの距離感からそのメリットを最大限に生かしているものだと思った。(東京・高校2年・女子)
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『菅田将暉のオールナイトニッポン』(タイムフリー聴取/ニッポン放送)私はラジオを聴く機会は今までほとんどなく、若者のテレビ離れ以前にラジオ離れは多いのではないかと思いました。また久しぶりにラジオを聴いてみてラジオは何かしながら聴くことができるので、いいなと思いました。菅田将暉さんはSNSではあまりプライベートなことはつぶやかないのでこの番組は普段の話やプライベートな話を聴くことができる唯一の場なのでファンとしてはとても面白かったです。久しぶりにラジオを聴いて楽しかったので、テレビや動画ばかりではなくラジオもたまには聴こうと思いました。(東京・高校2年・女子)
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『SCHOOL OF LOCK!』(タイムフリー聴取/エフエム東京)以前のモニターリポートでこの番組が取り上げられていたので気になって聴取してみました。私はほとんどラジオを聴かず、この番組の存在も知りませんでした。中高生向けのラジオ番組があることも知らなかったので驚きました。一番記憶に残ったのは「掲示板逆電」のコーナーです。リスナーからの重い内容の相談を、パーソナリティーのふたりがまっすぐ受け止め、相談に乗っていることに驚きました。ラジオの温かさを感じました。電話を通じて相談でき、リスナーと出演者が直接つながれることがラジオの強みであり、その強みを最大限に生かした番組だと思いました。何かに悩む中高生に対して元気を与える番組だと感じました。また聴いてみようと思います。(東京・高校3年・女子)
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【自由記述】
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NHKの連続テレビ小説『半分、青い』で、ヒロインの親友が東日本大震災で亡くなりました。「ここまでしなくても」と思いました。地元の新聞の投稿欄にも、そう感じた方の声が掲載されていました。当時31歳だった娘を震災で亡くしたというその方は、震災から10日目に遺体と対面され大きな悲しみと衝撃に直面されたそうです。「たとえドラマであっても、また、悲しみが増すのです」と書かれたその記事が、すごく心に響きました。せめてドラマではハッピーエンドで終わってほしかったと思いました。(宮城・中学2年・女子)
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以前、台風で風が強く、あまりにもうるさくて眠れなかった夜、ラジオを聴いてなんとか眠ることができた。ラジオは私にとって大切なものだと、改めて感じた瞬間だった。(東京・高校2年・女子)
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先月のモニターリポートの「事件報道の被害者写真にプリクラが使われることへの違和感の意見」にとても共感しました。もう大人なのに学生時代の卒業アルバムなどの写真が使われることも同様に疑問です。(東京・高校2年・女子)
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【青少年へのおすすめ番組】
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『ライオンのグータッチ』(フジテレビ)小学生などの子どもが頑張る姿にスポットを当てる番組だが、やはり子どもたちの真剣なまなざしには目を見張るものがある。(東京・中学3年・男子)
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『極鬼ザ・チェイスタグ』(NHK総合)チェイスタグのルールもわかりやすく、各界のスポーツ選手・体力自慢が集まり1番を決めるというシステムもシンプルでとても面白かった。今後も続いていき、人気が出てくるようであれば、フィールドをボクシングなどのように360°観客で囲うようにしても面白いと思った。(東京・高校3年・男子)
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調査研究について
2017度に実施した「青少年のメディア利用に関する調査」の報告書が担当の菅原委員より提出され、各委員が、精査したうえ、次回委員会で最終的な確認を行うことになりました。
今後の予定について
- 10月2日、熊本市にて開催された熊本地区の放送局との意見交換会について、当日地元局で放送されたニュースを視聴したうえ、総括しました。11月19日、盛岡市にて開催される岩手地区の放送局との意見交換会について最終的な確認を行いました。また、東京で開催される第2回「学校の先生方との意見交換」について、開催日を2019年2月23日(土)に決定しました。
以上