第188回–2017年1月24日
二つのバラエティー番組について討論…など
2017年1月24日に第188回青少年委員会を、7人の委員全員が出席しBPO第1会議室で開催しました。まず二つのバラエティー番組について討論しました。そのあと12月1日から1月15日までに寄せられた視聴者意見について、1月の中高生モニター報告や今後の予定について話し合いました。
なお委員会に先立ち、東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎氏を講師に迎え、在京テレビ局7社23人と委員との「放送における障害者~当事者の視点から見た現状~」と題した意見交換会・勉強会を開催しました。【詳細はこちら】
次回は2月28日に定例委員会を開催します。
議事の詳細
- 日時
- 2017年1月24日(火) 午後4時35分~午後6時45分
- 場所
- 放送倫理・番組向上機構 [BPO] 第1会議室(千代田放送会館7階)
- 議題
- 二つのバラエティー番組について討論
視聴者からの意見について
中高生モニター報告について
調査研究について
今後の予定について - 出席者
- 汐見稔幸委員長、最相葉月副委員長、稲増龍夫委員、大平健委員、菅原ますみ委員、中橋雄委員、緑川由香委員
二つのバラエティー番組について討論
●「バラエティー番組でお笑い芸人が真っ逆さまに頭からプールに飛び込むシーンがありました。首の骨を折ってもおかしくない状況で非常に危険です。安全管理を徹底してほしい」という視聴者意見があり委員全員が番組を視聴した上で討論しました。委員からは次のような意見が出ました。
- 映像を見る限り顎をしっかり引いて飛び込んでいる。初心者のように見せて飛び込んだのかもしれない。
- 「よい子はマネしないでね。」の注意喚起やスタジオのフォローもあったが、飛び込みの危険性についてのメッセージは無かった。
- プールでの飛び込みは小中学校では禁止され、事故が相次いでいることから高校でも指導要領の改訂が検討されている。ただ、あの程度の飛び込みを放送に適さないとまでは言えない。
- 今回の番組では事前に対応していたようだが、たとえバラエティー番組であっても危険が想定される行為を放送する場合、安全性の確保はもちろんのこと、その必要性や社会的な影響を考えた上で判断してほしい。
などの意見が出ましたが、討論の結果これ以上の段階に進む必要はないとしました。
●「バラエティー番組で、罰ゲームとしておしりをしつこく繰り返し蹴られるシーンがあった。これはいじめの契機となるのではないか。笑いがあれば暴力も見過ごされるのだろうか」などの視聴者意見があり、委員全員が番組を視聴した上で討論しました。委員からは次のような意見が出ました。
- キックを受けた後、よろよろとしてロッカーの角で顔を打ちそうになったのはハプニングだと思えた。危険だと感じた。
- キックを受けている方も"おいしい"と思っているように見える。演出の中でありお約束の一部だろう。
- 同じようなバラエティー上の演出と比べて野蛮とは受け取れなかった。ただ、1人を孤立させて笑いを引き出すという典型的ないじめの構図であり、いかがなものかと思う。
- バラエティー番組であっても、安全性の確保は重要であり、いじめを想起させるような演出については十分慎重であってほしい。
などの意見が出ましたが、討論の結果これ以上の段階に進む必要はないとしました。
視聴者からの意見について
●「生放送で女性芸人にドッキリを仕掛けていたが、いじめにしか見えなかった」、「殿様が遅刻した家来にお仕置きをするコントがあったが、いじめにつながる行為ではないか」、「スケートを題材にしたアニメで男性同士の同性愛を連想させるシーンが見られた。子どもたちの健全な性に対する考え方の形成に悪影響を及ぼしかねない」などの視聴者意見について話し合いましたが、現段階ではいずれもこれ以上話し合う必要はないとなりました。
中高生モニター報告について
32人の中高生モニターにお願いした1月のテーマは「年末年始に見た番組の感想」でした。また「自由記述」と「青少年へのおすすめ番組について」の欄も設けました。全部で23人から報告がありました。
「年末年始に見た番組の感想」では、1人で複数の番組について報告を寄せてくれたモニターもおり、『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)をはじめとする歌番組に14人から、『ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ)などのバラエティー番組に8人、スポーツ中継に2人、ドラマ映画番組に2人から報告がありました。最多の12人から感想が寄せられた『第67回紅白歌合戦』については、「祖父母の家で家族みんなで紅白を見ることが我が家の恒例の年越し」であるという声や、「今年は例年になく制作者の意気込みが感じられた」という感想の一方、「マンネリを変えようという制作者の姿があからさまに丸見えだったのはいかがだろうか」という意見もありました。また「毎年楽しみにしている」という意見が複数寄せられた『ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』は、6人のモニターが取り上げました。
「自由記述」では、「年末年始はバラエティー番組ばかりで飽きる」という意見や、「今回は、芸人に体を張らせる番組が多かったように感じる」という報告もありました。
「青少年へのおすすめ番組について」は、『関口宏の東京フレンドパーク2017 新春ドラマ大集合SP!!』(TBSテレビ)に「小さい頃、よく見ていた番組で懐かしかった」「当時の空気感が感じられる、変わらぬ良さが残っていて安心した」といった感想や「初めて見たが古い感じがした」という意見などが4人から寄せられました。
◆委員の感想◆
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【年末年始に見た番組の感想】について
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番組に偏りがあり、バリエーションが意外に少ないと感じた。しかし、どのモニターも「家族揃ってテレビを見るという幸せそうな年越しをしているのだな」ということが垣間見えた。
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『ONE OK ROCK 18祭~1000人の奇跡 We are』(NHK総合)についてかなり熱く書いてくれているリポートがあるが、これを読んで今の若い人が支持しているものが分かった。
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『ONE OK ROCK 18祭~1000人の奇跡 We are』について「ここまで勇気や元気、感動をもらえる番組は初めて。素晴らしい番組。この番組を見ることができて本当に良かった」というモニターが絶賛するコメントを読んで、ぜひこの番組を見てみたいと思った。
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『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)について「副音声やインターネットなどで飽きずに見ることができる工夫があって面白い」と評価しながらも、利用者目線でそのツールの改良の余地を指摘していた意見に感心した。
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『第67回紅白歌合戦』の「変わろうとしていること」や「これまでにない演出」のおかげで「飽きずに見ることができた」という感想を持ちながらも一緒に視聴していた「祖父母には不評だった」ことなどから、「多世代が楽しむことができる番組を仕立てることがどんなに難しいことかを考えた」という気づきが複数あった。
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『ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ)について、「小さい頃から楽しく見てきたが、モニターの視点で見てみると危ないシーンがあった」という意見に、多角的にテレビを視聴しようとする中高生モニターの意欲が感じられた。
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「年末年始に見た番組の感想」というテーマだったからか、寄せられたリポートのほとんどが、大晦日と正月三が日の番組だった。テーマを「冬休みに見た番組の感想」にした方が、モニターたちも広く考えることができたかもしれない。
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【自由記述】について
- 「モニターになってから、テレビを何となく見ることが減った」と言い、自分なりのこだわりを記述してくれたリポートがあったが、モニターとしての意義を感じてくれていることが分かりうれしかった。
- 「海外の友人と一緒にテレビを見たが、英語字幕に対応している番組が非常に少なくて残念な思いをした。2020年に向けて英語字幕や英語副音声の番組が増えてほしい」という指摘に感心した。
- ラジオについて「昔からの文化が残っている感じがとても好き」だとラジオの良さを語ってくれた記述に興味をひかれた。
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【青少年へのおすすめ番組】について
- 『関口宏の東京フレンドパーク2017 新春ドラマ大集合SP!!』(TBSテレビ)について書いてくれたモニターが4人もおり、番組の根強い人気がうかがえた。ぜひ制作サイドに伝えてほしい。
◆モニターからの報告◆
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【年末年始に見た番組の感想】
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- 『ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ/長崎国際テレビ)普段テレビを見る時はほとんどが録画です。この番組は、ところどころリアルタイムで見ました。毎年家族で見ます。父も兄も妹も大好きです。みんなで笑って楽しいです。今年は方正もタイキックされて笑いました。ウランちゃんにも笑い袋を押され続けて、何度も叩かれていました。大変なお仕事です。だけど面白いです。じゃんけんホイホイは家族でもしました。(長崎・中学1年・女子)
- 『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)普段、大晦日は『絶対に笑ってはいけない24時』を見るのですが、今回の年末年始は、『紅白歌合戦』をずっと見ていました。なぜかというと、今回は星野源やRADWINPSなどの流行った人たちが出ていたからです。学校でも、それらの人達が出るので見ると言っていた人が多かったです。ニュースなどで、紅白は少し若い世代の人向けになったと聞きましたが、本当にそのように感じました。少しバラエティーの要素も入れてきたりしていたので、これからの紅白はどうなるのかなと思いました。(東京・中学1年・男子)
- 『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)紅白歌合戦は毎年見ていますが、副音声やインターネットなどで常に飽きずに見ることができる工夫がしてあるのは、とても面白いと思います。ただ、副音声やインターネットのトークコーナーでは、誰が出ているのかずっと見ていたり聴いていたりしないと分からないので、画面の端に小さく表示してくれると便利で良いと思います。(岡山・中学2年・女子)
- 『ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ/札幌テレビ)毎年楽しみにしているので楽しく見ることができました。面白いものもあれば、ちょっとやり過ぎなのではという内容もありました。まず、食べ物を粗末に扱っているシーンがあったことが少し嫌でした。ラーメンを床にぶちまけたりするのは心が痛くなります。次に体張り勝負で、男性の大事なところを痛みつけるようなゲームをしていたことです。これを見た人たちが真似をして取り返しのつかないことに発展してしまう危険があります。最後に、蝶野さんが毎年恒例で方正をいじる時に耳元で大声を出したりしていたことです。小学生くらいの子だったら一人は絶対に真似します。これが一番ひどいと思います。(北海道・中学2年・男子)
- 『ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ)小さい頃は、ただ面白くて見ましたが、こうしてモニターの視線で見ていると結構、危ないシーンがありました。下手したら、けがをしてしまいます。そしたら、けがをした人も嫌になるし、視聴者も見ているのが嫌な気分になります。(埼玉・中学2年・男子)
- 『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)紅白歌合戦といえば、毎年祖父母の家に行って見ることが恒例となっています。その年に流行った歌が出来事とともに振り返れるので良いです。また、恋ダンスも含めPPAPやパーフェクトヒューマンも歌われており、NHKの堅苦しいイメージが和らぎ子どもも楽しんで見られるという点でも良いなと思いました。ただ、私の祖父が「最近の紅白は若者の歌ばかりでよく分からなくてつまらない。」と言っていたので、すべての年齢に受ける番組にするのは厳しいと思いました。また、視聴者がdボタンで紅白投票ができる機能は兄弟で楽しめたので良かったです。ただ、最後の結果発表の時に視聴者投票では白が勝っていたのに、審査員投票で逆転しましたが、仕組みが分かりにくかったので、もっときちんと説明するべきだと思いました。(千葉・中学3年・女子)
- 『ONE OK ROCK 18祭~1000人の奇跡 We are』(NHK総合)最初はアーティスト目当てで見ていましたが、すごく心に響く番組でした。とても勇気を貰えました。感動しました。僕と同世代の子たちが番組の最後、ONE OK ROCKと一緒に歌を歌っている場面はすごく鳥肌が立ちました。うまく言えませんがとても感動しました。みんな悩みや希望、夢などいろいろ抱えている気持ちをむき出しにして声に出してぶつけている感じが何とも言えない気持ちになりました。一人一人がみんなとてもキラキラしているようにも見えました。とても胸が熱くなりました。パワーをすごくもらえました。仕事や勉強、恋愛や将来の目標など、それぞれが悩みを抱える世代がこの歌を歌う姿、すごくかっこ良かったです。人生一度きりなので後悔したくないと思ったし自分に正直に精一杯生きたいと思いました。ここまで心を揺さぶられるというか感動させられるとは思っていませんでした。今この番組を見ることができて本当に良かったと思っています。今悩んでいる人、夢に向かって頑張っている人、普通に生きている人、年齢関係なく一人でも多くの人に見てもらいたい番組でした。テレビを見てここまで勇気や元気、感動を貰える番組は初めてというくらい素晴らしい番組でした。この番組を今見ることができて本当に良かった。(愛知・中学3年・男子)
- 『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)今年の紅白は、現状を抜け出そうとして、今までの常連の歌手を排除し、新人の歌手などを受け入れ、NHKの並々ならぬ意気込みを感じた。まず、司会の2人が、ゆったりとしており、好感が持てた。これがフレッシュというものだ。タモリさんとマツコさんの軽妙な掛け合いもあり、僕は、賛成である。色々な意見があるが、この軽妙なやりとりが、次の歌へ「息抜き」となり、良かった。ただ家は、3世代で住んでいるために、おじいちゃんに今回の紅白の印象を聞くと、興味が全く持てなかったとのこと。やはり、全方位に納得させる番組は、無理と感じた。でも、やっぱり、今年の年末の紅白が楽しみになってしまう今日この頃である・・・(東京・中学3年・男子)
- 『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)毎年、祖父母の家で紅白を見てから年を越すのが私の家では恒例だが、例年に比べ今回の紅白は良くも悪くも違った印象を受けた。良かった点としては、番組の展開に非常にわくわくして飽きずに見ることができたこと。悪い点は、全ての世代が楽しめる演出ではなかったこと。それともう一つ悪い点として、あまりにも制作者がマンネリを防ごうとしている姿が丸見え。「今年の紅白は違うぞ」とあからさまに見せられているように感じ、視聴者にそれは伝わってよいものなのか?私は疑問に思った。(東京・高校1年・女子)
- 『第67回紅白歌合戦』(NHK総合)毎年大晦日の夜は紅白を見ています。今回の紅白は、今まで見てきたそれとは少しばかり違う印象を受けました。振り返ってみると、2016年は実に多くの流行、トレンドがありました。君の名は、恋ダンス、ピコ太郎、シン・ゴジラ・・・・。それらをあの4時間30分の中ですべて触れようとした結果、番組として統一性がなくなってしまったような感じがしました。紅白歌合戦とは、大晦日の夜に、1年を振り返りながら家族、親戚、世代を超えて歌を楽しむ番組だと定義できます。世代を超えて楽しめる、とは、どのような番組のことを言うのか。ただ、各世代の流行にとりあえず触れておけばいいのか。また、そもそも音楽番組なのに、音楽以外のパフォーマンスに注目が行ってしまうのは、どうなのか。「良い紅白」とは、どういう番組か、今回はその正解からは少し遠かった気がします。次回の紅白に向けて、制作側のさらなる努力に期待したいと思います。(京都・高校1年・男子)
- 『ダウンタウンの大晦日年越しスペシャル!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ/福岡放送)大晦日は毎年この番組をメインに見て、家族で盛り上がっています。笑いのツボは世代によって違うことも多いが、この番組を見ていると世代は関係ないなと感じる。今回は、イケメンでセクシーだと言われている俳優の斎藤工がお笑いのサンシャイン池崎の完全コピーをしたシーンに一番驚いた。これまでのイメージとは全く違う斎藤工は、意外でむちゃくちゃ面白かった。そして、一方でカッコイイ!!と思った。自分のイメージに縛られないで新しいことを全力でやるのは難しい。こういうことにチャレンジする人が成功するのかもしれないなと感じた。(福岡・高校1年・男子)
- 『第95回全国高校サッカー選手権大会』(日本テレビ)今年も白熱していた。毎年様々なドラマが起きるのがこの大会で、決勝に行くまでに、心揺さぶられる試合が何度もあった。決勝を戦った青森山田高校と、前橋育英高校は、今まで戦ってきたチームの想いも背負って決勝を戦っているのかと思うと、胸の内が熱くなる。決勝のスコアは5-0で青森山田高校の勝利だったが、どちらも素晴らしいプレーをしていてとても良い試合だった。自分も悔いの残らないようなプレーをして、残りわずかな時間を大切にしたいと思った。(東京・高校2年・男子)
- 『笑点お正月だよ大喜利祭り!歌丸綾瀬はるかTOKIO城島ピン子ら豪華ゲスト登場』(日本テレビ/山口放送)明るく楽しく番組が進んでいったので、元日から良い気分になれました。大喜利のコーナーでは、どの出演者にもキャラクターが確立していて、いつも面白いので「安心感」があります。これが視聴者を長く引き付ける魅力になっているのだと思います。出演者同士も互いにいじりあうなど仲が良い雰囲気でアットホームなので、視聴者も明るい気分になれます。また、公開収録になっているので観客の笑い声も聞こえるのでさらに「一体感」を感じることができます。このような番組は、他にはないと思うので長く続いてほしいです。(山口・高校2年・男子)
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【自由記述】
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- 年末年始なのに、バラエティー番組が多い!ちょっと飽きる。(石川・中学2年・女子)
- 年末年始に海外から友達が来日しました。テレビを一緒に見ていた時、英語字幕をつけようとしたら、英語字幕に対応している番組が少なく、すごく残念な思いをしました。これから先、英語学習が見直されて、小学生から英語の授業が始まり、2020年の東京オリンピックではたくさんの外国人観光客の来日も予想されます。だから、英語字幕や英語副音声などで外国人と一緒に楽しめる番組が増えていくと良いと思います。日本の文化や歴史を紹介するようなドキュメンタリー番組や今の若者が好むバラエティー番組などに英語字幕や英語副音声がつくといいなと思います。(岡山・中学2年・女子)
- 今年の年末の番組は、少し体を張りすぎていた番組が多かったように思えます。芸能人が裸でゲームをしていて、罰ゲームで電気が流れている棒に当たらないようにくぐるというものがあって、地面が氷で滑っていて、なおかつ体も濡れている状態で行うのは危ないと思います。感電してしまいますし、発火してしまう危険もあります。(埼玉・中学2年・男子)
- 冬休み中、私は勉強中にラジオを聴く時間が多くありました。テレビに比べて画面を見る必要がないので、勉強に集中できるため音楽と同じ感覚で聴いていました。リスナーさんたちから送られてきた手紙を読んだり、リクエストのあった曲を流したりする昔からの文化が残っている感じがとても好きです。また、映像が無いので自分で想像しながら楽しむこともできます。周りの友達にラジオを聴いていると驚いた顔をされることも多いですが、みんなにも聴いてほしいです。(高知・高校1年・女子)
- 青少年モニターとしてリポートを出すようになって、テレビを何となく見ることが減った。見ることで何か得したり、知識が増えたり、気分転換になったりすることもこだわるようになった。(福岡・高校1年・男子)
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【青少年へのおすすめ番組について】
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- 『林修の今でしょ!講座 2時間スペシャル』(テレビ朝日)予備校講師、林修先生と東京大学教授でNHK大河ドラマの監修も務める本郷和人先生が大河ドラマにしたい歴史上の人物を3人ずつ計6人紹介しました。私は本郷先生の解説の方が分かり易く親近感を感じるように思いました。また自分が、まだ知らないような偉人も出てきて学校の歴史の授業よりすごく面白かったです。(東京・中学1年・女子)
- 『関口宏の東京フレンドパーク2017新春ドラマ大集合SP!』(TBSテレビ/長崎放送)フレンドパークは初めて見ました。クイズ番組は普段はほとんど見ません。知っている人が出ていなかったからかもしれません。あまり面白くなかったです。古い感じがしました。(長崎・中学1年・女子)
- 『関口宏の東京フレンドパーク2017新春ドラマ大集合SP!』(TBSテレビ)小さい頃によく見ていて、特にハイパーホッケーのコーナーが好きだったのですが、数年ぶりに放送されてもホンジャマカの二人はホッケーが上手くて、3組を相手に次々対戦しても見応えがあって面白かったです。今回の東京フレンドパークは、久しぶりに見てもとても面白かったので、また放送してほしいなと思いました。(東京・中学2年・男子)
- 『相葉マナブ1時間SP! 2020新しい東京へ マナブ工事中24時!』(テレビ朝日/山口朝日放送)東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さまざまな建造物などが変わりつつある東京を取材した番組です。いろいろな工事現場の裏側を見ることができました。適宜クイズなどを交えていたので飽きずに視聴することができました。特に私は、地下鉄の工事の様子が印象に残りました。今後の東京の姿は、多くの人々が興味を持っている事柄だと思うのでそれを工事現場という視点で見ることができて良い番組だと思いました。(山口・高校2年・男子)
調査研究について
2016年10月14日に立命館アジア太平洋大学で留学生との意見交換会を開催し、その際行ったアンケート調査について、標本数が少ないため参考程度ではあるものの、"いじめ"に対して高校生と留学生を含む大学生との意識の違いがみられたなどの報告がありました。
今後の予定について
- 3月5日に開催予定の「2016年度中高生モニター会議~日テレフォーラム18~」(日本テレビと共催)について内容の検討を行いました。