青少年委員会

青少年委員会 議事概要

第189回

第189回–2017年2月28日

視聴者からの意見について…など

2017年2月28日に第189回青少年委員会をBPO第1会議室で開催しました。7人の委員全員が出席し、まず1月16日から2月15日までに寄せられた視聴者意見について意見を交わしました。そのあと、2月の中高生モニター報告や今後の予定について話し合いました。
次回は3月28日に定例委員会を開催します。

議事の詳細

日時
2017年2月28日(火) 午後4時35分~午後7時00分
場所
放送倫理・番組向上機構 [BPO] 第1会議室・第2会議室(千代田放送会館7階)
議題
出席者
汐見稔幸委員長、最相葉月副委員長、稲増龍夫委員、大平健委員、菅原ますみ委員、中橋雄委員、緑川由香委員

視聴者からの意見について

●「中学生が暴行している様子をTwitterで拡散していたことを取り上げたニュースについて、映像処理はしていたが被害者の許可は取っていたのだろうか。暴行を受けた少年が気の毒でならない」という視聴者意見について、このニュースでは全面ボカシがかかっていて人物が特定できないようにしてあったが、一般論としてインターネット上の情報を扱うときは、慎重な取り扱いと充分な配慮が必要だ、との意見がありました。

●「罰ゲームとして芸人をゲレンデに寝かせ、ショベルカーを使い上から雪を覆いかぶせていた。それを共演者全員で笑っていた。危険であり、いじめではないか」という視聴者意見について、毎年雪下ろしで亡くなる事故が起きている中、安全性の確保はもちろんのこと、このような企画が放送に適しているかどうか十分議論してほしい、との意見がありました。

中高生モニター報告について

32人の中高生モニターにお願いした2月のリポートは「あなたの視聴・聴取行動を教えてください」でした。また「自由記述」と「青少年へのおすすめ番組について」の欄も設けました。全部で26人から報告がありました。
「テレビやラジオの番組を視聴・聴取・録画するとき、番組の情報をどこで得ていますか?」(選択肢あり・複数回答)という質問の答えで一番多かったのは「友人の口コミ」(16人)でした。その他の回答は、「新聞のテレビラジオ欄」(14人)、「インターネット」(12人)、「家族の勧め」(13人)がほぼ同数という結果でした。
また自分が見る番組の録画視聴動向についての設問では、「1.全く録画しない」「2.時々録画している」「3.ほとんど録画視聴である」の3つの選択肢を提示しました。すると(3)の「ほとんど録画視聴」を13人が選択し、(2)の「時々録画」(10人)を併せると90%近くのモニターが録画視聴を活用していることが分かりました。それらの使い分けについては、「ながら視聴や途中で視聴をやめても気にならない、それほど見たいわけではない番組」や「朝や夕方のニュース」についてはリアルタイムで視聴し、「どうしても見たい番組やドラマ」や「好きなアーティストが出演している番組」などは録画してじっくり楽しむという意見が多く寄せられました。
最後は、リアルタイムで視聴するときにFacebookやTwitterなどのSNSに感想を投稿したり他者の意見を閲覧したりする「ソーシャルビューイング」についての設問です。モニターの35%(9人)がソーシャルビューイングをしたことがあると回答しました。「同じアーティストを好きな人たちと意見を共有したい」「番組についての他人の意見を知りたい」「自分では気づかなかったことを他の人が指摘していてなるほど、と思うことが面白い」など、インターネット上でのつながりを楽しんでいる様子がうかがえました。
「自由記述」には、「朝や夕方のニュース番組のおよそ半分がエンターテインメント系で、本来知りたい社会の情報がきちんと放送できていない番組が多くなってきているように思う」という意見や「友人と話をしていても、テレビ自体に興味がないという人がしばしばいる。(テレビを)見る人と見ない人の二極化が目立っている」という報告が寄せられました。また『SCHOOL OF LOCK』(FM東京)について報告したことがその後番組でも取り上げられたことに関して「自分の素直な意見が番組に届いたことをとてもうれしく思う」という感想もありました。

問1.テレビやラジオの番組を視聴・聴取・録画するとき、番組の情報をどこで得ていますか?(複数回答)

中学生
高校生
全体

1.新聞のテレビラジオ欄

7
7
14

2.インターネット

6
6
12

3.友人の口コミ

10
6
16

4.FacebookやtwitterなどのSNS

3
5
8

5.家族の勧め

7
6
13

6.その他

3
1
4

問2.あなたはテレビを録画視聴することはありますか?

中学生
高校生
全体

1.自分が見る番組については全く録画していない

2
1
3

2.自分が見る番組は時々録画している

7
3
10

3.自分が見る番組のほとんどは録画視聴である

6
7
13
15
11
26

問3.リアルタイムで視聴するとき、FacebookやTwitterなどのSNSに感想を投稿したり、他人の意見を閲覧したりするいわゆる「ソーシャルビューイング」をすることはありますか?

中学生
高校生
全体

1.ソーシャルビューイングをしたことがない

10
7
17

2.ソーシャルビューイングをしたことがある

5
4
9
15
11
26

◆委員の感想◆

  • 【中高生モニターの視聴・聴取行動】について

    • テレビやラジオの情報を新聞のラジオテレビ欄から得ているというモニターが意外と多いことに驚いた。

    • 録画視聴でテレビを見ているモニターが90%近いということは、そんなにテレビ離れが進んでいるわけでもないのかもしれない。

    • じっくり見たい番組は録画し、さらに気に入った番組はブルーレイに保存しているというモニターがいた。テレビ番組をそこまでしてそばに置いておきたいと思ってくれる視聴者がいることは、番組制作者を勇気づけると思う。

    • 録画視聴が当たり前になってくると放送時間帯による青少年への配慮の意味合いが変わってくるということになる。我々も、青少年の視聴動向の変化と番組については、考えていかねばならない。

    • 自分が小さい頃は、見たいテレビ番組に合わせて宿題や食事を済ませるなど、テレビに合わせて生活したものだが、今や録画視聴が当たり前になり、テレビは子どもたちの生活の時間を支配しなくなったのだと痛感する。

    • テレビが提示するテーマや内容について「他者はどのように考えるのか?」と情報を収集し、複眼的に物事を理解するためにソーシャルビューイングを利用していることが分かった。

    • ソーシャルビューイングの動機として、「他者と感想を共有、交流したいから」というものがある一方、「他の人がどのような感想を持っているか気になるから」という意見もあり、他者を気にする今の青少年の、人との付き合いが透けて見える気がする。

    • ソーシャルビューイングで「事件・事故などに意見や感想があれば書き込みたいと思う」というモニターがいるかと思えば、「スマートフォンもガラパゴス携帯も、自分用のパソコンも持っていない」というモニターもいる。このような二極化について、今後調査をしてみたい。

  • 【自由記述】について

    • メディアに対し、「公平・公正」について異議を唱える意見が複数あったが、「公平・公正」について、視野を広げて問題の本質を考えることができるようになれば良いと思う。「実質的公平とは?」と問いかける世の中の雰囲気を象徴した意見なのかもしれない。

    • トランプ米大統領が打ち出す政策に対し、「世論の賛否が分かれる問題の報道は賛成反対双方の視点を与えるものであるべき」という意見があった。番組は社会の共通の感覚、いわゆるコモンセンスを前提に作られていると思う。この場合は、トランプ米大統領の政策に対するある種の不安を共有していることを前提に、多様な意見によってこの流れを止めたいと考えるメディアの主張だったと思われる。しかし、今、若者たちは、そのコモンセンスを共有していないのかもしれない。

  • 【青少年へのおすすめ番組】について

    • 『緊急!公開大捜索‘17春「ボクは誰なのか?教えて…」記憶喪失・失踪者SP』(TBSテレビ)を見て、出演した記憶喪失者の個人情報について考察していたモニターがいた。SNSが普及して個人の特定が容易になる時代に個人情報を扱う番組のあり方を考えながら見ているのだと感じた。このモニターが、この話題について、他者と議論できる環境にあれば、彼にとってさらに良いと思う。

◆モニターからの報告◆

  • 【リアルタイム視聴と録画視聴の使い分けについて】

    • 基本的には見たいテレビ番組は録画するようにしています。部活や塾がありリアルタイムで見ることができなかったり、見たい番組が深夜に放送されることもあるので録画視聴することが多いです。また録画視聴だとCMをカットできたり、番組を倍速で見ることができ時間の節約にもつながるので親からも録画視聴を勧められます。リアルタイムで視聴するのは、朝晩のニュース番組くらいです。(宮城・中学1年・男子)

    • リアルタイム視聴する番組は、それほど見たいと思っていないけれど、一応見てみようかなと思うような番組で、バラエティー番組やクイズ番組など、途中でお風呂に入ったりしても、問題なく視聴できると思える番組です。録画視聴している番組は、主にドラマやアニメなどで、きちんとストーリーがあるので、中断したり見ることができなかったりすると、話が分からなくなってしまうものが多いです。またドラマは、録画視聴した方がCMを飛ばすこともできるので、ドラマに集中できて便利だと思います。(東京・中学2年・男子)

    • 放送時間によって違います。例えば、夜中2時とかのものにおいては、録画をしますし、また、勉強時間を確保するときに見られないときに録画したり、自分の好きなアーティストが出演しているものに関しては、録画します。それ以外は、リアルタイムで視聴します。(埼玉・中学2年・男子)

    • ドラマは時間ぴったりから最後までしっかり見たいのとCMの時間が無駄なので録画にして自分の見たいタイミングで見ます。バラエティーは多少見られなくても一部見ただけで伝わってくることが多いので時間が余ったときなどに適当に見ます。(東京・中学3年・女子)

    • ふだんは学校や部活、習い事などでテレビを見る時間はあまりないので、どうしても見たい番組やドラマなどの続く番組は録画するようにしています。一方、ご飯を食べるときや休日に見るバラエティー番組は録画せず、リアルタイムで見ることが多いです。また、朝の情報番組なども録画することはほぼありません。そのときに情報を得たいと思って見るので録画する必要はないと考えているからです。(高知・高校1年・女子)

    • 最近では、自宅での学習時間の拡大によって、まとまってテレビを見る時間が縮小され、リアルタイム視聴の時間は減少しつつあるが、録画視聴の時間はほとんど減ることなく、むしろ増える傾向にある。(京都・高校1年・男子)

  • 【ソーシャルビューイングをする理由について】

    • 自分の好きなアーティストの番組などに関して、友達とTwitterをしたりします。理由としては、みんなでここが良いよねとか言い合うのが楽しいからです。(埼玉・中学2年・男子)

    • ソーシャルビューイングをするのは基本好きなアーティストやタレントが出ていたときです。今日はここが良かった。など同じようにそのアーティストが好きな人たちと意見を共有したいからです。また「いいね」などをしてもらうことで同じように感じてる人を見つけることができます。もう一つの理由は学校の友達とのやり取りで、次の日学校で話すより早く話せて、離れていてもその場で同じ話題で盛り上がれるからです。(東京・中学3年・女子)

    • 「あれはおかしい」「あれは放送して大丈夫なのか」「今のはどうなのか」という疑問を持った場合は調べます。自分と同じ感じ方をした人、自分と同じことを思った人がいるのか気になるときに調べます。そのほか自分の好きな芸能人が出ていた番組、自分の好きな番組を見た世間一般の人がその番組を見てどう思ったのか気になるときは調べます。特に意味はありませんが番組に対しての他人の意見が聞きたい場合は調べてみることがあります。自分とは違う意見が出てくるので面白いです。(愛知・中学3年・男子)

    • 他の人はどう思ったのか気になるからです。音楽番組やドラマなどが多いです。好きなアーティストや俳優などが出ている番組がメインで、同じファンの人と意見を交換しあうのが楽しいからです。自分では気づかなかったところなど、他の人が気づいていて「なるほどな」と思うことが面白いです。(広島・高校2年・女子)

    • 例えば、NHKのニュース番組でTwitterのつぶやきと共に伝えている番組があり、何か事件や事故、スクープ等に意見や感想があれば書き込みたいと思うから。あともう一つは、番組やドラマの中でアドリブや原稿を読むのに噛んだとかアクシデントがあれば、大体Twitter等に書き込まれるのでそれを共感したいから。(福岡・高校3年・男子)

  • 【自由記述】

    • 朝や夕方のニュースについて疑問があります。少しぐらい飽きない程度なら良いと思いますが、その番組のおよそ2分の1がエンターテインメント系であり本来私たちが知りたい社会のことについて情報がきちんと放送できていない番組が多くなってきているように思います。少しは娯楽として有っても良いと思いますが増えすぎてしまったように思いました。(東京・中学1年・女子)

    • 私は、見たくないテレビは見ません。録画をして見ることで番組を選んでいる気がします。人を傷つけたり、多くの人が見て不快に思ったりする番組は作ってはいけないと思う。お笑いの人も、笑われることで、みんなを和ませているんだと思います。私も家族の中でそんな存在になりたいです。お笑いの人が頑張って仕事をしているから、笑ってあげたいです。(長崎・中学1年・女子)

    • 「共謀罪」についての特集を見たが、共謀罪に反対する教授の意見のみが取り上げられ、賛成している人の意見を聞くことができず、公平に物事を考えることができない。学校の友達も、テレビ番組を視聴するだけでは両方の意見を十分に聞くことができず、最終的にはインターネットで情報を集めると話していた。これこそテレビ離れの原因なのではないかと思った。(兵庫・中学3年・男子)

    • トランプ米大統領が就任し、連日「大統領令」をはじめとする言動が注目を浴び、メディアもしきりに報道している。特に、イスラム圏の7か国の人々のアメリカへの入国を禁止する大統領令が発せられたときはそれが顕著だった。発令直後は、入国できなかったイランやシリアの人々のドキュメントが中心の批判的な報道がほとんどだったが、大統領令に対しての米国民の支持率の高さが明らかになってからは、トランプ賛成派の人々にもスポットが当たるようになってきた。トランプ大統領の諸政策など、世論の賛否が完全に分かれる問題を報道する際、メディアに「常に」心がけてほしいのは、賛成反対双方の視点を視聴者に与えることだ。どんなに突飛な政策が打ち出されても、この姿勢を忘れないでほしいと切に願う。(京都・高校1年・男子)

    • SNSなどで様々な情報を簡単に得ることができるようだが、ぼくはスマートフォンもガラパゴス携帯も持っていないし、自分用のパソコンも持っていない。テレビやラジオの話題も流行も、全部、学校の友達や先生、家族との会話で情報を得ている。リアルに盛り上がることができるし、はやりの音楽や俳優、バラエティー、ドラマを友達から会話で教えてもらって、それを家族に話してさらに一緒に楽しめたりすると面白いと思う。(福岡・高校1年・男子)

    • 1月27日の『SCHOOL OF LOCK』では、私が10月に報告したことがきっかけで放送でBPOが取り上げられました。自分の素直な意見が番組に届いたことはとてもうれしく思います。ぜひもう1度「ひとりぼっちじゃなかった日」の授業をしてほしいと思っています。これからも、生徒を元気付けるような楽しくて良い番組を作ってください。楽しみにしています。(山口・高校2年・男子)

    • 最近は、ラジオもタイムフリーで好きな時間に過去の放送が聴けるようになったので、深夜ラジオを聴きやすくなった。僕は関東在住ですが、関西でやっている番組にも興味があり、テレビもラジオのように、会員になれば全国の放送が見られるという形式があればうれしい。(東京・高校3年・男子)

    • 最近、友達にテレビの話をします。まあ受験生ということもあって友達はあまり見ていないのですが、もともとテレビ自体に興味がない人がしばしば見受けられます。例えば、年末近くになると歌番組が増えてきますが、『FNS歌謡祭』や『紅白歌合戦』など誰もが一度は見たことがありそうな番組でさえ見たことがないと言う人がいるのです。歌番組に限らず、自分の興味がない番組は一切見ない、またはテレビ自体に全く興味を示さない人が最近増えてきているんじゃないかと実感しています。いわゆる、メディア離れでしょうか?テレビの番組で盛り上がる人が多い反面そうでない人もいる。要するに見る人見ない人の二極化が目立ってきたということではないでしょうか?高校生活を通して感じたことです。(福岡・高校3年・男子)

  • 【青少年へのおすすめ番組について】

    • 『緊急!公開大捜索‘17春「ボクは誰なのか?教えて…」記憶喪失・失踪者SP』(TBSテレビ/CBC)実際にこんな人がいるのかなどと見ていて少し怖くなりました。本当に記憶がない人をここまで公にして大丈夫なのかなどといったいろいろな疑問が残る番組でした。このような番組は興味本位で見ていますが、番組を放送する意味は何なのか気になります。家族を見つけるためでしょうか。実際に番組を放送し得た情報をきちんと活用し解決に至っているのか。とても気になります。人の個人情報をばらまくだけの番組にならないといいと思います。(愛知・中学3年・男子)

    • 『超人たちのパラリンピック』(NHK BS1)パラリンピックには以前から興味があり、このように次の東京オリンピックに向けて練習している姿を見ることができて良かったです。障害が有ってもスポーツ選手としての芯の強さは変わらないのだなということを改めて感じました。(高知・高校1年・女子)

    • 『100分 de 名著』(NHK Eテレ)今までガンディーは教科書で少し読んだだけで名前しか知りませんでした。しかし、インド統一に向けて実際にガンディーが行ったことなど知らないことがたくさんありました。「塩の行進」は、ガンディーの政治家としての頭の良さと宗教家の面が両方見てとれました。今まで知らなかったことなので勉強になりました。全4回の放送をまとめた総集編などもあったら時間のない人でもガンディーや他の歴史的人物のことを詳しく知ることができると思います。(山口・高校2年・男子)

1月のモニター報告の中に、『ONE OK ROCK 18祭~1000人の奇跡 We are』(NHK)についての以下のような意見がありました。「最初はアーティスト目当てで見ていましたが、すごく心に響く番組でした。とても勇気をもらえました。感動しました。僕と同世代の子たちが番組の最後、ONE OK ROCKと一緒に歌を歌っている場面はすごく鳥肌が立ちました。うまく言えませんがとても感動しました。みんな悩みや希望、夢などいろいろに抱えている気持ちをむき出しにして声に出してぶつけている感じが何とも言えない気持ちになりました。一人ひとりがみんなとてもキラキラしているようにも見えました。とても胸が熱くなりました。パワーをすごくもらえました。仕事や勉強、恋愛や将来の目標など、それぞれの悩みを抱える世代がこの歌を歌う姿、すごくかっこ良かったです。人生一度きりなので後悔したくないと思ったし自分に正直に精一杯生きたいと思いました。ここまで心を揺さぶられるというか感動させられるとは思っていませんでした。今この番組を見ることができて本当に良かったと思っています。今悩んでいる人、夢に向かって頑張っている人、普通に生きている人、年齢関係なく一人でも多くの人に見てもらいたい番組でした。テレビを見てここまで勇気や元気、感動を貰える番組は初めてというくらい素晴らしい番組でした。この番組を今見ることができて本当によかった。(愛知・中学3年・男子)

この意見を読んだ委員から、当該番組をぜひ見てみたいという希望があり、制作局のNHKの協力を得て委員全員が視聴しました。以下に委員からの感想を紹介します。

  • 青春というものが提示されているような番組だった。歌の力をテレビが見せつけた番組だった。あの場に立ち会えたら誰もが感動するだろう。

  • 中高生が見たら、とても感動し憧れ、共感できる番組だったと思う。ただ、全ての子があのように行動できるわけではないので、“おちこぼれてしまった子”のための番組を次は制作してもらえたら、と思う。

  • 良くできていた番組だ。自分が中高生のときに見たら感動しただろう。あの番組に出ていたのは、一歩現状から踏み出したいと思っている人たちだろう。

  • 小学生の頃、『ステージ101』を見て、番組に参加している少し年上のお姉さんやお兄さんたちに憧れ、青春という時代への期待が醸成された。この番組も、年下の子どもたちが見たら憧れ、感動しただろう。ふだんは共通項が無くても歌という一つの目標に向かって進んで行く若者の姿をきっちりと伝えている。歌の力をまっすぐに伝える良い番組だった。

調査研究について

担当の菅原委員から来年度に本格調査を行う「青少年のテレビ・ラジオに対する行動・意識の形成とその関連要因に関する横断的検討」の調査票の案が示され、説明が行われました。今後の予定として、2017年度の1学期中に調査を実施し、夏休みに解析、後期に結果に基づいた討論・検討を経て報告書の作成を行うことが報告されました。

今後の予定について

  • 3月5日に開催の「2016年度中高生モニター会議~日テレフォーラム18~」(日本テレビと共催)について最終打ち合わせを行いました。

  • 2017年度の青少年委員会の会議の日程について検討しました。また意見交換会の開催地の検討も行いました。

「中高生モニター会議~日テレフォーラム18~」について
「中高生モニター会議~日テレフォーラム18~」を、日本テレビとの共同開催で3月5日に行いました。会議には、全国から中高生モニターが22人、日本テレビから加藤幸二郎制作局長が、BPOからは、汐見稔幸 青少年委員会委員長、最相葉月 同副委員長、稲増龍夫 同委員、大平健 同委員、菅原ますみ 同委員、中橋雄 同委員、緑川由香 同委員が出席しました。また、会議の進行役として蛯原哲 日本テレビアナウンサーに、社内見学の案内役として豊田順子 同アナウンサーにご協力いただきました。
第1部では、参加者全員が自己紹介をしたのち、豊田アナウンサーの案内で日本テレビ社内の報道フロアと番組収録スタジオを見学しました。第2部では、最相副委員長の司会で『世界の果てまでイッテQ!』を題材に、番組を立ち上げたプロデューサーでもある加藤制作局長を交え、演出方法や制作過程についての質疑応答や、番組に寄せられた批判の多い企画について意見を交換しました。第3部にはスペシャルゲストとしてタレントのイモトアヤコさんがサプライズで登場し、中高生モニターを沸かせました。その後、イモトさんも議論に参加し、出演者の立場から、ロケの裏話や、制作スタッフとの信頼関係、過酷な撮影に挑むときの気持ちなど、率直にお話しいただきました。中高生からも「笑われる企画に出演することへの抵抗感について」や「やめたいと思うことはないか?」など、様々な質問の声があがりました。
会議の最後には、中高生モニターや青少年委員会委員、加藤制作局長ら参加者皆さんに感想を語ってもらい、会議を終えました。この「中高生モニター会議~日テレフォーラム18~」の詳細は、後日掲載します。