青少年委員会

青少年委員会 議事概要

第185回

第185回–2016年10月25日

TBSテレビ『オール芸人お笑い謝肉祭 ’16秋』審議入り…など

2016年10月25日に第185回青少年委員会を、BPO第1会議室で開催しました。6人の委員が出席し、まず、9月16日から10月15日までに寄せられた視聴者意見から1案件について「討論」し「審議」入りすることを決めました。そのほか、10月の中高生モニター報告、今後の予定について話し合いました。
次回は11月22日に定例委員会を開催します。

議事の詳細

日時
2016年10月25日(火) 午後4時30分~午後6時50分
場所
放送倫理・番組向上機構 [BPO] 第1会議室(千代田放送会館7階)
議題
出席者
汐見稔幸委員長、最相葉月副委員長、稲増龍夫委員、大平健委員、中橋雄委員、緑川由香委員

TBSテレビ『オール芸人お笑い謝肉祭 16秋』について討論

● TBSテレビが2016年10月9日(日)18時30分から21時54分まで放送した『オール芸人お笑い謝肉祭‛16秋』内のコーナー「大声厳禁 サイレント風呂」と「心臓破りのぬるぬる坂クイズ」について、視聴者から「男性同士が股間を触る行為などがあった。内容が下品だ。子どもに説明できないような番組はやめてほしい」「浜辺で芸人がローション階段を全裸や下半身露出で滑り落ちるシーンが放送された。"裸になれば笑いがとれる"という低俗な発想が許しがたい」などの意見が寄せられ、委員会では番組を視聴した上で討論しました。その結果、「委員会としてこれまで何回も指摘していることが理解されていない。どのような経緯で放送に至ったのかなど確認したい」などの意見が出され審議入りを決めました。委員会では、質問書を当該放送局に送って回答を求めることにしました。委員からは次のような意見が出ました。

  • 私の感覚がマヒしてしまっているのか、またバカやっていると思ってしまう。正直嫌な気にはならなかったが、さまざまな基準に対する判断が難しくなってきているのを感じた。

  • テレビを家族で見ることが多い日曜日の夜の時間帯に放送するのに適した内容とは思えない。こんな形でしか笑いが取れないのだろうか。お笑い芸人の世界のヒエラルキーを垣間見るようで、しらけてしまう視聴者も多かったのではないか。

  • 青少年委員会では「放送の公共性」や「表現上の配慮」について繰り返し発言してきているが、全く響いていないことに落胆した。全裸の男性芸人や女性芸人の際どい場面にカメラが繰り返しズームインするなど確信犯的に追っていた。現場にいたスタッフはなぜ止めなかったのか、そしてそれがなぜ放送されるに至ったのか知りたい。

  • 「大声厳禁 サイレント風呂」で男性が男性の股間を触っていたが、男性同士だから許されるという意識があったのだろうか。LGBTの観点からも問題を指摘したい。

  • ハプニングでズボンが脱げるのは、笑いの取れるギリギリの演出として考えられるが、皆が見ている中で階段を全裸で滑り落ちるのは故意にやっているもので、さまざまな問題をはらんでいる。お笑いになると放送倫理や社会的な約束事のセンサーが働かなくなってしまうのだろうか。

  • お笑いの新しいジャンルとして革新的なチャレンジなら応援したいが、今回の演出はそうは受け取れなかった。一つ間違えると「低俗」と言われても仕方がない。

視聴者からの意見について

  • ● 「不倫した歌手が未成年者にお酒を飲ませたことに関して、出演者が当人の人格・容姿などについて悪口を言い合っていた。いじめと同じではないか」という視聴者意見について、委員からは次のような意見が出ました。

    • 反社会的な行為に対して意見を言うのはまだしも、容姿や趣味に対してまで取り上げて話題にするのは、いじめにつながると思う。今回は出演者のラジオでの発言に言及していたが、よってたかってという感じではなかった。

    話し合いの結果、これ以上の段階には進まないことにしました。

  • ● 「世界で起きたとする衝撃スクープ映像を特集した番組で、人間がトカゲを生んだとか未確認物体の映像を放送していた。このような非科学的な番組は子どもに悪影響だ」という視聴者意見について、委員からは次のような意見が出ました。

    • 大人は一目でありえない事だと理解できるが、子どもはどうだろうか。科学的検証もないままに中途半端に番組が進行していたが、子どもに悪影響を与えるほどでは無いと思った。

    話し合いの結果、これ以上の段階には進まないことにしました。

中高生モニター報告について

32人の中高生モニターにお願いした10月のテーマは「最近見た報道・情報・ドキュメンタリー番組の感想」でした。また「自由記述」と「青少年へのおすすめ番組について」の欄も設けました。全部で22人から報告がありました。
「最近見た報道・情報・ドキュメンタリー番組の感想」については、報道番組2人、情報番組5人(うちラジオ1人)、ドキュメンタリー番組13人から報告がありました。情報番組では、『ZIP!』(日本テレビ)を2人が取り上げ、「通学前にのんびりテレビは見られないから、番組進行のタイムスケジュールが固定されているこの番組は、時計代わりにもできて助かる」という学生らしい意見がありました。また、ドキュメンタリー番組では、話題のスマホアプリゲーム「ポケモンGO」の"聖地"と呼ばれる公園を舞台にした『ドキュメント72時間』(NHK総合)に3人から感想が寄せられました。
「自由記述」では、バラエティー番組について「最近のイタズラは見ていて不快。イタズラされる人のことも番組を見ている人のことも両方の気持ちを考えてほしい」「笑いをとるためにやって良いことと、やってはいけないことがあると思う」という昨今のバラエティー番組の演出・手法に対する意見が複数ありました。
「青少年へのおすすめ番組」では、『究極の男は誰だ!? 最強スポーツ男子頂上決戦2016』(TBSテレビ)への感想が2人からありました。

◆委員の感想◆

  • 【最近見た報道・情報・ドキュメンタリー番組の感想】

    • ドキュメンタリー番組の感想が多く寄せられたことは意外だった。「普通に生活していたら知ることのない色々を知ることはとても面白い」「笑える面白さではないが、知識として脳みそに入れておくと良いと思える」など、ドキュメンタリーの良さを表現しているコメントや価値を感じていることが伝わってくるようなコメントを寄せてくれたことが嬉しかった。

    • 番組に対して批判的なコメントもあったが、具体的にどのような場面や出来事をそのように捉えたのかが、記述では分からなかったので「どの部分を問題だと思ったのか」聞いてみたくなった。

    • いい視点は出ているのに、きちんと書き込まれていないために、詳細が把握できないリポートがあり、残念に思った。

    • 寄せられたリポートの過半数がドキュメンタリー番組への感想だったことを鑑みると、情報番組などの広く流布している情報ではなく、ドキュメンタリーのように掘り下げて描かれた"真実"や"知識"に対する欲求が強いのかもしれない。

    • 災害報道の特集について寄せられた「課題を取り上げることも重要だが、希望を持つことができるような光の部分ももっと大々的に取り扱うべき」との意見や、週末の朝の情報番組を「暗いニュースや芸能ニュースを取り扱わない情報番組はとても良い」と評価する意見などを読むと、中高生たちには"希望"を扱ってほしいという思いがあるように感じる。このような声は、番組を制作する人たちにとっても何らかのヒントになるのではないだろうか。

  • 【自由記述】

    • 10月6日の『SCHOOL OF LOCK』(FM東京/FM山口)の「『君が独りぼっちじゃないと気づいた日』を教えてほしい」という放送について「久しぶりに良い番組を聴いたなと感じた」という報告があったが、この番組をぜひ聴いてみたくなった。

◆モニターからの報告◆

  • 【最近見た報道・情報・ドキュメンタリー番組の感想】

    • 『フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿』(NHKBSプレミアム)科学の闇の事件にスポットを当てる新しい側面からの番組です。事件を取り扱うので少し怖い部分もありますが、丁寧に分かりやすく作られているので、科学に詳しくなくてもよく分かり、とても興味深く引き込まれます。事件内容の解説だけでなく、実際にその分野に詳しい科学者や専門家を呼んで、なぜそのような事件が起きたかも検証するので、科学者の心情を推測したり、その時の時代背景の解説もありと、より深く楽しめます。(宮城・中学1年・男子)

    • 『コズミックフロント☆NEXT』(NHKBSプレミアム)私は宇宙が好きで、時々父と一緒にこの番組を見るのですが、地球からでも肉眼で見ることができる惑星や衛星のことなど、意外と身近なものをテーマに、外国の研究者の人の話などを交えながら詳しく知ることができて、とても面白いです。私は本や雑誌もよく読むけれど、この番組ではCGや衛星写真などで視覚的に楽しむことができるし画質がきれいなので、これまでよりも天体や宇宙のことに興味をもつようになりました。また、世界の一流の研究者たちの試行錯誤や研究の苦労なども描かれていて、自分の考えや仮説が証明された時の喜びなどは、視聴者にとっても臨場感のある感覚で描かれているように感じ、私のお気に入りの番組のひとつです。(岡山・中学2年・女子)

    • 『NEXT 未来のために~もう一人のアンネ 娘に託すアウシュビッツの記憶~』(NHK総合)この番組は母の勧めで見ました。アンネ・フランクと同じような体験をした生存者の話でした。とても印象に残る内容でした。特に驚いたことは、人間が人間を平気で殺していた時代がたった70年前だということです。生存者の話を聞く若者たちを見ていると、当時の状況に驚いた様子もありましたが、恐怖も感じていたように見えました。このように「戦争」や「差別」などについてのドキュメンタリー番組は、後の世の中から消えてはいけない教訓だと感じました。(北海道・中学2年・男子)

    • 『ドキュメント72時間~大都会 モンスターに沸く公園で~』(NHK総合)最近話題になっている「ポケモンGO」がテーマで、8月20日から22日までの3日間、墨田区の錦糸公園に来る人達にインタビューをするという内容でした。前日の午後3時から翌朝の5時まで、雨宿りをしながらずっと公園内で「ポケモンGO」をやっていると話していた22歳の男性は、千葉県から自転車で来たということでしたが、ビーチサンダルを履いていて、自転車の前かごには紙パックの飲み物1つしか入っていなかったのですが、とても楽しそうにコイキングを集めている話をしていました。やりたいことがなくてフリーターをしているけれど、友達に負けたくなくてコイキングを集めていて「これしか極められない」と言っていた言葉が印象に残りました。自分にとっては友達とドッジボール等をして遊ぶ場所である公園には、色々な人がいるのだなと感じました。その中のひとりが「こういうゲームをする無駄な時間や心の余裕が大切だと思う」と言っていた言葉は、なんとなく分かる気がしました。(東京・中学2年・男子)

    • 『ZIP!』(日本テレビ)僕の好きな番組の1つです。僕が見た水曜日のコーナーは、アナウンサーの桝さん自身が大学で学んだことを生かして、動物などの普通は知らないところまで教えてくれるのでとても良いです。僕も実際に、学校の理科の授業で生かすことができます。ただ、まだまだ改善できる点はあると思います。たとえば、番組の最後の方で放送される、「MOKO’S キッチン」は、家庭にあるような材料で、簡単においしい料理を作れるというコーナーですが、僕が見ている限りでは、全然家にないような、マメだとか、装飾の葉っぱなどを使います。そういうところは、もう少し視聴者目線でなくてはいけないと思います。(埼玉・中学2年・男子)

    • 『ZIP!』(日本テレビ)朝の情報番組は息の長い番組が多いと思うが、私はこれしか見ません。理由は番組の特集や各コーナーが進んでいくタイムスケジュールが固定されているので、通学前の支度をしている私にとって、朝からのんびりテレビを見られないから、時計代わりに決まった時間に決まったコーナーの放送は助かる事。そしてもう一つはニュースから流行や日常の疑問に関しての特集など幅広いジャンルについて、簡潔に分かりやすく伝えてくれているので、テーマの取り上げ方がうまいなと思います。(神奈川・中学3年・女子)

    • 『サラメシ』(NHK総合)普通の番組だと仕事の内容などに注目するのですが、この番組はお昼ご飯という誰でも食べるものに、焦点をおいているのがとても興味深いと思います。また、サラリーマンに限らず様々な職業の人のランチに注目していて、その職業特有のまかないなどが分かりました。お昼ご飯というのは、みんなにとって楽しみで息抜きになる存在だというのが伝わってきました。(千葉・中学3年・女子)

    • 『ドキュメント72時間~大都会 モンスターに沸く公園で~』(NHK総合)この番組はいつもとても充実しています。今回は今話題のスマホアプリ「ポケモンGO」によって人が溢れ返っている公園についてでした。僕自身はこのゲームをしたことがありませんが、この番組を見てこれだけの人が夢中になっているゲームなのだと知りとても驚きました。聖地と呼ばれるこの公園は、今まではそんなに人がいなかったのに、このゲームのおかげか朝から夜中まで人であふれていました。インタビューを受けるほとんどの人たちがこのゲームのために公園に来ていました。僕にとってはとても衝撃的でした。この番組では、以前、女子刑務所についても放送していました。その回はとても心に残っています。普通なら知らないことやそこまで気にしないことなどいろいろありますが、とても面白いと思います。笑える面白さではありませんが、知識として脳みそに入れておくというか、こういうこともあるんだなぁと思える良い番組だと思います。(愛知・中学3年・男子)

    • 『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ)「何でも屋」だった方が、所謂「おひとり様」で亡くなった方の「おかたづけ」をすることになった話。人口密度の高い東京でも、「おひとり様」で亡くなる方が、頻繁に発生し、「何週間も誰にも気づかれずに」そのままの状態が継続し、隣人が「異臭」によって、事態が発覚するという始末。人口は密だが、「人間関係」は「希薄」であるから、ある意味この状況は仕方ないと考える。主人公の方は、次から次へと増加するこの「おひとり様の孤独死」から、人生感が変化し、「結婚」をし、「子供」を持った。死を見つめることにより、「生」の大切さを再認識した。視聴者にも、ズキズキ伝わった。リアル感が、画像の向こう側から、時空を超えて伝達された。非常に判り易い番組で、評価できると思います。視聴者に「奥の奥まで」考えさせる事が必要だと思います。(東京・中学3年・男子)

    • 『報道特集』(TBSテレビ/毎日放送)地震、水害、阿蘇山の噴火という3つの災害に相次いで見舞われた熊本県の現状が伝わる分かり易い特集であった。現在の課題や取り組みなどが紹介されていたが、しかしどれも光と影の、影の部分が強調されていたように思えた。このような災害後の報道においては課題を取り上げることも重要だと思うが、希望を持てるような光の部分ももっと大々的に取り扱うべきだと思った。(兵庫・中学3年・男子)

    • 『NHKスペシャル 活断層の村の苦闘~熊本地震・半年間の記録~』(NHK総合)熊本地震の半年後についてのドキュメンタリー番組でした。私がこの番組を見て一番驚いたのは地震から半年経つにも関わらず、まだ水道や道路が復旧していない地区があるということです。それどころか、まだまだ倒壊した建物が多くみられ、地震の日から時が止まってしまったかのような場所もありました。この番組で特に注目していたのは、活断層の上で生活する村でした。新しい家を建てる、畑を作る、生活を始める上でここにいていいのかと悩む人達がいました。この土地を離れたくないけど、また地震が起こるかもしれない活断層の上で生活するのは不安、悩むのも当然だと思います。私ならどうするだろうと思いながら番組を見ていました。たぶん熊本が完全に復興するのにはまだまだ時間がかかるだろうけど、私は解決するまできちんと情報を集めたり報道を見たりしていきたいです。(高知・高校1年・女子)

    • 『サタデープラス』(TBSテレビ)この番組は毎週自宅でできる健康チェックや健康に良い食事などを教えてくれるので役に立っています。最近朝の情報番組では、同じニュースや似たような特集を組んでいることが多くてつまらないので、暗いニュースや芸能ニュースを取り扱わない、役立つ情報番組はとても良いと思います。(東京・高校2年・女子)

    • 『バラのささやき 創られた美の物語』(NHKBSプレミアム)バラの歴史をファンタジックに、美しい映像とともに描いたドキュメンタリー。非常に見応えがあった。バラの美しく気高い姿は、いつの時代も人を魅了して止まないのだと分かり、もっとバラについて知りたいと思った。声優の演技にも引き込まれた。(神奈川・高校2年・女子)

    • 『フェイス フロム・アメリカ~彼らがヒロシマで見つけたもの~』(NHK広島)この番組は、アメリカ人が広島を訪れて何を感じているのかを描いた番組です。私は、広島を訪れるアメリカ人が多いことは知っていましたが、どのような気持ちで訪れているのかは分かりませんでした。意外だったのは、アメリカ人の多くは、広島を訪れるまで原爆のことについてほとんど知らないことです。あるアメリカ人は「原爆を落としたのは早く戦争を終わらせるためで仕方がなかったと思っていた」と語っていました。しかし広島を訪れることによって新しい価値観が生まれていました。日本とアメリカお互いが「知る」ことによって今の平和が保たれているのだと思います。それが「彼らが見つけたもの」だと私は思います。この番組を通して私は、お互いについて「知る」ことは怖く、恐ろしいこともあるけれど、逃げずに「知る」ことでよい世界が築かれると感じました。(山口・高校2年・男子)

    • 『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)今回の番組はファッションデザイナーについてでした。その中で特に印象に残ったことがあります。「作為のないものが美しい」ということです。この言葉は番組の後半に出てくるのですが、最初聞いたとき意味が分からなすぎて印象に残りました。普段私がすごい!と思うものは大きな建造物や絵画など圧倒されるものがほとんどです。しかし、この主人公のデザインは常識外れで大胆なことに驚きました。例えば、紙を小さい丸でくりぬいた後の残骸の紙切れ。無造作に置いていたその紙切れが一つのデザインになっていました。私は新しくて未知の世界を見せられたような気がしました。自分の知らない世界を見ることで新しい物の見方や発見、考え方があり、実際に経験するのとは違うけど感じるものはたくさんありました。人の人生観や考え方を知ることも良いことだと改めて感じることができました。(福岡・高校3年・男子)

  • 【自由記述】

    • バラエティー番組の中で、イタズラする映像をよく見ますが、最近そのイタズラに、どう見てもされている方が嫌がっているものがよくあります。たとえイタズラをされているのが芸能人だったとしても、されている人が明らかに困ったり嫌がっている映像は見ていて不快です。番組を作っている人も大人ですから、相手の気持ちを考えることができるはず。イタズラされる人のことも、番組を見ている人のことも両方の気持ちを考えてほしいです。(岡山・中学2年・女子)

    • 笑いを取るためにやって良いこととやってはいけないことがあると思います。過剰に演出するのもどうかなぁと思うことがよくあります。(愛知・中学3年・男子)

    • 先日、学校で「人々に大きな衝撃を与えるような事柄ではなく、人々の命を守るうえで教訓となるようなありふれた事故などの事柄をもっと報道すべきだ」という趣旨の文章を扱った。ニュース番組が重要度の高い事柄から報道しているのかという事に、疑問を覚えることはしばしばある。先刻は、豊洲市場の問題について連日報道が続いた。東京で持ち上がった問題が専ら報道されている状況を、東京以外に住んでいる人はどのように感じるのか、ということについて、考察の余地は十分にあるのではないだろうか。(京都・高校1年・男子)

    • 10月6日の『SCHOOL OF LOCK』(FM東京/FM山口)で「『君がひとりぼっちじゃないと気づいた日』を教えてほしい」と題したコーナーがありました。リスナーから『君がひとりぼっちじゃないと気づいた日』に関するメッセージを募集して、パーソナリティとリスナーが電話をつないで話を聞いていました。どの話も「ひとりぼっちじゃないと気づいたきっかけ」がとても感動的でした。今ひとりぼっちと感じている人にはとても励みになったのではないかと思います。久しぶりに良い番組を聴いたなと感じました。(山口・高校2年・男子)

  • 【青少年へのおすすめ番組について】

    • 『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦2016~究極の肉体美を持つ芸能人16人の中からNo.1の称号を手に入れるのは誰だ!?~』(TBSテレビ/CBCテレビ)皆さんとても身体能力がすごくて驚いてばかりでしたが、少しやりすぎではないかと思う場面がいくつかありました。まず、上から流れてくる水の重さにどれだけ耐えられるかというものです。見ていて気持ち悪くなりました。人が押しつぶされるような感覚でした。もちろんつぶされないようにはなっていますが、足や腕がパンパンになりがくがく震えながら上から流れてくる水の重さに耐えるシーンは拷問のようでした。もう少し良い競技にしてほしかったなぁと思いました。(愛知・中学3年・男子)

    • 『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ/中京テレビ)Hey!Say!JUMPの知念侑李さんが片足しかないワラビーの世話をして群れに返すお別れのシーンはとても感動しました。群れに返す時にボロボロと泣いていた知念さんとワラビーとの関係にとても心に来るものがありました。初めましてから始まり、ワラビーのもう片方の足の型を作ってあげたり跳ぶ練習をしたり共に生活してきたのを見ているので、お別れのシーンはこっちまで感動しました。知念さんとともに生活し無事群れに帰ることのできたこのワラビーは幸せだろうなぁと思いました。(愛知・中学3年・男子)

    • 『歓びの絵 ねむの木学園 48年の軌跡』(NHKBS-1)この学園を設立された宮城まり子さんのことは知らなかったけれど、障害のある子どもたちのために学校を作ったということにとても驚きました。昔は今よりももっと障害に対しての偏見も多かっただろうに、そんな中自分でその子たちを助けようとした彼女は強いなと思いました。また、子どもたちに絵を書いて気持ちを伝える方法を伝えたということも素敵だなと思いました。子どもたちに誰かとつながる方法、自信を与えたと思います。彼らの美術展にはいつか必ず行きたいです。(高知・高校1年・女子)

    • 『サヘル・ローズのイチオシNIPPON』(ワールド・ハイビジョン・チャンネル)サヘル・ローズさんが帯広を訪問して、観光パンフレットを作るという内容でした。これまで外国人の目線から見た観光番組は見た事がなかったので興味を持ちました。また、地元の野菜を使った名物なども紹介しつつ、なぜ帯広が食料自給率が120%と高いのか、農家の人などの話から分かりました。そして、実際に作成された観光パンフレットが番組ホームページに掲載されています。そこには番組で紹介されたことが詳しくまとめられていて読みやすかったです。さらに帯広について知りたいという気分になりました。(山口・高校2年・男子)

調査研究について

2015年10月に行った立命館守山高校アンケート調査リポート「高校生のメディア・リテラシーに関する探索的研究-バラエティー番組に対する感想をめぐって-」を、10月8日9日に静岡大学浜松キャンパスで開催された「第13回子ども学会議」でポスター発表し、優秀ポスター賞を受賞したことについて、事務局から報告がありました。

今後の予定について

  • 来年3月5日に日本テレビの協力を得て開催予定の「2016年度 中高生モニター会議~日テレフォーラム18~」について、進捗状況の説明が事務局からあり、内容について検討しました。

  • 来年1月をめどに開催予定の在京局との意見交換会・勉強会について、進捗状況の説明が事務局からあり、担当は中橋委員に決まりました。

その他

  • 10月14日に立命館アジア太平洋大学で行った意見交換会について、参加した委員と事務局から報告がありました。【詳細はこちら