放送人権委員会

放送人権委員会 委員会決定

2008年度 第37号

第37号 群馬・行政書士会幹部不起訴報道

【委員会決定を受けてのエフエム群馬の対応】

エフエム群馬の報告は以下の通り

平成20年9月25日
放送と人権等権利に関する委員会
委員長 竹田 稔 殿

株式会社エフエム群馬
代表取締役社長 小林洋右

「委員会決定」の取組状況について(ご報告)

拝啓 貴委員会のご清栄を衷心よりお慶び申し上げます。
弊社の「群馬・行政書士会幹部不起訴報道」の審理に際して、貴委員会には多大なご面倒をおかけし、改めてお詫び申し上げます。

弊社は、貴委員会

決定「放送倫理違反」見解を真摯に受け止め、全社をあげて改善策を推進しております。今回のご報告は、既にご報告した委員会決定直後の措置を含め、弊社のこれまでの改善策全体についてまとめたものです。

弊社

の改善策は、(1)「放送倫理違反」見解を受けたことの公開、(2)申立人との関係改善、(3)社内統制と社員教育の改善、の三点について行いました。
このうち、(3)社員教育改善のため、弊社の「報道・編集ハンドブック」を

策定しましたので、添付させていただきました。
このハンドブックについて、9月中に全社員と番組出演者等を対象にした研修会を開き、日常業務の改善に役立てる所存です。なお、本報告書は、委員会決定があった平成20年

7月1日を起点に時系列でまとめさせていただきました。

ご査収いただき、行き届かない事柄についてご指導をいただければ幸甚です。

敬具

■7/1(火)

放送と人権等委員会が委員会決定 「放送倫理違反」見解を公表

17:00~30 地元記者会見で発表 於:県政記者クラブ
小林社長・大崎報道渉外担当部長が説明

18:03~04 夕方番組、ニュースコー

ナーで報道
委員会決定の概略

19:55~20:00 通常番組を休止し、特別枠で報道
委員会決定の詳細
弊社が真摯に受け止める旨のコメント
申立人のコメント

20:55~21:00 通常番組を

休止し、特別枠で報道
内容は上記と同じ

■7/2(水)

9:10~50 社内説明会実施

社長より在局社員に「放送倫理違反」の説明
不在者に説明骨子をメールで配信

午前~午後 関係各所へ報告

広告代理店へ説明文書を発送
JFN、エフエ

ム東京へ電話とメールで報告
ホームページ「お知らせ欄」に掲載、以後1週間
委員会決定の全文書(個人名をカット)
当社が真摯に受け止める旨のコメント
申立人のコメント
申立人に挨拶訪問

社長と報道渉外担当部長が挨拶に訪問、懇談
申立人は友好的に応対してくれた

■7/7(月)

午後 申立人と県行政書士会幹部4人が弊社に挨拶訪問
会長、常務理事、事務局長、申立人

■7/8(火)

放送番組審議会に報告
顧問弁護士に委員会決定内容を説明.

■7/15(火)

社長が上京、BPO事務局を訪問、経過を報告

■7/28(月)

「報道・編集ハンドブック」作成を開始
社長指導で報道部が作業

■7/29(火)

関係者3名の社内処分「文書による厳重注意」

■9/5(金)

人事異動内示 9月22日発令予定

■9/8(月)

「報道・編集ハンドブック」完成
常務会で決定、社内LANで掲示

■9/11(木)

代理店会議開催
「放送倫理違反」の概略説明
本報告書を作成

■9/16(火)

総務部長がBPO事務局を訪問
本報告書を提出

■9/19(金)

9月定例取締役会開催
「放送倫理違反」の概略説明

■9/24(水)

「報道・編集ハンドブック」の全社研修会を実施
社員・番組出演者・業務委託者、計36名参加

以上