放送倫理検証委員会

委員会説明

委員の皆さん

委員長

神田 安積(かんだ あさか)

放送メディアは誰のためにあるのか

メディアは事実を伝えているか。メディアが伝えている事実は真実か。これまで当たり前と考えていたメディアへの信頼が揺さぶられています。メディアの信頼が失われたとき、誰が困るのか。誰がほくそ笑むのか。メディアが誰のためにあるのかを常に一緒に考えていきたいと思います。

神田 安積
1963年生まれ。1993年弁護士登録。慶應義塾大学法学部法律学科卒。2010年第二東京弁護士会副会長。日本弁護士連合会事務次長、明治学院大学法科大学院客員教授、共同通信社「報道と読者」委員会委員など歴任。

委員長代行 

鈴木 嘉一(すずき よしかず)

「より豊かな放送」のために

この10年余り、BPOの動向を取材する立場にいました。放送倫理検証委員会の委員になっても、放送界をウオッチし続ける姿勢に変わりはありません。「より豊かな放送」のために、お役に立ちたいと思っています。

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1952年生まれ。放送評論家・ジャーナリスト。早稲田大学政治経済学部卒。元読売新聞東京本社編集委員。1985年から放送界の取材を続け、文化庁芸術祭賞審査委員や放送文化基金賞専門委員、日本民間放送連盟賞審査員などを務める。放送批評懇談会理事。放送人の会理事。日本記者クラブ会員。著書に『テレビは男子一生の仕事 ドキュメンタリスト牛山純一』『大河ドラマの50年』『桜守三代 佐野藤右衛門口伝』『わが街再生――コミュニティ文化の新潮流』など。

委員長代行 

升味 佐江子(ますみ さえこ)

多様な見方が社会を豊かにする

心地よい言葉も聞きたくない意見も、全てを含む多種で雑多でスパイシーな情報が入り乱れる空間こそ、民主主義社会に不可欠です。それを確保するお役に立てれば幸いです。

升味 佐江子
1956年生まれ。弁護士。2017年度第二東京弁護士会副会長。日弁連理事、公益社団法人精神発達障害指導教育協会理事。夫婦、親子の紛争、交通事故、地域の環境行政事件、文化財的建物の保存、巻き込まれた刑事事件、被災地でのグループホーム建設、などなどふつうのひとが不幸にして直面する事件一般と派生する問題の解決にかかわる。

委員

岸本 葉子(きしもと ようこ)

送り手として、受け手として

ものを作るプロセスは判断の連続です。作品を送り出す者のひとりとして、判断の重みを日々感じています。表現者また視聴者のひとりとして、放送と倫理の課題に、誠意をもって取り組みます。

岸本 葉子
1961年生まれ。エッセイスト。東京大学教養学部相関社会科学科卒業後、執筆活動を始める。ジャンルは、暮らしやエイジングについてのエッセイ、書評、俳句、小説。著書は、『エッセイ脳』『ちょっと早めの老い支度』など多数。社会における活動は、厚生労働省社会保障審議会委員、同省医療情報ネットワーク基盤検討会委員、国立がんセンター倫理審査委員会委員、日本対がん協会評議員、日本放送協会中央番組審議会委員など。

委員

高田 昌幸(たかだ まさゆき)

「信頼」を取り戻すために

「フェイクニュース」という言葉に象徴されるように、マスメディアに対する信頼が大きく揺れ動いています。それを少しでも取り戻せるよう、まずは放送界の方々と向き合い、考えたいと思います。

高田 昌幸
1960年生まれ。東京都市大学メディア情報学部教授(ジャーナリズム論/調査報道論)、ジャーナリスト。北海道新聞記者などを経て、2017年から現職。2004年、北海道警察裏金問題の取材班代表として、新聞協会賞、菊池寛賞、日本ジャーナリスト会議大賞など受賞。著書に、『真実』『権力VS調査報道』『権力に迫る調査報道』『メディアの罠 権力に加担する新聞・テレビの深層』ほか。

委員

長嶋 甲兵(ながしま こうへい)

「テレビの素晴らしい本質」とは?

かのマクルーハン曰く、「テレビが古いテクノロジーになった時、我々はテレビの素晴らしい本質を真に理解し、ありがたく思うことだろう。」私たちは、"テレビの素晴らしい本質"にまだ気づいていないのかも。

長嶋 甲兵
1960年生まれ。演出家・テレビ番組プロデューサー。「数字は取れないが、賞を取る」ことで生き残る。主な番組は『詩のボクシング~鳴り渡れ言葉 一億三千万の胸の奥に』(1998年、放送文化基金賞大賞/ATP賞最優秀賞)『世紀を刻んだ歌~花はどこへいった』(2000年ATP賞グランプリ)『NONFIX シリーズ日本国憲法/96条憲法改正の手続き~国民的憲法合宿』(2005年芸術選奨文部科学大臣賞放送部門新人賞)『名盤ドキュメント 井上陽水~氷の世界40年』(2014年ギャラクシー奨励賞)など。

委員

中野 剛(なかの たけし)

"心を動かされる放送"のために

小学生の頃はクイズ番組や歌番組、中高生時代はトレンディドラマにはまっていました。色々な意味で"心を動かされる放送"であってほしいとの願いを込めつつ、個々の事案に真摯に取り組みます。

中野  剛
1975年生まれ。弁護士。学習院大学専門職大学院法務研究科特別招聘教授。京都大学法学部卒。民事・刑事の法廷弁護活動を中心に、個人・企業の抱える法的問題の解決に取り組むとともに、法学部や法科大学院における学生の教育にも力を注いでいる。主な共著に、「経済刑事裁判例に学ぶ不正予防・対応策――法的・会計的視点から」など。

委員

西土 彰一郎(にしど しょういちろう)

自律的、主体的な実践なくして放送倫理は語れない

番組制作者の自律的、主体的な実践なくして市民の知る権利の展開に資する放送倫理を語ることはできません。委員の役割はこの実践を下支えする契機にすぎないと自覚し、矩を踰えずに微力を尽くしたいと思います。

西土 彰一郎
1973年生まれ。成城大学法学部准教授を経て、現在、同教授(専攻:憲法・メディア法)。この間、 マインツ大学メディア法研究所客員研究員、ハイデルベルク大学法学部およびマックス・プランク国際法/比較公法研究所客員研究員(アレクサンダー・フォン・フンボルト財団奨学生)。日本フンボルト協会理事。著書に『放送の自由の基層』(信山社、2011年)、「放送の自由」鈴木秀美=山田健太(編)『放送制度概論』(商事法務、2017年)など。

委員

藤田 真文(ふじた まふみ)

放送は私の生きる糧

私にとってテレビドラマは生きる力を与えてくれるもの。そして、ニュースやドキュメンタリーが社会・世界を知る窓です。制作者と視聴者の出会いは、何よりも放送された番組を通じて成立します。視聴者の一人であることを忘れず、番組と真摯に向き合ってともに歩んでいきたいと思います。

藤田 真文
1959年生まれ。法政大学社会学部教授。中央大学法学部政治学科卒、慶應義塾大学大学院法学研究科博士後期課程修了。日本民間放送連盟研究所、常磐大学助教授などを経て、現職。著書に「ギフト、再配達:テレビ・テクスト分析入門」「メディアが震えた:テレビ・ラジオと東日本大震災」など。

委員

巻 美矢紀(まき みさき)

多元的社会における放送の公共的役割の確保のために

究極的な価値観が多元化する現代社会において、放送の公共的役割を確保するために、個人を尊重する憲法学の見地から考えていきたいと思います。

巻 美矢紀
1970年生まれ。上智大学法科大学院教授。東京大学法学部卒、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学、東京大学)。専門は、憲法学。研究領域は、平等、憲法上の明文なき権利、経済的自由。共著として、「憲法学読本[第3版]」「論究憲法」「憲法の尊厳」など。

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