2015年8月に視聴者から寄せられた意見
首相の戦後70年談話を報じた番組に対し、はじめから批判ありきの姿勢は如何なものかなど、様々な意見。大阪の中1死体遺棄事件で、容疑者のニヤけた顔を何度も放送したことに対し、違和感を覚えるといった意見。関東のサメ騒動の報道で、必要以上に恐怖心をあおっていたなどの意見。
2015年8月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,328件で、先月と比較して174件減少した。
意見のアクセス方法の割合は、メール76%、電話22%、FAX1%、手紙ほか1%。
男女別は男性74%、女性24%、不明2%で、世代別では30歳代27%、40歳代27%、20歳代17%、50歳代14%、60歳以上11%、10歳代4%。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。8月の通知数は591件【45局】だった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、20件を会員社に送信した。
意見概要
番組全般にわたる意見
総理の戦後70年の談話が発表されたが、それを報じた番組に対し、はじめから批判ありきの姿勢は如何なものかなどといった、様々な意見が寄せられた。
大阪の中1死体遺棄事件で、容疑者のニヤけた顔を何度も放送したことに対し、違和感を覚えるといった意見や、容疑者の職業をことさら強調しているとの批判の声が寄せられた。
関東の海岸のサメ騒動を扱った番組に対し、「人食い鮫」などといったテロップを出すのは、いたずらに恐怖心を煽るものではないかといった意見が寄せられた。
バラエティー番組とはいえ、犯罪を犯した人たちを出演させ、面白おかしく過去の出来事を紹介するのは、不謹慎だといった批判が寄せられた。
ラジオに関する意見は52件、CMについては61件あった。
青少年に関する意見
8月中に青少年委員会に寄せられた意見は141件で、前月から44件増加した。
今月は、「視聴者意見への反論・同意」が38件と最も多く、次に「性的表現」が18件、「表現・演出」が17件、「危険行為」が12件と続いた。
「視聴者意見への反論・同意」は、アニメ番組に対する視聴者意見についての反論・同意、それぞれの意見が多く寄せられた。
「性的表現」については、アニメ番組に関して、一層の配慮を求める意見が目立った。「表現・演出」については、CMや番組宣伝に関する意見が多かった。
また、放送前の番組について、番組タイトルや番組宣伝での表現が不適切だとの意見も多く寄せられた。
意見抜粋
番組全般
【取材・報道のあり方】
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この番組は以前、「首相の戦後70年談話は謝罪やお詫びなど4つのキーワードを継承しなければならない」と主張していた。今般の談話で4つのキーワードが盛り込まれ、また「次世代に謝罪する宿命を負わせてはならない」との文言があったが、批判を浴びせていた。批判ありきの姿勢が垣間見える。
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首相による戦後70年談話の内容を解説していた。画面の下のほうに"反省""お詫び"などのキーワードを表示し、その横には△印が並んでいた。この△印は一体何を意味するのか。○や×であれば各キーワードが盛り込まれたか否かの判定として理解できる。では△という微妙な判定は何だろうか。できればニュースを途中から見た人でもわかるように画面に△印の意味を明示してほしかった。
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首相が集団的自衛権について中国の脅威を例に答弁していたが、男性コメンテーターが「中国を引き合いに出すのは禁じ手だ。焦っている表れだ」などと発言していた。身近な脅威を説明したことが何故禁じ手であり、焦っているということになるのか。根底に集団的自衛権反対ありきの姿勢があるのではないのか。
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今日は広島の原爆投下から70年の日だが、記念式典の様子を伝える局は殆どない。それどころかある番組では"原爆投下"に触れることさえなかった。放送界全体がこのようなことでは子ども達が原爆について無知・無関心になってしまう。現に、若い人たちの何割かは「日本はアメリカに原爆を落とされた」ということを知らないそうだ。原爆投下は非人道的な行為として日本人が絶対に忘れてはならないことであり、マスコミにはそのために力をつくしてもらいたい。
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原爆忌のころになると特集が組まれ、被爆者の体験談などを放送する。被爆体験を伝えることはとても大切だが、そちらがメインになってしまい、開戦から原爆投下に至る経緯があまり取り上げられない。毎年、被爆者の悲惨な体験談はほぼ同じだ。マンネリそのもので、若い人たちに新たな発見や学びを提供するどころか、うんざりされかねない。原爆投下を被爆者側から「悲しく苦しい出来事」として感傷的に捉えるのではなく、一体何が原因であったのか、きちんと検証する必要がある。戦後70年という節目の今年こそ、それを期待している。
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日航ジャンボ機墜落から30年の企画放送の間に、画面の左上の小さい枠に映っている芸人のコメンテーターがずっと頬杖をついていた。腹立たしく、何様かと思った。社会にそれなりの影響を与えている自分を自覚してほしい。
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日航機事故から30周年の今日、各局は遺族が苦労したという情緒的な報道ばかりだ。事故当時は、亡くなった機長の妻に、機長の責任を追及するという馬鹿げたインタビューをした報道に憤りを感じた。そして一番重要な事故の原因については、当時の事故調査委員会が出した結論を鵜呑みにしただけの報道だった。事故の原因は、修理ミスによる隔壁の破損ではなく、同機のしりもち着陸事故による機体の歪みという説もあるそうだ。30年経った今でも、真の原因を追究することがメディアの役目だ。情緒的な報道はするべきではない。
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大阪府中1死体遺棄事件についての報道で、LINEのやり取りを全て公開していた。事件の詳細を報道することを目的としたのだろうが、個人の連絡のやり取りを、本人が亡くなり、なおかつ遺体が発見された直後にこうした形で報道することは如何なものか。報道の自由だけではなくプライバシーの保護という制限も必要なのではないか。
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大阪で起きた中1男女2人の死体遺棄事件を伝える際、容疑者の顔写真がふざけ過ぎている。残忍な事件の容疑者のニヤケタ顔やピースポーズなど見たくもない。しかもしつこいくらいに何度も使用していたが、何か意図があるのだろうか。
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寝屋川市中1男女遺体遺棄事件に関する情報の中で、容疑者の写真を何度もしつこく出し、アップにすることはとても気持ちが悪い。これに限らず殺人事件があると、マスコミは事件をおもしろおかしく捉えているように思える。BGMをつける過剰な演出にも悪意を感じる。マスコミにとって事件や事故で人が亡くなっても「ネタのひとつ」でしかないと、改めて感じた。
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私は福島県いわき市の住民だ。「寝屋川中1遺体遺棄事件」の報道は、容疑者の職業が「除染作業員」であること強調し「除染作業員」が犯罪者の集まりのような印象を与えている。事件と職業は何の関係もない。まじめに除染に取り組む地元の人は迷惑している。どうしても職業を必要とするなら「派遣作業員」「作業員」などで十分だ。
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茨城県沖合に出没したサメ騒動において、過剰な表現で必要以上に視聴者の恐怖心を煽っていた。安全対策をとっているにもかかわらず、繁忙期の海水浴場の集客を損ないかねない、風評被害を生む内容であった。沿岸で人が襲われていないのに、番組内で何度も「人食い鮫」と表現していた。適切な注意喚起の報道に努め、誤解のない情報を視聴者に提供することを強く要望する。
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女子高生が切り付けられる事件で、実際に切られている時の音声が入った映像が流れた。犯人は捕まっておらず、事件の解決に繋がるとも思えない映像だ。女子高生のただ悲痛な声は同じ女性として聞いていて不快だった。レイプ事件の音声かと思った程だ。しかも執拗に何度も流していた。衝動を持つ犯罪者を煽るような音声としか思えない。
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「土用の丑の日」に関して、ウナギの消費を煽る内容ばかり取り上げている。確かに土用の丑の日は昔から続く伝統だが、現在ウナギの数が減少しているのははっきりとしており、さらにはニホンウナギは絶滅危惧種となっているはずだ。ウナギの保護政策ではなく、どのように商売をしていくかという内容ばかりで、絶滅危惧などないかのようだ。あまりに滑稽だ。
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全国ニュースで、甲子園出場の新人選手について大きく取り上げている。1年生でレギュラーはすごいが、マスコミが異常に持ち上げて、過熱報道だとしか思えない。全国には他にも優秀な選手がいるにもかかわらず、彼にばかり集中している。高校生なのだから、平等に報道してほしい。
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「視聴者からの投稿」という動画や画像が多い。自然現象などを撮ったものであれば分かるが、事故現場や火事の現場、遺体を運んでいるところなどは、とても不快だ。動画サイトやニュース番組に売る為か、最近特に多くなってきた。局側がその動画を流すので、ますますみんながそういう場面を撮っている。局の放送姿勢が問われているのではないのか。
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猛暑やゲリラ豪雨の報道をする際に、海岸で過ごしている女性や公園の噴水などで遊んでいる幼児の水着姿を放送している。雨でずぶ濡れになって、場合によっては下着が透けている。またそれ以外でも性犯罪の報道などをする時に、イメージのような形で女性の脚を映したりする。このような映像は、肖像権侵害には当たらないのか。
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「お盆の帰省ラッシュ」の特集で、取材班が高速道路を走っていた。リポーターが中継していたが、この際、高速を走る他の車のナンバーが映っていた。一般車を映す時はナンバーにモザイクをかけるべきではないのか。
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車両暴走事故について、放送時点では被疑者の体調や精神状態などに関する情報が警察などから一切発表されていないにもかかわらず、司会者が「また脱法ハーブでしょうか」などと、憶測に過ぎない発言していたことは問題がある。
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乗用車が歩道に突っ込み、歩行者5人が死傷するという事故があったが、各局の報道で現行犯逮捕された医師が「てんかん患者」だったことを、ことさら強調しすぎている。私も「てんかん患者」だが、医師から治療をうけ、運転できる資格も持っている。そういったことをもっと明確に報道するべきで、いたずらに「てんかん」を煽るべきではない。一種の差別であり、車の運転は私にとって死活問題なのだ。自重をもとめる。
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桜島の噴火警戒レベルが高まったのを受け現地から中継をしていたが、冒頭でリポーターが爆笑しているシーンが映った。おそらく中継のタイミングを間違えたのだろうが、噴火は全く笑いごとではない。スタジオで「お見苦しい点がありました」と謝っていたが、放送を作る側に緊張感が足りないのではないのか。
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殺人事件の被害女性について、「全裸」であったという情報は必要なのか。ことさらそこを強調している場合もあり、不快だ。加害者のプライバシー保護に神経質なわりに、被害女性や被害女性の遺族に対する配慮に欠けているのではないのか。
【番組全般・その他】
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犯罪方法や前科、刑務所内生活をバラエティーとして扱うなど、極めて低俗だ。具体的な犯罪方法を紹介し、犯罪を助長する軽率な内容だ。犯罪には傷ついた被害者がいる。場合によっては人生が破壊され、生命にも関わっているはずだ。そのような被害者に対し、配慮がないにも程がある。ここ数年見た番組のなかで、もっとも不愉快な内容であった。
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刑務所はどうのこうのと聞く放送は、如何なものか。小さい時の家庭環境で仕方なく犯罪に走ったのであれば、100歩譲ってわからないでもないが、苦労もしないで楽な方の生き方をして、人間として犯していけない罪を何回も犯した人に「刑務所はどうでしたか」と聞くことは、公共の電波を使って流すべきではない。番組は何のメッセージを伝えようとしているのか。
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同性愛やトランスジェンダーに対する否定や偏見、無知をテレビで拡散することはやめてほしい。本来ならセクハラに該当するような質問を同性愛者やトランスジェンダーにぶつけていた。終始、同性愛やトランスジェンダーを一人の人間として見ず、笑われるべき存在であるかのように扱っていた。
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クイズを出すお天気コーナーがある。しかしそのクイズが、お天気に関係ないことばかりだ。そのことで時間が費やされ、本来の天気予報が粗雑になっていた。最近はゲリラ豪雨などが発生しており、天気予報の詳細を知りたい。面白半分のコーナーは控えていただきたい。
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ゲームショーで、入場に至るまで炎天下で長い行列待ちをするうち、熱中症により10人以上が救急搬送されたという話題を取り上げた。直接の原因ではないが、「主催者が会場入り口での手荷物検査の際、ペットボトルなどの飲み物を没収していた」と報じた。しかし、イベント主催者はネット上で「そのような事実はない」とはっきり否定しており、それに対してゲームショー参加者からの反論もないが、誤りならば速やかに放送で訂正すべきだ。
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画面を回すようなシーンがあり、画面を見ていると酔ったように気持ちが悪くなる。以前、他局のドラマでも、早く回転させるシーンがあったが、このような撮影方法は心身に影響がないのだろうか。
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ニュースを見たかったのに番組表で確認したら、高校野球の中継が行われる予定になっている。平日のこの時間は多くの人が会社に行っているかと思われるが、それほど高校野球中継に需要があるのだろうか。また、今日は広島に原爆が投下された日でもある。私は広島平和式典についてのニュースが見たかったのに、通常のニュースは放送されない。私のようにスポーツに興味がない人もいるのだから、放送配分を勘案してほしい。
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バラエティーというジャンルそのものが下品になったと思う。少なくとも昭和の芸人にパンツ1枚という芸風の人はいなかった。最近ではアイドルでさえ平気で下ネタを発言している。品位が低下しているのではないか。制作サイドの人間にエロとお色気の区別がついていない。芸人も体を張ることが人気につながると錯覚する風潮が生まれたのではないか。
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あまりメジャーとはいえない「競歩」を取り上げ、女性選手と芸能人が競う企画を放送していた。今までじっくりとこの競技を見たことはなかったが、面白かった。次は、実際の競技を見てみたい。今回焦点を当てたことで、私のように「競歩」に興味を抱いた視聴者も他にいたのではなかろうか。とても良い企画だった。
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バラエティー番組で芸人が吐くシーンが流れることが度々見られる。人が吐く姿は気分が悪くなる。特に食事時に流れるとこちらまで食欲が失せる。世の中には嘔吐恐怖症など精神疾患に悩まされる人もいる。放送の自粛を願う。
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どこの局も同じような若いタレントが出演するトーク番組ばかりで、見る気にならない。昭和の人気芸能人たちもゲスト出演するような番組や、老若男女が共に見られるような番組、企画の面白さで見せる番組、うるさくない落ち着いた番組などを作ってほしい。子供の頃に見ていた番組は、必ず若い人向けのゲストと中高年向けのゲストが同じ番組に出演して、それぞれの見せ場を作っていた。
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ラグビーのルール説明を行っている動画だが、ルール解説を行うことは、これからラグビーを始める子ども達には重要なことだと思う。しかし、なぜ「セクシー美女」と題してあのような恰好で行う必要があるのか。ラグビーワールドカップの日本開催で世界が注目する中で、あのような動画は残念でならない。
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男性芸人が女性タレントの家に押しかけ、勝手に部屋の中を物色する内容があり、男性芸人が女性タレントの下半身用下着を顔に近づけていて、気分が悪くなった。テレビ局は、誰もが俗にいう「下ネタ」を好きだという認識を改める必要がある。
【ラジオ】
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その時の放送は「丁寧に敬語つけよう」ということで、とりあえず「お」や「ご」をつけてくれたらというようなことを、パーソナリティーの男性が言った。投稿者からのメールを読む時に、そのまま読んでいたら卑猥に聞こえる投稿をそのまま読んでいた。深夜放送でかつ生放送なので、「放送禁止用語」も無視している感じだった。とにかく最低だった。卑猥に聞こえる表現をそのまま流すことや、深夜だからいいという感覚で話すことは本当に止めてほしい。
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パーソナリティーがよく卑猥な発言をする。今日の放送では冒頭、相手役の女性パーソナリティーに「オッパイもみたい」と連呼した。また、男性の局部をゴルフクラブに見立ててあれこれいやらしい話をしていた。昼間の時間帯にこういう話を聞かされるのは不快なので、やめてほしい。
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コメンテーターの1人が安保関連法案に関して、アメリカの言いなりであることを「アメリカケツ舐め外交」と評し、その後も繰り返し同様の発言した。「アメリカ追従外交」と言うべきで、「ケツ舐め」は総理をおとしめる発言だ。公共の電波で使うべき言葉ではない。
【CM】
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女性が子どもを抱っこしながら、スマートフォンを操作するCMがあるが、如何なものか。本来、子どもとは愛情をもって接するものだ。片手で子どもを抱きながらスマホをいじるという、まるで"ついでに"子どもを抱くかのようだ。子どもの落下事故に繋がりかねないし、スマホのながら歩きの温床にもなる。
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昔ながらの玩具"黒ひげ危機一発"を真似たものが放送されている。「海賊が頭だけを出している樽に短剣を刺し、海賊を樽から飛び出させる」という遊びだ。この海賊役を"お父さん犬"にさせている。樽の外から短剣で攻撃され、お父さん犬はおびえて「やめてくれよ」と嘆願する。このCMに刺激され、真似をする者が出るかも知れない。動物虐待につながるのではないかと心配だ。
青少年に関する意見
【「性的表現」に関する意見】
- 深夜帯のバラエティー番組の番組宣伝を夕方にしていたが、女性の水着を脱がせるシーンがあった。子どもが見る可能性がある時間帯に放送すべきではない。
【「表現・演出」に関する意見】
- 近年、特に深夜帯のアニメ番組で顕著だが、表現を自粛しすぎることで、本来の作品の魅力が落ちているように感じる。深夜帯の番組は子ども向けではない。子どもが見るのに適していないからといって規制を強化するのではなく、子どもの生活習慣を見直すことが大事なのではないか。
【「危険行為」に関する意見】
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クライミングの日本代表である高校生を情報番組で取り上げた際、その高校生が出演するウェブCMを紹介していた。CMでは、学校に遅刻しそうな女子高生が素手で校舎をよじ登るという設定になっている。危険な行為であり、子どもが真似することも考えられる。
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たき火の上を飛び越えようとした少年2人がぶつかってしまい、火の中に落ちる投稿動画を面白おかしく紹介していた。かなり危険な行為であり、本人たちもけがをしたと思われる。このような危険な行為を子どもたちに見せたくない。
【「報道・情報」に関する意見】
- 大阪府で起きた中学生遺体遺棄事件の報道で、被害者から家に泊めてほしいと言われて断った子どもを取材していた。顔は映していなかったが、音声はそのままであり、配慮が欠けていると感じた。いじめにつながる可能性もある。思春期の子どもへのインタビューを放送する際には、より慎重な配慮が必要ではないか。
【「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見】
- 子どもと一緒にニュースを見ようとテレビをつけたところ、第二次世界大戦に関する番組が放送されており、映像加工をしていない死体の映像を見てしまった。通常であればニュースを放送している時間帯である。放送時間帯に配慮するか、映像を加工するなどの配慮をしてほしかった。
【「差別・偏見」に関する意見】
- まだ放送されていない番組だが、番組タイトルや番組紹介では女子高生を無知だと決めつけているように感じる。年齢差別、性差別ではないか。