視聴者からのご意見

視聴者意見を読む

2013年10月

2013年10月に視聴者から寄せられた意見

被災現場の取材ヘリが救助の妨害になるなどの、批判意見多数。真剣勝負を謳ったバラエティー番組の不適切な演出の発覚に、残念、謝罪を行うべきなどの意見。

2013年10月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,739件で、先月と比較して108件増加した。
意見のアクセス方法の割合は、メール73%、電話24%、FAX1%、手紙ほか2%。
男女別は男性71%、女性26%、不明3%で、世代別では30歳代31%、40歳代27%、20歳代16%、50歳代14%、60歳以上9%、10歳代3%。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO責任者に「視聴者意見」として通知。10月の通知数は782件【48局】だった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、18件を会員社に送信した。

意見概要

番組全般にわたる意見

来年4月から消費税が5%、から8%、に増税されることが、正式発表されたが、「上がった」かのような印象ばかり先走りして、増税の時期を勘違いする可能性があるといった意見が寄せられた。
伊豆・大島で台風26号による大規模な災害が発生したが、取材ヘリによる騒音で救助活動の妨げとなっているといった切実な声や、災害対応に忙しい行政の担当者を生出演させるのは、如何なものかといった批判が多く寄せられた。
ストーカー殺人事件については、被害者の写真や動画を興味本位に掲載しているのではないのか、容疑者を「アニメオタク」とレッテルを貼っているが、ステレオタイプな報道姿勢だという声などが寄せられた。
過激な発言を売り物にしているトーク番組で、コメンテーターの発言が甚大な民族差別に当たるのではないのかといった声も寄せられた。
真剣勝負を謳い文句にしていた番組にヤラセ疑惑が発生したが、いままで楽しみにしていただけに裏切られた気持ちだといった批判意見が多数寄せられた。
ラジオに関する意見は45件、CMについては48件あった。

青少年に関する意見

放送と青少年に関する委員会に寄せられた意見は121件で、前月より12件減少した。
今月は「性的表現に関する意見」が27件、「表現・演出に関する意見」が19件、次いで「委員会に関する意見」が16件、「低俗、モラルに反する意見」が12件と続いた。
「低俗、モラルに反する意見」では、女性タレントへの"ドッキリ企画"で、下着姿の男性タレントが悪戯をする企画を問題視する意見が複数寄せられている。また、演歌歌手が歌っている前で無視して宴会をするというバラエティー番組の企画について、「いじめに繋がる」という意見のほか、「制作者の意図が理解できない」と放送局の見識を問う意見が寄せられている。
そのほか、「委員会に関する意見」では、フジテレビ『27時間テレビ 生爆烈お父さん』について「委員会の考え」を示したことに対する意見が多く寄せられている。

意見抜粋

番組全般

【取材・報道のあり方】

  • 安倍総理が来年2014年4月から消費税8%、への増税を発表した。テレビ局には、消費税が現在の5%、から8%、に上がるのだから、わかりやすい説明をしてほしい。また、消費税増税に至った経緯をしっかりと報道して頂きたい。

  • 「消費税8%、決定」の記事を紹介する際、来年4月からの増税にもかかわらず、「予定通りあがりました」と煽り、CMを挟んでもう一度「消費税あがった」と言った。「あがった」という印象だけが残り、もう8%、に増税されたと誤解してしまう人もいるのではないのか。高齢者は増税されたと勘違いし「増税詐欺」に引っかかってしまうかもしれない。増税決定を報道することはいいが、来年4月からの実施であることをしっかり伝えるべきだ。

  • 私は伊豆大島に住んでいるのだが、台風26号の影響で土砂崩れが発生した。各放送局の報道ヘリコプターが大きな音を立てて被災現場上空を旋回している。騒音で小さな声が聞こえず、助けられるものも助けられない。ヘリコプターでの取材は即刻止めてほしいと、各局に電話をしたが状況は変わらない。何とかしてほしい。

  • 災害時のマスコミの取材ヘリが救助を妨害するという問題が何度も話題になっているのに、一向に改善しない。「報道の自由」が人命より優先するのか。ショッキングな映像をとるために、取材ヘリが周辺を飛ぶことは妨害以外の何ものでもない。こういう時のために取材協定などを結ぶべきではないか。災害を見世物にしながら、妨害までして、マスコミはきれいごとを話す。人命に関することだけに怒りの声は強い。せめてヘリは共同などにできないのか。

  • 台風26号で被害を受け、犠牲者を多数出した伊豆大島の町長を吊るし上げていた。見苦しい番組だった。町長の対応の不手際は否めないが、自然災害であることをマスコミ各社は理解していないのであろうか。現地の指揮官が対応に当たっている最中、早朝から番組に縛りつけ作業の妨害をし、相手が反論できないのを良いことに無責任に叩くことはやめるべきだ。公開裁判のような感じだった。番組出演より現場での仕事を優先させるべきなのに、長時間拘束することは報道機関の横暴ではないだろうか。視聴率狙いや話題性だけで大衆心理に迎合した放送スタイルは、反省して貰いたい。

  • 台風が来ていて地元の情報が知りたいのに、テレビではキー局のニュースしかやってなく、主に関東ばかりが取り上げられている。震災の時もそうだが、災害の可能性がある時は、地元のニュースも放送してほしい。キー局とは違ってお金がないことはわかるが、このような状況の時くらい、地元の災害情報を出さないと地元局の意味がなくなる。地元の情報が知りたいのに、それが地元局で得られないことは問題だ。

  • 先日発生した、横浜線踏切人身事故に関する報道だが、昼から夜のニュース番組で紹介していたが、いずれも配慮を欠く内容だった。遺族へのインタビューや、そもそも助けに入る行為が本来あってはならないことを一切報道せず、美談に持って行こうとする姿勢を感じた。この手の事故は、非常ボタンを押す、赤い服や布を振るか発煙筒などがあればそれも使用するなど、列車に対して、まずは止めるということをするべきである。マスコミとしては、広く事故を防ぐ方法や列車に対しての知らせ方や、安易にホームから降りる、踏切に入っての救助はしてはならないことを報道すべきだ。

  • 「横浜の踏切人身事故」のニュースが各局で多く取り上げられた。助けた女性の行為は素晴らしいが、あまりにも美化しすぎではないか。周辺住民や親族に対する取材のあり方も考えるべきだ。

  • 事件や事故で亡くなった方のご遺族へのインタビューは、止めるべきだ。事件や事故で亡くなった方の遺族へのインタビューは非常識だと常々感じている。家族が亡くなって辛い中、気持ちの整理がつかない遺族の方に「どんなお気持ちですか?」と尋ねることは、あまりにも無神経ではないか。自分が遺族の立場に立った時、マイクを向けられコメントを求められてどう思うか。絶対にいい気分ではないはずだ。亡くなられた方のご遺族にコメントを求めて、いったい何をどうしたいのか。どんなコメントを引き出せば、満足するのか、いつも不思議でならない。

  • 東京電力福島第一原発の汚染水問題を取り上げていた。現在進行形で起きている汚染水問題を知ることの出来る内容で、日本全国の方にぜひ見て頂きたい番組だと思った。解決が見えない汚染水問題を「モグラたたき」に例えることはわかりやすい表現だが、「東京電力福島第一原発汚染水」のことを「モグラ」と比喩するのは、如何なものか。報道番組であり、バラエティー番組のお笑いのネタではない。ボカしたり、暗号化したりせずに、きちんと「汚染水」と表現してほしい。「東京電力福島第一原発の汚染水」とはっきり表現するべきだ。

  • 「氾濫する土下座」というテーマの放送をしていた。客の女性が某衣料品販売店の店員にクレームをつけ、土下座を強要し、逮捕されるという事件があった。その土下座している様子の写真をぼかしながらも放送していた。インターネットのみならずテレビでもその姿を晒されてしまった店員やその家族、関係者はどういう気持ちだろうか。一種のハラスメントと言えないだろうか。この写真のほかにも別件の写真や動画を流しており、もっと配慮してほしい。

  • 衣料品の店員に土下座を強要したとされる事件で、微罪逮捕であるにもかかわらず、あたかも凶悪犯罪を起こしたかのように大々的にセンセーショナルに報道するマスコミの姿勢は、興味本位としか思えない。報道機関としての本来の役割を放棄しているのではないのか。

  • 高3年女子ストーカー殺人で、亡くなった方のブログから大量の本人写真を必要以上に転載し紹介しているが、必要なのか。両親の承諾はとっているのか。事件の内容よりも「話題のあるニュース」として面白半分に放送しているように思える。あまりにも非道徳的な行為だ。

  • 三鷹市女子高生刺殺事件で、犯人の素性をリポートする際に「アニメオタクである」ということを放送した。オタクという趣味は、直接的な動機には当たらないと思われるが、オタクであることが悪ととらわれかねない差別的な報道だった。アニメファンにとって誤解と不安を与える間違った報道だ。また、こういう犯罪が起こると、ブログやツイッターなどのSNSや学生時代の文集などを報道各局が引っかきまわす傾向にあるが、いくら犯罪を起こしたからといって、事件とは直接的な関係のない個人情報まで流す必要はあるのか。

  • 10月から年金支給額が減額されるが、消費増税については大きく報道されたが、年金支給減額についてはあまり報道されなかったのではないのか。消費増税を隠れ蓑にして、年金減額といったトピックを隠蔽したとしか思えない。年金生活者にとっては大問題だ。年金生活者の身になって報道してほしい。

  • 三鷹市で女子高生が殺害される痛ましい事件があったが、報道の仕方がおかしい。責められるべきは犯人なのに、「警察の対応が悪かったのではないのか」「防げたのではないか」など、警察批判に偏っている。以前からストーカーが絡んだ犯罪があると、何かにつけて警察のせいにして報道する番組ばかりで嫌になる。いくら警察でも常に市民につきっきりはできないし、今回の対応も決して間違ってはいないのに、わざわざ批判的なコメンテーターばかり揃えて執拗に批判している。これでは殺された女子高生を警察批判のために利用しているだけではないか。

  • ニュースや情報番組で、ツイッターによせられた視聴者の個人的なつぶやきが放送中に画面上で流される。なかには、ある思想に基づくような意見もある。他人の意見を見たいわけではないのに、ニュースを見ると個人的意見が垂れ流されている。テレビ報道として、起こった事実のみ報道してほしい。

  • 10月に真夏日の記録を更新したニュースで、埼玉県の熊谷市より暑い土地がいくつかあるのにもかかわらず、さも熊谷が一番暑かったような放送に違和感を覚えた。熊谷よりも暑かった土地がいくつもあり、マスコミにだまされているという思いが強い。"暑い=熊谷"は、マスコミが勝手につけたイメージであり、熊谷だけが暑いのではない。

  • 「ヘイトスピーチ」に関する議論の中でコメンテーターの一人から「在特会は在日特権を白日に晒した」という発言があった。この「在日特権」という言葉は、在日韓国・朝鮮人を差別する理由としてまことしやかに囁かれているキーワードだが、実際には納税、生活保護などいろいろな面で在日韓国・朝鮮人が「特権的に」扱われている事実はない。差別を助長する表現がさも事実であるかのように放送されるのは、問題だ。

  • コメンテーターが「在特会が活動したおかげで在日の特権の問題が明らかになった」と、国民の知らないことを知らせてくれた。大変よいことだ。引き続き詳しく知りたい。在日特権の特集を組んでほしい。

  • 台風が接近すると、ヘルメットを被った記者やアナウンサーが海岸から中継し「危険なので海岸には近づかないでください」と警告するが、人がそこにいれば、人は行きたがるものだ。海岸に記者が立たなくても、海の映像だけで危険なことはわかる。人も立てないほど危険なところだと分かれば人は行かない。

【番組全般・その他】

  • 「絶対に○○なもの」同士を戦わせて決着をつける、真剣勝負をうたい文句にし、その道のプロ同士の対決を売りにしている番組で、今まで楽しみに見ていた。しかし、スナイパー軍団VSラジコン軍団にラジコン・カーで出演した人のブログにヤラセに関する告発が載っていて、正直がっかりした。おまけに過去に動物虐待と思われるヤラセ対決があったとのことで、番組内で謝罪などを行うべきだ。

  • 大変に興味深く素晴らしい番組と信じていたのに、出演していた方より信じられないような証言が公表されている。手口があまりにも悪い。真実だとすれば完全に視聴者を裏切る内容であり、恐らく今回だけではないのではないかとの疑問すら感じさせ、今までの放送内容が信じられなくなった。視聴者はテレビ局側で勝手に編集されてしまっては、どうしようもない。素晴らしい番組であったからこそ、残念でならない。

  • 有名司会者の記者会見が報道されたが、あまりのフラッシュの光の強さに最初から最後までみる事はできなかった。「フラッシュに注意してください」というテロップはあるが、最初から最後までもの凄いフラッシュを焚いて撮影していた。私の息子は幼いころ強い光を目に浴びて、てんかんにかかってしまった。十数年前もあるアニメをみていた子供たちが具合を悪くしたという事件が起きた。テレビ局はてんかん患者を増やしたいのか。もう少し考えて、放送してほしい。テレビで強い光は放送しないでいただきたい。

  • 大食い番組が復活した。以前、番組をまねて、パンの早食い競争をした男子中学生がのどにパンを詰まらせて死亡した事故が起き、一時は下火になっていたのに、またこういった番組が増えている。今後この種の番組を放送するのであれば、せめてひと言「まねをしないよう」呼びかけるテロップなどを入れるべきだ。

  • 料理の紹介などで魚等の活き作りの様子が放送される。この日は、海老の活き作りを紹介していたが、活きた海老をさばき、盛り付けするシーンで、その海老が動き、まだ活きていることを示していた。残酷に思えた。人間は何かの命を犠牲にして食を摂り生きている。それならば少しでも苦痛のない方法で命を頂き食して、感謝することが犠牲にした命に対しての礼儀のように思う。とくに活き造りは、命を弄んでいるように感じてならない。

  • 改編時になると、各局とも色々な番組に新ドラマの出演者が出ている。ひどい局になると、番組の中身とは無関係に一日中出ずっぱりだ。視聴率を取りたい気持ちはわからないでもないが、視聴者もバカではない。見たいと思うような良質のドラマであれば、自然と見るものだ。宣伝に時間を費やすよりも、番組の中身の充実に時間を割いて頂きたい。

  • 物騒なニュースばかりが放送されるが、このようなひどい日本になったのはテレビの影響が大きい。例えば、お笑い芸人が簡単に相方の頭をたたいて笑いを取るような番組が多い。放送界が利益のみを追求していては良い番組は出来ない。気分が悪くなるような、くだらない番組は止めて、子ども達に良い影響を与える優れた番組を放送をするべきだ。

  • バラエティー番組全般に言えることだが、VTRが流れている間、スタジオの出演者の喋る声がうるさくて仕方ない。また、全然面白くもないことを出演者が言った後、わざとらしくスタッフの大きな笑い声が入るが、耳障りだ。

  • ミステリードラマで、必ずといってもいいほど、男子高校生が粗暴な罪を犯すシーンが出てくることはいかがなものか。あからさまな偏見や悪意を持っているとしか思えない。ネットのニュースや警察の検挙率データなどを見ていると、粗暴な傷害事件や暴行事件を犯す率が高い世代は、少年でなく30~40代が明らかに多い。しかも少年が被害者になるケースもかなり多い。少年という弱者を、わざと悪者・有害な存在として描くことで、いい大人が勝手な優越感・満足感に浸っているとしか思えない。

  • 民放は朝から晩まで同じ放送をしている。ワイドショーやニュースは多少の時間差はあっても、切り口や解説まで同じで、「警察24時」や「海外の日本人」など、タイトルが違うだけでやっていることは同じだ。もっと放送局のカラーを出した個性のある番組を放送をしてほしい。

  • 体罰についてのコーナーで、出演したタレントが体罰を肯定し、「今後も限定的に体罰を取り入れるべきだ」とコメントしていた。それ自体、公序良俗に反することを推奨する不適切な言動だと思うが、もう1つの問題は、「番組での発言は出演者個人の見解によるものです」というテロップを表示したことだ。番組を制作する以上、出演者の意見にも責任を持ってほしい。スーパー1枚で責任の所在をあいまいにすることなく、真摯な番組作りを目指してほしい。

  • プロ野球選手の戦力外通告のニュースが出てくると、「待っていました」と言わんばかりに「戦力外通告を受けた選手達」のような番組が放送される。不謹慎すぎると思う。言い方は悪いが、「人の不幸は蜜の味」と言わんばかりの、番組の作り方に嫌悪感を抱く。

  • 直前に援助交際の絡んだ犯罪を報道しておきながら、その直後に女性が料金を払ってデート相手の男性を求めるという行為を「レンタル彼氏」などと言い、好意的に伝えていた。援助交際まがいだと思うのだが、買う主体が女性であれば問題ないという歪んだ倫理観が透けて見える。

  • 新聞のラテ欄に最終回ということだったのだが、番組の最後に、「次回の放送は」というテロップが表示されていた。番組ホームページにも「次回の放送は」と書いてあった。今回の放送が最終回とあるのに、一体何なのか。「今回は最終回スペシャル」は嘘だったのか。放送局はいい加減な情報を流さないでほしい。

  • 旅行中に見学した包丁の工場で、承諾もないままにマイクを向けられた。その後、友人から私のインタビューが放送されたことを聞いたので、放送局に苦情を言うと「マイクを向けられ、答えた時点で了解したことになる」と、高圧的に言われた。しかし、番組名や番組の趣旨など伝え、了解を得てから質問するのが礼儀ではないか。騙して録るような取材は納得できない。番組名はわからないが、改めるべきだ。

  • 観光名所や高速道路、鉄道の路線、工業地帯を空から見るという他局にはないようなユニークな番組だが、なぜかBSでしか放送されていない。数年ほど前に中断されるまでは普通に放送していたが、現在はBSのみでの放送となっている。BSと地上波の両方で放送することは出来ないのだろうか。

  • 過剰な煽りで期待感を持たせておいて本人が登場せず、しかも長時間の番組の15分程度の放送だった。まるでシリーズ復活を思わせる宣伝を行い、この内容はあまりにもひどすぎる。かって占い師が登場すると煽った他局の手法を思い出すほど、不快なやり口だ。コーナーの1つとしてミニドラマをやると言えば良いのに、この内容は誰がみても詐欺だ。

  • 特定の番組という訳ではないが、最近はBSのみでしか放送されていない番組が多い。一部の番組はBSと地上波の両方で放送されているが、このような番組はごく僅かしかない。中には人気が高いにもかかわらず、BSのみでの放送となっている番組もある。これではBS契約者かBSアンテナを持っているものしか番組を見ることができず、不公平である。

  • 女性タレントが、コンビニの肉の加工工場を取材していた。工場が稼働中で、働いている全員が作業服にマスクをするなど衛生に配慮しているのに、彼女だけがマスクもせずに加工している肉に触ってペラペラ喋っているシーンが流れていた。衛生的にいいのか。この工場は本当に衛生に気を使っているのか。なぜマスク無しの取材を許可したのか。当然その時の肉は製品になって消費者の口に入っているわけで、もっと衛生に配慮した取材をするべきだ。

  • ご当地キャラへの爆破どっきりをやっていたが、火の粉などが飛んできたら、火だるまになる可能性さえあった。しかも、着ぐるみは視野が狭いので、普通の服を着た人間とは違う。転んで火だるまになってしまうのではないかと、見ていて恐怖を感じた。バラエティー番組で大怪我をしている人のニュースを過去に何回か見たことがある。笑えるジョークではなかった。他のご当地キャラも、爆発のすごさに本気で震えていた。人が恐怖で震え逃げまどうシーンを、何故爆笑して見られるのか。そのようなシーンが番組に必要なのか理解できない。

  • 色使いが独特で、見ていると気分が悪くなった。テレビの基準を超えた目を悪くする映像で、心配だ。私は映画「タイタニック」を劇場で見た際に具合が悪くなり倒れた経験がある。このアニメも「ポケモン」現象と同じような事象がおきるのではないのか。

  • お笑い系の方が何人かで宿泊する場面があった。CPAP(睡眠時無呼吸症候群の治療器具)をつけて寝るのだが、そのスイッチを切って、呼吸困難になることを面白がっていた。スタジオで見ていた女性タレントも「こんな器具をつけた彼氏はいやだ」と言っていた。これのどこが面白いというのか。私自身がこの治療を受けている身なので、怒りが込み上げてきた。

【ラジオ】

  • ラジオショッピングで、「印鑑を変えたら金運が上がった」という放送をしているが、規制されるべきではないか。ラジオショッピング自体が聞くに堪えず、「歯が白くなった」や「体臭が爽やかになった」なども真偽が定かではないが、「印鑑を変えたらお金が貯まるようになった」などということは明らかなデマだ。こうした放送を流し続けることは、詐欺行為ではないのか。番組のパーソナリティーもそれに合わせて「なるほど」や「お金が貯まるのはいいですね」などと詐欺行為に加担しており、悪質である。

  • 大学教授の舌禍に絡めツイッターの件に触れていた。教授を庇護する訳ではないが、女性アシスタントが述べていた「人に直接言えない気の弱い人が気が大きくなって呟いている」という見解は間違いだと思う。ツイッターは、つい口を滑らせて炎上したり、著名人というだけで炎上するケースもある。ツイッターのあり方を番組のなかで考え直すべきだ。

【CM】

  • グラビアアイドルがCMに出ているが、グラビアに出る人は食べ物の宣伝にふさわしくない。いやらしい雰囲気と食べ物はミスマッチングのような感じがする。番組は見たくなければ、チャンネルを替えればいいが、CMは突然放送されるので、止めることもできない。

  • テレビで放送されるコマーシャルには見るに絶えないものが多々ある。今のテレビは日本人だけでなく外国人も沢山みているので、間違ったことでも外国人にそれが日本の文化だと思われてしまう。テレビでコマーシャルを放送する企業のホームページに、自分のところのCMに関する視聴者意見を聴く窓口を開くことが必要ではないのか。

青少年に関する意見

【低俗、モラルに反する意見】

  • 下着姿の男性タレントによる女性タレントへの悪戯が、セクハラにしか見えない。こんな内容を子どもに見せていいのか。秩序やモラルが崩壊する。即刻、やめてもらいたい。

  • 演歌歌手をばかにした扱いは、度を越したもので不快だった。メインの芸人の悪ふざけに出演者ばかりかスタッフまでが便乗し、放送する意図が全く理解できない。「自分たちが楽しければ何をやっても良い」というメッセージを伝えたいのか。成人式で馬鹿騒ぎをする連中と相通じるものを感じた。この放送局のテレビ放送に対する考え方の甘さ、見識の欠如が感じられる。「おもてなし」を世界に発信した国の国民として、このような番組が放送されたことをたいへん恥ずかしく思う。

【いじめ・虐待に関する意見】

  • 演歌歌手が一所懸命歌っているのに、みんなで無視をすることがとても感じが悪かった。何も面白くない。笑えないし気分が悪くなった。張り切って演歌歌手が歌っているのに、年下の人達がよってたかって馬鹿にすることは良くない。青少年に、いじめの方法を公共の電波を使って教えているようなものだ。

【食べ物に関する意見】

  • ドッキリ企画で食べ物を粗末にするようなことはやめてほしい。子どもがテレビを見る時間帯なのに、そういうことは、いい大人なのだから考えれば分かると思う。人を楽しませるだけでなく、常識や知識を与える番組作りをしてほしい。

  • 男性お笑い芸人と女性タレントによるお寿司屋さんのリポートで、海鮮丼が爆発して驚かされるシーンがあった。いくらドッキリでも、食べ物の中に爆発物を仕掛けることはいかがなものか。「安全に配慮した上で行っています」と表示はあったが、安全であればいいのか。食べ物となって出されたものを、粗末にしているように感じた。しかも小さい子も見るような時間での番組で、食べ物を粗末にしていたことは残念だった。

【言葉に関する意見】

  • ドラマで「殺す」「死ね」という言葉が連発され、命が軽く扱われているように感じた。子ども達がこの番組を見て、このような言葉を気軽に口にしてしまうのではないかと思い、わが子には見てほしくない。ドラマの内容は「大切な人を守る」という筋書きのようだが、セリフが過激すぎるように思う。休日の夜、しかも人気のある俳優を使っているので、子ども達もたくさん見ていると思う。このドラマの影響で、「殺す」「死ね」などという言葉を気軽に口にする世の中にはなってほしくない。

【委員会に関する意見】

  • 『生爆烈お父さん』のコーナーについて。汗まみれになって、若い女性アイドルをもてあそぶ行為がお笑いなのか。不愉快極まりない。青少年を健全に育成することが、大人の責任だ。放送関係者には、文化の向上につながる番組を放送していただきたい。

  • 『生爆烈お父さん』の件で発表があったが、疑問を抱いた。あの内容はコントだ。私の周囲の人に聞いても、ネット上の意見を見ても面白いと思った人ばかりだし、お笑いを制限したらテレビはもっと面白くないものになる。BPOは意見があるから制限するのではなく、否定する意見も肯定する意見も聞いた上で判断していただきたい。好きな番組が制限されることは嫌だ。

  • 『生爆烈お父さん』への「委員会の考え」を読んだ。番組も見ていたが、BPOからこのような意見が出たことに驚いた。放送倫理上問題があるような内容だったが、このレベルで問題があるとしたら、何も放送できないと思う。われわれ30歳代が子どもの時代は、もっと過激な内容が放送されていたが、変な妄想も持たず社会人として社会に貢献している。このまま、このような意見が通り、規制ばかりでテレビが縮小をたどると、若者はネットへ依存し、より偏屈な世界へとのめり込む人が増えるのではないか。