視聴者からのご意見

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2015年4月

2015年4月に視聴者から寄せられた意見

政権与党の調査会が、番組内容に問題があったとして放送局の幹部を事情聴取するということがあったが、表現の自由に対する圧力だといった意見や、報道機関は公平・中立を順守するべきだといった声など。

2015年4月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,448件で、先月と比較して63件減少した。
意見のアクセス方法の割合は、メール66%、電話31%、FAX1%、手紙ほか2%。
男女別は男性70%、女性27%、不明3%で、世代別では40歳代28%、30歳代27%、50歳代17%、20歳代14%、60歳以上12%、10歳代2%。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。4月の通知数は590件【50局】だった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、23件を会員社に送信した。

意見概要

番組全般にわたる意見

政権与党の調査会が、番組内容に問題があったとして放送局の幹部を事情聴取するということがあったが、表現の自由に対する圧力だといった意見や、報道機関は公平・中立を順守するべきだといった声など、様々な意見が多数寄せられている。
首相官邸の屋上にドローンが発見されたが、逐一屋上の様子を放送するのはセキュリティー上如何なものかといった声や、憶測に対して批判が寄せられた。
「やらせ」疑惑の番組に対して、調査報告が発表されたが、いずれにしても報道番組に演出は馴染まないといった意見などが寄せられた。
ラジオに関する意見は48件、CMについては48件あった。

青少年に関する意見

4月中に青少年委員会に寄せられた意見は92件で、前月から24件減少した。
今月は、「性的表現」に関する意見が19件と最も多く、次に「暴力・殺人・残虐シーン」が17件、「表現・演出」が12件、「言葉」が10件と続いた。
「性的表現」については、夕方のアニメ番組で性的な話題が取り上げられたことについて多くの意見が寄せられた。
「暴力・殺人・残虐シーン」は、情報番組で過激な映像が多く含まれるウェブサイトを特集したことについて、意見が数多く寄せられたほか、バラエティー番組の罰ゲームで、スタジオ観覧中の子どもの前で人を蹴ったことについても複数の意見が寄せられている。
「表現・演出」では、バラエティー番組で元受刑者が刑務所での実態などを紹介したことが不適切だとの意見が目立った。
「言葉」については、ドラマのタイトルにサディズムを意味するアルファベットが使用されていることについて、配慮が足りないとの意見が複数あった。
そのほか、「いじめ・虐待」に関する意見として、バラエティー番組の出演者が人の容姿を笑いのタネにしていることに対して、いじめのきっかけになりかねないとの意見が複数寄せられている。

意見抜粋

番組全般

【取材・報道のあり方】

  • 政権与党が、放送局を聴取するとのことだが、如何なものか。まさしく、介入そのものではないのか。いまの政権は色々な所に口を出し過ぎだ。

  • 番組内でコメンテーターが、官邸の圧力を暴露した。これを受けて、政権与党が放送局を呼びつけている。これは明確な「圧力」である。しかし権力者はきっとこう言うだろう。「いいえ。圧力ではありません。公平・中立を求めたまでです」しかし、これは明確な介入だ。

  • 党の調査会が、放送局の放送について、局の幹部を呼びつけて聞き取りをすると聞いた。個別の番組内容に、政権政党が関与しようとすることは、明らかに政治的圧力ではないか。放送内容に政治が介入することは明らかに、言論・表現の自由への弾圧だ。視聴者、国民の知る権利の妨害だ。こういう時にこそ、第三者機関としてのBPOの存在意義が発揮されるのではないのか。

  • 放送局の番組について事情聴取をすることを取り上げていた。その際「この事情聴取は民主主義の根幹を揺るがす政府の圧力だ」と非難した。しかし、そもそも事の発端は番組のコメンテーターが一方的に政府を非難したものであり、その時点で公正さにかけていたことが問題なのだ。今回の事情聴取は「公平な放送をお願いする」というスタンスであるのに、明らかに誇張した解釈をしている。

  • 現政権による報道介入に対して抗議してほしい。最近どのテレビ局も政権批判ができなくなってきている感じがする。報道の自由に関し、特に健全な政権批判については放送業界全体で守ってほしい。またそのことと表裏一体の問題として、ヘイトスピーチをまき散らすような番組や、首相のお友達コメンテーターを平気で重用することはやめてほしい。

  • 「党が放送局を聴取したことは報道の自由の侵害だ」と手前勝手な視点からのみ報じているが、党の介入を招いた自らの反省はないのか。電波は公共のものだ。右も左も両方の意見を報じてこその報道だ。沖縄の基地、原発、安保法制といった国家的なテーマで、ただ反対する側の声だけを報じる。なんでも反対、声の大きな「弱者」の視点のみを報じるマスコミの姿勢は、もううんざりだ。

  • やらせ疑惑が問題になっているが、やらせの有無にかかわらず報道番組において演出があること自体問題ではないか。放送倫理として疑問を感じざるをえない。事実をありのままに報道するからこその、報道の自由ではないのか。

  • 「やらせ」疑惑が持たれている番組の調査報告が出たが、全く納得できない。あれが「やらせ」でないなら、なにが「やらせ」になるのか。あの人物は別の番組でも匿名の証言者として何回も出ていると聞いている。テレビ報道における匿名の証言をこのまま放置していいのか。

  • 統一地方選挙の開票速報だが、投票締め切りは20時なのに、20時ちょうどに「当確」と騒ぎ立てることはいかがなものか。「選挙管理委員会の公式な発表はありませんが」や「情勢取材をもとに」「明らかな場合は公式発表を待たずに」などと、以前にも増して言い訳めいたアナウンスが増えた。当選かどうかをきちんと発表することは選挙管理委員会であり、マスコミの仕事ではない。マスコミは結果を正確に伝えればいい。過去に"当確"が出ながら開票の結果、落選ということもあった。調査員のなかには「協力して当然」と無神経に聞いて来る輩もあり、不快なことこの上ない。

  • 女性の国会議員が国会を休んで旅行に行っていたことが取り沙汰されている。ところで今日、統一地方選挙の告示がされた。その時期に党の名前を出して彼女の行為を責めることはいかがなものか。選挙戦に入った以上、党のイメージダウンに繋がる内容は、節度をもって報道してほしい。

  • 福島県に開校した学校の開校式・入学式に、著名な若手の国会議員が出席した。彼の学園への尽力が詳しく紹介され、キャスターのインタビューもあり、功績をたたえる内容だった。彼は党の顔であり、強力な宣伝マンだ。選挙期間中に大きく取り上げるのは、如何なものか。

  • 「天皇陛下のパラオ訪問」を取り上げていた。その中でコメンテーターが「陛下の発言に政治的な意味をみるということは本当は良くない」と前置きをした後で「現在の安保法制は陛下の意思に反するのではないか」というニュアンスのコメントをしていた。世論誘導に等しく、目に余る。

  • 沖縄米軍基地について、沖縄の人は多くが反対している、賛成の人はいないと受け取れるような内容だった。番組では反対者の抗議の様子のみを映している。まるで沖縄に基地があることが悪のように感じた。私は米軍基地は必要だと考えている。同じ考えの人もいると思うが、ほとんどテレビで取り上げられることはない。

  • ニュース番組のタイトルに「沖縄VS日本政府」という表示があった。米軍基地の移転問題に関する話し合いを指すものだと思う。双方一歩も引かない厳しいやり取りを表現したかったのだろうが、まるで沖縄と日本が敵同士であるかのような言い方だ。沖縄県民の望むことが日本にとっては不利益になるとでも言いたいのだろうか。

  • アメリカ南部の警官による黒人射殺事件報道において、繰り返し射殺シーンを放送するのは、どのような必要性があってのことか。この件に限らず、殺人事件報道においてわざわざ現場の血痕をクローズアップにして流すなど、昨今の報道のあり方には疑問を感じざるを得ない。痛ましい事件を報じることと、血なまぐさい現場を大写しにしてセンセーショナルに煽ることは同義ではない。いつになったら自浄作用が働くのか。

  • プライバシーの保護の観点だと思うが、取材映像に個人、場所が特定されないようにモザイク処理、音声加工などが施されている。しかしこの手法だと、どこまでが真実なのか演出なのか、分からない。重要性は認識しているが、何か納得できない。

  • AIIBについて、"バスに乗り遅れるな"という論調を見るが、果たして本当に「行き先」を確認しなくても良いのか。この銀行の問題は、中国が総裁を決め、監査権も議決権もなくGDP比例で負担を求められる不透明な構造だ。さらに言えば日本は融資する側であり、融資基準も明らかになっていなく、不良債権化しかねない。なぜ問題点をなおざりにして、「孤立した」と大騒ぎするのか。

  • 「横浜市の元中学校長が買春」したことを伝えていた。どこのニュースでも「原因はストレスだったと供述」としているが、常識的に考えて、ストレスだけが原因だとは思えない。世の中にはストレスが溜まる仕事など山ほどある。ストレスがあったとしてもこのような犯罪に手を染めて良い訳はない。供述通りの報道は大切だと思うが、何か釈然としない。

  • 株価が2万円になったことについて、証券会社の人が「今後は2万2000円もありうる」と成果ばかりを取り上げていたが、国民の景気回復の実感のなさをあまり伝えていない。企業業績ばかりを強調していたが、明らかに不自然だ。実質賃金は上がってなく、むしろ不況という声は強い。雇用も非正規ならともかく、正規は減っていることが実態だ。

  • 96年発生の在ペルー日本大使公邸人質事件を扱い、ペルー軍救出部隊の突入時の状況について、スタジオに当時人質だった日本人を招き、話を聞くというくだりがあった。そこで、元人質の洒落の発言(麻雀をしていたのでテンパイになっていた人がいたことと、状況がテンパっていた事をかけたらしい)を出演者が爆笑した。しかし、当該救出作戦においては、まさに、当該人物をはじめとする日本人のために現地軍が命を賭して戦い、隊員も殉職している。その背景を知りながら、笑いにするとは如何なものか。

  • 「辺野古の基地建設に反対する運動に、中国からの資金援助があるというきな臭いうわさがある」というコメントがあった。反対運動の様子が「一部にきな臭いうわさも」というテロップ入りで放送された。沖縄県の方々の民意は先の選挙で示されており、反対運動がまるで中国の意を汲んだものであるかのような放送は、許しがたい。

  • 大阪都構想の議論で、MCとコメンテーターの発言が目に余る。市長は当然、賛同を得る立場から発言するが、番組ではそれが中立性を欠くという。反対を推奨する政策立案者はいない。市長は説明会を聞いた後で賛成・反対を決めてもらえばよいといっているのに、「賛成を押し付けている」との見解しか示さない。偏っているのは、番組そのものではないのか。

  • 「操作が簡単で軽量」であるとして、「無人飛行機ドローン」を紹介している。しかし利便性の高いドローンを個人が悪用すれば、犯罪につながる可能性もある。元々が軍事用であることを考慮し、これ以上テレビで紹介するべきではない。

  • 首相官邸屋上に"ドローン"が落下したというニュースで、屋上から邸内に落下物を運び出す様子を映していた。その際、屋上からの出入り口が開いている映像が流れた。開口部の位置や材質なども分かり、セキュリティー面で問題だと思った。取材ヘリが捉えたからといって、スクープ映像としてそのまま流すのは余りに無責任だ。

  • 総理官邸屋上にドローンが落ちた件を取り上げ、メインキャスターが「反原発派の仕業ですかね」という発言をした。それを受けてコメンテーターは否定していたが、発言は、反原発運動をしている人々は過激なことをするという印象を与える。また、福島原発事故で被災された方を侮辱するものだ。個人の憶測を安易に言うことはいかがなものか。

【番組全般・その他】

  • "美人なのに結婚できない女"という番組企画はセクハラに値するのではないのか。結婚するかしないかは、個人の意思に基づくものだ。また女性の品定めをするような放送内容は、時代錯誤そのものだ。

  • 癌などの死に至る病気の感動話を頻繁に放送している。人の死で感動の涙を誘って視聴率を稼いでいる。親しい友人を白血病で亡くした身としては、言葉には言い表せないほどの悲しみを、娯楽のように扱われていて不愉快だ。いまや癌は稀な病気でもないし、もう少し話題の取り扱いには慎重になるべきではないのか。

  • テレビ局のアナウンサーが、昨年自宅を購入した際に、スポンサー企業から無利子で多額の融資を受けたとして批判されている。本人からの反論がないところを見ると、おおむね事実のようだ。報道の第一線にいる者がそのような便宜を受けることは、重大な倫理違反だ。

  • 芸人達が色々なアクロバティックな体験をするコーナーがあった。そのなかで、火を付けたコートを着たまま自転車に乗って、水のなかに自転車ごと転落するという企画が気になった。他のアクロバティックなものとは異なり、身近にあるものなので、すぐに真似をできる危険性がある。この番組を見ている年代は若い方が多いと思う。だからこそ手の届く遊びとして、かなり危ないのではないのか。

  • 最近のテレビは同じような芸人が出る番組ばかりだ。特に番組の改編期であるせいか、だらだらと長時間に及ぶ番組が多く、うんざりする。今はちょうど春休みで、子どもたちは十分に時間がある。こういう時こそ面白くて、ためになる番組を放送してほしい。

  • 視聴率調査会社が1社しかなく、公平性が保たれない。いい作品でも視聴率が悪いと打ち切りになったりするが、視聴者のことを考えているのか。地デジになり、クイズなどに投票などできるのに、視聴率に関しては旧態依然としたモニター制度のままだ。放送関係者は、どう思っているのか。私の好きな番組は視聴率が悪いようで、打ち切りがささやかされている。勉強にもなっているので、放送を続けてほしい。

  • 若者の間で、カップルのラブラブ動画をSNSに公開することがブームになっているようだ。しかし、2人だけのことで済めば良いが、携帯の個人情報が漏れて、悪意で公開される可能性がある。また、今はラブラブであっても、別れた後に腹いせでその動画が公開されてしまうこともあり得る。安易に番組が紹介していい内容とは思えない。ネット動画のもつ危険性についても、もっと言及してほしかった。

  • 「男性芸能人3人が数時間の京都滞在中、約30万円の飲食費を使い切る」という企画だった。内容の馬鹿馬鹿しさにあきれた。最近の調査によると、貧困が原因で子どもの6人に1人が3食を食べられないそうだ。そのような社会にあって、貧しくもない芸能人が気持ち悪くなるまで食べ物を詰め込む様子を放送して何の意味があるのだろう。食材を育てた人や料理を作った人にも申し訳ない。このような飽食シーンを放送するのはやめてほしい。

  • タレントが世界の極限地で100時間サバイバルを行う番組だった。番組の終盤、手作りイカダで新たな島に渡るシーンがあった。途中で強い風によって進めなくなり、イカダも壊れかけた。そして夜になり、その場から進めないシーンで一旦CMに入った。そして、他のタレントの内容も伝えながら、番組のエンディングになった。100時間達成の瞬間をタレントに伝えるのだが、いつの間にか無人島に到達している場面になっていた。その間何が行われたのかカットされていた。あのイカダの状態からどうやって島に辿り着いたのか全く放送されていない。ドキュメンタリー番組ではなく、バラエティー番組なので、多少の演出によって番組を面白可笑しくすることは構わないが、あまりに不自然だった。

  • 元プロ野球選手の解説者が現役のサッカー選手に対して「引退したほうがいい」と発言していた。さらにサッカーの2部リーグを2軍と発言していたが、2軍で苦労しているクラブや2部を盛り上げている地元の人間に対して失礼だ。野球でもその選手と近い年齢で活躍している選手もいる。発言はほかの競技に対する侮辱でもある。

  • 母親たちを格付けする"春のママカースト"というコーナーがあった。夫の収入や学歴、持ち物などで母親たちにランクをつけるというもので、コーナー自体、差別的な内容だ。さらに差別の象徴である「カースト」という言葉を使い、より強調していた。なぜそんな言葉を使い、笑いをとろうとするのか。差別を肯定することはもちろん、助長するようなことがあってはならない。

  • 大阪は下品であるのが当たり前、大阪のおばちゃんは全て遠慮知らずだと言いふらす番組が、どうして許されるのか。どの街にもレベルの低い人間は沢山いる。それなのに大阪ばかりが品の悪い街として、テレビ番組で紹介されている。本質的特性でないことを、まるで地域の特性であるかのように言いふらすことは、ヘイトスピーチそのものだ。

  • 大阪人でも本物そっくりの拳銃でバーンとやられたら、さすがに「やられたー」とは言わないだろうという企画だった。バイト先に強盗が来るというドッキリは、他の客などは仕掛け人という設定だったが、やり過ぎなのではないか。最後に「ドッキリ」というボードを掲げれば何でも許されるというのは、如何なものか。

  • 「罰ゲーム」と表現し、同性愛者の憩いの場をアイドルが歩くことを、「檻に入れられた餌」と称することは、同性愛者への根強い偏見を再生産している。これを見た若い同性愛者は傷つき、異性愛者は「同性愛者は貶めて良い存在」という認識を植えつけられる。このような番組が、同性愛者へのいじめや偏見・差別を助長する。

  • トーク番組の、収録から10分後に放送する「ほぼ生放送」という企画で、出演者の不適切な発言に「ピー」という音がかぶせられていた。出演者の意見は意見として話してもらい、視聴者に判断をゆだねるべきだ。「ピー」という音は甚だ耳障りだし、不愉快だ。

  • 元IT会社の社長が、何事もなかったように、しれっとした顔で出演していた。刑期を終えたから良いのか。自分の体験談を笑い話にして「自分のようになるなよ」など、何様のつもりなのか。芸能人だから何でも許される風潮は残念だ。

  • 芸人数名が南房総を訪れ、レストランで料理を注文した。その際、男性タレントがウェイトレスに胸のサイズを尋ねた。はにかむ彼女に対し、「Dカップ?Cカップ?」などと迫り、周りの芸人はゲラゲラ笑い転げていた。これは明らかなセクハラだ。一般社会ではセクハラに対する厳しい対応が常識化しているというのに、芸能人による一般人への恥知らずな行為を見て、強い憤りを覚えた。

  • ボリビアの都市の映像の中で「野良犬の数、これは札幌市の人口と一緒です」というナレーションが入った。札幌市民は野良犬ではない。同じ扱いをするなと言いたい。しかも札幌市は、人口190万人と1桁違う。小学生でも知っている事実ではないか。非常に腹立たしい。

  • ホームチーム贔屓の実況・解説はいたしかたがないが、相手チームを批判したり、揶揄する発言があった。視聴しているのはホームチームのファンだけではなく、相手チームのファンも見ている。それを知っているはずなのに、そのような実況・解説は如何なものだろうか。

【ラジオ】

  • 沖縄の米軍基地移転に県知事が反対しているという話題で、男性司会者が首相の対応のまずさを批判した。その際「あのバカ野郎が、云々」と発言した。政治家批判は結構だが、暴言はよくない。

  • 番組ディレクターが結婚した際、MCが「彼はストーカー行為をして結婚してもらった。だからまだ結婚していない男性は、ストーカー行為をすると良い」と言った。お笑い芸人の冗談だとしてもストーカー行為は犯罪である。

  • 聴取率調査週間だからといって特別なことをしないでほしい。ラジオの聴取率調査週間になると、いつもより豪華なプレゼントをしたり、特別番組を編成することがある。聴取率調査週間以外の日は手を抜いているということなのだろうか。

【CM】

  • 料理の食事シーンのCMの音が不快です。「ズルッ」「ハフハフ」といった食事の際の音を、何故あんなに大音量で流しているのか。汚ならしくて、思わずチャンネルを替えてしまう。マナー上あんな音をたてて食べることは常識はずれだ。

  • スポーツジムのCMが頻繁に流れているが、いきなりメタボのだらしない腹のアップが画面に映し出され、不快になった。食事時の時間帯でもお構いなく頻繁に流しているが、如何なものか。

青少年に関する意見

【「性的表現」に関する意見】

  • 夕方6時台のアニメ番組での性的表現がひどすぎた。疑似性交用の人形のようなものや、いわゆるSMプレイに使う道具などが露骨に描かれ、使用されていた。放送局はいったい何を考えているのか。まだ、小学生が視聴するような放送時間帯である。

  • バラエティー番組で、「熊と出会ったときに死んだフリをしても助からない」との説明をする際に、熊の交尾写真を複数回使用していた。子どもの見ている時間帯に不必要な映像をわざわざ使用しないでほしい。

【「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見】

  • 情報番組で、凄惨な殺害シーンや事故などの過激な映像を多く含むウェブサイトを特集していた。日曜夜9時台の放送であり、子どもも多く視聴していると思われる。番組内で引用した同サイトの動画は放送での許容範囲を逸脱しない程度の衝撃度だと感じたが、興味を持った子どもたちが同サイトにアクセスして、より過激な映像を視聴してしまう可能性が高い。結果的に同サイトの宣伝をする形になってしまったのは極めて遺憾である。

  • バラエティー番組の罰ゲームで出演者が足蹴にされたのだが、それを見ていた他の出演者は笑っていた。スタジオ観覧中の小学生の目の前で行われたことであり、このようなシーンを子どもたちが見ると、精神の成長に悪影響があるのではないかと危惧している。

【「表現・演出」に関する意見】

  • バラエティー番組に元受刑者が出演し、刑務所の実態などを面白おかしく話していた。ディレイ放送にすることによって、表現については一定の配慮がされているが、子どもが見ている時間にこのような放送をするのは不適切だ。話している内容も美化されているように感じる。

【「言葉」に関する意見】

  • ドラマのタイトルにサディズムを意味するアルファベットが使用されている。子どもが見る放送時間帯にこのようなタイトルをつけるのはいかがなものか。タイトルの意味について子どもに聞かれた場合、どのように答えればいいのだろうか。

【「いじめ・虐待」に関する意見】

  • 私は生まれつき不正咬合で下あごが出ており、幼少期からからかわれてきた。最近、お笑い番組等でこのような容姿のお笑いタレントをからかって笑いを取ることが多く、それを見ると私も大変傷つく。生まれつきの身体的な問題を笑いのタネにしないでほしい。