BPO_20周年記念誌

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167BPOの20年 そして放送のこれからBPO設立20周年記念セッションンすることが容易になりました。マイノリティーの方がマイノリティーの方とつながりやすくなるなど、ポジティブな効果もたくさんもたらされました。放送業界でもＳＮＳ活用が進んでいます。番組の企画段階でＳＮＳの分析を活用してニュースやコンテンツを決めたり、放送が近づけば事前告知やハッシュタグ利用による拡散につなげたり、放送中は視聴者・聴取者とのコミュニケーションツールとして、放送終了後には番組で取り上げた情報や見逃し配信などのフォローにと、幅広く活用されています。マスメディアとＳＮＳの「共振現象」山口 ＳＮＳの普及には、ポジティブな面だけではなくネガティブな面もあります。そのひとつが誹謗中傷による炎上で、これは皆さんもご存じの山口 真一（やまぐち しんいち）国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授。博士（経済学・慶應義塾大学）。日本リスクコミュニケーション協会理事。専門は計量経済学、ネットメディア論、情報経済論等。主な著書『ソーシャルメディア解体新書』（勁草書房）、『正義を振りかざす「極端な人」の正体』（光文社）、『なぜ、それは儲かるのか』（草思社）など。