BPO_20周年記念誌
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008に後押ししていけば良いのかが課題になっています。放送界の方からは、BPOからのメッセージの真意がよく伝わらずに、いまだに規制機関とか、お白しら州すだとか言われる一方で、番組へのクレームだけではなく褒めてほしいという声も聞こえてきています。視聴環境も変化しています。高齢化、グローバル化、技術革新、世界的気候変動に加えて、ここ10年でSNSやYouTubeなどのネットメディアが急速に普及しました。こうした変化のなかで、放送における言論・表現の自由の確保と、視聴者の人権を守るというBPOの役割が、今こそ求められていると思っております。濱田さんは2021年3月に理事長をお辞めになり、現在はBPOの役割を客観的にご覧になれる立場になっていらっしゃいます。今はどのよう

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