BPO_20周年記念誌
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097BPOの20年 そして放送のこれから放送そしてBPO 14のメッセージ動画をどのように組み合わせてテレビに接触しているかを示したものだ。細かな内訳には変化があるものの、興味深いことに2013年と2019年で「いずれも接触なし」に有意な差はない。方法に変化はあるが、テレビへの接触は20代でも減っていなかった。つまりリアルタイム接触の減少を録画再生や動画視聴の増加で補っていたことを意味する。この時期を表すなら「テレビ離れ」ではなく「リアルタイム離れ」であった。そして2020年春。緊急事態宣言のもとで人々の巣ごもり生活が始まった。文研の調査も調査員図1-2 テレビ 週間接触者率の推移〈20代〉(%)(年)※2020年以降、調査手法が変更になったため、前後で数字の単純な比較はできない。74 76 79 77 70 67 65 73 71 51 45 50 45 52 52 41 44 52 45 31 28 28 28 32 32 38 35 47 44 37 01020304050607080901002013201420152016201720182019202020212022リアルタイム録画再生ネット動画計(年)図2 テレビ 接触パターンの推移<20代>(%)19 17 14 20 19 19 21 27 22 27 12 15 23 18 19 26 29 28 33 24 12 28 22 19 16 18 18 15 13 14 8 11 14 7 13 6 8 10 8 9 21 6 13 14 11 11 8 6 8 9 27 24 14 21 21 19 15 16 16 17 2022202120202019201820172016201520142013リアルタイムのみリアルタイムと録画再生のみいずれも接触リアルタイムと動画計のみリアルタイム以外で接触いずれも接触なし※2020年以降、調査手法が変更になったため、前後で数字の単純な比較はできない。

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