視聴者からのご意見

視聴者意見を読む

2018年11月

2018年11月に視聴者から寄せられた意見

週刊誌記事が発端となった、人気バラエティー番組の海外ロケ部分における”ねつ造疑惑”に関する意見など。

2018年11月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,331件で、先月と比較して29件増加した。
意見のアクセス方法の割合は、メール78%、電話21%、郵便0.8%、FAX 0.2%。
男女別は男性61%、女性38%、不明1%で、世代別では30歳代27%、40歳代27%、50歳代20%、20歳代15%、60歳以上7%、10歳代4%。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該放送局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。11月の通知数は延べ780件【40局】だった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、24件を会員社に送信した。

意見概要

番組全般にわたる意見

週刊誌記事が発端となった、人気バラエティー番組の海外ロケ部分における”ねつ造疑惑”に関する意見が多く寄せられた。
ラジオに関する意見は45件、CMについては28件あった。

青少年に関する意見

11月中に青少年委員会に寄せられた意見は103件で、前月から35件減少した。
今月は「表現・演出」が43件、「いじめ・虐待」が11件、「低俗・モラル」が10件と続いた。

意見抜粋

番組全般

【取材・報道のあり方】

  • ハロウィーン騒動のニュースで、暴れている若者の顔にモザイクを入れているが、その必要があるのだろうか。特に、軽自動車を横転させ、その上で踊っている映像は、明らかな犯罪行為だ。被害者は警察に届けを出している。モザイクなしで公開すべきだと思う。

  • お金を下ろすためにコンビニを探し、国道を走行していた。信号の手前で右折して駐車場に入ったが、探していたコンビニチェーンと違い、そのまま近くの小道を通り国道に戻ろうとしたら、突然男性がこちらに向かって来た。何ごとかと車を止めて窓を開けたところ、「今、ショートカットしましたよね?」といきなり言われ、勝手に撮影された。テレビ局名、番組名は知らされなかった。不法侵入者扱いされたが、コンビニに寄った経緯を説明し、一旦帰宅した。しかし、納得できなかったため元の場所に引き返し、詳しく説明を求め、その場で映像を消去してもらった。翌朝、マナー違反運転を特集したコーナーで、取材内容を放送していた。もし、引き返していなかったら、私の映像もそのまま放送されていたかもしれない。このような取材の仕方に抗議したい。

【番組全般・その他】

  • 9時からの連続ドラマを楽しみにしていた。この日は、プロ野球・日本シリーズが放送されており、画面には「9時20分まで延長」とテロップが出ていた。仕方なく待ってチャンネルを合わせると、今度は「9時30分まで」となっていて、次は「34分、45分…」と小刻みに延びていった。いったいどうなっているのかと思いながらも待っていたのだが、当日夜放送予定のドラマは翌週放送になり、野球中継は11時過ぎまで続いていた。放送延長や番組休止に関して、もう少し早めの判断があってもよかったのではないか。

  • いじめに関して、専門家を交えて討論していた。いじめの根幹にあるものは、自分と異なるものを排除するという感情だろう。だが、歳を重ねて経験を積んでいくと、世の中には自分と異なる考えや習慣があり、その多様性によって社会が成り立っているものだと気づく。番組での専門家の主張は、真っ当な意見だと感じたが、司会者は見解が異なるようで、話を遮ったり非難したりしていた。自分の意見を押しつける司会者、それに同調し顔色をうかがう共演者たち。この番組を見て、「なぜいじめがなくならないのか」分かったような気がした。

  • 海外の祭り企画について。一部には「昔からやらせはあった。バラエティー番組なのだから視聴者がもっと寛容になるべきでは…」などという意見もあるが、体罰やセクハラなど、時代とともに意識改革が求められている昨今、そうした変化に一番敏感に反応すべきテレビ関係者が、旧態依然のまま、視聴者を欺き続けているのは問題だと思う。バラエティーとして笑いの要素は必要としても、取材の申請手続きや放送前の事前準備がいい加減であっていいとは思わない。これからオリンピックを控える日本は、海外の国や人、文化に敬意を払うことを心掛けるべきだと思う。

  • 私の家には幼稚園児がいる。やらせ疑惑について厳しい意見もあるかと思うが、毎週日曜、子どもと一緒にこの番組を楽しみにしている。子どもは番組のおかげで虫がさわれるようになり、生き物が好きになった。国の名前や国旗もよく覚えていて感心している。人気番組だけに、週刊誌から狙われ、他局が煽っているのだと思う。疑惑に関して決定的な証拠があった場合、海外の祭りなどのコーナーを続けることは難しいと思うが、番組終了は避けてほしいと願っている。

  • 芸人コンビと医師が、看護学校でいろいろと考えていく内容だったが、とても勉強になった。実習のコーナーでは、視聴者の自分も研修に参加しているような気分になった。患者の気持ちにどう接すればいいのか、災害時の心のケア、人の死との向き合い方など、看護を学ぶ熱心な学生との会話には感動した。ユニークな番組だが、その中にも優しい気持ちが伝わってきて、見ていて涙が出てきた。今後も社会の役に立つ番組を制作してほしい。

【ラジオ】

  • 10年以上ラジオで外国語講座を聞いているが、講師は大学教授がほとんどである。彼らは学問としての研究者で、論文を書き、長年若い学生向けに教えている。彼らには、教え方の工夫は感じるが、我々学習者にはやりにくい。一方、今回の講師は、主に一般人相手に外国語を教えている女性で、大変実践的で無駄が無く感心させられる。15分という時間を有効に使える良い例だと思う。

  • FM局の夜10時台の番組に、アイドルが出演していた。リスナーの悩みに友達のように寄り添い、自身の経験を基に問題を解決したり、一緒にセッションをしたりと素晴らしい対応だった。こうした10代、若者の悩みをしっかりと聞いてくれるラジオ番組がもっと増えてくれればと思っている。

青少年に関する意見

【「報道・情報」に関する意見】

  • 子どもが見ている時間帯の情報番組で、衝撃的なパワハラ暴行映像が増えている。社長が社員を殴る映像や鍋に顔を押し込むシーンなど見るに堪えない。せめて衝撃映像を流す前に告知してからでないと子どもの心に悪影響だ。

  • 報道番組で事件、事故取材の際に子どもへのインタビューをしている内容がよく流れる。痛ましい事件、事故後に共に過ごしてきた子どもへの配慮もなく、心への影響を考えず非常識で不躾な取材は報道機関としての姿なのか疑問だ。

【「動物」に関する意見】

  • ケーキが入っているように見せかけた箱の中に何匹ものネズミを入れたドッキリ番組で、ふたを開けて驚いた人がふたを離したためネズミが潰されてもがいていたり、箱の中に何段も重なってネズミが入れられていた。子どもはネズミがかわいそうだと泣いていた。子どもも見るバラエティー番組で動物虐待ともとれる構成に安心して見せることができない。