第204回-2018年6月26日
視聴者からの意見について…など
2018年6月26日、第204回青少年委員会を午後4時30分からBPO会議室で開催し、6人の委員が出席しました。(1人は所用のため欠席)
委員会ではまず、5月16日から6月15日までに寄せられた視聴者意見について議論しました。
バラエティー番組で、芸人を街頭から連れ去り、倉庫に閉じ込めて、携帯電話で身代わりになる仲間の芸人を次々に呼び出していくというドッキリ企画に関して、「子どもが真似をして人間関係にひびが入る」「助けに来てくれた仲間を裏切るのは青少年に悪影響だ」などの視聴者意見が寄せられたことについて、委員からは、「これはドキュメントバラエティーという最近のバラエティーの一つの傾向であり、極限状況にタレントを追い込んで、その時の素のリアクションを見ることを狙いにしたものであろう」「心理的に追い込んでいくギャグもバラエティーにはありかと思う」などの意見が出されました。
6月の中高生モニターのリポートのテーマは「最近見たドラマについて」で、33人から報告がありました。モニターからは、医療をテーマにした連続ドラマについて「このドラマに出てくるプライドの高い人たちのライバル意識によって起こる問題は、医者だけでなく政治家や大学のスポーツ部の監督などに実際に起きている問題と同じだと思った」、朝の連続ドラマについて「自分と同じ年代の主人公で、とても親近感がわいてきて、ついつい感情移入してしまう。同年代が主人公の番組が少ないのでとてもうれしい」、また、男性同士の恋愛を描いた連続ドラマについて「男性同士のラブストーリーをコメディー風に描いているのが、すごくいいなと思った。ドラマのシーンのように、同性同士の結婚を偏見なく笑顔で祝うことができるようになってほしい」などの意見が寄せられ、それについて議論しました。
次回は7月24日に定例委員会を開催します。
議事の詳細
- 日時
- 2018年6月26日(火) 午後4時30分~7時00分
- 場所
- 「放送倫理・番組向上機構 [BPO] 」第1会議室(千代田放送会館7階)
- 議題
- 視聴者からの意見について
中高生モニター報告について
今後の予定について - 出席者
- 榊原洋一委員長、緑川由香副委員長、稲増龍夫委員、大平健委員、中橋雄委員、吉永みち子委員
視聴者からの意見について
バラエティー番組において、芸人を倉庫に閉じ込め、脱出するには身代わりになる芸人を携帯電話で呼び出し、自分に代わって倉庫内に閉じ込めなければならないドッキリ企画について、「助けに来てくれた仲間を裏切るのは青少年に悪影響だ」「子どもが真似をして人間関係にひびが入る」「番組を見た小中学生が真似をしてゲーム化するのではないか心配だ」との意見が寄せられました。これに対して委員からは「このようなタレントを心理的に追い込む笑いもバラエティー番組にはありかと思う」などの意見が出されました。
また大学アメリカンフットボールの危険タックル問題で、反則プレーを行った学生の記者会見に関し、「学生に対しての質問がひどすぎる」「代理人弁護士が顔をアップで撮り続けないでほしいと言っているのに未来ある学生に配慮していない」などの意見が寄せられました。これに対し委員からは「20歳の方が自分で記者会見をするといった判断は、やっぱり尊重すべきではないかと思う」「非常に難しく微妙な問題だが、各局の対応がまずかったとまでは言えないと思う」などの意見が出されました。
これらの件に関しては、これ以上話し合う必要ない、となりました。
また中学生の「誘拐」をテーマにしたドラマについて、放送前にもかかわらず様々な意見が寄せられました。これに対して委員からは、「放送を見てからでないと判断できない」「事前抑制的な対応については慎重であるべき」などの意見が出されました。
中高生モニター報告について
34人の中高生モニターにお願いした6月のテーマは、「最近見たドラマについて」でした。また「自由記述」と「青少年へのおすすめ番組について」の欄も設けました。全部で33人から報告がありました。
「ドラマについて」では、複数のモニターが意見を寄せたドラマが10番組あり、『日曜劇場ブラックペアン』(TBSテレビ)と『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ)にはそれぞれ4人、『連続テレビ小説 半分、青い。』(NHK総合)、『土曜ナイトドラマ おっさんずラブ』(テレビ朝日)にそれぞれ3人から報告がありました。「自由記述」では、番組が正時ではなく、数分前倒しで始まることに対して疑問を呈し、「正時にスタートして欲しい」と意見を述べたモニターが2人いました。またよく聴くラジオ番組(『SCHOOL OF LOCK!』/エフエム東京)について、番組から元気をもらい「ここにも自分の居場所があると思うことができる」との思いを伝えるモニターもいました。「18歳成人」の民法改正の動きに則し「〈大人になるための知恵〉を得られる番組を作ってほしい。法律で決められたからといって〈大人〉にされても、準備ができていないと困る」という4年後に成人を迎えることになる14歳ならではの意見もありました。
「青少年へのおすすめ番組」では、『R-1ぐらんぷり優勝者特番 濱田祐太郎のした事ないこと!』(関西テレビ)を4人が取り上げています。
◆委員の感想◆
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【最近見たドラマについて】
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BGMの演出効果にまで言及しているリポートがいくつかあった。最近の子どもたちは、音楽の感性が鋭くて、ドラマをある意味、緻密に見ているということがわかった。
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『シグナル』(関西テレビ)を見て、「間違ったことがまかり通る現実の中で正しいことを追い求める姿に、本来社会がどうあるべきなのか再確認させられた」という感想があった。ドラマを見てここまで考えてくれたこと、感じた思いを自分の考えとして表現してくれていることを、とてもよいと思う。
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「(日本のドラマ界は)人気のあるタレントを主人公にキャスティングすればヒットするという安直な方向に向かっているのではないか?」「日本のドラマはDVD販売などの二次利用を狙わず低コストで制作するから面白い作品ができない」との指摘など、ドラマ制作の背景に言及した意見があった。
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普段は性差別やジェンダーについてSNSで知ることが多いというモニターが、『おっさんずラブ』(テレビ朝日)を視聴し「テレビメディアとSNSをうまく利用して今の社会を知ることができればいい」と感想を述べていた。ドラマを見ることにより、ドラマには描かれていない実際のマイノリティーの問題に自分でアクセスし、ドラマの奥の現実にアプローチしてくれたのだとするならば、ドラマの意義が発揮されていたのだろうと思う。
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【自由記述】について
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5歳の女の子が虐待で亡くなった事件のニュースを見て「今の日本の児童保護のずさんな実態を知った」との報告があった。社会問題に関心を寄せるきっかけにテレビがなっていることがわかる。
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「全世代がジェネレーションギャップを感じることなく見られるようなドラマやバラエティーが少なくなってきたように感じます」と感想を述べているモニターがいた。実際のところどうなのかはわからないが、中高生はそのように感じているのかもしれない。
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◆モニターからの報告◆
- 【最近見たドラマについて】
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『シグナル』(新潟総合テレビ/関西テレビ)このドラマは、現在と過去それぞれの時代を生きる2人の刑事がトランシーバーを通じて未解決事件に挑むミステリーです。事件解決に協力してほしい気持ちとこれ以上関わり続けると殺されてしまうという不安な気持ちのせめぎあいがとても切なかったです。また全体的に画面が暗かったり、BGMがどきどきするような曲だったりしたので、とてもどきどきして面白かったです。(新潟・中学1年・男子)
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『スペシャルドラマ検事・悪玉』(テレビ朝日)この話は、タレント政治家を狙った無差別事件を発端とし、宗教、カルト事件などかなりシリアスな内容でした。ミステリー好きでないと「見てみよう」とは思いづらいですが、見始めると引き込まれるスタートは良いと思いました。音楽がジャズ風でかっこよかったです。(東京・中学2年・女子)
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『コンフィデンスマンJP』(関西テレビ/フジテレビ)このドラマは、良くない行いをしている人からお金をだまし取るというドラマです。父に紹介されてみたところ思わず爆笑してしまいました。ぼくは主演の長澤まさみが演じるダー子が好きです。いつも明るくて「え?いつからだましてたの?」と思うことがたびたびあります。(兵庫・中学2年・男子)
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『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(NHK総合)スクールロイヤーという聞きなれない立場の弁護士の話。舞台が中学校ということに興味を持ち見始めた。校則に従い、生まれつきの茶髪を黒髪に染めていた男子生徒の話では、大人たちの対応に矛盾と怒りを感じた。終盤のいじめによる自殺未遂の女子生徒と主人公が向き合う場面は、いじめている人いじめられている人、みんなに見てほしいと思う。弱い立場の人が強くふるまう人に対して意見を言うのは難しいことだが、法律がひとつの心の武器になることがわかった。(福岡・中学2年・男子)
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『ブラックペアン』(RKB毎日放送/TBSテレビ)このドラマは、理事長の座を巡って2人の権力ある医者が毎回対決し、ワクワクします。彼らは人の命を救う医者なのに、学会の理事長になるために論文を書いたり手術を成功させたりして、なんだか自分の手柄のために仕事をしているように見えます。今回も西崎教授が、自分が手術でミスをしたことで評判を下げることがないようにミスを隠したり部下のせいにしたりしようとしました。このドラマの中では、手術はもはや患者のためではなく医者のためにされているように思えます。私は、このドラマに出てくるプライドの高い人達のライバル意識によって起こる問題は、医者だけでなく政治家や大学のスポーツ部の監督などに実際に起きている問題と同じことだなぁと、このドラマを通してしみじみ思いました。(福岡・中学3年・女子)
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『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(NHK総合)30分の全6回、計3時間のテンポの良い話で見やすかった。自分が学生という立場なので、親近感を持つことも多かった。また自分も少し理屈っぽくて法律が好きなので、法律で間違いを正すというこの話がとても良いと思った。あまり不幸になる人のいないエンディングだった。(沖縄・高校1年・男子)
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『シグナル』(関西テレビ)僕はこのドラマを初回から最終回まで全話視聴したが、はじめは、‘無線機で現在と過去がつながる’というありえない設定の物語だということであまり観る気が起こらなかった。しかし初回からストーリーに引き込まれ、このドラマの面白さに気づいた。ストーリー全体を通して、二人の刑事の正義感の強さが描かれていた。たとえ周囲に反対されても、たとえ立ち向かう敵がどんなに大きくても、自分の信念を貫き、間違ったことがまかり通る現実の中で正しいことを追い求める姿に、本来社会がどうあるべきなのか、再確認させられた。‘絶望するような過去があっても、望みを捨てなければ、これから続く未来には希望がある’という強いメッセージが伝わってきた。社会の中で悲しい過去は消えないが、未来に希望をもちたい。(兵庫・高校1年・男子)
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『半分、青い。』(NHK総合)「半分、青い」は4月から始まって以来、毎日欠かさず見ている大好きなドラマです。いつも録画をして一日の終わりに見ているのですが、主題歌を聞くと、今日も一日頑張った、明日も頑張ろうと思えます。毎日の楽しみ、そして勉強の息抜きとなっています。この物語は、私と同じ年代の主人公で、見ていてとても親近感がわいてきて、ついつい感情移住してしまいます。同年代が主人公の番組は少ないのでとてもうれしいです。主人公は片耳が聞こえません。しかし、そのことを半分、青いとらえる主人公が大好きです。私にはないポジティブさを持っていて、いつも勇気と元気をもらっています。また、ドラマでは、主人公と仲間たちとの絆や家族愛、自分の意志を強く持つことの大切さが描かれていて、毎回いろいろ考えさせられます。そして、最近特に感動したのが、主人公の漫画の先生である秋風先生の言葉「心を動かされることから逃げるな、そこには真実がある。半端に生きるな」です。漫画家志望の主人公に対する言葉ですが、私にも響きました。全力で、高校生活を送って、後悔しないように、今しか感じられないことを感じ、全力で楽しまなければいけないな、と改めて思いました。時々、私は何に向かって歩いているのか、と迷うこともあります。そんな中で、大きな夢を持つ主人公は、あこがれの存在であり、がむしゃらに、そしてひたむきに頑張る姿を見て、テレビの前で応援しています。また、その姿から自分も頑張らなければいけないと思ったり、勇気をもらったりしています。自分のなりたいものに向かって頑張ることの楽しさをドラマを通して、感じることができ、素敵だな、私も早く見つけたいな、と思いました。(福井・高校1年・女子)
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『おっさんずラブ』(北海道テレビ/テレビ朝日)母と一緒に楽しく拝見させていただきました。男女間の恋愛だけでなく、現代に浸透しつつある同性愛を描くドラマ、とても新鮮でよいと思いました。(北海道・高校2年・女子)
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『ドラマ25 宮本から君へ』(テレビ東京)この番組は金曜日の深夜に放送されているため、学校のことをあまり考えなくてもよく、1週間終わった達成感や疲労感に寄り添ってくれる内容なのでついついリアルタイムで見たくなってしまう構成になっていると感じた。初めの数話を見たときは、主人公の不器用さや思うようにうまくいかない現実を見ることが苦しく、辛かった。しかし、いつか自分が社会に出たときにこのような世界で生きるかもしれないと気付いたときから、しっかり物語を見続けようと思うようになった。そして、初めは自らのこだわりが仕事でも恋愛でも通用しないことがもどかしくて、落ち込み激しく怒り、叫んでいた主人公が、徐々に自分にできることを模索し、懸命に働くことで自立した社会人になっていく姿に引き込まれ、私もがんばろうと思うようになっていった。この番組は中高生をターゲットにしたものではないかもしれないし、高校生の私には理解しきれていない内容もあるかもしれないが、胸が熱くなるこのドラマに高校2年生のこの時期に出会えてよかったと思うとともに、主人公と同じくらいの年齢になったとき、またもう一度見直したいと思っている。(東京・高校2年・女子)
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『崖っぷちホテル!』(日本テレビ)人気のあるタレントやアイドルならある程度ファンを獲得できるということを考慮してキャスティングをされているなら、日本のドラマ界はあまりいい傾向にないのではないかと感じた。日本のドラマはDVD販売などの二次利用を狙わず低コストで制作するから面白いものが少なくヒット作が増えないなどの見方もある。ぼくは、お金がないなら1週間に3本も4本もドラマを作る必要がないとさえ感じる。(東京・高校2年・男子)
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『おっさんずラブ』(テレビ朝日)男性同士の恋愛ものというコンセプトが世間にどのように受け入れられるのか興味がありました。初回からあまり期待せずに見始めましたが、回を重ねるごとにどんどん面白くなり、違和感なく楽しめました。男女のラブストーリーのようにキュンキュンするシーンがあり、ドキドキしながら見ていました。今まで男女のラブストーリーしかなかったところに、男性同士の恋愛をコメディータッチに描いているのですごくいいなと思いました。性差別やジェンダーなどに関する問題も多くある現代で、性的少数者にとって何かプラスになったのではないかな、と思います。私自身も今まであまり詳しく知ろうと思ったことがなかったので、このようなドラマでコメディーチックに描かれてはいるけれど、多くの人がこのような人たちの存在に気付くことができたのではないかと思いました。このドラマのシーンのように、同性愛者の結婚を偏見なく笑顔で祝うことができる日本になってほしいです。(東京・高校2年・女子)
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【自由記述】
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部活が忙しくてあまりテレビを見られていませんが、最近はまっている番組は『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)です。この番組を見るといろいろなことがわかって面白いです。また年齢関係なくみられるので、家族で一緒に楽しめるのがいいです。(新潟・中学1年・女子)
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2022年4月から、18歳で成人となる改正民法が可決された。私はちょうど2022年に18歳になる。テレビの報道番組は、もっと小中高生に向けた「大人になるために知恵」を得られる内容で作ってほしい。法律で決まったからといって「大人」にされても準備ができていないと困る。(福岡・中学2年・男子)
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民放に多いのですが、番組が10時ちょうどからではなく、9時56分などから始まるのはどうしてなのかな?と思っています。ちょうどに始まるほうが、時間がわかりやすくてうれしいです。(福岡・中学3年・女子)
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5歳の女の子が虐待を受けて死亡したという事件報道を見て、今の日本の児童保護のずさんな実態を知った。この女の子は過去に2度児童相談所に保護されていたらしいが救えなかった。以前にも似たようなニュースを見たことがある。これらはきっと氷山の一角で、もっと多くの子どもたちが亡くなっていると思う。この事件を改善のきっかけにしていってほしいと思う。(沖縄・高校1年・男子)
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56・57分スタートという番組が多く、何時スタートか覚えづらいです。00分スタートにしてほしいです。また、ニュース番組で取り上げるニュースが、身近なものが多すぎる気がします。身近な情報も必要ですが、海外の大きなニュースももっと知りたいなと思います。(福井・高校1年・女子)
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全世代がジェネレーションギャップを感じることなく見られるドラマやバラエティーが今は少なくなってきているように感じます。(東京・高校2年・女子)
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『SCHOOL OF LOCK!』(エフエム東京)を聴くことが多くなり、出演者がリスナーと向き合ってまっすぐ言葉をかけていて、胸がグッと来で、私もがんばろうと思える。ここにも居場所があると思える。(東京・高校2年・女子)
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インターネットで好きな情報が得られる世の中で、テレビで何を報道するかが重要だと思った。夕方の報道番組を見ているとき、ザッピングしていると各局同じ話題が取り上げられていることが多いと感じる。(東京・高校3年・女子)
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【青少年へのおすすめ番組】について
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『R-1ぐらんぷり優勝者特番 濱田祐太郎のした事ないこと!』(関西テレビ)目が見えないことをネガティブにとらえるのではなく武器として漫談をしているところに感動しました。一般的には障害者だからこのネタは笑えないという方もいらっしゃると思います。しかし、他は全て私たちと同じであって、私たちよりも自分のことをわかっています。「芸人として笑ってほしい」という言葉がとても響きました。(東京・高校2年・女子)
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今後の予定について
- 10月2日、熊本市にて意見交換会(熊本地区)を開会することを確認しました
以上