第187回–2016年12月19日
『オール芸人お笑い謝肉祭‘16秋』について審議「委員会の考え」公表をもって審議を終了…など
2016年12月19日に第187回青少年委員会を、7人の委員全員が出席しBPO第1会議室で開催しました。まず『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』(TBSテレビ)について審議し「委員会の考え」をまとめました。また、11月16日から11月30日までに寄せられた視聴者意見について意見を交わしました。そのほか、12月の中高生モニター報告、今後の予定について話し合いました。
次回は1月24日に「意見交換会・勉強会」と定例委員会を開催します
議事の詳細
- 日時
- 2016年12月19日(月) 午後4時30分~午後7時40分
- 場所
- 放送倫理・番組向上機構 [BPO] 第1会議室(千代田放送会館7階)
- 議題
- 『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』について審議
視聴者からの意見について
中高生モニター報告について
今後の予定について - 出席者
- 汐見稔幸委員長、最相葉月副委員長、稲増龍夫委員、大平健委員、菅原ますみ委員、中橋雄委員、緑川由香委員
『オール芸人お笑い謝肉祭 ’16秋』について審議
TBSテレビ『オール芸人お笑い謝肉祭‘16秋』に対する「委員会の考え」について、起草委員の原案を基に審議し一部修正を加えた上で承認し、公表をもって審議を終了することにしました。以下経緯を含めて公表します。【詳細はこちら】
視聴者からの意見について
●「年末恒例の歌合戦でグループの出場者を視聴者が選ぶ企画」、「人気男性グループのメンバーに対するトレーニング方法が危険だ」、「深夜アニメで男子児童の性器の描写があった」などの視聴者意見について話し合いましたが、現段階ではいずれもこれ以上話し合う必要はないとなりました。
中高生モニター報告について
32人の中高生モニターにお願いした12月のテーマは、日本民間放送連盟特別表彰部門【青少年向け番組】最優秀番組『ど~んと鹿児島 ~ぼくの、メリット~』(南日本放送制作)を視聴しての感想でした。また「1年間を振り返って、一番印象に残った番組を教えてください」と「青少年へのおすすめ番組について」の欄も設けました。全部で25人から報告がありました。
課題番組は、中学時代に不登校になった少年がトカラ列島の悪石島に移住し、島の人たちとの交流を通して自分の居場所を見出し、新たな一歩を踏み出そうとするまでの1年半を記録したドキュメンタリーです。「同年代の主人公に自分自身を重ね合わせ考えた」意見や、「主人公の少年の変化に勇気づけられた」という感想など、中高生ならではの視点に立った報告が寄せられました。また「この番組が、地方でしか見られないのはもったいない」「全国の人たちにも見てほしい」という意見も複数ありました。
「1年間で一番印象に残った番組」では、報道、情報、ドキュメンタリーからドラマ、バラエティー、アニメまで、幅広い番組が挙げられました。一本の番組との出会いをきっかけに「自分の生き方を見つめなおした」という意見や、今年相次いだ「芸能人のスキャンダル報道」への疑問など、率直な声が寄せられています。
◆委員の感想◆
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【『ど~んと鹿児島 ~ぼくの、メリット~』について】
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同世代ではあるが、"不登校"という自分とは違う状況にある主人公を追った番組で「これまで知らなかったことに気づかされた」などの感想が寄せられているのを見ると、ドキュメンタリーの良さを実感する。
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「主人公の少年が"自分がいてもいなくても変わらない"と言う気持ちが分かる気がした」「"自分は必要とされているのかな"と私も時々思う」という感想を読むと、子どもたちが自分の「居場所」だけではなく「存在意義」も求めているのだということが分かる。
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「若者の自立の難しさ」と「小さなコミュニティーが持つ人間回復力」が分かりやすく提示された番組だった。
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分かりやすいドキュメンタリーという性質の番組ではなく、ある意味非常に「難しい番組」だったと思う。モニターの子どもたちが、自分なりに「番組の意味や意図を読み取ろう」と必死だったことが、リポートの文面から感じられる。
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主人公の少年が「ダメ人間だと思われる環境から、1人の人間として認められる環境に変わったことで居場所を得ることができた」と書いていたリポートがあったが、実は「ダメだとされてしまう人に居場所がないこと」が、問題なんだけどなぁ、と思ったりする。
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「主人公の少年は島の濃密な人間関係によって救われた」ということは、ほとんどのモニターが書いている。しかし、島民にとっても少年は「貴重な若者」であり依存もされている。少年と島の関係は相互関係だという視点はあまりなかった。
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【1年間を振り返って、一番印象に残った番組について】
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「芸能人のスキャンダル報道が目につく1年だった。芸能人スキャンダルに関し、一線を越えたような報道が氾濫している気がした。報道の姿勢を見直すべきではないかと思う1年だった」との指摘は、鋭さに感心する。
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「熊本地震の報道番組」を挙げ、「(被害の映像を)見るのはとてもつらい時があるが、被災地を身近に感じ、危機感を感じるきっかけになった」という震災報道の意義を認めていることが分かる意見があった。
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「広島に来たアメリカ人が戦争について新しい価値観を発見していく番組」を視聴し、「互いを知ることは怖いことで、避けているから戦争状態に陥る。よい関係を築くには互いを知ることが大切」という外国語教師が語った言葉が印象に残ったというモニターの「戦後75年、同じ過ちを犯さないためにも『知る』ことが重要なのだと番組を通じて学んだ」という報告に力強さを感じた。
◆モニターからの報告◆
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【『ど~んと鹿児島 ~ぼくの、メリット~』を視聴しての感想】
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番組冒頭のお姉ちゃんの言葉が厳しすぎる。不登校になりたくてなったわけじゃないだろうから。だけど、弟たちもかわいそう。島に行くことで弟たちの将来の選択肢も狭くしてしまっていると思う。不登校になっている人たちが、この番組を見て自分だけじゃないんだと勇気づけられる内容だったと思う。この番組の家族は私の家族とは全く違います。私の両親は、将来の選択肢を広げるため、いつでも選べるように、あきらめなくてもいいように学びなさいと言います。航希君にも自分の道を見つけてほしいです。(長崎・中学1年・女子)
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航希君はなぜこの密着取材を受けたのだろう。2年にもわたって取材を受け続けるのはやはり相当の覚悟があったからではないかと思った。離島に移りだんだん周りの人と接するうちに自分から話を始めたり表情も明るくなっていった。自分の存在が認められ、頼りにされるのが嬉しいように感じられた。航希君はきっと変わりたかったからこの取材を受けたのだと思う。きっとこのままではいけないとどこかで思っていたのかもしれないが、そのきっかけが分からず、この取材を受けることにより何かが変わるのかもと期待と覚悟をもっていたのではないか。不登校という状況から抜け出すのは大変だけれど、航希君を見て、本人の意志と周りのサポートがあれば変わることができるのだと実感できたし、勇気がもらえた。(宮城・中学1年・男子)
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私の周りには、航希さんと同じように不登校になってしまった人が何人かいます。私は、その人に時々「そろそろ学校行きんちゃい」と声をかけていましたが、今考えたら、それはただその人を追い詰めていただけだったのかもしれません。今まで"通信制の学校に通っている"とか"不登校"と聞くと、家にずっといるようなマイナスなイメージしかなかったけど、テレビで見た航希さんの姿はとてもいきいきしていて楽しそうで、イメージが少し変わりました。(岡山・中学2年・女子)
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島に移住して新たなスタートを切るということは素晴らしい決断だと思いました。タイトルに「メリット」とありましたが、この番組を視聴してメリットが有るからどうとか、無いからどうとか関係ないということが伝わってきました。僕の学校にも不登校の子がいるのですが、ぜひとも見せてあげたいです。自分も学校に行きたくないなと思う時があります。もっと自分を認めてほしいと思ったこともあります。そういったことをもう一度考えさせられました。(北海道・中学2年・男子)
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地域の人々が、(主人公の少年に)自然に接しているところを見ていると、最近ニュースになっている、「福島からの避難者の子供に対して、名前に菌とつけて呼ぶ」先生よりずっといい先生だと思います。また、長距離マラソンをする場面では、何か感じるものがありました。普段、僕は、こういう番組は見ないのですがこの番組を視聴してから、新聞の番組表を見て、良さそうなものは見ています。(埼玉・中学2年・男子)
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私の学校にもしばらく学校に来ていない友達がいる。私は自分が不登校な訳ではないからその友達の気持ちが分からずその子が学校に来た時に「どうして来ないの?」など心無い言葉をかけてしまった。しかし、この番組の中でも言っていたように「学校に来て」と言われることがプレッシャーだと感じる人もいる。同年代でも考え方には違いもあるし十人十色だというのを感じた。タイトルである「ぼくの、メリット」は、まるで自分に問いかけられているように感じた。(東京・中学3年・女子)
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よくテレビ番組で不登校になった学生の特集などを見るが、今までは正直不登校になる理由がよく分からなかった。しかし、この主人公が自分がいてもいなくても変わらないから、といったことが少し分かる気がした。私は、自分の知識を向上させて、友達関係をつくるためにそれなりに楽しんで学校に行っているわけだが、そこに自分は必要とされているのかなと時々思う。将来アスリートになるような才能を持っていて努力もしている人は、そこにその人が存在する意味が有ると思うが、特に何の才能も無い私みたいな人は何のために生きているのだろうと疑問に思う時がある。でも、いろんな経験を積むうちに自分はこれに興味を持っていて、これをやることが自分の価値なんだ!!と、思える物に出会えたらいいなと思う。そういう意味では、さまざまな経験ができて、時間もたっぷりある今の環境を大切にしたいと思う。(千葉・中学3年・女子)
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なぜこの番組が最優秀番組になっているのかよく分かりませんでした。引きこもりで不登校の男の子が成長していく姿は見ていてとてもすごいと思いました。ですが、毎日ゲームばかりをしている子に密着しようと思った理由が分かりませんでした。携帯をいじってばかりなのによく母親は携帯を取り上げなかったなぁと思いました。他の兄弟を置いてまで別の島に引っ越す理由はあったのかなと思ってしまいました。通信の高校で勉強をしていると言っていましたが、勉強はやりたくなかったらやらなくてもいいんじゃないかと僕は思います。島に引っ越してきたのだったら農業や漁業など、今までできなかったことにチャレンジしてみるのも有りだと思いました。勉強は大切ですが、勉強だけが全てじゃない。学校にも行きたくなかったら行かなくていいと思います。学校に行くことだけしか選択肢がないのもおかしいと思います。(愛知・中学3年・男子)
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航希君のお母さんが言っていたように、ダメ人間と思われてしまう環境から、一人の人間として認められる環境へと変わったことで、自分の居場所を得ることが出来たのだと思います。自分の存在はどこにあるのか、この年代ではとても悩むと思います。そんな中で不登校という道を選んでしまうという選択は簡単なのかもしれません。ただ、航希君のようにまた違った自分の居場所を見つけることは大切だし、何かを変えるきっかけになるはずです。私自身もそんな自分の居場所を見つけたいとこの番組を見て思いました。(高知・高校1年・女子)
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僕は中学生の頃のクラスメイトを思い出しました。僕の友達も中学1年の夏に学校に来なくなって、そのまま卒業まで学校には来ませんでした。本当の原因は本人しか分からないのかもしれません。けれど、この番組の中の航希君を通して、不登校は誰よりも本人が自分のことを駄目だと感じていて、辛い思いをしながら、なんとかしたいともがいているのかもしれないなと感じるようになりました。この番組は、父と母も見ました。航希君の新生活の様子と明るくなっていく表情を見て泣いていました。この番組を見た人の中で、不登校や自殺を踏みとどまってくれる人がいるかもしれないねと言っていました。(福岡・高校1年・男子)
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客観的な視点から見ると、とても共感を集めやすいテーマだったかなと思う。航希君が中学校の時に不登校になってしまった原因は、自分が学校に行くメリットが分からなくなってしまったから。自分の存在意義を島で模索する。いじめや不登校になった人間が、島に行って、島の人々の温かさに触れ、徐々に良い方向へと変わっていくドラマや小説はよくある話だが、実際に島にはそのようなパワーがあるらしい。やはり都会に住む身としては、島というものは何か違う世界のもののように感じてしまう。島の人と都会に住む人とでは、もはや人種が違うのかもしれないとまで思ってしまう。しかし世界全体でみると、日本自体が島国なのであって、外国人が日本に来て、日本人の親切さに驚くように、自らが意識していなくても、我々日本人は他の国の人々よりも穏やかで寛容なのだろう。そしてその理由の一つは日本が島国だからなのかもしれない。(東京・高校2年・男子)
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航希君が、人との関わりが苦手だという問題を抱えて、悪石島に引っ越して徐々に変わっていく姿がとても印象的でした。最初の頃は、島の人との関わりからも逃げていましたが、島の人たちに心を開いていき島の一員としてすっかり溶け込んでいたように思います。航希君にも「悪石島」という以前は見つからなかった「居場所」が見つかったのだと思います。そして、その「居場所」の中で航希君が求められているからこそ心を開いていけるし、自分自身の価値を見出せたのだと思います。悪石島では、島民みんなで助けあい、島民みんなで育てようという精神が伝わってきました。このような文化を大切にしていけばよりよい社会になると思いました。私も、あいさつからでも積極的にして地域の方々と交流していきたいです。(山口・高校2年・男子)
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航希君の学校に行くメリットが無いという考えが理解できませんでした。勉強や友達のことなどそれぞれみんな悩みは有ると思うので、逃げているように感じました。私と同じ年のようですが、あまりにも人生に興味が無さそうでもったいない感じがします。(大分・高校3年・女子)
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【1年間を振り返って、一番印象に残った番組について】
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私が一番印象に残った番組は『NHKスペシャル未解決事件File.05 ロッキード事件第一部』(NHK総合)です。今夏ブームになっていた田中角栄氏に関する本を読んだのをきっかけに、この事件にも興味を持っていました。番組は再現ドラマを使い、臨場感にあふれる内容でとても引き込まれました。事件の詳細を知らない私でも分かりやすく、詳細まで丁寧に作られていました。多くの実際の証言や資料を基にしていて、これまでわからなかったことや、あまり知られていなかった真実なども知ることができ、とても核心に近づいているように感じられました。今、その当時の日本の政治の深い闇にスポットをあてる事件を扱うことで、そこから得られる教訓を改めて今の世の中に知らしめる意図もあるのかもしれないとも感じました。(宮城・中学1年・男子)
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『奇跡のレッスン』(NHK BS1)自分とだいたい同じくらいの世代の人たちが、それぞれの目標や夢に向かって努力している姿がとてもかっこいいと思います。同世代なので共感できる部分も多く、私の大好きな番組のひとつです。(岡山・中学2年・女子)
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『アメリカの大統領選挙』1年を通して選挙活動が行われてきて、選挙が始まるまでは、絶対にヒラリー氏になると思っていたので正直とても驚いた。トランプ次期大統領は過激な発言を繰り返していたが、最近は柔らかくなってきているので、今後の政策がとても気になる。(千葉・中学3年・女子)
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僕は『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ/東海テレビ)という番組で放送されていた天野貴元さんという方が今でも忘れられません。ドキュメンタリー番組をここまでしっかりと見たのは初めてでした。そして衝撃的でした。番組の最後にはお亡くなりになるからです。今でもとても心に残っています。今生きていることについてとても考えさせられました。毎日をだらだらと生きている自分が恥ずかしくなります。もっとしっかりと生きなければと思わされます。ここまで強く心に残っている番組はこれ以上ないというくらいとても印象の強い番組でした。(愛知・中学3年・男子)
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やはり『オリンピック』。これは、頂上決戦であり、真剣勝負であり、幸運の女神の軍配がどのように下されるのかが、楽しみでした。残り数秒で、決着するという今まで私が味わったことがないような、キリキリするようなハラハラ感が・・・たまりません。そこが、人類皆、平和の祭典として、惹きつけられることになるように感じました。また、4年後は、東京開催であり、楽しみが増えました。(東京・中学3年・男子)
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一つの番組ではありませんが、今年は芸能人のスキャンダルの報道が目に付く1年だと感じました。そこで印象に残ったのがテレビ番組での扱いです。あまりにもヒートアップしすぎて越えてはいけない一線を越えたような報道が氾濫しているような気がしてなりませんでした。こんなにも1人の人を集中攻撃し、プライベートをさらけ出すことが楽しいのか。とても疑問に思いました。今、テレビ番組が行っている、芸能人のスキャンダルに関する報道はいじめではないのか。報道の姿勢を見直すべきなのではないかと思う1年でした。(兵庫・中学3年・男子)
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4月に起こった『熊本地震の報道番組』です。倒壊している建物や土砂崩れの様子を見るのはとてもつらい時があります。ただ、あのような報道番組を見ることで自分が同じような環境に置かれたらどうするべきか考えることが出来ます。実際にはなかなか行くことが出来ない被災地を身近に感じ、危機感を感じるきっかけにもなりました。(高知・高校1年・女子)
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『JR博多駅前道路の大規模な陥没事故に関する報道番組』でした。ほぼ毎日利用している博多駅の周辺が、報道の人たちの取材で騒ぎになっているのを近くで見て、それが連日テレビやラジオでも伝えられているのが不思議であり、怖くもありました。熊本の被災地はもっと長い期間、報道の取材が来ていたんだろうなと思いました。(福岡・高校1年・男子)
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『フェイス フロム・アメリカ ~彼らがヒロシマで見つけたもの~』(NHK広島)、広島に来たアメリカ人が戦争について新しい価値観を発見していく番組です。この中で特に印象に残ったのは、広島で働く外国語教師が語った言葉です。お互いに「知る」ことは、怖いことでそれを避けているから戦争状態に陥る。お互いに良い関係を築くにはお互いについて「知る」ことが大切であるという内容でした。太平洋戦争が始まってもう75年の時が流れました。これから同じ過ちを犯さないためにも「知る」ことが重要なのだとこの番組を通して学びました。(山口・高校2年・男子)
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【青少年へのおすすめ番組について】
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『プロフェッショナル 仕事の流儀 10代VSプロフェッショナル 弟子入りスペシャル』(NHK総合)過去にこの番組に出演したプロフェッショナルに、悩める10代の若者が弟子入りするという内容。仕事とは何か、仕事には何が求められるのか。シンプルなことから意外なことまで再認識させられる、10代にとっては学ぶことの多い番組だと思う。スタジオでVTRを見た東出昌大さんの「大人になるって、挫折も苦しいことも有るけど、意外と楽しいことなんだ」というメッセージが、この番組が伝えたいことをまさしく言い表しているようで、印象的だった。(京都・高校1年・男子)
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『ザ・プレミアム シリーズ 知られざる古代文明』(NHK BSプレミアム)今まで、古代文明といえば歴史の教科書の最初のほうでしか見たことがなくさほど興味もありませんでした。しかし、太陽が昇ってくる位置にピラミッドを建てるなど、私たちには考えられないような古代の人々の知恵や工夫にとても驚きました。また、謎の多い古代文明を最新の技術で解明していこうという取り組みも紹介され、現代の技術が古代の歴史を繋げて様々な謎の解明に繋がっていることを知りました。この番組を通して、今まで知らなかった神秘的で魅力的な古代文明の姿に興味を持ったので自分でもさらに調べていきたいと思いました。(山口・高校2年・男子)
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今後の予定について
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来年1月24日午後2時から4時まで開催予定の在京テレビ局との意見交換会・勉強会について、テーマは「放送における障害者~当事者の視点から見た現状~」とすることなど進捗状況の説明が担当の中橋委員と事務局からありました。