2015年11月に視聴者から寄せられた意見
パリの同時多発テロ事件で、民放各局がいまだに使っている「イスラム国」という呼び名は如何なものかという意見。BPO放送倫理検証委員会が出した意見書で、権力の番組への介入を批判したことに対して、「納得できない」といった反論や、「頑張ってほしい」といったエールまで、賛否両論の意見など。
2015年11月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,490件で、先月と比較して344件増加した。
意見のアクセス方法の割合は、メール68%、電話29%、FAX2%、手紙ほか1%。
男女別は男性73%、女性25%、不明2%で、世代別では40歳代28%、30歳代24%、50歳代19%、60歳以上14%、20歳代13%、10歳代2%。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO連絡責任者に「視聴者意見」として通知。11月の通知数は580件【44局】だった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、18件を会員社に送信した。
意見概要
番組全般にわたる意見
フランスはパリで同時多発テロ事件が発生したが、民放局のニュースでいまだに「イスラム国」という呼び名を使っているが、如何なものかという意見などが寄せられた。
BPOの放送倫理検証委員会が出した意見書で、権力の番組への介入を批判したことに対して、「納得できない」といった反論や、「頑張ってほしい」といったエールまで、賛否両論様々な意見が多数寄せられた。
視聴者参加型のクイズ番組で、微妙な政治問題を賞金の出るゲームの対象にするのは、不謹慎だといった批判が寄せられた。
ラジオに関する意見は50件、CMについては41件あった。
青少年に関する意見
11月中に青少年委員会に寄せられた意見は113件で、前月から28件増加した。
今月は、「性的表現」が18件と最も多く、次に「暴力・殺人・残虐シーン」「報道・情報」がともに16件、「表現・演出」「視聴者意見への反論・同意」が14件と続いた。
「性的表現」は、子ども向けアニメ番組に登場するキャラクターの設定について多くの意見が寄せられた。「報道・情報」については、テロに関する報道が子どもに与える影響を懸念する声や、子どもへのインタビューについての意見が目立った。「視聴者意見への反論・同意」では、アニメ番組に残虐なシーンがあったとの視聴者意見について、「物語のテーマや背景を踏まえると必要なシーンである」「単なる残虐シーンではなく、命の尊さや平和を考える貴重な機会にもなり得る」などの意見が寄せられた。
意見抜粋
番組全般
【取材・報道のあり方】
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イスラム過激派ISについての報道だが、差別を助長するなどという理由でISもしくはISILという呼び方に改めるべきという国際的な風潮の中で、未だに民放各局が「イスラム国」という呼び名を用い続けているのはおかしい。そもそも、ISは表向きは過激な思想を持つイスラム教徒の集まりということになっているが、実際はイスラム教徒のふりをしているだけの人間が大半だ。その証拠にイスラム圏以外の国の人間もかなり多いらしい。差別を助長しかねない「イスラム国」という名称は使うべきではない。
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パリのテロ現場に居合わせた当事者が携帯端末で撮影した動画を放送していた。その動画中、多数の亡骸が映っていた。亡骸の映像にはモザイクが施されていた。人が亡くなった現場の動画を、モザイク処理はしたとしても、簡単に放送してはいけないのではないか。
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欧州の移民問題についての報道で、移民や難民受け入れ制限を主張する政党を「極右」として報道していた。彼らの主張は自国の国益と相いれない犯罪者や、キャパシティーを超える移民や難民の大量受け入れを制限しようというものであり、主権国家としてごく当たり前のことだ。「極右」という表現を使うことは、印象操作だ。
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ロシア軍機撃墜事件に触れた際に、有志連合によるISに対する連帯的な攻撃体制のことを指して「イスラム包囲網」という語を用いて解説を行っていた。「イスラム包囲網」という語は、ISとは関係のない無辜のムスリム国家に対する武力行使を連想させる。
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「BPOが政権の番組への介入を批判」というニュースを知った。私はBPOを強く支持する。そして政権による放送局への干渉を強く非難する。BPOはネット右翼や国粋主義者から多くの非難が来るだろうが、負けないでほしい。屈服しないでいただききたい。
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NHK「クローズアップ現代」をめぐる意見書で、NHKを厳重注意した総務省を激しく非難したことについて、苦言を申し上げる。そもそも総務省および総務大臣は放送法の所管官庁であり、放送法に基づいてNHKを厳重注意したものであり、政府による個々の番組内容への介入という意見はお門違いと言わざるを得ない。総務大臣によるNHKへの行政指導は極めて適切な行為であった。NHK番組の問題発覚後に、BPOが即座に対応しなかったがために、総務省や政権が対応にあたったのであり、自らの責任を棚に上げて政府を批判することは、厚顔無恥な行為だ。
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「クローズアップ現代」について、BPOとして放送倫理違反があったとの見解をまとめて発表したこと自体は高く評価する。その中で政権による政治介入についての意見もしていたが、これについては全く納得できない。そもそも常日頃から、BPOがきちんとこういう放送倫理違反について厳しく各テレビ局に処分を出していれば、政治介入などが起きる余地もないはずである。各局の酷い偏向報道に関し、放置しているBPOの怠慢こそ非難されるべきだ。政府の批判をする前に、まずはテレビ局の身内の馴れ合い体質を厳しく律して、政治家から批判される余地を作らないことこそ、BPOがやるべきことではないのか。
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「クローズアップ現代~出家詐欺」報道に関する意見という、放送倫理検証委員会の決定内容について疑問を感じる。BPOというほぼ公的な機関が、決定内容の「終わりに」で突然「放送の自由」を盾に、政府や総務省からの批判を逆に非難しだすということは如何なものか。おかしい報道があれば、謙虚にききいれて是正するべきなのに、他者からの批判を受けつけないという姿勢は、BPOの存在意義を否定するものだ。マスメディアは普段より「報道の自由」を金科玉条のごとくかかげ、他者の非難ばかりしている傾向がある。外からの批判を「圧力」などと表現するようでは、BPOはマスメディアの手先だと言われても仕方がない。
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「委員長がんばれ」と言いたくてメールした。私は以前から政権が放送や新聞に圧力を掛けることは国家のあり方として極めて危険だと思っている。ましてや政党が何を言うかという怒りを覚える。放送内容についてはBPOに検証を任せるべきだ。BPOを応援している市民は沢山いる筈だ。政治家などに負けずに頑張ってほしい。
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先日発表されたBPOの意見書の内容を全面的に支持する。NHKの誤りをただすことは、BPOの本来の職責だと考える。また、放送の不偏不党を守る姿勢は、放送の本分であり、強いて言えば国民の「知る権利」を守ることに繋がる。その意味において、政権が行った諸々の所業に対して圧力そのものであると指摘したことは、まことに正当なものであった。この発表に対して、一部から批判する投稿があったと報道で知ったが、国民の大多数(サイレントマジョリティ)はBPOの理性ある見解を支持していると考えている。国民の「知る権利」を守るためにも毅然とした対応を堅持していただきたい。
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NHK「クローズアップ現代」のやらせ指摘問題の意見書についてだが、BPOが設立して10年近くなるが、相変わらずやらせ、ねつ造が続いている。BPOがまったく機能していないと感じる。マスメディアは第4の権力であり、したがってBPOが政府を批判することは第4の権力であるマスメディアを援護していることにしかならない。権力内にいるBPOは今回の意見書をやり直し、政府・与党の部分を削除するべきだ。
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委員長の政権への反論はじつにまっとうだ。付記するものはない。委員長を非難する意見が多いそうだが、小生には理解できない。放送などのジャーナリズムは権力になびいてはならない。今のマスコミはおかしい。先の東日本震災後のマスコミは変質してしまった。BPOが権力からの壁になるようでは、日本のマスコミはジャーナリズムとは言えない。「BPOがんばれ」と言わねばならない現状は情けない。
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ニュースを取り上げ、芸能人が論評する番組だが、維新の党分裂のニュースでは、一方的に大阪方に肩入れして、東京方を「おかげで復活当選できたくせに」などと罵っていた。この番組では、以前から大阪維新の会を擁護する意見やVTRしか放送されておらず、出演者も維新応援のメンバーで固められている。これから大阪W選挙まで時間のないなか、こんな番組が流れることは、公正な選挙に大きな影響を与える。
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ニュースでドラマのように芝居じみた大袈裟なナレーションを映像に挿入する必要があるのか。ニュースはサスペンスドラマではない。事件・事故を大袈裟に誇張して報道することに、何の意味があるのか。アナウンサーが原稿を読み上げるだけで十分だ。物騒な事件をサスペンスドラマと一緒にしないでほしい。
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高齢者による交通事故の報道で、決まって「判断能力の低下」「認知症の可能性」について指摘している。しかし交通事故の要因は1件1件違っており、道路事情そのものが事故の引き金となることも少なくない。しかし実際の報道では他の要因を軽視して、事故をすべて年齢のせいにしてしまう。これは年齢ハラスメントと言えるのではないか。
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「流行語大賞」を紹介していた。候補は何十種類もあったにもかかわらず、「SEALDs」「戦争法案」「とりま廃案(とりあえずまあ)廃案)」など、反政府の意味合いを持つ言葉を強調していた。これ以上の偏向報道はやめるべきだ。
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男性が顔の皮を剥がされ殺害された事件で、通報した同居人が、逮捕や指名手配などを一切受けていないにもかかわらず、加害者であるかのような報道をしていた。「殺害された前日の晩、2人はケンカをしていた」や、コメンテーターの「顔の皮をはぐという行為は恐らく相手を独占したいという思いの表れ」などというコメントは、同居人が加害者であると断定しているようだ。不確定な要素と憶測で報道することは、報道番組としてあるまじき行為だ。
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女子高生殺害の事件で、容疑者の家宅捜査の際、「首絞めを題材にしたDVDが見つかった」などの情報とともに、「アニメキャラクターのフィギュアも発見」という、いかにもアニメオタクを犯罪者呼ばわりする放送があった。「アニメなんか見るような人間だから犯罪を犯すのだ」と言っているように見えた。
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「元議員、初公判欠席」を伝えていた。その際、世間を騒がせた前代未聞の「号泣会見」の映像をまたもや流し、映像の合間には彼の声を"効果音"のように使用していた。バカにしていることは明らかで、もはや"いじめ"とも受け取れるような演出だった。彼はすでにそれなりの世間的制裁を受けたはずだ。ニュースとして経過を伝えることは間違いではない。しかし必要以上に面白おかしく演出するべきではない。
【番組全般・その他】
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二択で多数派を選んで、多数派を選び続けて賞金を獲得するというゲーム番組だった。「飼うのは猫がいいか犬がいいか」程度の質問なら問題はない。しかし「改正安保法案が良いか、廃案か」という問いは問題がある。なぜ賞金を出すゲームに微妙な政治問題を入れたのか。何の疑問も持たず放送してしまうのは不謹慎だ。
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"過激なペット"というコーナーで、中東の大富豪たちのあいだで猛獣をペットとして飼うことが流行していることを取り上げていた。猛獣を飼うことや密輸は、紹介された国でも違法であると述べた上で、このような深刻な問題を、おちゃらけた内容に仕上げていた。スタジオの司会者やゲスト達も、密輸ペット業者や猛獣をペットとして飼う大富豪たちが犯罪者であることを感じさせない笑顔やコメントだった。問題の重要さを軽視した内容となっており、不快だった。
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全てのスポーツ中継において言えることだが、人気が出てきたからといってマスコミによる取材が過熱しすぎている。フィギュアスケートやラグビー、テニス、高校野球、サッカーなど好成績をあげ人気がでてきた選手が出てくると、練習や試合直前の精神集中を行う大切な場所にまでカメラや取材陣が立ち入り、選手の妨害を行っている。選手達は練習不足や精神集中ができず、試合で好成績を出せない状態に陥いる。各スポーツの協会側の配慮が欠けている部分もあるかと思うが、せめて試合直前など、マスコミは選手に介入しないように心がけてほしい。
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10月末のハロウィーンで仮装した人が渋谷などの特定の地域に集中して、周辺の道路交通機関や利用者に迷惑をかけたが、テレビ局各社の取材が事態を悪化させていた。ハロウィーン前から「昨年はどうだった」等、「仮装して集まること」を呼びかけるような内容を放送していた。人が集まることで経済的な効果はあると思うが、混乱による怪我や揉め事、すりや痴漢など犯罪行為も比例して起こる。そういった事を局側は考えてほしい。
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埼玉県を題材にした漫画を取り上げていた。その中で「埼玉狩り」という言葉が使われていた。「ダさい」という言葉を「ダ埼玉」の略語として埼玉県を直接的に侮辱し嘲笑するために使用して以来、今日でも各局でこの言葉を使用している。このような特定の地域を侮辱し、嘲笑する言葉の使用は、当該地域に対する差別を助長するのみならず、そこに住む人の心を傷つけ、当該地域の出身者に対するいじめの原因にもつながる。
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マイナンバー制度について「都市伝説をブッた斬る」として、副業が難しくなることに触れ、あたかも所得がバレないように副業する方法もあり、詳細については税理士などに相談するよう促す場面があった。ある意味、収入のごまかしや税法違反、更には詐欺の幇助ともとれる内容だった。
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岸和田市で暴走族が集まって暴走行為を繰り広げる事について取り上げていた。多数の警官が駆り出され、地元商店は迷惑行為を避けて店を閉めるという。それほど地元の人達に嫌われている暴走行為であるのに、出演者が「いいじゃないか、その日限りのことなのだし」「だんじりも同じようなものだ」などと擁護する発言をした。だんじり祭りと暴走行為を同列に論じるなどとんでもない。
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毎週楽しみに見ている。1時間があっという間に過ぎるほど、脚本もキャストも素晴らしい。久しぶりに、テレビドラマも捨てたものでないと思える作品に出会えた。これからも、このような質の高いドラマを制作して頂きたい。
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世の中には、病気と懸命に闘っている人がいる。その患者や家族は治療法がない病気に苦しみ、悲しみ、辛い思いを繰り返し、乗り越えながら1日を懸命に生きている。そういった病気をドラマに取り入れ、患者に対し誤解や偏見を招くようなフィクションとして放送し、患者や家族にさらなる精神的苦痛を与える。放送局からの患者家族に対する社会的いじめとしか思えない。制作者自身の家族がその病気だったとしても、素晴らしい作品だと家族に見せることができるのか。ドラマ制作に関わる方全員にお聞きしたい。
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ディレクターのインタビューの模様が映されたが、一般の方に対してしつこい質問で相手の怒りを誘導し、自分の意見を押し通そうとする強引さだった。相手が喜んで質問に答えているならいいが、しつこさに辟易している様子も伺えた。このような手法でインタビューが行うのは如何なものか。一般の方の面白い意見を引き出すことが番組の主旨だが、相手を怒らせている様子、困っている様子さえも笑いに変えようとしている番組の作り方は問題がある。
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2歳児に喫煙をさせ、逮捕された親に関するニュースを放送していた。その後、他国で行われた児童虐待映像(親に無理やりタトゥーを掘られ泣き叫ぶ子どもの映像など)を次々に流した。日本以外の国の児童虐待の実態を報道する意図があったのかもしれないが、あまりにも痛々しい映像だった。そこまで放送する必要があるのだろうか。
【ラジオ】
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時事川柳のコーナーを楽しみにしている。毎回面白い川柳が披露され、笑ったり感心したりしている。しかしよく聞いていると、いつも同じ名前ばかりが読み上げられる。この日の放送では優秀作品の中から「大賞」が選ばれて賞金が贈られたが、受賞者はやはり常連の方だった。コーナーに投稿する人は限られていて、その中で上手な人は更に限られるのかも知れない。しかしコンクールならともかく、ラジオ番組である。優劣にこだわるあまり一部の熟練者の発表の場になっていることは残念だ。多少稚拙でも新しい投稿者の作品も紹介し、番組のフレッシュ化を図ってほしい。
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この日のパーソナリティーは、まるでお酒を飲んでいるかのような口調で、他のメンバーとの会話もおかしかった。番組中に他のメンバーがたしなめる様子も聞いていて伝わってきた。酔った状態で進行してもいいのだろうか。
【CM】
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朝に子どもとテレビを見ていたら、いきなりホラー映画のCMが流れた。最新作らしい。恐ろしい台詞と最後のシーンは、大人としては怖くはないが、4歳と2歳の子ども達にはとても見せられなかった。小さい子達が見る時間帯に、何故あえてこのようなCMを流したのか。
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肺炎球菌の予防接種のCMが流れている。CMを見る限り、注射を打ちさえすれば全ての肺炎にかからないように受け取れる。しかし医師に聞いたところ、他の肺炎には効き目が無いとのことだった。視聴者に誤解を与えるようなCMは流すべきではない。
青少年に関する意見
【「性的表現」に関する意見】
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子ども向けアニメ番組で、男性設定のキャラクターが女性化して、意味ありげにバナナを食べるシーンがあった。子どもには意味が分からないかもしれないが、親として非常に不愉快だった。
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日曜日昼のバラエティー番組における素人の出演者の「下ネタ」が度を越している。昔から家族で見ている番組であり残念だ。方向性を変えてほしい。
【「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見】
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バラエティー番組を見ていたところ、ドラマの番組宣伝スポットCMがあり、首を吊るシーンが放送された。視聴していたバラエティー番組は家族だんらんに適した番組であり、家族で見ていた人も多いと思われる。自殺シーンは青少年への影響が大きいので、過激な番組宣伝スポットCMを放送するにあたっては、時間帯や現在視聴者が見ている番組の内容などを踏まえた配慮をしてほしい。
【「報道・情報」に関する意見】
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東京都福生市で顔の皮膚がはがされた遺体が発見された事件の報道を見て気分が悪くなった。被害者の状態を詳細に伝える必要があったのか疑問だ。このような報道を子どもたちはどのように受け止めるのだろうか。大人の私でも具合が悪くなるような内容であり、成長過程の子どもたちの心に傷をつけてしまうのではないか。事実を伝えようとする報道の姿勢は分かるが、猟奇的な事件の殺害方法まで詳細に伝える必要はないと考える。
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老人が少女を自宅に連れ込んでいたずらしたニュースで、被害者である少女とその母親にインタビューしていた。顔は映さず、少女の音声は変えて放送していたが、事件内容を踏まえるとインタビューを放送したことが理解できない。
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糖尿病の児童に薬を与えないなど、適切な治療をさせずに死亡させたとして祈祷師が逮捕された事件のニュースで、亡くなった児童の同級生にインタビューしていた。インタビューを受けている児童は今にも泣きだしそうだった。同級生が亡くなってショックを受けている時に聞く必要があるのか疑問だ。亡くなった児童のことを聞くなら、担任や校長先生など、大人に聞けばいいのではないか。