2014年7月に視聴者から寄せられた意見
集団的自衛権の行使容認の閣議決定に対し、賛否の両論を併記すべきとの意見や、県議会議員の「号泣会見」を繰り返し流すのは如何なものかといった意見、同級生殺害事件で被害者の名前や写真ばかり放送することに批判的な声など。
2014年7月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,389件で、先月と比較して53件増加した。
意見のアクセス方法の割合は、メール69%、電話28%、FAX2%、手紙ほか1%。
男女別は男性71%、女性25%、不明4%で、世代別では40歳代28%、30歳代24%、20歳代19%、50歳代15%、60歳以上10%、10歳代4%。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO責任者に「視聴者意見」として通知。7月の通知数は612件【42局】だった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、20件を会員社に送信した。
意見概要
番組全般にわたる意見
集団的自衛権の行使容認が閣議決定されたが、それを扱った報道・情報番組に対して、賛否両論を併記すべきだといった意見などが寄せられた。
県議会議員の「号泣会見」が耳目を集めたが、あまり何度も繰り返し流すのは、如何なものかといった意見が寄せられた。
小学生の監禁事件が発生したが、逮捕された容疑者の家に「美少女ポスター」が多数貼られていたという報道に対し、アニメ・漫画ファンを誹謗中傷するものだといった批判が多く寄せられた。
同級生殺害事件の報道に対しては、被害者の名前や写真ばかり放送するのはおかしいといった声や、猟奇的なことを詳しく報じる必要はないといった意見が多数あった。
夏期恒例の長時間番組が放送されたが、出演者をあまりに酷使しているといった意見などが寄せられた。
ラジオに関する意見は38件、CMについては48件あった。
青少年に関する意見
7月中に青少年委員会に寄せられた意見は127件で、前月より15件減少した。
今月は、「暴力・殺人・残虐シーン」および「性的表現」に関する意見がそれぞれ27件と最も多く寄せられた。次に「低俗・モラルに反する」との意見が13件、「表現・演出」に関する意見が8件と続いた。「その他」は15件あった。
「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見では、長崎県佐世保市で起こった、高校生殺害事件に関する報道への意見が多く寄せられたほか、小説を原作としたドラマの番組宣伝についての意見もあった。
「性的表現」に関する意見では、高校を舞台にしたドラマでの女子高生役の下着シーンのほか、夕方の情報番組での出演者の発言について複数の意見があった。また、複数のラジオ番組について、それぞれ、内容が卑猥であるとの意見も寄せられている。
意見抜粋
番組全般
【取材・報道のあり方】
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本日夕方に、集団的自衛権の行使容認が閣議決定されるようだが、新聞などでは集団的自衛権の危険性について書かれていた。しかし、メディアでの報道が少なすぎる。政権は年金の財源問題にしても株式などへの投資を拡大するなど、国民のためにならないことをしている。テレビ局は政権の言いなりの放送しかしていない。国民に事実を知らせることが、メディアの役割ではないのか。
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集団的自衛権行使の閣議決定に関する報道の中で、50代自衛隊幹部とされる人物の電話インタビュー(音声のみ、変換あり)として、「集団的自衛権が推し進められたら自衛隊員は辞めて行き、後に徴兵制が始まる」との趣旨のコメントが放送された。報道番組においては、発言の人物、内容について視聴者が検証できるよう、顔出しが原則だ。政策への是非はともかくとして、報道は公平・公正であるべきで、どこの誰なのか検証不可能な人物を自衛隊幹部だとして放送することは、報道による印象操作に繋がるのではないか。
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「集団的自衛権によって徴兵制ができるのではないか」という放送があった。非常に不愉快な内容で、この制作者側の悪意を感じる。「徴兵制」をつくるのであれば、改憲が必要になる。しかし、視聴者が憲法を十分知らないと思っているのか、「徴兵制」と簡単に口にしている。集団的自衛権とは何かということを正しく報道せず、不安ばかり煽る報道姿勢に怒りを感じる。報道各社は国民に正しい情報を提供する義務があると思う。しかし、国民の不安を煽るばかりで、正しい情報を提供していない。
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各局のニュース番組で「街角アンケートの結果」と称して、一般人の意見を出すことがある。しかし"いつ、どこで、どれくらいの年齢層の人に聞いた結果なのか"明確にしていないので、真実かどうかわからない。テレビで報道することにより、不確かな情報が正しい情報であるかのように受け取られてしまう。アンケート結果を伝えるのであれば、情報を詳細に公表するべきだ。
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今日の新聞の番組ラテ欄を見て驚いた。昼前後の民放テレビの情報番組で、「歌手の保釈」や「日朝協議」がトップ扱いになっており、「集団的自衛権の行使容認」を政府が昨日、閣議決定したことについては、全く触れていないか、最後に記されているかであった。戦後、集団的自衛権を否定してきた憲法解釈を一挙に変更した今回の閣議決定と、覚せい剤で捕まった芸能人の話とでは、どちらが重要なニュースであるのかは明白だ。情報番組とはいえ、戦後史を揺るがすこの問題を避けて通るべきではない。ラテ欄にしろ、こんな扱いをしているようでは番組の内容もうかがい知れる。放送局が政治権力に対して自立しているのか、疑いたくなった。
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集団的自衛権に関する報道スタンスは偏りすぎている。日本の国防力や抑止力を高めるための方策であるのに、執拗に官邸前の異様なデモ映像を流し、憲法の破壊だというコメンテーターばかりにしゃべらせる。そのくせ、日本を取り巻く国際情勢を真面目に取り上げようとしない。せめて両論併記の原則を徹底できないのか。去年の特定秘密の時もそうだが、マスコミは特定の思想を視聴者に押し付けようとしている。
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日朝協議について、経済制裁や人と船舶の往来制限の解除といった政治的駆け引きの問題ばかりが放送されている。だが、拉致被害者は今も祖国からの救いの手を待っている。北朝鮮が、拉致という無法かつ人の尊厳を踏みにじるやり方で連れ去った人々を、全員帰国させなければならないはずだ。メディアもそのような視点に立って伝えるべきである。
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"号泣会見"を開いた兵庫県の県議会議員について取り上げた。外信部の記者が出演し、「変わっているけど面白い。たたき上げで、味のある議員に化けていったらよかった」と言った。議員が面白いかどうかの問題ではない。政務活動費の使い道、税金の無駄遣いを追及するべきだ。"面白い"では済まされない。
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メインキャスターの態度が気になった。兵庫県議会議員の釈明会見のVTRを流している時に、ワイプに映された表情がまるでお笑いでも見ているようだった。事の重大さがまるで分かってないのか。税金の横領という犯罪を笑って放送する番組、キャスターを見ていて、とても不快だった。テレビキャスターの社会への影響力というものは絶大だということを、もう少し理解して行動、発言してほしい。
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兵庫県議会議員のニュースが連日報道されていますが、同じ映像ばかり流しています。会見での号泣などインパクトがあるからでしょうが、こうも連日放送されるとさすがに辟易します。兵庫県議会ばかり批判していますが、こういった問題は全国全て(国会含む)でしっかりと調査されるべきではないでしょうか。
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各局の台風報道について疑問を持っている。今回の台風は今までにないほど大型とのことだったが、現地へリポーターを派遣して屋外から中継させる放送局が多い。「危険だから屋外には出ないでください」と屋外から言われても何の説得力もない。実際に風に飛ばされて事故寸前だった事例もあるようだ。さらに大型の台風も懸念される中で、こうした放送が続けば、いずれ犠牲者が出るだろう。実際に危険な目に遭わなくても緊迫した状況を伝えることはできるはずだ。それこそが映像のプロたるテレビマンの仕事なのではないか。
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テレビの台風情報がほとんどアテにならなかった。東京については区ごとの情報を全国に放送していたのに、ウチの地域は「四国」とひとくくりにされた。愛媛県だけでも東京より広いのに、ひとくくりにすることは、"田舎なんてどうでもいい"と思っているのか。
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東京・池袋で脱法ハーブを吸った男が車を暴走させた事件で、犯人が酩酊状態で警察官とやりとりをする映像が繰り返し使用されていた。よだれを垂らし朦朧としている姿が不快でならない。事件直後は、実情を報道するために仕方ないのかと思ったが、それ以外でも脱法ハーブによる事故が続き、そのようなニュースが流れるたびに、池袋での映像が使用されている。通常、汚物が映る場合はモザイク処理などして報道すると思う。また、「脱法ハーブ」という表現もやめるべきだ。
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小学生誘拐事件の容疑者の部屋の説明で、「容疑者の家にはアニメのポスターが貼られていた」などという全く事件との関係のないことを報道した。これは明らかな印象操作だ。まるでアニメや漫画が好きな人間全てが犯罪に手を染める、そのようなイメージを植えつける根拠の無い報道でしかない。
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岡山県女児監禁事件の報道について、「アニメのポスターを貼っていた」など、無理矢理アニメと絡めて報道していた。このような事件が起こるたびに、何故どのマスコミもアニメや漫画と絡めて報道するのか。「アニメや漫画が好きな人は犯罪者予備軍で気持ち悪い」というレッテルでも貼り付けたいのか。「アニメや漫画は日本が誇る文化」と持ち上げておきながら、このような事件が起こると「アニメや漫画の好きな人は犯罪者予備軍だ」のような二枚舌の報道姿勢は心底不快だ。このような事件で漫画・アニメ・ゲームと結びつけ、レッテルを貼る報道はやめていただきたい。
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同級生殺人事件についてですが、「人を殺してみたかった」という加害者の供述とともに被害者の子どもの写真や映像を放送するのはやめてほしい。被害者の人権を全く無視した心無い行為だと思う。家族や親せきの方は見ているどころではないと思うが、大事な子どもの姿を心無い言葉とともに流してほしくないはずだ。彼女の姿がテレビに流れることを、誰が必要としているのだろう。そのことで、誰が救われたり、助かったりするのだろう。加害者のことを流せない代わりの情報として流しているように思える。遺族は2次被害を受け、被害者は亡くなってからもなお人権侵害を受けているようだ。
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佐世保市の女子殺害事件の報道についてだが、「首を絞めて殺害し、頭部を何度も殴り付け、遺体の一部を切断」など、猟奇的で残忍な内容なのに、何度も放送している。夏休みが始まり、子どもたちもテレビを見ている朝や昼の時間帯に、この残忍な事件を無神経に繰り返し流すのは、ショービジネスとしての"魅せる"報道番組のように思えてならない。
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STAP細胞をめぐる論文不正について極めて丁寧に、多面的に、客観的に検証していた。誤った情報に踊らされた報道機関として真っ当な責任の果たし方だ。科学に限らず、ある疑惑に対する丁寧な検証番組は、国民の利益になる。国民が正確な情報を得られなければ、民主主義は機能しない。その意味で、このような調査報道は大いに賞賛されるべきだ。
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渦中の女性研究者のトイレにまで押しかけ、相手に怪我を負わせた強引な取材を恥じるべきだ。プライバシーの侵害も甚だしい。しかも白黒のはっきりしていないことを検証するがごとき内容だった。不適切な取材が明らかになった時点で、放送を保留すべきであった。
【番組全般・その他】
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30時間以上不眠不休の出演者に、高温の舞台で45分ほど激しいダンスをさせた。そこまではまだウリの一つだからとも言えるが、疲労困憊の状態で歩かせるなど全体的に演出が行き過ぎていた。明らかに熱中症で意識が朦朧としている出演者にまともな水分補給をさせず、このような行動を強いるのは如何なものか。
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市長を出演させ、一方的に特定の政策を応援するかのような放送だった。この番組は、以前から特定の新聞社や特定の政党を一方的に、中傷といってもよい言葉で罵倒する放送を行ってきた。局としてはあくまで「バラエティー番組」扱いのようだが、内容が時事問題を扱っている以上は、報道の中立性というものを意識し公平な番組作りに留意すべきだろう。以前の司会者が健在だったころは、バランスの取れた企画内容とコメンテーター陣だったが、最近は特に、偏りが目立つ。視聴率ほしさで、主張を先鋭化させているのではないのか。
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女性タレントがニューヨークに行き、現地で出されるクイズに答えるという内容だった。クイズが不正解だと顔面に向けて生クリームのような白いクリームが飛んでくる仕組みだ。何度も不正解を出して、顔面にクリームが飛んでいた。最後にはサプライズで誘拐されて、とある場所で顔面にクリームが飛んだ。演出方法に問題があることと、食べ物を粗末にしているので、不快に思った。
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最近のバラエティー番組を見ていると、一部の出演者の言葉遣いが悪く、「マジで?」や「超半端ねえ」「激やば」「まいうー」などの若者言葉丸出しだ。また、「うざい」「キモイ」「死ね」「ぶっ殺す」というような暴言を吐く芸人も少なからずいる。日本人のくせに正しい日本語が話せないとはどういうことか。見ている方が恥ずかしい。近頃の芸人は何故まともに正しい日本語が話せないのか。正しい日本語を一から教え込む必要があるのではないか。
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出演者が問題で回答ミスをした時の、他の出演者のヤジや罵声が不快だ。ちょっと答えを間違えたくらいで、そこまで言う必要があるのか。特に、あるお笑い芸人の2人は、出演者が問題でミスをするたびに、ヤジや人を馬鹿にするような発言をしており、言葉遣いも悪く不快になる。芸人とはいえ、言って良いことと悪いことの区別くらいつくはずだ。
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物語の舞台として想定された都市の地図が、アメリカのコミックの作中の地図に似ている。インターネットでは、「コラボだ」などの無責任な意見が出回っているが、番組サイドからの説明はまだない。他国の有名コンテンツを真似し、そのまま釈明もしないのは、子どもたちに誤った倫理観を植え付けることになる。
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男性タレントが全裸の仙人と一緒に素っ裸で生活するというものだったが、見ていて不愉快であった。全裸で、股の部分をパンツの絵で隠して放送していたが、露出狂まがいとしか受け止められず、気持ちが悪かった。このような内容を面白いと思って放送しているのなら大間違いだ。
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今は梅雨の時期なので天気が悪く不安定であることは誰でも分かっている。それをわざわざ毎日、気象予報士を呼んできて説明させている。そしてちょっとでも気象予報士の予報が外れると司会者がそれを吊し上げて笑いを誘う。見ていて気象予報士が気の毒になる。
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街頭インタビューで顔出しできない人の胸のアップを映していた。女性の場合、胸が目立つ人もいる。ただのインタビューといっても、胸をアップにしすぎて、それだけ映し出すことはいかがわしく見える。顔を映さないでインタビューをする時、いかがわしくみえる箇所だけ映して放送することはやめてほしい。
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ドッキリ系の番組が増えてきて嬉しい。この種の番組は、「道徳心に欠ける」や「危険」などといった苦情が付きまとう。しかし、人を驚かせるということは良くも悪くも人間の本質的な快楽である。海外では、一般人の人生を変えてしまうほどのドッキリ番組もある。日本のドッキリは良心的で、純粋に楽しめる範囲におさまっている。どんどんこのような番組を制作し、新たな騙しのパターンも考案してほしい。
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番組タイトルと番組内容が全く違う。内容はサッカーをネタにした低俗なバラエティーであり、ハイライトをいつかやってくれると期待しているうちに番組は終了した。本日はW杯準決勝が行われた日であり、そのような日に思わせぶりなタイトルで視聴者を誘導する手法は如何なものか。
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番組HPには40代、50代からの視聴者の感想や意見も多く寄せられているが、放送で観客席を見ると、20代30代ばかりで、差別的な意図を感じる。人気番組でファンクラブの観覧募集に応募しても、20代30代ばかりを多く当選させ40代以上はことごとく落選させているという話もよく聞く。こういうことも差別ではないだろうか。高齢の視聴者を馬鹿にしている。
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北海道の飲酒運転者の悲惨なひき逃げ事件を報じた直後にウィスキーのCMが放送され唖然としました。まるで事件を煽っているような感じで、とても残念です。CM放送においてこのようなタイミングは許されるのでしょうか。
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酔った男性が番組制作者や出演者側の意向で、深夜にもかかわらず、奥さんに電話をさせられていた。寝ていた夫人は起こされて電話にイヤイヤ応答していたが、生活のペースというものがあり、気の毒に思った。ウチの家族はじめ、大勢の方は番組を喜んで見ているようなので、私のような意見はマイノリティーなのかもしれないが、このような細かいところに配慮が欠如しているマスコミの横柄さを感じる。
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毎年楽しみにプロ野球のオールスターゲームを観戦していますが、今年の中継には落胆した。1戦では放送の延長もせず、試合途中で打ち切った。2戦目では番組の延長はしたものの、延長終了時刻を明記せず、いきなり試合中継が終わるという無責任な放送だった。来年のオールスターでは選手と選手の真剣勝負が最後までじっくりと見られる中継を期待したい。
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イギリス王室の話題の中で、コメンテーターが、女子アナに対し「まだ赤ちゃんいないのか」と言っていた。そのような個人的なことなど、テレビで聞くべきではない。ぞんざいな言い方も、視聴者としては不愉快だった。朝の番組くらい、爽やかな発言のできる出演者を選んでもらいたい。
【ラジオ】
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職場でラジオがかかっているので、毎日聞いている。パーソナリティーが9時や11時などの区切りの時間にマイクに向かって叫んでいるが、不快だ。ある日の放送ではワールドカップを想定した内容になっていて、パーソナリティーが何度も「ゴール」と絶叫を続け、仕事にもならないし、不快でストレスが溜まった。リスナーのことを考えて放送してほしい。パーソナリティーの感情のおもむくままにマイクで叫び続けられていたら、たまらない。
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司会があらゆるテレビ番組を批評するコーナーの中で、毎回最後にラジオのリスナーに意見の募集を告知するが、これまで一度も番組内でそれが読まれたことがない。本当に一通も来ていないのか、それとも来ているのに無視しているのか。もし後者なら募集する意味がない。なぜ読むつもりもないのに、意見を募集するのか。読む気が全くないのなら募集をやめるべきだ。
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リポーターの女性が持参した納豆を食べ、残った藁づとで、リポーターが個人的な念を込めて藁人形を作っていた。WEBでアップされた写真には、リポーターの女性が額に鉢巻でロウソクを挟んだ姿が写っており、丑の刻参りをする様相そのものだった。このような行為は、一般的に呪殺的なものとして知れ渡っており、殺人などの実行行為ではないにしろ、犯罪的な行為を思わせる。また、そのような企画自体、極めて低俗で問題な上に、意義がわからない。番組の途中で、中継を挟み、メインパーソナリティーと進捗を確認する場面もあったが、メインパーソナリティーは、笑いながら行為を煽る感じで、とても気分が悪かった。
【CM】
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"小さい男の子がやけどをするが、生命保険会社へ電話をして的確な指示を受けたことで、やけどの跡も残らなかった"というCMを見た。伝えたいことは理解できるが、映像もCMの作りもリアル過ぎる。同じような経験のある中学生の妹が、このCMを見て怖がっている。もう少しオブラートに包んだ作り方をしてもよいのではないか。
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車用ワックスのCMがあった。「1回塗ったら3年間無用」という。そこで、メーカーに電話をしたところ、「できれば半年に1回は塗ってほしい」と言われた。これは事実と反した過大広告にあたる。放送する以上CMの中身も精査してほしい。
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男女の電話のやり取りが、ストーカー犯罪を想起する。男性「僕の気持ちはもう分かっているよね?」、女性「あなたとは無理なの。聞いている?」のやり取りを繰り返している。このCMを見ると、ストーカー被害に遭っている女性を思い起こす。また、現在ストーカーを行っている男性が「自分だけではない」とストーカー行為を正当化しそうで、犯罪幇助に繋がるのではないか。危険で不愉快なCMだと感じる。
青少年に関する意見
【「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見】
- 佐世保市で起こった高校生殺害事件の報道で、被害者の殺害状況や凶器を詳細に伝える必要があるのか。あまりにも残酷な内容に、子どもがショックを受けている。何から何まですべてを報道すればいいというものではない。
【「性的表現」に関する意見】
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高校を舞台にしたドラマで、女子高生役が下着姿で監禁されるシーンがあった。ドラマとはいえ、青少年の視聴者が多いと思われる時間帯で許される演出ではないと考える。
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性表現や性にまつわる話が過激すぎる深夜帯のドラマがある。ドラマを放送している放送局は、独自の視点を持った素晴らしい番組を今まで多数生み出しているのに、なぜこのような番組を放送するのか、理解に苦しむ。小学生でも簡単に深夜番組を録画視聴できる時代であり、深夜帯だからといって過激な表現が許されるわけではない。
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夕方の放送にもかかわらず、必ず性的な話を盛り込もうとする情報番組がある。夏休み期間中でもあり、子どもたちが視聴してしまうことを危惧する。
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深夜帯のラジオを聴取したが、あまりにも卑猥な内容で驚いた。青少年が聴取している可能性を考慮し、内容を精査すべきだ。
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青少年に人気が高いアイドルグループが司会をする番組で、ゲスト出演者が自分の出演する舞台の告知をしていた。当該舞台はアダルトビデオの世界の裏側を取り上げたものであり、未成年者が多く視聴している番組での告知はふさわしくない。
【「低俗・モラルに反する」との意見】
- 子どもの登校前の時間帯に、不倫をテーマにしたドラマの番組宣伝があり、不快な思いをした。肉体関係を伴う不倫は民法上の不法行為であり、このような行為を当たり前のように放送することに憤りを感じる。
【「報道・情報」に関する意見】
- 岡山県倉敷市で発生した女児誘拐事件の被害者の写真と名前が、事件解決後にも報道されている。無事に親元に戻ったものの、誘拐事件ということもあり、女児は心無い好奇の目に晒されることが考えられる。必要のない情報は報道すべきではない。