視聴者からのご意見

2011年6月に視聴者から寄せられた意見

2011年6月に視聴者から寄せられた意見

菅首相の”退陣”をめぐり、与野党が政局に明け暮れることへの批判意見が多かった。バラエティー番組では、女性タレントの”恋人登場”とさんざん引っ張り期待させながら、結局公表しないという制作手法に、視聴者を欺き愚弄するものだとの声が多かった。

6月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,534件で、5月と比較して192件増加した。 意見のアクセス方法の割合はEメール68%、電話29%、FAX2%、手紙ほか1%。性別は男性70%、女性26%、不明4%。年代は30歳代33%、40歳代24%、20歳代20%、50歳代10%、60歳以上9%、10歳代4%。

視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO責任者に「視聴者意見」として通知。6月の通知数は619件[38局]だった。
またこの他に、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、46件を会員社に送信している。

意見概要

番組全般にわたる意見

6月の視聴者意見は1,534件と前月より192件増加した。
東日本大震災の被災地の復旧、原発事故の収束への展望がいまだ見えない中、菅首相の”退陣”をめぐり、与野党が政局に明け暮れることへの批判意見が多かった。夏の電力需要の最盛期を迎え、放送などで節電の呼びかけが行われているが、テレビ局自体は努力しているのかといった疑問の声も多い。
アイドルグループ内の順位を決める人気投票、”総選挙”をめぐっては、宣伝や販売のためにファンに無理を強いるものだとの批判が寄せられた。またバラエティー番組では、女性タレントの”恋人登場”とさんざん引っ張り期待させながら、結局公表しないという制作手法に、視聴者を欺き愚弄するものだとの声が多かった。またお笑い芸人のトークの中で、学校で友達のめがねをカレーに煮込んで黄色く変色させたという話や、アニメマニアが大切にしているフィギュアを口に咥えたりした行為に対して、弱いものいじめを助長しかねないとの抗議の声が多かった。
障害を持つ子供の学校でのできごとを扱ったドラマで、誤解や偏見を招きかねない内容や表現があり問題だとの意見が多かった。
ラジオに関する意見は50件、トークがお色気に走りすぎているのではとの意見が多かった。CMについては63件あった。

青少年に関する意見

放送と青少年に関する委員会に寄せられた意見は130件で、前月より20件ほど増加した。
今月は、低俗・モラルに反するとの意見が48件、次いでいじめに関する意見が19件、性的表現に関する意見が17件と続いた。
低俗・モラルに反するとの意見については、複数のバラエティー番組や情報番組への批判意見が多数寄せられた。いじめに関する意見については、バラエティー番組でお笑い芸人が披露した自らの学生時代の体験に対し、「いじめを助長する」などの批判意見が寄せられた。性的表現に関する意見については、深夜のアニメに対して「性的表現が過激で不適切だ」などの批判意見が寄せられた。

意見抜粋

番組全般

【取材・報道のあり方】

  • 福島県相馬市で酪農家の方が自殺した。原発事故によって行き詰ったことによるものだと思うが、今回の件はまだまだ氷山の一角かと思う。首相がいいか悪いかを論じるよりも、被災地の実情を正確に伝えることの方が、政治や社会を動かすいい報道になるのではないか。いまの報道のあり方には疑問がある。数字取りにしか見えない。何が起きていて、見ている人に何ができるのかを訴えかけることの方が重要ではないか。震災以降、政治家で被災地にいて国の政策に疑問を持ち、政治を変えようとしている人を見たことがない。報道の人で被災地にいて、国のやり方に疑問を投げかけている人をあまり見たことがない。
  • 足の引っ張り合いをしたり、重箱の隅をつついたりするような放送にうんざりしている。あれだけの大震災が起こった後だ。もう少し考えるべきではないか。未だに不便な生活を強いられている被災者の方々や原発の作業員の方々に本当に失礼だ。作業員の方々が、あの危険な現場で作業していなかったら、私たちの生活もテレビ放送も成り立たないだろう。
  • 「菅首相がいつ辞めるのか」「大連立はあるのか」という報道が多い。全力を挙げて被災地の復旧・原発収束に取り組むべき時なのに、子供のケンカのような政治家の争いを大々的に報道している。事実を報道することはメディアの責務だが、批判的立場を堅持するべきだ。一番の政局好きはテレビ局ではないのか。
  • 菅首相の不信任決議案が否決された報道で、何人もの国会議員がテレビに出演してさまざまな意見を述べているが、今テレビで言うべきことなのだろうか。国民に伝えたいこともあるだろうが、話の内容のほとんどが、首相や政府に対する苦情苦言ばかりだ。なぜ、もっと別の場で直接発言しないのか。どの番組も同じような報道ばかりで腹が立つ。政治家もテレビ局ももっとやるべきことがあるはずだ。
  • 「猛暑の大停電危機再現シミュレーション」は見ていて不快だった。大停電が起きる可能性があるからと、原発の容認を視聴者に煽っているとしか思えない。停電が起こると視聴者を脅迫している。我々は震災後、計画停電を経験し、節電努力をしながら数ヵ月を生活してきた。馬鹿ではないので、停電対策や節電対策については学習している。今、我々が知りたいことは停電が起きるかも知れないという”可能性”ではなく、漏れ続けている放射線についての真実の報道だ。放送局はこのシミュレーションを報道した目的をきちんと説明するべきで、東電を擁護するような誤解を招く放送は避けるべきだ。
  • 3月、4月は東電や原子力保安院の情報を垂れ流し続け「安全」「ただちに健康被害はない」と放送し、国民を信じこませた。5月以降は「メルトダウン」「汚染水流出」「内部被曝」などの事実が露呈して、垂れ流し情報に視聴者が納得しなくなってきた。なぜマスコミは独自取材をせず、東電や保安院の情報を鵜呑みにしてきたのか。解説する学者も原子力村の御用学者ばかりで、楽観的な解説しかなかった。最悪の事態を想定する学者がいてもよかったのではないか。放送局は大きなスポンサーである東電を擁護したとしか思えない。最近では「停電」の恐ろしさを煽って「節電」を呼びかけ、その陰で「原発の重要性」を視聴者に植えつけようとしている。
  • 私は大学で福祉を専攻している。高齢者の方々と話をする機会が多いが、やはり節電ブームのせいか「今年の夏はクーラーをつけない」と言っている高齢者が多いように感じられる。その度に私は「節電ブームも大事だが自分の体も気遣ってください」と言う。最近の節電ブームは異常なほどテレビのほうから急かされている気がする。改善すべきだと思う。高齢者は、暑さに耐えられなくなるかもしれない。
  • 電力不足で節電が叫ばれる中、違和感を持つのは、テレビのスタジオだ。照明が煌々と照らされ、スーツを着込んだアナウンサーや司会者が汗ひとつかかずに進行している。その内容が節電特集だったりするから白ける。テレビもクールビズできないのか。自分達で実践もせず、押しつけられても説得力はない。
  • 「WHOのがん研究機関が携帯電話について、『がんを発症させる可能性がある』分類に位置づけた」とのニュースを見た。このニュースだけを見ると、携帯電話がかなり危険であると思われる。しかし、海外の携帯電話と日本の携帯電話では周波数も違うのでいっしょにはできない。科学的な要素も国際的な違いも説明せず、単に「携帯電話の使用は脳腫瘍になる危険性がある」と報道すれば、いたずらに国民に恐怖を煽ることになる。報道するのであれば詳細まで公表するべきだ。
  • 検察の不正に対して、取り調べ可視化を声高に主張しているが、もう少し他国の前提条件を説明してもらえないか。例えば、アメリカは司法取引があるし、おとり捜査もできる。イギリスはそもそも黙秘していたら、不利になる。韓国は全面ではない。そういうことを一切報道しないのは、いささか疑問だ。いたずらに警察や検察を縛り付けることは、かえって自分たちの首を締めることになりかねない。

【番組全般・その他】

  • 色々なアカンと思われる事やものをスタジオで映像を見て判定する番組だが、アカン嫁というコーナーがあり、夫に対して酷い行為や理不尽な虐待、度の過ぎた暴行をあびせる奥さんを紹介するというものだ。あまりに酷くて、とても笑えない。家族で見ていて気まずくなるし、ああいう奥さんが増加するのではないかと懸念するほどだ。子供にも悪影響だと思う。奥さんの中には、子供とともに夫に暴言をあびせたり、暴行したり、奴隷扱いしたりしている人もいた。女性から男性へのドメスティックバイオレンスだ。
  • ある女性タレントの恋人を紹介するというものだった。番組がCMを挟む度に、「この後、恋人の顔を公開!」といった視聴者の関心を引き付ける告知を何度も出していた。番組の最後に公開されることは、視聴者も知るところであり、番組の最後を楽しみに視聴していた。ところが、モザイク越しに話を聞くことはできたものの、一般人であるという理由から、恋人の顔はスタジオだけで公開され、結局視聴者には公開されなかった。公開できないにもかかわらず、「顔を公開」と何度も謳った番組に対しては、視聴者の関心の引き付け方に悪質なものを感じた。公開できないのなら「公開」ではなく、より適切な言い方があったと思う。番組を楽しみにしていた者としては、騙されたように感じた。
  • 各局とも「アイドルグループの総選挙」をトップ項目として、様々な番組で放送している。今、大変人気があるグループであることは承知している。しかし大震災で今後の生活の見通しも立たず苦労している人々がいる一方で、ここまでテレビが大騒ぎする必要があるとは思えない。
  • 政治家に「アイドルグループの総選挙」について聞く記者がいたが、この国難で生活もままならない人が多い中、そんな質問をする側にも、まともに答える側にもモラルを疑う。政局を「そんなことをしている場合か」という論調にしているが、マスメディアにも同じ感想を持つ。
  • オタクと呼ばれる人の趣味への傾倒を、不当に笑い者にする番組の構成は、「差別してもよい人間」や「笑い者にしてもよい人間」を作るようで、大変不愉快に感じた。オタク趣味は幼稚であるから笑い者にしてもよいという風潮は差別につながる要因であり、また商品や作品に携わっている人々への侮辱である。多様化される文化の中で、一趣味を不当に愚弄してよいとする態度は番組として不適当だ。
  • 発達障害の児童をクラスに残すか転校させるかを問う投票を学級内で行ったシーンがあった。いくらフィクションのドラマにしても放送倫理に抵触すると思う。意図しない演出がされてショックを受けた原作者のHP掲示板や番組HPの掲示板には、「番組により精神的苦痛を受けた」などと発達障害をお持ちの方や自身や身近に発達障害者がいる方々からの書き込みがあった。放送局は検証番組を作って放送に至った経緯を説明し、発達障害への正しい理解につとめ、再発防止に努めるべきだ。
  • 東日本大震災の被災地復興のためにポケットマネーを含む約2億4000万円を寄付したレディー・ガガを紹介した際に、司会の女性歌手が「ガガにしては少ないと思うのだけど」と発言した。寄付は善意であり収入には関係ない。個人でここまでの額を日本人ではない方が寄付してくれたことを素直に感謝すべきだ。正直なところ、東京も放射能のリスクがないとは言えない。外国人アーティストの来日キャンセルが相次ぐ中、来日してくれていることを考えると、本当に日本を応援してくれているのだと思う。女性歌手の発言は、世界に向けての恥ずかしい発言だ。
  • 最近、「番組内ツイッター」なるものを募集し、それらの意見を紹介することに力を入れている。だが、もともとツイッターは若い人を中心としたコミュニケーションツールであり、「ユーザーの90%は20代である」という調査結果もあるほどだ。年齢的に非常に偏った人たちの意見を重用することは、テレビ番組としてよくないことだと思う。やはり、情報弱者などの意見もまんべんなく取り入れるために、視聴者の意見は原則として電話で受け付け、ツイッターはあくまで補助的手段として使うべきだ。

【ラジオへの意見】

  • デリバリーヘルスの店長にインタビューを行い宣伝までしていた。暴力団の資金源になっている業種の風俗店を公共の電波を使った番組で取り上げるなど言語道断ではないか。具体的な店名やホームページへの誘引、リスナー割引など考えられない内容であり、局のHPにも掲載してある。この番組はこれまでにも職業差別、人権無視、女性蔑視の発言が多く見受けられ問題が多いにもかかわらず、このような放送を行っていることは放送局としていかがなものか。
  • 「芸能人の悪口をどれだけ言えるか」というおかしなコーナーがあった。大体の芸能人については匿名だったが、人によっては実名を挙げた上で悪口を言っていた。局に苦情を伝え「どういう趣旨でこんなことをしているのか」と問うと、プロデューサーから「放送できる内容のボーダーラインがどのあたりか、という意識で放送しました」と言われた。あきれた。

【CMへの意見】

  • 番組スポンサーであることはわかるが、朝、昼、特に夕食時の掃除用品のCMはやめてほしい。特にパイプ掃除のもので髪の毛の詰まりを溶かすCMは食事中でなくても見ると吐きそうになる。トイレ用品やゴキブリ退治、掃除機のCMもゴミをリアルに見せるものもあり、それが食事中に突然目に飛び込んで来ると、せっかくの団らんの食事が台無しになってしまう。最近はCGでインパクトを強めることができるのか、汚いものもリアルな表現のものが多い。明らかに不快感を与える表現や、それを放送する時間帯というものに基準を設けていただきたいと切に願う。
  • “中年女性が店に的外れなクレームをつける”という内容の殺虫剤のCMは不愉快だ。私は飲食店を経営しているので、今後このCMを真似してクレームを言ってくるお客がいるのではないかと心配している。視聴者の中には、このような見方があることをスポンサーに伝えてもらいたい。

青少年に関する意見

【低俗、モラルに反する】

  • お笑い芸人の振る舞いがひどかった。女性タレントに襲いかかってスカートの中に顔を押し付けたり、無理やりキスをしたりしていたが、こんなことをテレビで放送しても良いのかと唖然とした。一緒に見ていた小学生の子どもも呆然としていた。子どもが見る時間帯の番組として相応しくない。今後一切、こういうことはやめてもらいたい。
  • バラエティー番組の司会者が、海外アーティストが日本復興のために寄付した金額に対して「少ない」などと番組中に呟いたことに不快感を覚えた。子どもの教育に悪影響だ。「金を沢山持っているから寄付して当たり前」のような態度や発言を公共の電波で流すことはやめてほしい。子どもには感謝の気持ちを忘れずに育ってほしいと思っている身として、害のある番組だと思った。
  • バラエティー番組だが、芸能人の個人的な話ばかりを取り上げていて番組タイトルからかけ離れた内容になっている。先日の放送では、女性タレントの付き合っている男性を登場させ、その話題にかなりの時間を費やしていた。芸能人の個人的な話などどうでもいい。また、その女性タレントを罵っている場面も、子どもたちには見せたくない場面であった。
  • 深夜のバラエティー番組だが、お笑い芸人が性器の手術を行うところをドキュメンタリー風に放送する場面があった。万人が見ることのできる地上波で放送する内容ではない。非常に低俗だ。特に番組の中にはアイドルグループが出演するコーナーもあり、これが目当てで見ている人もいるはずだ。青少年にも容易に見られる状況はよくないと思う。

【いじめに関する意見】

  • お笑い芸人が、自分が学生時代に同級生に対してやったいじめの話を面白おかしく語っていた。はっきりいって不快なだけだった。そして、私の子どもがそれを見て笑っていたことに戦慄を覚えた。子ども達に与える影響を考えるべきだ。いじめをすることを笑う大人に育ったらと思うとゾッとする。このような番組はやめてほしい。いじめを反省せず笑っているタレントはテレビに出すべきではない。
  • バラエティー番組のオープニングで、一人のメンバーが話をしていることを他のメンバーが無視するという寸劇をするが、いじめにしか見えなくて不愉快だ。彼らは国民的アイドルグループで小中学生にファンが多いので、真似をすることでいじめを助長してしまうと思う。あのような寸劇はやめた方がいい。

【性的表現に関する意見】

  • 最近の深夜アニメは残虐な暴力などをテーマにしすぎていておかしい。また、アダルト作品のような表現すら散見される。少しばかりの戦闘や奇術なら分かるが、露骨な表現があまりにも目につく。アダルトでやるべき表現に対しては、きちんと18歳未満視聴禁止、購入禁止などのゾーニングの措置を取るべきだ。
  • 学校を舞台にしたドラマをたまたま見たが、性的表現が露骨すぎる。生徒役の未成年者にこのような露骨な台詞を言わせることに違和感を覚えた。さも「こういうことは一般的です」という感じで放送することは不快だ。

【言葉に関する意見】

  • 子ども向けバラエティー番組の”学校で使える言葉”を教えるコーナーで、「うざい」という言葉を業界用語では「ざいうと言う」と紹介していた。使用例として、学校で女児が教師に向かって「ざいう」と言い放つシーンを流していた。子ども向けの番組なので、悪口を人に向かって言う、しかも学校で使えるとして紹介することは不適切だ。ディレクターも、子役にどう演技指導をしていたのだろうと思うと、こういった大人と触れる子役が不憫だ。

【表現・演出に関する意見】

  • 殺人事件について、現場の模様をCGで再現していたが不快に感じた。アニメやCGに子どもはすぐに反応し、視線を向ける。見た映像は少なからず頭に残ることもあるだろうし、真似て遊ぶこともあると思う。このような映像が普通に流れていることがおかしい。映像を用いて分かりやすく伝えるべき事、そうでない事、この判断を間違えないでほしい。

【殺人シーンに関する意見】

  • 昼間の再放送も含め、殺人事件を取り上げるドラマが多いことが気になっている。幼い頃から毎日殺人シーンを目にしている子どもが大人になった時、殺人なんて特殊なことではないと心に刷り込まれてしまわないかと恐れる。それが殺人事件へ結びつくのではないかと危惧している。各局ともこのことについて一考いただきたい。

【危険行為に関する意見】

  • ドイツで行われたお祭りで、日本のお笑い芸人が高飛び込みに挑戦した。この競技はポーズと水しぶきの大きさを競うもので、練習ではプールサイドから様々なポーズで飛び込み、水しぶきをあげていた。かなり危険な飛び込みにもかかわらず、まるで子どもが遊んでいるように見えた。これでは子どもが真似をしてしまう。放送には不適切だ。

【動物に関する意見】

  • バラエティー番組で、歌が一番下手な優勝者への賞品という名目の罰ゲームで亀を出品していた。命あるものを景品として扱うことは不快に感じた。最後まで飼育する、手離すにしても責任をもって飼育できる人に引き継ぐという飼育者の責任の放棄、それを賞品として何とも思わない番組制作者の倫理観の欠如。亀がどのように扱われたかはわからないが、子どもに命あるものを軽んじても良いと受け取られても仕方ない内容だった。

【報道に関する意見】

  • 麻薬を使って捕まったタレントらのその後の生活を追って報道することがあるが、「たいした罪をおかしたわけではない」「更生すれば大丈夫」といったイメージに偏りがちではないか。これは青少年の育成によくない。芸能界追放くらいの措置を取ったほうがいいと思う。

【視聴者意見への反論・同意】

  • 深夜アニメに対する批判が多いようだが、筋違いではないか。暴力シーンや性的シーンを含むから深夜に放送しているのではないか。そしてそういったシーンにも伝えたいことがあるからこその表現であり、「子どもに悪影響」と思うのであれば、子どもに見せない配慮をすれば良いのではないか。深夜アニメを見る程の年齢であれば、そのくらいは自分で判断できる。伝えたいものが何かを見ないうちに「暴力的」「性的」であるから規制するというのであれば、ドラマやアニメも規制されて当然だ。

【CMに関する意見】

  • 最近、未成年者に人気のある歌手を起用したパチンコのCMを見かけるが、パチンコはギャンブルである。未成年者にギャンブルを勧めようとしているのではないか?震災以降減ったのにまた増えてきている。パチンコCMを規制すべきだ。