2013年3月に視聴者から寄せられた意見
東日本大震災から2年、震災をイベントにしないでほしいといった声や、この時期の娯楽番組に、疑問の意見。また、バラエティー番組では、女性蔑視の発言を繰り返す男性タレントに批判の声など。
2013年3月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,241件で、先月と比較して92件増加。
意見のアクセス方法の割合は、メール71%、電話25%、FAX2%、手紙ほか2%。
男女別は男性67%、女性28%、不明5%で、世代別では30歳代27%、40歳代28%、20歳代18%、50歳代17%、60歳以上8%、10歳代2%。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO責任者に「視聴者意見」として通知。3月の通知数は446件【43局】だった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、18件を会員社に送信した。
意見概要
番組全般にわたる意見
3月の視聴者意見は1,241件と先月より92件増えた。
これにより2012年度の視聴者意見の総数は前年度より186件減少し、19,022件となった。
東日本大震災から2年が経ち、各放送局で追悼番組や検証番組が制作されたが、震災をイベントにしないでほしいといった声や、被災者の気持ちを考慮しない娯楽番組などに対し、疑問を投げかける意見があった。
また安倍内閣がTPPの交渉参加を表明したが、参加した場合のデメリットばかり強調しているといった批判的な意見や、特定の分野ばかり取り上げているといった声も寄せられた。
バラエティー番組では、女性蔑視の発言を繰り返す男性タレントのコーナーに対して、あまりに下品な演出だといった意見や、通常の1時間番組を合体させているだけのSP番組の手法に対し、安易すぎるといった批判があった。
ラジオに関する意見は30件、CMについては53件あった。
青少年に関する意見
放送と青少年に関する委員会に寄せられた意見は104件で、前月より14件増加した。
今月は「低俗、モラルに反する意見」が24件、次いで「いじめ・虐待に関する意見」が13件、「表現・演出に関する意見」と「性的表現に関する意見」がそれぞれ8件と続いた。
「低俗、モラルに反する意見」では、春休みの時期であるため、日中の時間であっても子どもが見ることを考慮した内容を求める意見が寄せられている。「いじめ・虐待に関する意見」では、バラエティー番組内での言動が"いじめ"に繋がってしまうことを危惧する意見が多く寄せられている。
意見抜粋
番組全般
【取材・報道のあり方】
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東日本大震災から2年が経ち、各局で特番が放送された。主な被災地からアナウンサーなどが中継を行っていたが、どの局も被災者にマイクを向け「復興が遅い」と言わせ、コメントでそれを煽り、さらにはつらい当時の話を蒸し返し、最後は得意の「感動物語」でまとめている。視聴者が知りたいことは現状や今後の展望などであり、2周年記念のイベント企画ではない。いい加減に被災者を追い掛け回すようなことはやめてほしい。
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東日本大震災以降被災地で様々な支援活動をしています。とても気になるのは、東日本大震災を「サンテンイチイチ」、阪神・淡路大震災を「イチテンイチナナ」などと表現することです。これらの災害は事件ではなく天災であり、亡くなられた方も多数います。略数値ではなく阪神・淡路大震災、東日本大震災などと丁寧かつ正しい表現に出来ないのでしょうか。
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「震災から2周年」に関連して、キャスターが福島第一原発の建屋に入り、中の様子を伝えていた。細部まで見せてくれるのはいいが、セキュリティー面を考えると、そこまで公開することに疑問も感じた。建屋内部の詳細を知ったことで、犯罪者がその知識を悪用し、テロなど原発施設を標的にしないとも限らない。情報公開に関し、昔とは別のレベルで慎重さが求められる時代になっている。報道する側はそのことを忘れないでほしい。
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震災関係の番組で、自主避難した人を大きく取り上げていたが、それより福島に残って頑張っている人を応援してほしい。
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東日本大震災関連で"被災地の今"を特集していたが、被災地の防潮堤建設を巡る現地住民の取り上げ方や報道姿勢が偏っていて、中立性に欠け、被災地の事や今を本当に取り上げているとは思えなかった。防潮堤建設に反対の住民の意見を取り上げ、公共事業は悪と言わんばかりの内容に不快感を覚えた。命を守る為の防災減災対策の公共事業やそれとセットの復興計画がそんなにいけないことなのか。
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ニュースでTPPをやっていた。参加した場合どうなるか。農家のインタビューや交渉の条件に特化して、報道されている印象があった。ミクロな話になっている。TPPは国際自由貿易の話だ。非常にマクロな話のはずだ。農家のインタビューや交渉の条件などメインで流すことは本題から明らかに外れている。マクロな話として、参加した場合どうなるか、参加しなかった場合はどうなるのか。本当に報道しなければいけないことは、問題の本質だ。一部の業界の利権でなく、より多くの国民の損得、より影響の大きい方ではないだろうか。
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一票の格差がここまで広がったのは今に始まったことではない。徐々に不平等感を解消させることは必要だが、報道姿勢が、司法を盾にした政治運動としか思えない。ついこの前までメディアは「選挙はお金もかかるし、有権者に負担もかかる」と言っていた。そもそも違憲判決が出ても、放置してそのまま解散したのは民主党だ。しかしテレビのネガティブキャンペーンは自民党に向けられている。以前から指摘されているが、なぜ偏向報道は直らないのか。テレビはこの前の選挙のみを問題にして叩くが、民主党の勝った選挙も違憲だとはっきり言うべきだ。安倍政権成立の選挙のみを、違憲で民意でないと主張するのは、明らかにおかしい。
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民主党を小馬鹿にした内容を見て、憤りに変わった。民主党の欠席に対し、「欠席裁判」といった言葉で揶揄していた。報道機関の中立性の放棄と言える。政治的にもいかがなものか。行き過ぎた場合、報道機関による独裁につながる。早急に対策を練るべきであり、放置するべきことではない。真実を曲げずに伝える、公正なテレビの実現をお願いしたい。
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北海道東部で発生した暴風雪に関する各局のニュース報道で、暴風雪で命を落とした父親や生存した娘のプロフィールを詳細に取り上げていた。死者を美談化する報道が目立つ一方、暴風雪警報発令中の外出を控える呼びかけ、もし車で立ち往生した場合の対処法など、生活に重要な情報を流したニュースは皆無に近かった。市民の防災意識を喚起するという責任を自覚し、生存者を根掘り葉掘りいじりまわす報道は控えていただきたい。
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為替の変化によるメリット・デメリットは中学で勉強するような基本なのに、円安で燃料や小麦があがることばかり強調することは、報道の公平さを無視している。メリットが多い株価の上昇すら「一般国民には関係ない」と平気で言う。政府は景気をよくするために頑張っているのに、また臨時ボーナスや、昇給など明るい話題も結構あるのに、景気が悪くなるかのような印象を与えるテレビの番組には、違和感を覚える。
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マスコミは自分たちの結論を決めて、それに合わせて報道している。自分たちの都合のよい結論のためには、指示通り話すコメンテーター、編集されたインタビュー、都合のよいデータ、これまたうまく編集された取材ビデオ、都合の悪いことは言わないという方法でゴリ押しする。たとえば少子化問題では必ず「移民」の話をするが、世界でこの移民問題は深刻なことは語らない。国民の世論を恣意的に誘導しないでほしい。
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「PM2.5」についての各局の報道だが、もう少し客観的な内容にしてもらいたい。「PM2.5」は日本にも以前からある物質で、既に吸い込んでいる。中国の大気汚染がひどいからといって騒ぐのはおかしい。
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ツイッターの意見が表示される、いわば「今時」の構成だが、多くの人の考えを知ることができる反面、くだらないつぶやきも多い。たとえば天気コーナーで気象予報士の髪型や服装にいちいちコメントする輩がいる。「○○さん(気象予報士)、元気ですか?」「床屋行きましたか?」そんなことはどうでもいいではないか。程度の低さにあきれることがしばしばある。ニュースの本筋に関係ないような、どうでもいい低レベルのつぶやきはカットしてほしい。
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各地の学校で体罰の発覚が後を絶たないが、報道番組のほとんどが「体罰は絶対にいけない」と決めつけている。確かに体罰は悪いことだが、中には仕方のないケースもある。たとえば、他の生徒の学校生活に害を及ぼすような非行があった場合、阻止するために手を上げた教師を批判することはおかしい。個々の事情に踏み込まず、単純に体罰そのものを批判する報道が多く、どうも納得が行かない。
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ニュース解説番組や情報番組で、大きなパネルやモニターを目隠しの状態からめくっていく手法がとられるが、めくる度、モニターが変化する度に一々「デデン」や「シュイーン」の効果音が付く。何枚も連続してめくる時も「デデン」「デデン」「デデン」と耳障りで、見ることが苦痛だ。
【番組全般・その他】
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東日本大震災で被災して、いまだに幸せを感じることなく生きている人がたくさんいる。復興も進まず不便な生活をしている人がいるのに、何不自由なく生きているセレブを取り上げる番組が跋扈している。被災者のことを考慮した番組を作ってほしい。
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WBC野球放送についてですが、民放はCM収入により成り立っていることは分かるが、試合開始時間があいまいで「まもなく、まもなく・・」という言葉で約40分もCMにつきあわされた。視聴者を翻弄する番組の進め方にはいつもあきれる。「まもなく」の基準は、10分以内であると思う。
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WBCを扱ったコーナーで、台湾対韓国戦の試合の解説が韓国側からの目線のみで、解説者からは「韓国が決勝に進出していればもりあがったのに」等の発言もあった。台湾側からの発言が全くなく、著しく公平性を欠いたものだった。自国の選手の話題が中心になってしまうことは仕方がないが、せっかくの国際大会なのに参加各国を平等に扱えないのでは、国際大会を放送する資格はない。
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WBCが開催されました。どうしてアスリートの真剣勝負に芸能人が必要なのでしょうか。芸能人を公認サポーターにする必要がどこにあるのでしょうか。主役はアスリートのはずです。またタレントは解説者気取りに、いちいち情報を入れなくていいです。
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チョコレートがやめられない女性の悩みを解決しようといった趣旨だったが、一緒に出演した友達の女性への扱い方があまりにひどく、見ていて不愉快だった。「イジり」の一言で片づけてしまえばそこまでかもしれない。番組側もツイッターの中で、「〇〇さん(友達の女性)を活用して、チョコレートをやめさせようとします」と内容を説明しているが、「活用」という表現も気になる。結局、その友達はタレントの真似を強制的にさせられてしまうことになるのだが、涙を流してまで嫌がっていた。まさに「イジメ」そのものなのではないか。このようなことは芸能人だから許されるのか。テレビだから許されるのか。
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ある男性タレントが「ブスは家から出るな」などの発言をしたことで、女性芸能人と議論になった。発言は、他人、しかも不特定多数の人間を傷つけることが明らかであり、さらには本人がそれを「売り」にしているという、下劣極まりない手法だ。そんな人間を平気で出演させるこの番組は許せない。これからも、女性の不細工さを貶めることで人気を上げる芸人は多々出てくると思われる。そういった趣旨の番組はやめてほしい。
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海外の文化を知ることが出来る良い番組で、毎週楽しみに見ている。今回の「流氷の上でイナバウアー」も大変良かった。企画に関わる方々の苦労や一生懸命さが画面を通して伝わって来た。とても感動的だった。是非、今後も楽しい番組を続けて頂きたい。
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クイズのチームの分け方で、ブサイク軍団イケメン軍団と、大の大人が笑いながら差別的な放送をしている。子どもも見る番組で、堂々と容姿で人を判断していることは如何なものか。素直に物事を受け止める子どもが見たら、いじめも深刻化するだろう。家族団欒の時間帯なのだ。即刻チーム分けを改善するか、せめて"さえない"など、もっとましな表現にするべきだ。
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小学生向け工作番組が3月末をもって終了することが決まった。放送期間が長期間であるため、親子2代で番組を見ていた視聴者も多いと思う。番組開始当時、私は小学生だった。前番組も長寿番組だったが、この番組も20年を超える長寿番組になった。2番組とも放送期間が20年を超えて、合計でも40年を超えたことはすごい。4月からの新しい工作番組も人気を得て長く続いてほしい。
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段ボールに猫を閉じ込めている映像が虐待にしか見えなかった。段ボールに入れて入口をガムテープでふさいでしまえば、小さな穴をかじって出るしかないのに、さも猫が自らやりたがっている言い方だった。それを喜ぶスタジオの人たちも理解できない。映像を見ていると一部段ボールを食べてしまっているようなので、今すぐにでもやめてもらいたい。
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内容としては悪くなかったが、スタジオの芸能人の顔がワイプで常に映ったり、安っぽいコメントで台無しになっていた。出演者をもっと選べといいたい。また、数も多すぎる。視聴者が見たいものは「内容」であって、リアクションをとる芸能人の顔ではない。いい場面でCMを長々とはさんでいたこともどうかと思う。CMまたぎやワイプに関する苦情は多いと思うが、なぜ改善されないのか。改善されるどころか、以前に比べひどくなっている。
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毎週のように大阪の県民性を取り上げているが、信憑性に欠ける情報が多い。街頭インタビューなどを情報の根拠としているが、制作者がいくらでも操作できる。バラエティー番組の情報に明確な根拠を求めるつもりはないが、あることないことを放送し、大阪への偏見を助長させることはやめてほしい。血液型差別と同じで、ひどい場合は人権侵害に当たるのではないのか。
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朝の情報番組の占いコーナーはいらない。占いが好きな人もいるだろうが、目障りに思っている人の方が多いと思う。なにしろ根拠がない。百害あって一利なしだ。子どもが信じることも変だし、大人が信じることはもっと変だ。では一体、誰が信じるというのか。
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2つの番組の合体2時間SPと銘打っている番組を見た。地デジテレビの番組表や新聞のラテ欄にもそのように表記されている。しかし、「SP」となっていたが名ばかりで、実際には元々1時間の番組を合体して表記しているだけだった。このように繋げて表記されると、別々に録画予約が出来ず迷惑だし、何だか視聴率狙いで浅ましい。
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芸人に不意に投げ技をかける。転がって来る玉にぶつける。坂道からボーリング玉を転がした結果、芸人が玉の上に乗ってしまいそのまま後ろへ転倒するなど、安心して見ていられないだけでなく、不愉快だった。安全を考慮してある旨があったが、具体的にどう考慮してあるのか、それではわからない。騙して笑いをとることは構わないが、芸人に怪我を負わせる可能性のあることはしないでほしい。芸人だから怪我をしてでも笑いをとればいいという考えは間違っている。
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子ども達とテレビを見ていたところ、番組の宣伝スポットが突然流れた。眼球のない赤ちゃんの映像で、子どもが大変ショックを受けた。チャンネルはすぐに替えたが、大人でもショッキングな映像を、なんの前触れもなく突然放送することはいかがなものか。以前も同様に番組宣伝としてショッキングな映像を見せられ、驚いたことがある。衝撃映像の類の見せ方がエスカレートしている感がある。
【ラジオ】
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ラジオニュースで「世論調査によれば"TPPに不安や懸念が8割超"」と言っていた。しかしよく聞いてみると「TPPへの参加については賛成が50%、反対が26%で、賛成が大きく上回っている」ということだった。これでは最初の言葉と矛盾が生じるように聞こえてしまう。ラジオは耳だけが頼りなので、聴取者の誤解を招きやすい。報道の仕方には充分気をつけてもらいたい。
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いわゆる下ネタがとても多く、下品極りない。また、MCの芸人は他人への誹謗中傷発言が毎回多く、不愉快だ。ブス、ハゲ、デブ等の他人の容姿を馬鹿にする発言も多い。10代のリスナーも多く、暴力的な言葉遣いは少なからず影響があると思う。
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リスナーと電話で繋いでリスナーがモノマネをするコーナーがあり、実際エントリーがあるにもかかわらず、「今日はエントリーしている人がいない」と言って、ほぼ毎週のように何度も出ているリスナーに電話をしている。他の応募しているリスナーは蔑ろにされているのではないのか。
【CM】
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携帯ゲーム各社のCMについて疑問に思う。どのCMもゲームへの参加をよびかけるものばかりで、興味本位で子どもがアクセスし、多額な通信料を請求されているという。ゲームに没頭させて情報通信量やアイテムの購入によって収益を上げているのだろうが、少しはゲームへの依存性に警鐘を鳴らしたらどうか。
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最近のCMでは同じタレントが採用されるケースがあまりにも多く、タレントの売り出しだけを優先しているように感じる。企業や商品、サービスが印象に残らず、タレントのプロモーションビデオを見させられている気分になる。
青少年に関する意見
【低俗、モラルに反する意見】
- 午前中の番組で、「夫以外の男性とキスするのはありか」と問題提起をしつつ、一部の出演者やゲスト等が不倫を肯定するような発言をしていた。見ていて不愉快だ。今は春休み時期なので、子どもに見せられるような内容ではない。
【いじめ・虐待に関する意見】
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タレントが「ブスは家から出るな」と発言していた。いくらバラエティー番組でもひどすぎるとは思ったが、それ以上は感じずに見ていた。しかし今日、偶然に小学校3・4年生くらいの女の子が男の子たちにとり囲まれ「昨日テレビを見ただろう。おまえブスなんだから外に出るなよ」といじめられているのを見た。子どもは何の迷いもなく、すぐに真似をするという典型的な例なのかもしれない。テレビの影響力の大きさに愕然とした。発言には気をつけていただきたい。
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バラエティー番組の中で、出演者のひとりを邪魔者みたいな扱いをしていた。いじめが社会問題化している中、いじめを助長するようなことをしてよいのか。子どもが見ていたら、どう思うだろうか。
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番組上の演出とはいえ、出演者やスタッフを池に落としたり、後輩芸人に高額なものを買わせたりすることは、一種のパワハラにあたるのではないか。子どもが真似をしだすと、いじめの原因にもなりそうな気がする。もう少し放送内容を見直したほうが、番組もより良くなると思う。
【要望・提言】
- どこの局も、金持ちやセレブなどを話題にした内容が多すぎる。世の中、就職難で働きたくても働けない人もいれば、何十年頑張っても報われないで苦労している人もいるのに、あのように物事を軽く言うような人は、今の子どもたちにも悪影響だ。もっと頑張っている人もたくさんいるのだから、テレビではそういう人を取りあげて欲しい。
【性的表現に関する意見】
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このラジオ番組は、とにかく卑猥な話が多すぎる。パーソナリティーのタレントが暴走している時はたしなめる立場にある女子アナまでもが、一緒になって朝っぱらから下ネタをするとは、何を考えているのか。今は春休みなので、子どもたちが偶然聞いてしまう可能性もある。即刻、改善するべきだ。
【言葉に関する意見】
- 「すごい」という言葉遣いは、聞いていて気になる。「すごい大きい」や「すごいビックリした」「すごい美味しい」など明らかに間違った日本語だ。バラエティー番組やドキュメンタリー、インタビューなどでは仕方がないとしても、CMやドラマのように台本があるものにまで使用している。こういう所から日本語が乱れ、本当に正しい日本語はなくなってしまう気さえする。テレビは大きな影響力がある。それを考えて制作していただきたい。
【委員会に関する意見】
- 今回の『幸せの時間』についてのBPOの判断に疑問を感じた。私が子どもの頃は、子どもが起きている時間のドラマなどに過激な性的シーンがあれば「子どもは見てはいけません」と親が諭していたはずだ。それをなぜ制作サイドに苦情を言い、BPOが介入するのだろうか。放送倫理も度をこせば表現の自由を奪い、無責任な親の言いなりになるだけだ。なんでもかんでも「倫理に反する」と押さえつけてしまうことは反対だ。