青少年委員会

青少年委員会

2000年11月29日

バラエティー系番組に対する見解

青少年委員会では5月の委員会から議論を重ねてきたバラエティー系番組について、内容や表現方法など、細部に渡って熱心に意見を交わし最終的に「バラエティー系番組に対する見解」を11月29日に記者会見をして発表しました。

記者会見後、おもにEメールでたくさんの意見が寄せられました。

反響の内容、放送局の対応などを公表します。

2000年11月29日

はじめに

NHKと民放連は、テレビやラジオの番組を制作・放送するに際し、青少年に対して特別な配慮が必要であるという認識に立ち、平成12年4月に「放送と青少年に関する委員会」を発足させた。 委員会は視聴者からの番組に対する意見を受付けているが、その数は11月28日の時点で820件に達した。委員会は毎月、寄せられた視聴者の意見を「放送番組向上協議会月報」とホームページ上で公表するとともに、いくつかの番組については放送局の見解を求めてそれを公表してきた。

NHKと民放連は、テレビやラジオの番組を制作・放送するに際し、青少年に対して特別な配慮が必要であるという認識に立ち、平成12年4月に「放送と青少年に関する委員会」を発足させた。 委員会は視聴者からの番組に対する意見を受付けているが、その数は11月28日の時点で820件に達した。委員会は毎月、寄せられた視聴者の意見を「放送番組向上協議会月報」とホームページ上で公表するとともに、いくつかの番組については放送局の見解を求めてそれを公表してきた。

委員会は視聴者からの苦情・批判のなかに、バラエティー系番組の占める比率が大きいことに注目し、バラエティー系番組のあり方を議論することとした。まず、視聴者からの意見や放送局からの回答などを検討した上で、青少年とのかかわりの深い「暴力表現」や「性描写」の問題があると思われる3番組を選んで視聴した。そのうちの1番組は視聴者から指摘のあったコーナーがなくなったため、残りの2番組、(『めちゃ2イケてるッ!』、『おネプ!』)を取り上げ、具体的に問題点を検討しながらバラエティー系番組のあり方について6回の会合で討議を重ねてきた。その過程で、上記2番組の制作責任者に委員会への出席を要請し、質疑応答も行った。この一連のプロセスを経て、委員会は次のような認識に至った。

1 委員会のテレビ放送の捉え方

委員会は、テレビ放送を次のような特性をもつメディアであると理解している。

テレビは、大勢の人が同時に接触することを前提としているマスメディアであると同時に、誰でも容易に接触可能なメディアである。また、老若男女を問わず、すべての人々の暮らしに深くかかわっているメディアである。

さらに重要なことは、テレビメディアの持つ公共性である。テレビが公共的なメディアである以上、テレビ局は番組制作に当たって、とりわけ、青少年の成長発達に配慮し、知識、情操をともに豊かに育成し、テレビから悪い影響を受けないようにする責任を持つ。テレビの悪影響については、青少年がテレビ番組の好ましくない場面を模倣することが問題だと指摘する意見が多いが、それだけではなく、たとえ模倣しない場合でも、青少年がテレビ番組から深刻な影響を受けることも考えなければならない。青少年はしばしばテレビ放送の内容が、社会的に肯定されたものであると捉え、テレビから社会規範を学習する。つまり、放送内容が青少年の価値観を形成し、行動の基準ともなり得る。そのため、放送局には、品位と責任のある放送を行うことが求められる。

2 具体的な番組について

フジテレビ『めちゃ2イケてるッ!』(土曜 午後7時53分~8時54分)

しりとりゲームをして間違えた人が罰として野武士の集団に襲われ、メッタ打ちにされる「しりとり侍」という企画は、「罰が暴力的でいじめを肯定するような内容」との視聴者からの苦情があった。

番組制作者からは、「七人の侍」を意識した時代劇風の設定で、見るからに安っぽいウレタンの刀を使うなどリアリティーを排していること、また、「まねをしてはいけない」といった趣旨のテロップを入れるなどして、青少年に与える影響については配慮しているとの説明があった。

しかし、画面の中での行動が一種の袋叩きであることは間違いなく、その演出方法に必然性は感じられない。大勢で一人を叩き、仲間で笑いものにする場面はいじめの形にきわめて近いものがあり、こうしたシーンを繰り返し放送することは、暴力やいじめを肯定しているとのメッセージを子どもたちに伝える結果につながると判断せざるを得ない。また、失敗した者がリンチまがいの罰を受けるのは当然だというメッセージが伝わることも考えられる。番組の中でテロップによって視聴者にさまざまな注意を喚起する方法も、弁解さえしておけば不適切な行為も許されるという、間接的メッセージを伝えることになりかねない。特にこの番組が幼児から中学生をコアの視聴者としていることから、その影響は大きいと考えられる。

テレビ朝日『おネプ!』(月曜 午後11時9分~11時54分)

ネプチューンが主に若い女性たちを巴投げで投げる「ネプ投げ」のコーナーについて、「投げられる際に女性の下着や肌が見えるのは不愉快であり、セクシュアルハラスメント、女性蔑視にもつながり、中高生に悪い影響を与えるのが心配だ」との視聴者からの苦情があった。

番組担当者によれば、この番組はネプチューンという3人のタレントのキャラクターを生かしたエンターテインメントであり、祈願成就を希望する団体のところへ出張して願いを聞き、女性を巴投げして幸せを授けるというナンセンスな設定になっている。会場の若い観客が参加して一緒にお祭り騒ぎをする番組で、回を重ねるごとに人気が出て、ついハメをはずすという現状もあり、お色気と下品、笑いと悪影響の微妙な線について迷いがあるという。

委員会は番組視聴の結果、カメラアングルに注目し、投げられる女性の下着がもっとも映りやすい位置からのショットが多用されていることなどから、番組が女性のスカートの中が見え隠れするのを売り物にしていると判断した。こうしたシーンを繰り返し放送することは、「のぞき」を肯定するというメッセージを伝えていることになる。また、投げるのは男性、投げられるのは女性という男女の役割がおおよそ固定されているうえに、女性の肉体への関心を引くような会話が多いことから、女性に対する差別的固定観念を植え付けるという問題点があると考える。

「ネプ投げ」は、映される当事者の同意を前提にしているが、公共性の強いテレビでは、「当事者の同意さえあれば何をしてもよい」ということにはならない。

民放連が定めた「青少年に特に配慮する時間帯」から外れた、夜間11時過ぎに放送される番組ではあるが、番組制作者も認めているように、最近は生活習慣の変化により11時台でも小中学生がテレビを見ており、まして子どもに人気のあるネプチューンによる番組となると一層の配慮が必要である。

3 バラエティー系番組の検討の中から特に強調しておきたいこと

放送の公共性について認識

バラエティー系の番組で問題とされるシーンも、小劇場で特定の客を対象にしたものであれば許されるであろう。しかし、公共性の強いテレビでは、番組全体の文脈から、その表現の必然性が納得されない限り、職場、学校、街中など、多くの人たちが出入りする公共の場所で見せることが社会通念として許されない行為は扱うべきではない。人を笑わせ、楽しませることを目的としたエンターテインメント番組であっても当然公共性の強い制約を受ける。そうした認識に基づき、公衆道徳や社会良識に照らして問題がないか、ほかのさまざまな放送番組を再点検すべきだと考える。

番組基準などの徹底

「NHK・民放連放送倫理基本綱領」「民放連放送基準」や各放送局の「番組基準」等は、放送局が自主的に定めた倫理基準である。放送の公共性を考え、番組制作、放送に当たっての考え方を具体的に書き記しているとも言える。しかし、残念なことに今回のバラエティー系番組をめぐる放送局との話し合いの中からは、こうした倫理基準が各放送現場で具体的に活用されている様子はうかがえなかった。制作会社のスタッフを含め放送に携わる全員に、これらの基準を手掛かりに、放送の公共性についての考えが徹底され、自律規制がなされるよう各放送局の一層の努力を望む。

委員会では、取り上げた2番組が民放局の制作ということから、番組の問題点を民放連放送基準との関係で審議し、次のように判断した。

『めちゃ2イケてるツ!』の「しりとり侍」のように、暴力を是認するようなメッセージを青少年が受け取りかねない場面を繰り返し放送することは、テレビ局が暴力を肯定していることを意味し、「暴力行為は、その目的のいかんを問わず、否定的に取り扱う」(62条→現63条)や「武力や暴力を表現する時は、青少年に対する影響を考慮しなければならない」(19条)に抵触する。また、放送基準審議会からの要望(1999年6月)の「"いじめ"を肯定的に取り扱わないように留意する」という趣旨にも反する。

『おネプ!』の「ネプ投げ」については、「児童及び青少年の人格形成に貢献し、良い習慣、責任感、正しい勇気などの精神を尊重させるように配慮する」(15条)、「社会の秩序、良い習俗・習慣を乱すような言動は肯定的に取り扱わない」(25条)、「公衆道徳を尊重し、社会常識に反する言動に共感を起こさせたり、模倣の気持ちを起こさせたりするような取り扱いはしない」(26条)といった規定に抵触する。また「性に関する事柄は、視聴者に困惑・嫌悪の感じを抱かせないように注意する」(72条→現73条)、「全裸は原則として取り扱わない。肉体の一部を表現する時は、下品・卑わいの感を与えないように特に注意する」(76条→現78条)、「出演者の言葉・動作・舞踊・姿勢・衣装・色彩・位置などによって、卑わいな感じを与えないように注意する」(77条→現79条)など、青少年の発達にとって重要な意味を持つ性の取り扱いについての規定にも反している。

放送局の責任体制の確立

委員会と放送局との話し合いのなかで、放送局の主体性に問題があることがうかがえた。放送内容についての責任が放送局にあるのは言うまでもないことであり、各放送局はもう一度、原点に立ち戻って番組の制作・放送に対する自律の責任体制を確立することを要請する。その場合、番組制作がタレントのキャラクターに依存し過ぎる傾向があることや、一人のチーフ・プロデューサーが余りにも多くの番組を抱え、番組の隅々に目が届かなくなっている現実があることを認識し、その面での改善も必要である。問われているのは番組制作の現場だけではない。放送局全体で取り組むべき課題だと考える。

おわりに

今回、委員会は視聴者から苦情の訴えがあったバラエティー系番組の中から2番組を取り上げて、その問題点を検討してきたが、この2番組だけが特に問題と考えてきたわけではない。テレビ各局が青少年への影響を軽視し、公共性を忘れて視聴率競争に走る傾向が全般的に強いことは否定できない。委員会はバラエティー系番組の検討を通じて、青少年のために放送が果たすべき役割について考え方の一端を示し、放送界はもちろんのこと、青少年、保護者、視聴者団体など広く関係者に呼びかけ、議論を巻き起こしたいと考える。この見解をきっかけに、オープンな議論を展開させる中から青少年への配慮が進み、バラエティー番組を含めた質の高い放送文化が視聴者の期待に応えて発展することを委員会は期待する。

以上

放送局の対応

【フジテレビ】

(12年12月22日)

先日、貴委員会によるバラエティー系番組に対する見解公表において、弊社番組『めちゃ2イケてるッ!』につきまして「しりとり侍」のコーナーが「暴力といじめを肯定する内容であり、その影響は大きい」との指摘がなされました。

弊社におきましてはご指摘を真摯に受け止め、制作スタッフと数回にわたる討議を繰り返し、暴力およびいじめについて問題のないよう改善策の検討を重ねてまいりました。 また一方で社内の「TVメディア検討委員会」、「児童・青少年と放送問題検討委員会」、「ジャーナリズムのあり方を考える研究会」といった委員会でも、青少年に対するテレビの影響という観点からさまざまな議論を行ってまいりました。

最終的に、制作スタッフとTVメディア検討委員会で検討を行い、該当コーナーをこのまま継続することは難しいと判断し、今後このコーナーの放送はしないことといたしました。

貴委員会見解にあります1.テレビの公共性の認識、2.倫理規準の遵守、3.放送における責任体制の確立、の3点につきましては、今までにもまして制作現場への徹底をはかってまいる所存でございます。今後ともよりよい番組づくりにつきまして、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

【テレビ朝日】

(12年12月26日)

テレビ朝日のバラエティー番組『おネプ!』内のコーナー企画「ネプ投げ」は、依頼者の願い事をネプチューンが巴投げをして、願い事を叶えてあげる祈願成就の儀式というコンセプトで制作してまいりました。

番組宛にハガキなどで応募してきた団体、大学、商店街、会社など様々な願い事をもったグループの方々とネプチューンとの共演コーナーという形式をとっており、コーナー趣旨なども事前に説明して、あくまでも各団体、グループの意思で会場に来ていただき、出場者はネプチューンとの会話や投げられる行為自体を楽しんでいたと考えておりました。

しかし放送を重ねる中で、「行き過ぎた表現である」と指摘するご意見が、テレビ朝日や「放送と青少年に関する委員会」に寄せられるようになりました。

テレビ朝日では、寄せられたご意見を参考に、審査部長を議長とする番組審査専門部会で議論し、また編成部長を議長とする会議(青少年問題会議)に制作担当者を加えた形でご指摘を受けた部分を含め議論を重ねた結果、様々なご意見のある「ネプ投げ」のコーナーは年内で終了し、新コーナーを開発しようという結論に至っておりました。

今回の「放送と青少年に関する委員会」の見解を重く受けとめ、今後とも視聴者の信頼を損ねないよう、健全な番組作りを心掛けたいと思います。

「バラエティー系番組に対する青少年委員会・見解」 への視聴者の反響のまとめ

(~12月12日)

放送と青少年に関する委員会は、11月29日に「バラエティー系番組に対する見解」を発表したところ、視聴者から大きな反響があった。(その数は12/12現在で568人。)今回の反響の一番の特徴は、インターネット時代を反映するように、Eメールで大勢の若者から意見が寄せられたことである。

意見を寄せた視聴者の年齢別内訳は、10代124人、20代前半(20~2 4歳)203人、20代後半(25~29歳)88人、30代以上115人。不明38人で合計568人。男女比は男性445人に対して女性113人、不明1 0人。20代の男性が全体の約42%となっている。小・中学生も少数ではあるが含まれている。また、在米の人、日本在住の外国人からのメールも届いた。

意見の内容で多いのは、「指摘された番組は青少年に悪影響を与えるとは思えない」「悪いと思ったら見なければいい。親が責任を持って指導すればいい、テレビのせいにするのはおかしい」「好きな番組のコーナーが打ち切られたのが残念」「青少年委員会はお笑い番組についての理解が足りない」「大人の価値観だけで判断しないでほしい」といった意見で、委員会の見解を批判するものが全体のおよそ94%に達している。大半は無記名で、「バカ」「むかつく」といった下品な表現をするものもあって、Eメールによる投稿のもつ"気軽さ"と同時に"無責任さ"も垣間見られた。

若い視聴者からEメールで多くの意見が寄せられた背景には次のような理由があったと思われる。1.YAHOOのトピックスで取り上げられ、そこに連動した記事で青少年委員会のホームページが紹介されたため、パソコンに接する機会の多い世代の関心を引いた。2.委員会の見解は、視聴者から苦情のあった『めちゃ2イケてるッ!』(フジテレビ)、『おネプ!』(テレビ朝日)の一部のコーナー("しりとり侍"と"ネプ投げ")について問題点を指摘するとともに、バラエティー系番組や番組全体のあり方について提言し、広く議論を呼びかけるものであったが、委員会見解発表のニュースをテレビ・ラジオや新聞あるいはインターネットのトピックスで知った若い視聴者が、委員会が放送中止を勧告したと誤解した。3.当該放送局は番組内容を改善するとのコメントを発表しているが、これも放送中止を決めたと受け取られた。4.委員会は放送界の自主的な第三者機関であるが、その役割が十分に理解されていないため、"お上による規制"と受け取られ、反発を招いた。

一方、「よく委員会が見解を出してくれた」といった見解を評価する意見を寄せた視聴者は40人に上っている。30歳を越えた人が多く、番組評価に世代間の差があることがうかがえる。

「委員会見解」に対する意見の内容

[苦情・批判]

・『めちゃ2イケてるッ!』はいじめにつながらないし、『おネプ!』は覗きではない。 132件
・委員会見解は納得がいかない。
・見るか見ないかは個人が判断するもの、子どもの視聴については親が見せないようにすればよい。テレビに責任転嫁するのは間違いだ。親としての責任放棄ではないか。 122件
・くさいものにフタをしても解決しない、判断力をつけさせることが大事。過保護にして青少年が健全に育つのか。
・テレビで悪くなることはない。少年犯罪は家庭、学校、社会に原因がある。
・子どもはバカではない。テレビで影響されない、もっと信じてほしい。
・2番組よりもっと問題にすべき番組がある。(時代劇、サスペンスドラマ、国会中継、アニメ、深夜番組、警察特集番組、ワイドショー、など) 63件
・楽しみを奪うな。テレビは娯楽なのだ。テレビを見る権利を奪うな。大好きなのに
・NHKと民放は違う。 50件
・お笑いをもっと理解して。芸人は体を張って頑張っている。芸人いじめだ。 24件

「しりとり侍」に対して

特定の人に対してではなく、平等に罰が与えられるからいじめではない。
いじめは当人同士の了承なしに行うもの。だからいじめではない。
ルールがあるのだからいいと思う。
テロップで配慮しているではないか。
ストレス解消になる。嫌なことが忘れられる番組。精神安定剤だ。

「ネプ投げ」に対して

深夜だからいいではないか。
好きで投げられているのだからかまわない。
しゃれが通じないのか。バカバカしさを楽しんでいるのに。
こういう番組をなくすと逆に性犯罪が増えると思う。

[委員会に対して]

  • 青少年の意見を聞くべき。アンケートをとるとか。 大人の価値観で決めないでほしい。
  • ジェネレーションギャップを感じる。委員会に若者を入れるべき。
  • 規制反対、批判的意見だけで判断するな。

211件

(意見の中に見られた見解について誤解をしていると思われる表現)

「放送禁止」「放送停止」「検閲」「言論統制」「表現の自由規制」「俗悪番組指定」「強権発動」「圧力をかけて潰した」「番組狩り」「魔女狩り」「数名の私情で打切るな」「教育委員会と関係あるのか」「してほしいのは問題提起であり、結論ではない

[肯定的意見]

  • 我が意を得たりという感じ。
  • やっとこういう組織ができたのかと嬉しい。遅すぎるくらいだ。
  • 自信を持って取り組んでほしい。
  • 今まで放っておいたのが不思議。
  • モグラたたきでなく公平に審議を。
  • テレビは確実に子どもに影響を与えている。がんばってください。
  • 見解に同感
  • 俗悪番組の撲滅を。

41件

[その他]

・罵倒、意味不明など

33件

(1名で複数の意見を述べている場合があるので、件数合計は676件となっています。)

< 参 考 >

10代 124人
20代前半(20~24歳) 203人
10代 124人
20代後半(25~29歳) 88人
30歳以上 115人
不明 38人※
合計 568人

※性別不明者10人を含む

視聴者から寄せられた見解についての代表的な意見

男性 16才 福島

青少年委員会の人数が少なすぎる。しかも頭の堅い人ばかりだ。もっと柔軟な考えができる人を入れるべきだ。青少年委員会に一人は青年を入れるべきだ。

男性 24才 岐阜

青少年に悪影響を与えると色々な批判が多いようですが、本当にそうなのでしょうか?殺人等を扱った番組を見て、自分もまねしてみようと思うものでしょうか?それを見たからといって悪影響を受けたというのは、親や本人のただの言い訳ではないでしょうか?今の人間というのは、そんなにも善悪がつかないのでしょうか?TVと現実の区別もつかないのは、そのこと自体が問題です。

女性Fさん 33才 千葉

いつも、あるいは少年の犯罪が起こる都度、この手の「映像・放送(またはゲームなど)の青少年に対する影響」についての議論がなされますが、一番肝心なことが忘れ去られているのではないでしょうか?それは「子供に一番影響を与えるのは親、周囲の大人」であるという事です。いくらテレビで暴力シーンを目にしようが、しっかりと現実体験を積み重ねている子は、それをマネしようなどとは思いません。家庭でろくなしつけもせず、他人(TVなど)のせいにばかりしている大人こそ、子供に悪影響を与えていると思います。

男性Uさん 22才 北海道

こんな委員会があるとは知りませんでしたが、投稿してくる人の見識を疑ってしまいます。確かに、内容的に行き過ぎのある番組もあるでしょう。ただ、それをいじめを助長するとか、女性蔑視につながるとか、いろいろな理由をつけて批判するのはおかしいと思います。テレビはみんなの物であり、個人の思い通りにならないからといって、この委員会に投稿する自体バカバカしいことだと思います。テレビより影響力のなくなった日本の親に問題があるのであって、きちんとしつけもできない親が、TVに文句をつけてるとしか思えません。過去を振り返るより、これからのTVとの付き合い方を親が子供に指導するべきだと思います。子供にきちんとしたしつけができる親は、TVに文句は言わないでしょう。家庭の問題かもしれませんが、頭の固い大人ばっかりという気がしたので、投稿させていただきました。

男性Wさん 37才 石川

放送が青少年に与える影響は確かに大きい。今回の様に、特定の低俗番組を個別に改善させるのも悪くはない。ただ、根本の問題は、放送局側の意識の低さと家庭で一般常識を教える事が出来ていないことと思う。あの程度の番組なら他にも沢山あるので、単なる見せしめか、この委員会の顔見せ興業程度にしか思えない。モグラ叩きでは無く、抜本策は何かを示して欲しい。

男性 32才 大阪

新聞記事で御会の番組批判を見ましたが、放送時間帯は考慮に入れておられるのでしょうか?『めちゃめちゃ』に関しては確かに子供の見る時間に相当しますので、ご意見ごもっともと思います。しかし、『おネプ』に関してはあの時間に子供にテレビを見せる親に問題があるのではないかと思います。あの時間帯なら他にもAV女優が出ている番組などいくらでもあるのですが、そちらは如何に?

男性Mさん 30才 香川

『めちゃイケ』や『ネプ投げ』にクレームをつけた事について・・・今、情報の山に囲まれた中で生活している青少年といわれる若者達に必要な事は、彼、彼女達を取り巻く色々な犯罪の誘惑や大人のウソなどから彼らを遠ざけたり、見せないようにする事ではなくて世の中には色んな悪やウソや汚い事がたくさんある事実を認めた上で、如何にそれらから身を守るか?という教育なんじゃないでしょうか?あなた方は番組がイジメやのぞきを肯定する!と言っていますが、肯定するもしないも大人の世界でもある事でしょう?番組に文句を付けるよりそんなくだらない番組を観ても影響を受けない教育が必要では?社会に出ればそんなくだらない事がゴロゴロしている事を今の若者はみんな知っているのですから・・・。

女性 55才 神奈川

視聴者からの意見を拝見しましたが、すべて肯定的な意見のみがとりあげられており、委員会に対する反対意見がないのはどういうことなのでしょう。私はこの委員会の存在に反対します。現在の若い方は昔のようにTVからの情報で影響されるほど単純ではありません。インターネットもあれば雑誌もたくさんあります。それにくらべたら、現在TVでやっているような内容はかわいいものです。私も今回の両番組を拝見させてもらいましたが、なんら問題はないと思います。ただのお笑いではないですか。このような番組まで規制されては若い方もかわいそうです。もうすこし頭の柔らかい人を委員に追加されてはどうでしょうか。

男性Mさん 23才 神奈川

暴力も駄目、性的表現も駄目。そして子供たちは暴力の残酷さも知らずに成長して・・・。一部の偏ったビデオや雑誌から得る一種変態的な性を正しいと認識していくんでしょうね。 ただ駄目だ駄目だと言わずにもっと積極的に放送を行うべきだとおもいます。 ただしそれは子供たちの成長に何らかの影響を与えるものと考えながら制作されるべきだとおもう。 性的表現も暴力的な表現も隠すのではなく、正しく放送されるべきだとおもいます。

男性 25才 東京

今回の見解発表について意見があります。"しりとり侍"では間違えたタレントに対する強烈なつっこみが、暴力行為の肯定と取られるのはおかしいと思います。お笑い芸人が相方を殴ったり、ゲームに敗れたタレントが罰ゲームを受けることとどう差異があるのでしょうか。ミスをして罰を受けるということが笑いを増幅すると思います。"ネプ投げ"は放送時間が深夜枠なので、ある程度の表現の自由が認められるべきです。"ネプ投げ"程度の表現が他番組より先に槍玉に挙げられるのはおかしいです。ニュース等のドキュメントで性犯罪の被害者にコメントを求めたり、暴走行為や詐欺の手口等の実態を放送することは、青少年に影響を与えないのでしょうか。今回のように見解が法律のような強制力を持つのなら、以後もっと慎重により深い議論が行われることを希望します。今の基準では放送中の番組の少なくても3割は中止することになってしまいます。

男性Mさん 23才 長野

新聞で『おネプ』の"ネプ投げ"と『めちゃイケ』の"しりとり侍"の中止の記事を見ました。はっきりいって、何でと言う気持ちでいっぱいです。そのコーナーが本当に有害なんでしょうか?"しりとり侍"を例に考えてみれば、確かに間違えたときの罰は凄まじいものがあります。しかし、それがあるからこそ、出演者は真剣に行い、面白さが生まれると思います。また、子ども達がこの"しりとり侍"をして遊んだときのことを考えると、3文字のしりとりを行うことで、頭の中で瞬時にいろんなことを考える練習になるとも考えられる。あるひとつの側面で悪いからと言って、やめろというのはどうだろうか。そんなことを言ったら、例えば教養番組と言われているものにも、伝え方が悪かったり、嘘を言っているものもある。そっちのほうがもっと有害だ。子ども達には、いい物、悪いものを自分で判断できるような力を育てることが重要である。なのに、選択肢を減らしてしまうようなことはどうだろうか。これ以上子供を温室育ちにすることは危険である。こんなことをしていたら、本当に有害なものが来たときに自分で判断できず、それこそ犯罪につながるかもしれない。バラエティー番組を悪く言うのは簡単だが、本当に悪いのはその番組なのか考えてもらいたい。あなた方は頭が硬すぎます。子供はもっと柔らかいですよ。子供はそんなにばかじゃない。

男性 20 才 神奈川

今回の2つの番組共に放送を控えるまでしなくても良いと思う。"ネプ投げ"に関しては、放送時間が23時からなのだから、常識的に考えて子供は見ていないはずである。悪影響を与えると思うなら親が見させなければ良いと思う。何でも他人(テレビ局や学校)のせいにする最近の親には本当に腹が立つ。親が常識ある子供に育てていれば番組を見たところでお笑いとして考えるだろう。"しりとり侍"にしても観たところでいじめが起きるはずはない。今の子供はそんなに馬鹿ではないと思う。馬鹿なのは小学生くらいの子供を持つ親である。

女性Iさん 27才 岐阜

YAHOOでこの委員会の事を知りました。やっと日本にもこのような委員会が設置されたか、という思いです。以前からバラエティー番組の暴力に付いてかなり不満を抱えていました。人が殴られたり蹴られたりするのが「面白い」のでしょうか?人を殴った事がある人はそういう番組を作れても、殴られた事がある人は決してそれを「楽しい笑い」とは思えないと思います。議事の方も少し読ませて頂きましたが、モラルの感覚がまだ完全に発達していない幼児・小学生(中学生)を対象にしている、と局側がはっきり意識しているのに、実際に存在するから暴力も描写していいのではないか、というレベルの問題では無いと思います。善悪の区別が付かない子供に、暴力をしかも「楽しいもの」として見せて、何のフォローもしない事が「子供にとって必要な事」なのでしょうか?(ちなみに「まねをしないで下さい」というテロップがフォローだとは思えません。何故そのテロップが必要なのか理由を説明していないからです。)放送局には、TVが子供に与える影響、というものをもっと真剣に考えて頂きたいと思います。これからもテレビ局側と委員会の活発な討議と、放送内容の向上を望みます。

男性Tさん 53才 神奈川

私は"ネプ投げ"をたまたま2、3度見た事があるだけですが、流石に高尚とは言えなくとも、飛び入りの女性ファンも多く見受けられたなど、貴会が非難するほど低俗な番組とは思えませんでした。ゴールデンタイムのもっともらしい番組の殆んどが、不倫を肯定するどころか推奨ないし常識として扱うかのような構成や、芸術性の乏しいヘアー写真主体の雑誌が少年向け雑誌の隣に置かれて販売されている現実等をもっと問題にすべきと考えます。チョッと辛辣な言い方で言えば、今回の貴会の取り組みは、大蔵省が税金の取り易いサラリーマンを標的に課税するようなやり方と考えます。それほど目くじらを立てる必要は無いと思うのですが。ただし、我が家では、普段は"ネプ投げ"の裏番組を見ているハズなので、2、3回の視聴時以外の時にとんでもない内容があったのなら訂正しお詫びいたします。

女性 38才 静岡

対応が遅いのではないかと思います。マスコミが若者に与える影響は大きく、即効性もあります。バラエティに出演しているタレントの影響力は大きいので、逆に彼等に若者の風潮を変える行動をしてくれたら・・・といつも思います。出演されている方、作っているいる方、みんな子供が出来る年齢になって初めてその悪質さに気が付くのではないでしょうか?

女性Mさん 17才 海外

はじめまして、私は海外に留学中の17歳、高3です。YAHOOのトップの記事を見ていてここのHPにたどり着きました。今回始めてこういう機関があるのを知りました。いろいろ意見を読ましていたただきました。ほとんどの意見が大人からで、青少年からの意見はみあたりませんでした。こちらの委員会かTV局の方にはそうゆう年齢層の苦情はあるのですか?『めちゃイケ』にしても、『おネプ!』にしても見ていて楽しいのだからそのままでいいじゃないですか。すくなくとも私はそう思います。TVなんだからそんなにシリアスに考えなくてもいいと思います。はっきりいって海外のTV番組とくらべると日本のTV番組はくだらないです。これはワイドショーやらも含めて。だからちっちゃいころからT Vのやっていることはシリアスにとったことはありません。日本の青少年すべてがこのような意見ではないのは承知です。しかし少なくとも大人が思っているようにはたして子供達はTV番組を真剣に考えているのでしょうか。娯楽のためのTVなのだから・・・。そうしたらNEWSと天気予報しかみれなくなっちゃうじゃないですか。昼間の番組でもろくなのやってないじゃないですか。番組を作るのは大人。それに対して意見やら苦情をするのは大人、見るのは子供、大人。将来TV番組をつくるのは今TVをみている子供達。子供に悪影響と言う前に、作っている大人が子供を信用した方がいいんじゃないですか?TV番組が子供に悪影響をするっていうことを大人がどうしてわかるのですか?今の意見・苦情を言っている大人も子供のころこういうTVをみてきたんじゃないんですか?今回はいろいろな大人の意見にちょっと納得いかなかったのでメールさせていただきました。長いメールを最後まで読んでいただき光栄です。

男性Wさん 25才 神奈川

非常に楽しみにしていた2番組が打ち切られて非常に不愉快です。善があるから悪もあり、お互いの均衡がとれて世の中が成り立っているのに、ただ一方的なくだらない意見で決定されることに腹が立ちます!!いじめだ犯罪だというのは価値観の問題だし、誰がバラエティー見ていじめと捉えているのでしょうか?そんな事言ったら昔のドリフターズの高木ブーに対するのもいじめにならないのでしょうか??少し過敏になりすぎているのではないでしょうか?要は個人とその親の育て方の問題。マズいものがあれば見なければいい。また見させなければいい。そのためにあれだけのチャンネルがあるわけでしょう??感情的に言わせてもらえば、お前らお笑いのわからないお堅いバカヤローだよ!!大変失礼しました。これは私の心の中の想いです。以上。

男性 34才 長崎

『めちゃイケ』のしりとりコーナーが暴力、子供のいじめにつながる等の意見として問題になっているようだが、私は何も問題を感じない。竹刀やバットで叩いているのでは決してなく、子供が見ても面白いと感じるだけではないか。チャンバラ遊びを知らない子供たちへの教育として逆に良いコーナーと思う。叩くという行動だけを問題としてとやかく言う社会の風潮についてもっと問題視したい。裸で踊れば確かに下品だが、下品も文化。笑える間は問題ない。うけなければ淘汰される。芸人も必死でやっている訳で下品を見たくなければ見なければいいと思う。何でも見せて、自分で判断できる子供を育てなければ良い社会に進まないように思います。規制は悪です。s

女性Iさん 23才 神奈川

"ネプ投げ""しりとり侍"に対する対応を拝見しまして思うところがあり投稿させて頂きました。私は、23歳になり、いつ母親という立場になってもおかしくない年となりました。そして、皆様が今回議論されたバラエティー番組全盛時代に生まれた一人で、毎日かかさず様々な番組を見ていました。でも、様々な番組を見てもいけない事はいけないと幼いながらもわかりますし、親との会話により発見する部分もあり放送しているすべての事をまねするようなことはありませんでした。いけない事をまったく放送しないのが良い効果を生むとは言い切れない部分があると思います。放送している事がまねしてもよい、あるいは良い事か悪い事かは、親である立場の人たちが教えるのがまず先決ではないでしょうか。そして、さまざまなものが放送されず、単調な放送ばかりが続いてしまう今後の番組を恐れています。将来生まれるであろう自分の子供の将来には、さまざまな番組を見て、それについて語る事により世間に対する知識の広い子供にしたいと思っていますので。知らないからすむ事とあえて知る事で語ることにより悟る事。青少年の未来を考えるのであれば、放送を見ることにより家族で語ることで知ることをもうこれ以上締め出さないようにお願いいたします。私自身、バラエティー番組を見ることによりさまざまな事を知ることができましたので。本当によろしくお願いいたします。

男性 25才 東京

今回のバラエティー2番組コーナーを打ち切りに追い込んだこの委員会を非常に腹立たしく思っています!いじめを肯定するだの、のぞきを肯定するだの聞いてるだけでバカバカしい限り。そんなの他に挙げればきりがないですよ!質の高い笑いってなんですか?それだけが必要なのですか?低俗な笑いだってお笑い番組には必要だと思う。番組を楽しみに見ている人のほうが多いのは事実。こんなわからんちんの委員会こそ不必要だと思います。僕と同じ意見の人のほうが圧倒的に多いですよ。

男性Kさん 35才 東京

"ネプ投げ"について。最近、アメリカから表面的なセクシャルハラスメントの概念が輸入されているが、"ネプ投げ"の場合、本人たちが了解し、希望しているのだからこれに当たらない。これを規制することは表現の自由を保障した憲法違反である。セクシャルハラスメントについても、その理念が論じられず女性が下着を見せたり、触られる現象そのものがセクシャルハラスメントだと勘違いされている風潮がある。我々が現在もっとも重要視しなければいけないことは表現の自由を守ることである。あらゆることが簡単に言論統制されることが多すぎる。ただし、"ネプ投げ"自体が良い企画だとは思わない。我々には見ない自由もある。このような企画が市民に広く受け入れられているとしたらその程度の市民なのである。論じるべきはそのことだろう。ただし、"ネプ投げ"がくだらないというならば、99%までの今のテレビ番組が全てくだらない。そのこと自体を改善すべきだ。委員のおえらいさんは木を見て森を見ずという言葉を知らないのか?

男性Kさん 30才 愛知

今回の自主規制はかなり残念です。少数の番組に対する意見により、自分の楽しみが減りました。影響される青少年は多いかもしれない。が、それだけが原因ではないとおもう。もっと親のしつけが問題で責任転嫁にすぎない。少数意見に耳を傾けていたら、TV本来の娯楽もなくなってしまうでないかと心配になります。少々のことでクレームつけるなって!!

男性Iさん 27才 東京

"ネプ投げ"の件について。番組の内容を判断するのは視聴者の判断力によるものだと考えられます。番組を規制するのではなく、個人の判断力を養うことが必要だと思われます。今回、”ネプ投げ”を規制することにより青少年の判断力を養う材料を奪ってしまっているように思います。そういうことが、温室育ちの青少年を増加させる原因と思われます。こんな規制するよりも親や教育者の質の向上を考えるべきだとおもいませんか?結局、こういう問題を審議しているところというのは、教育の現場を知らない方々で行っても意味がないのでは?と思います。青少年にバラエテエィー番組=フィクションだということを理解させるような指導(教育)体制というものをつくるような方針は無いのですか?

男性 22才 北海道

"しりとり侍"について、「暴力やいじめのメッセージを子供に伝える結果になる」と、ありますが人が毎週殺されるサスペンス物の方が暴力を肯定しているし、ゲームに負けてメッタ打ちにされるのは、ルールであり面白くない事を言ってメッタ打ちにする訳ではないので、なぜいじめと結び付くのか分かりません。ルールに従うのは社会人の基本ではないでしょうか? "ネプ投げ"についてもあれをのぞきと関連付ける方がナンセンスだと思う。その会場に来る大体の人はどんなことをするのか知っているはずで、なぜのぞきになるのか理解に苦しむ。もし、放送しないでと言われていたのに放送したら問題だとは思うが、そうではないかぎり改善をもとめるのは問題だと思います。このふたつの企画はすぐには批判される物ではないと思う。自分としては毎週人が殺されたり、犯人に人間性を持たせたりしているサスペンス物の方が青少年に与える影響は大きく危険だと思う。サスペンスをテレビでやることに意味があるのだろうか?過ちを改める勇気のない有識者が多いいので、この国はダメに成って来ているのでしょう。

男性 22才 福岡

"しりとり侍"について、「暴力やいじめのメッセージを子供に伝える結果になる」と、ありますが人が毎週殺されるサスペンス物の方が暴力を肯定しているし、ゲームに負けてメッタ打ちにされるのは、ルールであり面白くない事を言ってメッタ打ちにする訳ではないので、なぜいじめと結び付くのか分かりません。ルールに従うのは社会人の基本ではないでしょうか? "ネプ投げ"についてもあれをのぞきと関連付ける方がナンセンスだと思う。その会場に来る大体の人はどんなことをするのか知っているはずで、なぜのぞきになるのか理解に苦しむ。もし、放送しないでと言われていたのに放送したら問題だとは思うが、そうではないかぎり改善をもとめるのは問題だと思います。このふたつの企画はすぐには批判される物ではないと思う。自分としては毎週人が殺されたり、犯人に人間性を持たせたりしているサスペンス物の方が青少年に与える影響は大きく危険だと思う。サスペンスをテレビでやることに意味があるのだろうか?過ちを改める勇気のない有識者が多いいので、この国はダメに成って来ているのでしょう。

女性Eさん 22才 群馬

新聞やTVで、ネプチューンやナイナイの番組についての委員会としての考え方を拝見しました。賛成することも、反対することもあるのですが、一つ気になったのは、なぜこんなにも神経質になるのだろうかということです。イジメや性的行為について、先走りした考え方を持ちすぎではないでしょうか。ナイナイの"しりとり侍"については、罰ゲームがちょっと大げさかなとは、思っていましたが、昔から、しりとりをして間違えたらシッペとか、可愛い罰ゲームはありました。ましてや"ネプ投げ"がなぜ打ち切りになるのかいまいち納得がいきません。テレビ朝日では、"ネプ投げ"よりも早い時間から、AVなどの放送をする番組もありますし、どうみても、"ネプ投げ"をされる女性が嫌がってやってるようには見えないのです。あんなことまで、イジメの対象とか、性的な問題があるなどと考えている人がいるということだけでも、日本の教育は先走りしすぎて、子供たちに悪い事が見えないようにしすぎて、何が悪い事なのか理解できないようにしているように思えます。私にしてみれば、ワイドショーなどで、イジメや犯罪の手口をしつこいくらいに詳細に説明したり、その犯罪を肯定するかのように、犯罪者の両親の本を出版するほうが、よくないことだと思いますが。もう少し、冷静でおおらかな議事内容、検討内容にしていただきたいと思います。

女性Aさん 14才 シドニー

私は海外で生活してますが、英語と日本語の両方を使うので毎日ストレスがたまってます。でも親の仕事の都合で海外に住んでいるのでどうにもなりません。私のストレス解消法は、『めちゃイケ』を見ることなんです。TVでニュースが放送された夜、親戚がわざわざ私に電話してくれたんです。次の日の朝5時半、こっちではNHKの昨日のニュースが放送されるので見ました。うそでしょー?と思ったんですけど本当だったのでショックでした。その日は学校の授業もまともに聞けなかったです。"しりとり侍"が終わるなんて絶対イヤです。私みたいな人もいるってことを考えてください。

男性Oさん 19才 北海道

今回の"しりとり侍""ネプ投げ"両コーナーの打ち切りについて思ったことがあります。まあ、私も"ネプ投げ"はあんまり好きではないですが、両コーナーも打ち切るほどのことがあるのかと思います。テレビ番組全体に言えることなんですけど、親が子供に見せたくなきゃ、そう言えば良いことなのではないでしょうか?私なんて、小学校まで夜9時になったら布団に入らなきゃいけませんでした。子供に悪影響だと思われるシーンがあったなら、親がそれはダメだよと子供に言えば、小さい子供であるほど素直に聞くと思います。中学生にもなってテレビを見て、たとえば"しりとり侍"をまねするようなら、それはちゃんと親が子供を育ててないんだと思います。あと、今回のことで初めて、この委員会のことを知りました。多分、テレビに対して余り批判が無い人は、この委員会は知らないでしょう。知ってる人は意見のある人だけ、つまり批判の意見しかないのではないでしょうか。しかもそれは、きわめて少数ではないでしょうか。また、そんなに手間にもならないのですから、このHPに掲示板など、視聴者が意見を交し合える場を設置すれば良いと思います。

女性 16才 大分

『めちゃイケ』の"しりとり侍"が打ち切りになったことについてですが、「いじめを肯定するものだから」という意見が出ているみたいですけど、"しりとり侍"が原因で私たち青少年が「いじめをしていい」などということを考えたりすることはないのでは、と思います。もし周りのものに簡単に影響を受けて非常識な行動をとってしまう若い人がいるのなら、周りに影響されない強い心を持った若者が増えるように考えていくことが大事なことだと思います。「まわりのものが悪いから」などと大人たちの意見で青少年から、なにもかも遠ざけてしまうことで、健全な青少年が育つんですか?私はお笑いやバラエティー番組が好きなので、"しりとり侍"の打切りを聞いた時は、とても残念でした。この私の意見もお笑いの好きな人の個人的な意見にすぎないと思いますが、芸人さん達がどれだけ真剣なのか知っているファンには、こんな意見を持つ人が他にもいると思います。

男性 20才 静岡

『めちゃイケ』の"しりとり侍"が打ち切りになったことについてですが、「いじめを肯定するものだから」という意見が出ているみたいですけど、"しりとり侍"が原因で私たち青少年が「いじめをしていい」などということを考えたりすることはないのでは、と思います。もし周りのものに簡単に影響を受けて非常識な行動をとってしまう若い人がいるのなら、周りに影響されない強い心を持った若者が増えるように考えていくことが大事なことだと思います。「まわりのものが悪いから」などと大人たちの意見で青少年から、なにもかも遠ざけてしまうことで、健全な青少年が育つんですか?私はお笑いやバラエティー番組が好きなので、"しりとり侍"の打切りを聞いた時は、とても残念でした。この私の意見もお笑いの好きな人の個人的な意見にすぎないと思いますが、芸人さん達がどれだけ真剣なのか知っているファンには、こんな意見を持つ人が他にもいると思います。(女性 16才 大分) 最近のバラエティーについていろいろご意見があるのは知っています。私はバラエティーが好きなのですが、最近は逆に反応が過剰すぎているのでは?と思っています。念のために書いておきますが、私はバラエティーが好きだから一方的にそういう風におもっているのではありません。暴力シーンや全裸などは。今に始まったことではないと思うのです。確かに昔、いろいろなTVを見て影響されまねのようなことをしたことがあります。しかし今となってはいい思い出です。バラエティー番組をみた次の日には、必ず友達とその話題で盛り上がったのを覚えていますし、今現在でもバラエティー番組の話で盛り上がることもあります。それはレベルが低いことなのでしょうか?これも一種のコミュニケーションであるといってもいいと思うのです。そのように考えたことおありですか?私が思うのは、きつい表現をすると、「見たくなければ見なければいい」です。楽しみにしている人、見たい人もいるのですから。もしくは、好ましくないシーンを放送するのであればその事前に告知するなり警告なりするべきだとおもいます。以上です。