“今、テレビは子ども達にどう見られているか?”
今回の調査の目的は、小学校高学年および中学生を対象に
1.子どもたちがテレビをどのような形で見ているか(テレビの視聴スタイル)
2.様々な情報メディアが普及する中で、彼らにとってテレビの重要性に変化はないのか(テレビの相対的重要性)
3.子どもたちはテレビの暴力シーンをどのように見ているか、またどのような影響を受けているか(暴力的シーンの評価、影響)
4.彼らにとってテレビは十分魅力のあるものなのか(テレビ番組の魅力)
5.情報番組等について、テレビをどの程度信頼しているのか(テレビ番組に対する信頼性)
6.演出上の「やらせ」について彼らがどう感じているのか(「やらせ」演出の認識)
等、一言で言えば「テレビと児童の具体的かかわり」について、インタビュー調査を中心に明らかにすることである。
調査内容
「今、テレビは子ども達にどう見られているか?
―小中学生36人インタビュー&アンケート調査」
◆全文PDF◆
「今、テレビは子ども達にどう見られているか? - 小中学生36人インタビュー&アンケート調査 – 」(2006年~2007年)(PDF)
◆項目別PDF◆
- 目次
- 本報告における「ながら視聴」「並行視聴」「非集中視聴」等の用語定義
- 調査結果の概要
- 終章~けっきょく子どもたちにとってテレビとは何か(報告書全文)
シンポジウム
「”テレビは王様”の時代は終わるのか?
~小中学生36人インタビュー調査を受けて~」(2007年9月13日)
放送と青少年に関する委員会〔青少年委員会〕主催のシンポジウム「”テレビは王様”の時代は終わるのか? ~小中学生36人インタビュー調査を受けて~」を、下記の要領で開催しました。
今の子ども達は、どんなテレビ番組を、どのように見ているのか? 36人の小中学生に直接インタビューとア ンケートを実施。この調査報告を基に、テレビ離れが進むといわれる現状を多角的に分析し、広くテレビ番組の これからのあり方を考えました。
日 時 : 2007年9月13日(木)13時30分~16時30分(開場13時)
会 場 : 千代田放送会館(千代田区紀尾井町1-1)
【第1部――青少年委員会調査研究発表】
「今、テレビは子ども達にどう見られているのか?――小中学生36人インタビュー&アンケート調査」報告
■報告者:
橋元 良明(東京大学大学院教授、青少年委員会委員)
【第2部――パネルディスカッション】
「”テレビは王様”の時代は終わるのか?~小中学生36人インタビュー調査を受けて~」
■パネリスト:
横澤 彪(鎌倉女子大学児童学部教授、元フジテレビプロデューサー)
岡田 惠和(脚本家、代表作に『ちゅらさん』『バンビーノ!』など)
小川 善美((株)インデックス代表取締役社長)
藤田 真文(法政大学社会学部教授)
橋元 良明(東京大学大学院情報学環教授)
■司会:
小室広佐子(東京国際大学国際関係学部准教授)
主 催 : 放送倫理・番組向上機構[BPO] 放送と青少年に関する委員会