日本テレビ 「ペットビジネス最前線」報道に関する意見
2011年5月31日 放送局:日本テレビ
番組の中で紹介されたペットサロンとペット保険の2人の女性客が、実は一般の利用者でなく、ペットビジネスを展開する運営会社の社員だったという事案。担当ディレクターは、そのことを知りながら、一般客として放送していた。委員会は事実を正確に伝えておらず、公正性も損なわれていると指摘した。
2011年5月31日 第10号委員会決定
目 次
- Ⅰ はじめに――報道における事実の重み
- Ⅱ 審議の対象とした番組
- Ⅲ 本件放送に至る経緯と問題の発覚
- Ⅳ 委員会の判断――本件放送における放送倫理違反について
- Ⅴ 本件が起きたさまざまな要因
- Ⅵ おわりに――“報道に携わる満足感”の醸成を
2011年9月9日 【委員会決定を受けての日本テレビの対応】
標記事案の委員会決定(2011年5月31日)を受けて、当該局の日本テレビは、局としての対応と取り組み状況をまとめた報告書を、8月29日、当委員会に提出した。
9月9日に開催された委員会において、日本テレビの取り組みが検討され了承された。
目 次
- 1.委員会決定の報道
- 2.委員会決定内容の周知徹底
- 3.番組審議会への報告
- 4.再発防止策の策定と実践の経緯
- 5.BPO委員会決定後の報道局の対応について
- 6.BPO委員会決定についての報道局 社員・スタッフの受け止め方
- 7.BPO研修会について