TBS『報道特集NEXT』ブラックノート詐欺事件報道に関する意見
2010年4月2日 放送局:TBS
偽札詐欺事件が放送された際、TBSから番組を受注した制作会社のスタッフが、制作過程で配達された郵便物をポストから抜き取って開封するなどの違法な取材が行われたことが外部からの通報で明らかになり、TBSが番組でそれらを説明しお詫びした事案。委員会は違法行為の取材による放送責任を指摘するとともに、放送局と制作会社の信頼関係が空洞化しているのではないかと述べた。
2010年4月2日 第08号委員会決定
目 次
- Ⅰ はじめに――放送局と制作会社の「対等なパートナー」関係とは何か
- Ⅱ 審議の対象とした番組と審議に至る経緯
- Ⅲ 報告書の要点
- Ⅳ 委員会の判断
- Ⅴ おわりに――「対等なパートナー」に意義のある中身を
2010年7月9日 【委員会決定を受けてのTBSの対応】
標記事案の委員会決定(2010年4月2日)を受けて、当該局であるTBSは、局としての対応と取り組み状況をまとめた報告書を7月1日付で委員会に提出した。
7月9日に開かれた委員会で、TBSの取り組みを検討し、了承した。
目 次
- 1.委員会決定後の対応
- 2.社内での報告と周知、問題の共有化
- 3.再発防止に向けた取り組みについて
- 4.おわりに-「『対等なパートナー』に意義ある中身を」について