放送倫理検証委員会

2007年8月9日

2007年8月29日

放送と人権等権利に関する委員会(BRC)と放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)の新しい委員について

9月1日付けで、下記のとおり、BRCと青少年委員会に新たな委員にご就任いただくことになりましたので、お知らせいたします。
BPOの3つの委員会の選任は、第三者性を担保するために、評議員会(議長=生田正輝・慶應義塾大学名誉教授)が行うことになっており、今回も評議員会の選任により新委員を決定いたしました。

1.放送と人権等権利に関する委員会(BRC)

7月1日から運営規則を改め、「公平・公正を欠いた放送により著しい不利益を被った者からの申立て」「一定の要件を満たした団体からの苦情申立て」などを新たに審理対象とすることにいたしました。苦情申立て件数が増加することが想定されるため、委員1名の増員を図りました。

〔新委員〕

山田健太(やまだ・けんた)
専修大学文学部准教授

1959年、京都生まれ。専門は言論法、ジャーナリズム論、人権法。日本出版学会理事、日本マス・コミュニケーション学会理事、日本ペンクラブ理事・言論表現委員会委員長ほか。主著に『法とジャーナリズム』(学陽書房)、『マス・コミュニケーション概論』(学陽書房、共著)、『刑事裁判と知る権利』(三省堂、共著)ほか。

〔BRC委員名簿〕

2.放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)

青少年委員会委員は、BPO規約第35条に基づき、放送事業者の役職員以外から選任することになっておりますが、鈴木秀美委員が関西テレビ放送の社外取締役に就任することが決まり、6月15日付で同委員を辞任いたしました。このため委員の補充選任を行いました。

〔新委員〕

小田桐 誠(おだぎり・まこと)
ジャーナリスト

1953年、青森県生まれ。1977年3月亜細亜大学法学部卒業後、日本実業出版社入社。1979年7月同社退社。『週刊現代』『現代』『AERA』『宝石』などで、教育、事件、人物ルポ等の記事を執筆する。80年代後半から、放送メディア関連のレポートを数多く発表。著書に『テレビのからくり』『PTA改造講座』『企業脅迫!-グリコ・森永事件の構図』などがある。子どもが通った小・中学校のPTA会長を務め、長年区教育委員会委嘱の学校運営協議会委員の職にある。2004年6月から「GALAC」編集長。現在、法政大学社会学部、武蔵大学社会学部の兼任講師も務める。

〔青少年委員名簿〕