中学生モニターの6ヵ月の任期内に1度モニター会議を開催し(ただし「中学生フォーラム」を開催する場合は、フォーラムをその期のモニター会議に替えます)、内容をまとめた冊子を発行しています。
第8回中学生フォーラム
「激論! ニュース番組」
日 時 : 2008年12月26日(金) 13時00分~15時50分
会 場 : ルポール麹町
バラエティーやドラマ好きが多い今の中学生は、ニュースなどの報道系番組をどのように見ているのだろうか?今回は中学生モニターがニュースなどのあり方について、テレビ局の制作者と活発に意見交換をした。
前半は中学生モニターが現在のニュースの伝え方やコメンテーターのあり方などについて注文を出した。後半はビデオジャーナリスト神保哲生さんの問題提起を受け、情報環境が急速に変化する中での、これからのテレビ報道のあり方などについて、話し合った(登壇者は、中学生モニター15人、番組制作者6人《NHK解説主幹・鎌田 靖、日本テレビ報道局ニュース編集部チーフクリエーター・柴崎朋樹、TBS報道局編集センター長・矢部恒弘、フジテレビ報道センター デスク担当部長・石原正人、テレビ朝日お客様フロント部長・鈴木裕美子、テレビ東京 報道局プロデューサー・大久保直和》、ゲスト ビデオニュース・ドットコム代表 立命館大学教授・神保哲生)。
コーディネーター:青少年委員会副委員長 橋元良明(東京大学大学院情報学環教授)
司会:木場弘子(キャスター、千葉大学教育学部特命教授)
第7回中学生フォーラム
「バラエティー大討論」
日 時 : 2008年3月26日(木) 13時00分~15時30分
会 場 : 千代田放送会館
2007年度から全国募集を始めた中学生モニターが集まり、お笑い系バラエティー番組にテーマをしぼって、日ごろ感じていることや疑問をバラエティー番組制作者にぶつけた。
中学生モニターの好きなバラエティー番組・嫌いなバラエティー番組の紹介から始まり、バラエティー番組への疑問、罰ゲームについて、これからのバラエティー番組のあり方についてなどを、中学生モニターと番組制作者が率直に話し合った(登壇者は、中学生モニター12人、番組制作者4人《NHK番組制作局・山田良介、日本テレビ制作局・松岡 至、フジテレビ編成制作局・小須田和彦、テレビ朝日 編成制作局・植村真司》、ゲスト メディアプロデューサー澤田隆治)。
コーディネーター:小田桐 誠委員、司会:木場弘子(キャスター、千葉大学教育学部 特命教授)
第6回中学生フォーラム
「中学生モニター 今、テレビに言いたいこと!」
日 時 : 2006年12月26日(火) 13時30分~16時00分
会 場 : ルポール麹町
2006年度から始まった中学生モニター制度を生かして、中学生モニターの現在のテレビ番組への評価とテレビとの付き合い方を探り、より良い放送やこれからのテレビのあり方を考えた。
中学生モニター報告を『14才の母』や“いじめ問題”など分野別に紹介し、番組制作者とのやり取りの中でテレビへの注文を出し話し合った。
さらに青少年委員会橋元委員が実施中の調査データをもとにテレビ視聴の実態について問題提起、中学生・制作者とともにテレビのこれからの見られ方や可能性について考えた(登壇者は、中学生モニター24人、番組制作者6人《NHKスペシャル番組センター・原神 琢、日本テレビ制作局・井上 健、TBSテレビ編成局・合田隆信、フジテレビ情報制作局・宗像 孝、テレビ朝日 編成制作局・植村真司、テレビ東京 制作局・深谷 守》)。
司会:麻木久仁子(タレント)
第5回中学生フォーラム
「いま、中学生にとってテレビとは」
日 時 : 2005年12月23日(金・祝) 13時30分~16時00分
会 場 : 千代田放送会館
多メディアの中で生きるいまの中学生にとって、テレビはどういう存在なのか、どう付き合っていけばいいのかを探った。
参加4校の意見発表やビデオ作品(テーマは、 “メディア活用の実態~ある中学一年生の1日をみつめて~”“テレビの良いとこ悪いとこ”“テレビと他のメディアの比較”“こんな番組あったらいいな”)などをもとに、各局の番組制作者と中学生が議論を展開した(登壇者は、中学生23人《4校》、番組制作者6人《NHK番組制作局・熊埜御堂朋子、日本テレビ編成局・井上 健、TBSテレビ報道局・杉尾秀哉、フジテレビ編成制作局・西山仁紫、テレビ朝日 報道局・宮川 晶、テレビ東京 制作局・松本篤信》)。
コーディネーター:斎藤次郎副委員長、司会:麻木久仁子(タレント)
第4回中学生フォーラム
「テレビ大討論」
日 時 : 2004年7月21日(水) 13時30分~17時00分
会 場 : イイノホール
「前半 報告『テレビ番組づくり体験』」では、“学校紹介”をテーマに4校の中学生がそれぞれ制作した、約3分の番組4本を上映。その後、番組制作者の感想やそこから学んだことなどについて、司会者と中学生が壇上で質疑応答(計 4校、11人)。
「後半 討論『本音で語ろう 中学生とテレビ』」では、青少年委員会「テレビメディア影響調査」の結果の一部などを引用しながら、“テレビの影響”“ニュースの伝え方”などについて討論(登壇者は、中学生11人《4校》、第1回フォーラム参加の高校生3人、番組制作者6人《NHK番組制作局・亀谷精一、日本テレビ編成本部・吉田 真、TBSエンタテインメント・吉田裕二、フジテレビ編成制作局・水口昌彦、テレビ朝日 報道局・朝本香織、テレビ東京 制作局・近藤正人》、青少年委員会委員3人)。
司会:斎藤次郎委員、駒谷真美(成蹊大学講師)
第3回フォーラム
「テレビへの提言~中学生からのメッセージ~」
日 時 : 2003年7月25日(金) 13時30分~16時45分
会 場 : イイノホール
「第1部 発表『テレビへのメッセージ』」では、中学生がグループ(学校)ごとに、“テレビの品格について”“私たちの視聴傾向とイチオシ番組”“よりよくテレビと関わろう”などをテーマに、それぞれの考えを発表(計 6校、33人)。
「第2部 公開討論『青少年のためにテレビは何をすべきか』」は、主にバラエティー番組やニュース番組について、中学生たちが番組制作者に注文や意見を投げかけるという形で進められた(登壇者は、中学生12人《6校》、制作者4人《NHK番組制作局・市川克美、TBSエンタテインメント・伊佐野英樹、フジテレビ編成制作局・吉田正樹、テレビ朝日 報道情報局・村尾尚子》、青少年委員会委員6人)。
司会:斎藤英津子(フリーキャスター)
第2回フォーラム
「これからのテレビ・中学生とともに考える」
日 時 : 2002年7月23日(火) 13時30分~16時55分
会 場 : abc会館ホール
「第1部 中学生の主張『テレビへの提言』」では、中学生が数人のグループごとに、“CMの落とし穴”“テレビの行き過ぎた演出「やらせ」について”“テレビの中の暴力”などをテーマに、それぞれの考えを発表(計 5校、27人、9グループ)。
「第2部 公開討論『青少年のためにテレビは何をすべきか』」では、第1部の発表を手がかりに、“やらせ”“暴力シーン”などをめぐり討論(登壇者は、中学生24人《5校》、番組制作者6人《NHK番組制作局・嘉悦 登、日本テレビ編成局・小山 啓、TBSエンタテインメント・鶴岡滋之、フジテレビ編成制作局・石原 隆、テレビ朝日 情報局・玉井愛美子、テレビ東京 制作局・多田 暁》、青少年委員会委員5人)。
司会:酒井ゆきえ(フリーアナウンサー)
第1回フォーラム
「青少年のための新テレビ論」
~公開討論「テレビはこのままでいいのか 中学生とともに考える」
日 時 : 2001年7月24日(火) 13時30分~16時50分
会 場 : abc会館ホール
中学生23人(海城中学校、東京女学館中学校ほか)、保護者6人、教師3人、放送局番組制作者3人(NHK番組制作局・吉田圭一郎、TBSエンタテインメント・高柳 等、フジテレビ編成制作局・大多 亮)、青少年委員会委員5人が登壇。
前半は、都内中学生600人へのアンケート調査結果(“中学生の好きな番組”“保護者が考えるテレビのマイナス面”など。臨床教育研究所「虹」による)を切り口に、バラエティー、ニュース、ドラマをめぐる論議が展開された。
後半は、青少年委員会が前年11月に発表した『バラエティー系番組に対する見解』をめぐり、意見が交わされた。
コーディネーター:尾木直樹委員、司会:斎藤英津子(フリーキャスター)