青少年委員会

青少年委員会 審議事案

2001年11月

『笑う犬の発見』フジテレビ

『笑う犬の発見』に関するフジテレビからの回答

意見の要旨

  • 堀内健が体操のお兄さんに扮して踊るのだが、交尾のマネのようなことをしたり、卑わいな言葉を言ったりして、子ども達にもまねをさせる。不快だ。

    (電話 男性 26歳 神奈川)

  • 体操は名目で、卑わいなポーズをとらせて笑いものにしている。子ども達は意味もわからずやっていると思う。子どもにあんなことをやらせるのは絶対許せない。

    (Eメール 男性 42歳 富山)

  • 子どものいる前で堀内健が卑わいな言葉を口にする。子どもと一緒でなく、時間がもっと遅いのならまだしも、この時間にやるべきでない。

    (Eメール 男性 34歳 鹿児島)

※ホリケンサイズ:ホリケン(堀内健)がプロデュースする笑えるダイエットエクササイズ。みんなもホリケンサイズで笑いながらヤセちゃおう!Let’s ガリガリ!!(番組HPより)

局の回答

番組制作の基本姿勢としては、放送の時間帯、視聴ターゲットも考慮し、青少年に対する配慮を心掛けています。

ご指摘のコーナーは、タレントが子供たちと一緒にエクササイズを行うもので、エアロビクス的な動きに、コミカルな動作を加えたものです。

企画趣旨としては、太めの子供たちが汗をかきながら運動をする姿を、昨今のダイエットブームに対するある種のパロディとして描こうとするものであり、性的な要素を強調することは意図しておりません。

但し、ご指摘のような点が感じられるとすれば、それは私どもの本来の演出意図から外れた印象を与えていることになりますので、これまでの内容、演出方法を見直して、次回収録分より具体的な改善を図りたいと思います。