青少年委員会

青少年委員会 議事概要

第244回

第244回-2022年3月

「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について「見解」を公表へ・・・など

2022年3月22日、第244回青少年委員会を千代田放送会館で開催し、7人の委員全員が出席しました。
榊原委員長から、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について、先月の「審議」を受けて担当委員らが検討した修正案が提示され、その内容について意見交換しました。その結果、「見解」を出すこと及びその内容について合意するとともに、表現の最終調整を委員長に一任して「審議」を終了しました。
2月後半から3月前半に寄せられた視聴者意見には、とくに注目する案件はありませんでした。
3月の中高生モニターリポートのテーマは「1年間で最も印象に残った番組について」でした。モニターからは、出演者が秘境へ赴いたり、様々な事に体を張って挑戦するバラエティーについて、「この1年間で最も視聴し、最も笑いを与えてもらった番組だと思います」などの意見が寄せられました。
委員会ではこれらの意見について議論しました。
最後に今後の予定について話し合いました。
次回は、4月26日に定例委員会を開催します。

議事の詳細

日時
2022年3月22日(火) 午後4時30分~午後6時30分
場所
千代田放送会館会議室
議題
「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について
視聴者からの意見について
中高生モニターについて
今後の予定について

出席者
榊原洋一委員長、緑川由香副委員長、佐々木輝美委員、沢井佳子委員、
髙橋聡美委員、中橋雄委員、吉永みち子委員

「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」についての審議

榊原委員長から、先月の「審議」を受けて担当委員らが検討した修正案が提示され、その内容について意見交換しました。その結果、「見解」を出すこと及びその内容について合意するとともに、表現の最終調整を委員長に一任して「審議」を終了しました。

視聴者からの意見について

2月後半から3月前半に寄せられた視聴者意見について担当委員から報告がありました。
先月に引き続き、東大生というネーミングを使ったクイズ番組について、「東大前刺傷事件があったのに、学歴偏重を助長する」「学歴差別だ」などの意見が寄せられました。
委員会の議論から「討論」等に進んだものはありませんでした。

中高生モニターについて

35人の中高生モニターにお願いした3月のテーマは、「1年間で最も印象に残った番組について」でした。「自由記述」と「青少年へのおすすめ番組について」の欄も設けました。全部で31人から報告がありました。
「1年間で最も印象に残った番組について」では、全部で26番組(テレビ番組24、ラジオ番組2)への報告が寄せられました。複数のモニターが取り上げたのは2番組で、『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ)について3人が、『クローズアップ現代+』(NHK総合)について2人が記述しました。特定の放送局の番組ではありませんが、「オリンピック」関連番組についての感想もありました。
「自由記述」では、ウクライナ情勢のニュース・報道に関する記述が多く、「小学生や中学生には分かりづらい内容がある。理解できるように報道の仕方を工夫してほしい」「正しい情報をしっかりと伝えてほしい」「多面的な情報が知りたい」という要望が複数ありました。また、ニュース・報道全般に対して、「暗い話題だけでなく、明るい出来事についても取り上げてほしい」「偏りなく、信ぴょう性のある番組作りをしてほしい」などの声が挙がっていました。
「青少年へのおすすめ番組」では、複数のモニターから感想が寄せられたのは3番組でした。『スペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」』(テレビ朝日)を8人が、『モンモンZ』(NHK Eテレ)を6人が、『ライオンのグータッチ』(フジテレビ)を3人が取り上げています。

◆委員の感想◆

  • 【1年間で最も印象に残った番組について】

    • 今回のリポートにたくさんあったような、「良い番組だ」というモニターからの評価はぜひとも制作者に伝えたい。そして、このような制作者を力づける感想を若い世代にどんどん発信してほしいと思う。

    • 芸人が体を張った企画について、「ちょっとやり過ぎではないか」という心配を記述したモニターがいた。何が面白くて何がやり過ぎと感じるのかという若者の意見はとても大事。これも積極的に発信してほしいと考える。

    • リポートの中に、番組を視聴して自分もいろいろなことに挑戦したくなった、元気を与えてもらった、という感想があった。やはりテレビの持つ力は大きく、中高生に良い影響を与えているということを再確認した。

    • 1年間で最も印象に残った番組として時代劇を挙げてくれたモニターの感想が印象に残った。時代劇を通して、現代社会のSNSで起こりうる問題について考えてくれたという内容で、そこに注目したというのが面白い。時代劇を視聴する若い世代は少ないのかもしれないが、見てみると現代社会のいろいろな問題について考えさせるような要素があり、提言のようなものが入っていることがある。このモニターにとっては、そこが新しい発見だったのだろう。

    • 「最も印象に残った番組」「自由記述」の両方の欄で、ロシアのウクライナ侵攻に関する記述が多かった。一般市民やジャーナリストたちの生々しい映像、その叫びとも言える声がテレビを通して伝えられ、モニターたちはそれをしっかり受け取っていると強く感じた。最前線の報道を、「これから侵攻が始まる」という情報が出た時点から見ている。ただ、中には、「さまざまな情報が飛び交う中で、情報がどのようにコントロールされているのか分からない」というような記述もあった。正しい情報を得ることが難しいと感じている様子が伺えた。

    • ウクライナにCNNやBBCなどからたくさんの記者が行っているが、様々な事情から日本の記者が現地に入ることはなかなか難しい。それを歯がゆく思っているモニターもいた。そのような状況だと、情報の信ぴょう性についてフェイクであっても分からない。ウクライナの一般市民からもSNSなどでどんどん画像が送られてくる中で、何を基準にして、何を信じればいいのかという疑問の声も上がっている。ウクライナの情勢というのは、今後の報道の在り方の大きな転換点になるのではないかと感じている。

  • 【自由記述について】
    • 「今のテレビは映像を“編集の力”で面白くしようとしているところがあまり好きではない」と記述したモニターがいた。この感想は示唆的なのかもしれないと思う。素材の力をより効果的に伝えるために行う編集作業が、かえって素材の良さを削いでしまうこともあり、バランスがとても大切ということなのではないのか。

◆モニターからの報告◆

  • 【1年間で最も印象に残った番組について】
    • 『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ)この番組は芸人さんたちが毎回体を張って企画に取り組まれているからこそ面白いと感じる反面、やりすぎではないのか、体を壊さないかという心配もあります。その部分はうまく調整してほしいです。そう感じる一方で、コロナ禍で制限されたからこそ、この番組で国内の魅力や素晴らしさを再認識することができました。この1年間で最も視聴し、最も笑いを与えてもらった番組だと思います。これからも放送が続いてほしいです。(中学3年・女子・富山)

    • 『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ)どの回が印象に残っているかと聞かれると…毎回印象に残っています。メンバーがたくさん努力したショーなどを見られるのがとても楽しいです。くだらないギャグなどもあるのですが、イラストやシンプルな編集により、とても面白くなっているのも見ていてひかれるポイントであり、魅力なのかなと思います。コロナが終わった時には、もう一度、世界に飛んでいってほしいし、一般人が見られないような景色を届けてほしいです。(中学3年・女子・奈良)

    • 『クローズアップ現代+』(NHK総合)ウクライナ情勢は、自分が生きている間にこんな軍事侵攻が起こるとは思っていなかった私にとって、今年最も衝撃的なものだった。人道回廊についての内容で「遺体の映像が流れます」というテロップが流れてきた。逃げようとした遺体とともに置いてあった避難に必要な物を詰め込んだスーツケースを見て、これが戦争なのだと感じた。今まで見てきた白黒の戦争ではない、1か月前まで私たちと同じように家があった街がボロボロになっていて、何十キロもの道のりを子どもも歩いていく。SNSでリアルタイムに流れてくる現地の人の映像が本当に起こっていることなのだと実感させられた。戦争にはさまざまな被害があることがよく分かる。攻撃によるもの、攻撃による物資の不足によるもの、精神的なもの。今回の番組を通して、目に見えない被害がたくさんあるのだと痛感した。(高校2年・女子・東京)

    • 『ソーイング・ビー4』(NHK Eテレ)モデルに合わせて洋服を作る時に、自分の選んだ人をモデルにすることができる場面があって、その中にゲイの人がいて、男性が恋人として男性を連れてきていました。まだ、日本では“性„についての多様な考え方が広まっていない所があります。ですが、この番組の中でモデルとして男性を連れてきていた男性や、その周りの人などは「その事は変ではない」と思わせてくれるような、ふだんと全く変わらない接し方をしていました。こういった世界のことをたくさん放送して、もっとみんなに世界中の人の考え方を知ってもらいたいと思いました。(中学2年・女子・大分)

    • 『グレートトラバーズ「田中陽希501座 7年の軌跡』(NHK-BSプレミアム)自分の知らない景色を見るために、僕も何かに挑戦したくなった。田中陽希さんはテレビを通じて僕らに挑戦することの意味を教えてくれた。(中学3年・男子・静岡)

    • 『日曜劇場「ドラゴン桜」』(TBSテレビ)自分は、勉強が嫌いな人だから、この番組を見るまで本気で勉強したことがなかった。しかし、視聴して、ここで頑張ることにより、未来で楽しいことが待っているかもしれないと思えるようになり、今は少しずつではあるが勉強を続けている。(中学2年・男子・神奈川)

    • 『金曜ドラマ「妻、小学生になる。」』(TBSテレビ)ドラマを見る時間が現実から離れて楽しめる時間であると同時に、作品に込められたメッセージを感じることができる時間でもありました。特にそれを感じたのがこの番組でした。家族がいる温かさ、その幸せは当たり前ではないということ、そして前を向いて歩むことの大切さ、たくさんのことに気づかせてくれる作品だと思いました。(高校1年・女子・京都)

    • 『はじめてのおつかい 泣いて笑って3時間!新春の大冒険SP』(日本テレビ)以前からこの番組が好きでよく見ていました。私が特に好きなのは「あれから何年?」のコーナーです。これは、昔おつかいをした子どものその後を調査するもので、この番組が長寿番組であるからこそできる企画なのだと思います。一部では泣いている子どもまでおつかいに行かせる必要があるのかという意見もあるようですが、私は、純粋に子どもたちの成長を見届けることができる番組としてこれからも長く続いてほしいと思います。(高校1年・女子・東京)

    • 『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ)日々の疲れを癒してくれるようなゆるい雰囲気から始まり、「また明日も頑張ろう!」と思わせてくれるような心温まる番組だと感じた。1年を通して、「また見たい」といちばん思った番組だった。(中学2年・女子・千葉)

    • 『スペシャルドラマ 必殺仕事人』(朝日放送テレビ)登場人物の描いたことを疑いもせず信じて広める町の人たちの様子が、今のSNS社会の悪いところをそのまま映し出しているなと思った。私たちもSNSを使う中で、真実か分からない情報を広め、誰かを傷つけてしまっているかもしれないと考えさせられた。時代劇で今私たちが抱える問題を考えるというのが面白いし、良いと思った。(中学3年・女子・京都)

    • 『オリンピック 卓球決勝(男女混合ダブルス)』水谷隼選手と伊藤美誠選手が中国人選手に勝ち、金メダルを取った瞬間が忘れられない。私は今年受験生だったため、毎日勉強漬けで悩むことが多かったが、このシーンを見ると、2人のように努力すれば必ず報われると信じて頑張ることができた。(中学3年・女子・千葉)

    • 『北京オリンピック』人の心を動かし、それぞれが称え合える平和の祭典、オリンピックを1年間に2回も見ることができ、より深く印象に残りました。コロナ禍で気持ちも落ち込みますが、こういった明るい話題が生まれるのはいいことだと思いました。(中学1年・女子・東京)

    • 『SCHOOL OF LOCK!』(エフエム東京)ゲストの秋元康さんが生活の中で細かなところでも注視して歌詞にしているという姿がよく伝わりました。何気ないことでも面白く考えて詞にしている秋元さんの視点は、私たちの生活の中でもいかせる部分が多くあると思います。例えば、友だちがしている小さなことでも、それを見つけるだけで発見になります。その発見を集めれば、人に良い思いをさせたり、場を和ませたりすると思います。これからもラジオでさまざまな発見、学びをしていきたいです。(中学2年・男子・長崎)

  • 【自由記述】

    • BPOのモニターになってから、家族でテレビを見る機会がかなり増えました。今までは、YouTubeやインターネットばかり見て、真剣にテレビを見ることはあまりありませんでした。しかし、しっかり見たことで情報の伝え方について考えさせられるきっかけになったとともに、毎月レポートを書く上で、語弊がないか、違う表現はないか、と文章を深く考えるようになりました。(中学1年・女子・東京)

    • 中高生モニターとしての活動を通して、テレビ番組をただ楽しむだけではなく、「このドッキリは不快に思う人がいるのではないか」とか「テロップが多くて見づらい」とか批判的な視点でもテレビを見てきました。そうする中で、全員が不快感なく楽しめる番組を作ることの難しさを感じました。また、SNSではテレビ番組についてのコメントが多数あることにも気づきました。「テレビ離れ」とよく言われますが、やはり今でもテレビの影響力は絶大であると思いました。(高校2年・女子・神奈川)

    • ウクライナとロシアの戦争が始まりました。どの情報が正しいのか、世界中のみんなが分からない状況になってきています。どの情報が正しいのか判断できるようにたくさんのことを身に付けたいと思っています。そして、メディアの方にも正しい情報を報じてほしいと思います。(中学3年・女子・奈良)

    • 最近のニュースではウクライナ侵攻が多く取り上げられています。しかし、中学生の私には言葉などが難しすぎて理解できない部分があるのでもう少し言葉を簡単に、分かりやすくしてほしいです。(中学3年・女子・宮崎)

    • 日本のテレビ局は他国のメディアに比べると現地での取材が少ないような気がしている。事実の説明に終始しているようで、これでは戦争の現実味がわかず、視聴者はどこか他人行儀に感じてしまうのではないか思う時がまれにある。(高校1年・男子・東京)

    • テレビをつけると殆どがウクライナ情勢の話題を取上げている。私は、最新の情報を知りたいので、YouTubeでニュースを見ることが多い。また、その中でも海外のニュース(CNN)などを見ている。テレビで放送されているニュースも勿論最新のものが多いが、その分信ぴょう性が薄いと私は思っている。なので、個人的にはYouTubeなどでいろんな国視点のニュースを見た方が情報収集の良い手段だと思っている。また、テレビは現状を伝えることがメインなので、今の私たちに何ができるか、なぜこのような事態が始まったのかなどは伝わってこない。テレビのニュースに依存するのではなく、自分から知っていかないと何も変わらないと思う。(高校1年・女子・埼玉)

    • ロシアのウクライナ侵攻について、はじめは他国のことだからと遠い存在のように感じていましたが、たくさんの情報番組がウクライナの現地の状況について取り上げているのを見て心が痛むことも多くなり、自分たちももっと国や政治について知るべきなのではと思うようになりました。改めて、メディアの影響力はとても大きいものだと思いました。(高校2年・女子・奈良)

    • ウクライナについて知ることはもちろん大切だけど、ロシアが今どのような状況かどうか知ることもこの軍事侵攻を理解するためには必要であるように思えた。報道に制限があるため難しいのかもしれないが、解決のために何かすることがあるのだとするなら、まず多くの側面から知りたいと思った。(高校2年・女子・東京)

    • ウクライナとロシアの戦争の報道が後を絶たない中、3月11日に東日本大震災の報道がどれくらいあったのかと思った。私は、少ないと思った。私は去年の夏に震災ボランティアで初めて岩手に行った。復興が進みきれいな街並みだった。でも、被災された方からの話は心に響くものばかりで、胸が痛んだ。だからこそ、震災を忘れずに伝えるためにも報道し続けるべきだと思う。(高校2年・女子・静岡)

    • コロナや戦争のことだけではなく、もっと良いニュースも知りたいと思うので番組の内容に入れてほしい。(中学1年・男子・神奈川)

    • テレビは私たちが情報を求めなくても自然と知ることができる大きなツールだと思っています。小さい頃は特にそのままのことを吸収します。それは良いことである反面、意識せず生じた情報の偏りなどもそのまま事実として知ることになると思います。耳、目、脳を通して印象づけられるテレビだからこそ、改めて情報の信憑性含めて慎重な報道に回帰してほしいです。(高校1年・女子・京都)

    • 今のテレビは全体的に、昔のテレビと違い映像を「編集の力」で面白くしようとしているところが、あまり好きではありません。(中学2年・男子・長崎)

    • どのテレビ番組も視聴者のニーズにこたえたいという根幹があると思いますが、人々が不快な思いをしないような番組をこれからも届けていってほしいと思います。これからもテレビを視聴していきたいです。(中学3年・女子・富山)

  • 【青少年へのおすすめ番組】

    • 『スペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」』(テレビ朝日)津田梅子が女性のために動いたことで、今私たちはまだ対等になったわけではないけど、男子と共に学び、仕事をして自分の意見を言えるようになったんだとありがたく思った。(中学3年・女子・京都)

    • 『スペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」』(テレビ朝日)非常に良いドラマだったが、唯一残念な点があったとすれば、女子英学塾を創立するところまでの津田梅子の生い立ち、性格に関する描写に時間を割きすぎて、ドラマの最後の方が駆け足になってしまったように感じた点である。恐らく相当数の人々がこのドラマを見て津田梅子について知るであろうことを考えると、できることならもう少し津田梅子の功績を取り上げた方が、五千円札に採用された理由が分かりやすかったのではないだろうか。(高校1年・男子・東京)

    • 『スペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」』(テレビ朝日)約140年経った現代も、日本では完全な男女平等が達成されていないように感じるのは、梅の時代から人々の意識が変わっていないからだと思います。再来年には五千円札の顔となる津田梅子の生き方を通じて、日本人の価値観や現代まで続く男女間格差の問題について考えさせられました。(高校1年・女子・東京)

    • 『モンモンZ』(NHK Eテレ)恋愛に対する価値観の違いや悩みについて正直に話し合う新鮮な雰囲気が面白かった。(中学2年・女子・千葉)

    • 『ライオンのグータッチ』(フジテレビ)何かに打ち込む子どもたちを応援する番組の姿勢がとても温かいなと思います。(高校1年・女子・京都)

    • 『ライオンのグータッチ』(フジテレビ)私も卓球をしていて、水谷隼選手は本当にすごい選手だと思う。そんな選手から直接指導をしてもらえることは、一生の宝物になり、卓球へのモチベーションアップにもつながると思った。また、直接指導を受けることができ、自信にもつながると思った。指導を受けていた子どもは、小学5年生で卓球を始めて4年にもかかわらず、強くなりたいという思いで名門クラブに移籍したことだけでもすごいなと思った。そして、水谷選手から教えてもらったサーブを毎日クラブに早く来て、練習する姿に感心してしまった。このような姿を見て、私も負けてられないなと背中を押された。(高校2年・女子・静岡)

委員退任について

中橋委員が3月末で任期満了となり、退任することになりました。2期6年務められました。

今後の予定について

2022年度の中高生モニターのメンバーが決定したことおよび月別のテーマの予定について事務局より報告がありました。

以上

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