第292回 – 2021年5月
「判断のグラデーション」表記について…など
議事の詳細
- 日時
- 2021年5月18日(火)午後4時~午後6時30分
- 場所
- 「放送倫理・番組向上機構 [BPO]」第1会議室(オンライン開催)
- 議題
- 1.「判断のグラデーション」の表記について
2. 事例研究 - 出席者
- 曽我部委員長、鈴木委員長代行、二関委員長代行、國森委員、斉藤委員、丹羽委員、野村委員、廣田委員、水野委員
1.「判断のグラデーション」の表記について
2021年3月30日に通知公表を行った「委員会決定第76号 リアリティ番組出演者遺族からの申立て」の報道において、今回の委員会決定を「3番目に重い」と表現する新聞記事があった。今回は、「2番目に重い」判断であるが、「判断のグラデーション」では上から3番目に記載されていたことが上記の記事の記載につながったと考えられることから、表記の見直しを行った。
議論の結果、「人権侵害」と「放送倫理上重大な問題あり」を従来は縦列に表記していたが、横列で表記することになった。(下記参照)なお、「判断のグラデーション」の内容自体に変更はない。
勧 告 |
人権侵害
放送倫理上重大な問題あり |
---|---|
見 解 | 放送倫理上問題あり |
見 解 | 要望 |
問題なし |
2. 事例研究
2021年度2回目の委員会である今回の委員会では、新任委員が委員会での議論の流れや判断基準を理解できるように、直近の委員会決定4件について担当起草委員がポイントを解説し、状況の共有に努めた。
以上