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2019年12月13日

琉球朝日放送『島に"セブン-イレブン"がやって来た』・北日本放送『人生100年時代を楽しもう!』審議入り

放送倫理検証委員会は12月13日、琉球朝日放送の『島に"セブン-イレブン"がやって来た~沖縄進出の軌跡と挑戦~』と北日本放送の『人生100年時代を楽しもう! 自分に合った資産形成を考える』について、審議入りすることを決めた。
前者は、9月21日に沖縄県内で放送された55分の単発番組で、コンビニエンスストアのセブン-イレブンが沖縄に初めての店舗を開店させる日に合わせて、コンビニ側や県内の受け止め方などを紹介している。また後者は10月13日に富山県内で放送された15分の単発番組で、高齢化社会になり自分に合った資金形成が必要だとして、投資信託相談を手がける株式会社の様子を描いている。いずれも、視聴者から「放送なのか広告なのか曖昧だ」という意見が寄せられ、委員会ではそれぞれの番組制作の経緯を知る必要があるとして、報告書と同録DVDの提出を求め討議した。その結果、委員から、「番組ではなくCMではないか」「民放連の放送基準に反しているのではないか」などの意見が出されたほか、やはり放送と広告との関係をめぐって10月に意見書を公表した委員会決定第30号の審議の経過や結果について、番組制作の過程でどのように反映させたのか聞く必要があるとして、この2つの番組を審議の対象として検証することを決めた。
審議入りについて神田安積委員長は、「広告放送と誤解されかねない番組だという疑いがあり、ともに自社制作の番組で、テーマが共通しているので1件2番組として審議していきます」と述べた。委員会は今後、2つの番組の制作に携わった関係者などからヒアリングをして審議を進める。