青少年委員会

青少年委員会 議事概要

第219回

第219回-2019年11月

視聴者からの意見について…など

2019年11月26日、第219回青少年委員会をBPO第1会議室で開催し、7人の委員全員が出席しました。
委員会では、まず10月16日から11月15日までに寄せられた視聴者意見について意見を交わしました。
バラエティー番組で、お笑い芸人が女性アイドルグループをプロデュースする企画について、「未成年の女性を食い物にしたような内容で非常に不快になった」「芸人がセクハラやパワハラを行い、それをエンターテインメントとして放送していることに嫌悪感を覚えた」などの意見が寄せられました。これについて委員からは、「放送時間、タレントの芸風、出演している女性たちが18歳以上ということを考えるとバラエティーとしてぎりぎり、いいのかとも思えるが、いかにも後味が悪かった」「パワハラ、セクハラにあたるストーリーをもし肯定的に描いているとすれば、見ている子どもに対してよい影響は与えないだろう」などの意見が出され、次回の委員会で全委員が番組を視聴し、「討論」することになりました。
11月の中高生モニターのリポートのテーマは「最近見たドラマについて」でした。25人から報告がありました。
モニターからは、フリーランスの女性天才外科医の活躍を描いた連続ドラマについて、「ここまで長くシリーズになっているとマンネリ化しそうな気もしますが、シリーズが変わるごとに少しずつ、もしくは大幅に変化していく力関係、何ともクセの強い登場人物たちが良いスパイスになっていて、不思議と『はいはいもういいよ』とならないのがすごいと思います」、意識が戻らぬまま眠り続ける主人公と仲間たちとの過去を描いたドラマについて、「私は、この回のドラマを見て人それぞれ色んなことを考えているのだろうと思いました。いつもは調子乗りの人でも心で抱えている問題があることもあるということです。…私はこれを見て、どんな人でも悩んでいることがあるかもしれないと思えるようになったし、友達のこともより大切にしようと思いました」、一人の刑事が巨悪に反乱を起こすというストーリーの刑事ドラマについて、「今の日本の社会に、本物の正義は何か、守るものは何か、などといったことを訴えようとしているのかな?とは思いますが、少し暴力的なシーンが多い気がしています。暴力がかっこよく描かれているようなシーンもあるように感じるので、以前私たち世代にヒットしたドラマが放送されたこの時間帯に放送するならもう少し少なくても…と思います」、死後に自分の死の手続きをする場所を描いたドラマについて、「見ていると必然的に"死"と自分の生き方について思いめぐらすようになる。それと同時に死者の思いにやるせなさを感じ、苦しくもなる。しかし、『しね』という言葉を簡単に発したり、人を傷つけ、ポイントを稼ぐようなゲームが溢れていたりするなど、若干"死"が軽んじられている今、このドラマを薦めたい」、婚約を破棄された主人公が心の傷をいやすため大人のバイオリン教室に通うというドラマについて、「今までドラマを見てこなかったのは、よくある刑事ドラマや恋愛ドラマのストーリーに関心が持てなかったことが大きいと思う。このドラマのように趣味の世界を紹介するような、それだけでなくしっかりとした人間ドラマになっている話が増えれば、もっとドラマを見たいと思うようになるのではないか」、などの意見が寄せられました。委員会では、これらの意見について議論しました。
次回は12月16日に定例委員会を開催します。

議事の詳細

日時
2019年11月26日(火)午後4時30分~午後6時30分
場所
「放送倫理・番組向上機構 [BPO] 」第1会議室(千代田放送会館7階)
議題
視聴者からの意見について
中高生モニター報告について
出席者
榊原洋一委員長、緑川由香副委員長、稲増龍夫委員、大平健委員、菅原ますみ委員、中橋雄委員、吉永みち子委員

視聴者からの意見について

一人の男性お笑い芸人が女性アイドルグループのオーディションをプロデュースするというバラエティー番組の企画において、お笑い芸人が立場を利用して、選ばれる側の若い女性に好き放題振る舞うような演出に対して、「世の中を知らない若い女の子が見れば、権力がある人には媚を売らないといけないと思うだろう」「未成年の女性を食い物にしたような内容で不快になった」「女性がバカにされているよう。子どもたちや若者の本当に頑張りたい子が見ていてつらいのではないか」などとの意見が寄せられました。
これに対して委員からは、「放送時間とこの男性芸人の芸風であるということ、女の子たちが18歳以上でアイドル志望であることが前提になっていることを考えると、バラエティーとしてぎりぎりなのかというところもあるが、映しているものはパワハラの構造そのものだ」「出ている女性が番組の趣旨に理解があった上でやっているとすれば、出演者との関係で問題にならないことになるかもしれない。見る側としては、あえて気持ち悪い方向に演出をしているのだとすると、気分がその限界を超えたならば見なければいいということなのかと思う」「優越的地位を利用したパワハラ、体に触れるなどのセクハラのストーリーを肯定的に描いているとすれば、台本があってやっていたとしても、これを見ている子どもに対していい影響は与えないだろう」「視聴者の意見の中に、中学生の息子が喜んで見ていて、それを母親が心配しているというのがあった。こういうものを笑いながら肯定してしまうのは気持ちがいいものではない」などの意見が出されました。
この件に関しては、次回委員会で全委員が番組を視聴し、「討論」することになりました。

前回委員会での「討論」の結果を受け、榊原委員長より、次のような「委員長コメント」が出されました。

2019年12月9日

「実社会では性的な嫌がらせに該当するような企画に子どもを参加させる番組」
に関する委員長コメント

放送と青少年に関する委員会
委員長 榊原 洋一

画像メディアのコンテンツが、子どもの言動や心理に及ぼす影響についての多くの研究によって、幼少の子どもが登場人物(やキャラクター)の行動の模倣をすることが明らかになっている。特に子どもにとって憧憬の対象であるタレントやキャラクターの言動は、模倣の対象となる可能性が高くなる。これまでにも、有名タレントや漫画のキャラクターの動作や言葉が子どもたちの間で流行したことがあった。

日本民間放送連盟の放送基準にも、こうした青少年の特性をふまえ「児童向け番組は、健全な社会通念に基づき、児童の品性を損なうような言葉や表現は避けなければならない」と規定されている(第三章(16))。

過日人気タレントをモチーフにした、逆立ちをした裸の着ぐるみが、臀部を子どもに向けて、謎掛けをし、正解できないと罰として「おなら」と称する臭いのあるガスを肛門に見立てた穴から吹きかける、という番組が放送された。お尻のキャラクターが子どもたちの間で人気を博しているという背景もあり、周りで見ている子どもたちの多くは、着ぐるみと解答する子どもとの掛け合いを笑いながら見ているように見えた。ただ、この番組の収録は小学校で教員の許可のもとに、教師や同級生の見守る中で行われており、子どもの行動が強い同調圧力のもとにあったことを忘れてはならない。

現実社会でこのような行動が行われれば、明らかにセクシャル・ハラスメントに当たる内容である。

お笑い芸人やタレント等による社会的な規範にとらわれない演技は、堅苦しい現実を吹き飛ばす力があり、放送文化の一つとして容認されることかもしれない。しかし、過日放送された番組内容は、出演の子どもや視聴した子どもが日常生活の中で模倣し、社会的に拡散定着していくおそれがあるだけでなく、子どもたちが成人した後にも、実社会の中で例えば宴会芸などとして再生されていく可能性がある。またたとえ再生されなくても、実社会で同様の行為を見た場合に、それを容認してしまう行動につながるおそれがある。

さらに付け加えれば、放送された成人男性の股間や臀部が近づいているという映像を、セクシャル・ハラスメントの被害者が視聴すれば、心的外傷後ストレス障害(PTSD)等を悪化させたり、惹起したりする可能性も無視できない。

Me Too運動のように、日本だけでなく世界全体でセクシャル・ハラスメントを重く捉え、学校や職場でその抑止へ向けての努力がなされていることを鑑みると、この番組の内容はそうした努力に逆行するもののように思える。

このような演技に子どもを参加させた番組関係者は、現代社会の規範に関する感受性が欠けていたと思わざるをえない。

今後番組制作者は、番組制作に当たって、前述の放送基準に沿うよう留意していただきたい。

以上

中高生モニター報告について

今月は11月のモニター報告について話し合われました。
34人の中高生モニターにお願いした11月のテーマは、「最近見たドラマについて」でした。また「自由記述」と「青少年へのおすすめ番組について」の欄も設けました。全部で25人から報告がありました。
「最近見たドラマについて」では、複数のモニターが感想を寄せた番組は5番組ありました。『同期のサクラ』(日本テレビ)を4人が、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日)を3人が、『ニッポンノワール』(日本テレビ)、『俺の話は長い』(日本テレビ)、『モトカレマニア』(フジテレビ)をそれぞれ2人ずつが取り上げています。それ以外のモニターは別々の番組について書いてくれたので、今回感想が寄せられた番組は全部で16にも上りました。
「自由記述」では、ラグビーのワールドカップが終了したことを受け、「感動した。今後もラグビーの取材を続けてほしい」という放送局への要望や「来年のオリンピック関連の放送も楽しみ」という期待の声がありました。一方で、「今のテレビ番組は似通ったものが多くあると感じる。もっと多種多様なものを作っていくべき」という意見もありました。他には、芸能人の違法薬物所持・逮捕のニュースについて記述したモニターが3人いました。
「青少年へのおすすめ番組」については、『先生、、、どこにいるんですか?』(テレビ東京)を3人が、『ハートネットTV「シリーズ 発達障害アバター大集合」』(NHK Eテレ)と『BS1スペシャル「新大久保"多国籍会議"ニッポンの未来が見える町」』(NHK・BS1)をそれぞれ2人が取り上げていました。

◆委員の感想◆

  • 【最近見たドラマについて】

    • 最近のニュースがドラマに取り入れられていることに注目したり、登場人物の心の動きに着目したリ、モニターたちはそれぞれの方法でドラマを楽しみ、考察を深めていると感じた。

    • 『おいしい給食』(東京メトロポリタンテレビジョン)のように中学生が多く出演している番組について、「より話に入り込んで見ることができた」と書いたモニターがいた。少子化で子どもが主人公になる話がだんだん少なくなるかもしれない中で、子どもにとっては同じくらいの年齢の出演者がたくさん出ていると親しみを感じ、嬉しいのだなと思った。

    • 日本テレビの日曜夜の時間帯、『3年A組』から『あなたの番です』、今の『ニッポンノワール』に続くこのラインを、若い人たちはすごく見ていると思った。これらは「参加型」というか、ネットでも物語をみんなで想像をしたりして楽しめるところがうけているようだ。見ている人が、ドラマ以外の時間でも謎解きを楽しむというところが今までのドラマとは全く異なり、新鮮だったということなのだろう。

    • 『ドラマホリック!死役所』(テレビ東京)について、「死は突然やって来る。"後で"とか"そのうち"とか、これまで考えていたことの恐ろしさを感じた。もしも死という壁が人を阻めば、"後で"や"そのうち"はない。このドラマを見て、自分がどのように生きていくのか、ということを考えるようになった」という感想が寄せられていた。このドラマは、突然死や殺人、交通事故に遭ったりして自分の死がなかなか受けとめられない人たちが、一生懸命、死んだ理由や周りの人たちの状況を考えて死を受け入れ、生まれ変わるための門に行けるかどうか、というようなストーリーになっている。私自身も「なかなかおもしろい着目点のドラマだな」というふうに思って見ている。

  • 【自由記述】

    • 中高生の間でもラグビーへの関心は高かった。ただ、中にはバレーボールファンもいて、「男子バレーの活躍もほかに類を見ないものだったのに、どの番組もラグビーばっかり取り上げていて、いつも同じだった」という感想もあった。ぜひ、テレビ局に伝えたいと思った。

    • 友だちに「〇〇という番組見た?」と聞いたら、「あれはCMばかりだから見ない」と言われたというモニターがいた。モニター自身も、CM前後で繰り返し映像が多く肝心のストーリーがなかなか進まない番組にイライラした経験を思い出し、「せっかく面白い番組なのに、そのような原因で視聴者が離れていってしまうのは残念」と考えたという。確かに引っ張り過ぎるところはある。興味深い意見だった。

◆モニターからの報告◆

  • 【最近見たドラマについて】

    • 『同期のサクラ』(日本テレビ)1話が1年という進み方が新鮮でいいと思いました。また、なぜ今のサクラが病院で意識がないのか、観るたびに気になります。サクラ(高畑充希さん)の役も独特で、走り方やお辞儀の仕方、納得いかないときの表情など、真似てみたくなります。今現在のシーンから回想シーンになるという始まり方やだんだんみんなが仲間になっていく…みたいなありがちな部分に対し、希望の部署に行けなかったり子会社に飛ばされたりと予想以上に思い通りにいかない部分もあっていいなと思います。個人的に気になるのは、すみれさん(相武紗季さん)の衣装がおばさんすぎることです。最初はOLファッションだったのに、急に私のおばあちゃんの家の地域のおばさんみたいに変わってしまいました。調べてみたら、サクラの10歳年上という設定のようです。1話では32歳か33歳、6話では38歳か39歳、2019年のシーンでは42歳か43歳。42歳なんて若いのに、60~70代みたいな恰好で、ちょっと残念だなぁ…と思いました。(神奈川・高校1年・女子)

    • 『同期のサクラ』(日本テレビ)真っ直ぐに自分の夢を追いかけて努力し、仲間想いでどんな事にも全力で取り組む北野サクラの姿に毎週感動しています。私は今受験生なので、彼女を見習って頑張っています。(奈良・高校3年・男子)

    • 『同期のサクラ』(日本テレビ)私はこのドラマを見て、人はそれぞれ色んなことを考えているのだろうなと思いました。どういうことかというと、いつもは調子乗りの人でも心に抱えている問題があることもある、ということです。私はこれを見て、どんな人でも悩んでいることがあるかもしれないと思えるようになったし、友だちのこともより大切にしようと思いました。(兵庫・中学3年・女子)

    • 『ドクターX ~外科医・大門未知子』(テレビ朝日)ここまで長い期間続いているとマンネリ化しそうな気もしますが、シリーズが変わるごとに少しずつ、もしくは大幅に変化していく力関係や経済事象、何ともまあクセの強い登場人物たちが良いスパイスになっていて、不思議と「はいはい、もういいよ」とならないのですごいと思います。今回からはAIの「アイ」も登場し、本当にこんな風になる日が近いんだなと思うと少し怖いですが、そのAIとの戦いというか、何というか…。「"AI"が"AI"が、ってバカのひとつ覚えみたい」「もっと自分の頭で考えたら?」というようなAIに頼りすぎるほかの医者たちに警告する言葉が私たちにも向けられているようで深く刺さります。今回のシリーズは特に"言葉"に重きが置かれているような気がします。(福岡・中学2年・女子)

    • 『ドクターX ~外科医・大門未知子』(テレビ朝日)手術中のシーンでどこをどうしているのかを図で表してくれるので視聴者みんなが一目でわかります。また、その年話題になったことが話の中に出てくるのも面白いです。私が見た今回の話は新人ナースがやみ営業をするというものでした。実際にあったことをドラマで扱うのは悪くないと考えています。私たちは世の中であったことを忘れてはいけないと思います。(愛知・中学2年・女子)

    • 『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(日本テレビ)『3年A組』と話が繋がっていて、そういう工夫は視聴者としてとても嬉しいです。(大分・高校2年・男子)

    • 『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(日本テレビ)私自身、『3年A組』はハマって見ていたのでこのドラマの中に関係したことが出てきたり、見つけたりしながら見られて楽しいです。ですが、『3年A組』を見ていない視聴者には分かりにくいところがあるのではないかとも思いました。また、「今の日本の社会に、本物の正義は何か、守るものは何か、などといったことを訴えようとしているのかな?」とは思いますが、少し暴力的なシーンが多い気がしています。暴力がかっこよく描かれているようなシーンもあるように感じるので、『3年A組』で私たち世代にヒットしたこの時間帯に放送するのならもう少し少なくても…とは思います。今回も『3年A組』『あなたの番です』に続いてまた、考察というものがSNS上で盛り上がっているので、共有しながら見ている感じがして個人的には好きです。ドラマのストーリーをSNS上で考察しあい、ドラマが放送される前後や放送されていない時間でも盛り上がるというのは新しいブームだと感じます。(福岡・中学3年・女子)

    • 『俺の話は長い』(日本テレビ)このドラマは『サザエさん』のように1時間ある放送時間のうち、30分の話を2本放送しており、この試みだと長時間拘束されるのが嫌だという理由でテレビを倦厭する人にとっても手軽に見ることができ、良いと思いました。日常で起こるちょっとしたことを描いていますが、その中で家族の繋がりというものを感じさせられ、見終わった後に心が温まるようなドラマだと思いました。(愛媛・高校2年・女子)

    • 『モトカレマニア』(フジテレビ)もともと好きなアーティストが主題歌を務めているため視聴し始めました。恋愛に悩む主人公の心情がコミカルに描かれており、全体的にもテンポ良く進むドラマで週1の楽しみになっています。(神奈川・高校1年・女子)

    • 『シャーロック』(フジテレビ)最近ニュースになったことなども出てきて飽きずに見られました。例えば「地面師事件」についての回では、どのような事件なのか気になっていたのですごく面白かったです。主人公がバイオリンを弾くことなど、原作の「シャーロックホームズ」シリーズで読んでいるともっとドラマが楽しめるところも原作の良さを生かしていていいと思いました。(東京・中学1年・女子)

    • 『おいしい給食』(東京メトロポリタンテレビジョン)「給食」をテーマとしたドラマは初めて見ました。家族と一緒に見ていたのですが、「昔はこうだった」とか「今はどうなの?」など話が弾みました。また、多くの中学生が出演しているので、話に入りこんだように見ることができました。(北海道・中学2年・女子)

    • 『連続テレビ小説 スカーレット』(NHK総合)前作の『なつぞら』に比べて少し進むテンポが速いです。最初の1か月はついていくことが難しかったですが今は慣れました。速いテンポの中でも登場人物の心情がうまく表現されていて今後の展開が楽しみです。(鳥取・中学3年・女子)

    • 『ドラマホリック!死役所』(テレビ東京)ドラマに登場する死者は死後に死役所へ辿り着き、そこで初めて自分の死を自覚する。彼らの姿をみて、「後で」や「そのうち」の考えの恐ろしさを感じた。もしも"死"という壁が行く手を阻めば、「後で」や「そのうち」は永遠に来ず、取り返しのつかないことになり得るのだ。このドラマを見始めてから、自分はどのように生きていくのか考え続けている。見ていると必然的に"死"と自分の生き方について思い巡らすようになる。それと同時に死者の思いにやるせなさを感じ、苦しくもなる。しかし、「しね」という言葉を簡単に発したり、ひとを傷つけ、ポイントを稼ぐようなゲームが溢れていたりするなど、若干"死"が軽んじられている今、このドラマを薦めたい。(東京・高校1年・女子)

    • 『G線上のあなたと私』(TBSテレビ)普段は殆どドラマを見ないので、久しぶりに継続して見ているドラマである。なぜこのドラマを見ているかというと、個人的に主人公たちと境遇が似ているためである。私はちょうど今年から音楽教室に通い始めていて、主人公達が習っているバイオリンではないものの、親近感を覚えた。今までドラマを見てこなかったのは、よくある刑事ドラマや恋愛ドラマのストーリーに関心が持てなかったことが大きいと思う。よって、このドラマのように趣味の世界を紹介するような、それだけでなくしっかりとした人間ドラマになっている話が増えれば、もっとドラマを見たいと思うようになるのではないかと考える。(東京・高校1年・男子)

    • 『相棒 season18』(テレビ朝日)テレビの中でも特にドラマを見るのが好きで、毎クールいろいろなドラマを見るのでどのドラマについて書くか迷いましたが、小さい時からずっと見ていて大好きな『相棒』について書くことにします。小さい時は、見ていて難しいと感じる内容も多かったですが、最近はそう感じることも少なくなりましたし、21時からという放送時間も、遅すぎず見やすいですし、2クールあるので長く楽しめるところが好きです。2クールのドラマは、『あなたの番です』を視聴していました。サスペンスものなので2クールあるとストーリーが深くなって、見ていると目が離せなくなってしまうくらい楽しいです。なので、これからもっと2クールのドラマが増えたらいいなと思いました。(石川・高校2年・女子)

  • 【自由記述】

    • ラグビーW杯が終わってしまったけれど、今回増えたファンが減らないように、テレビなどで積極的にラグビーのことを取り上げてほしいです。(東京・中学1年・女子)

    • 私が今回ラグビーを見ようと思った大きな理由は宣伝がすごかったからです。ラグビーW杯の宣伝は大会が始まる1年前から始まっていました。関連するCMもそのころから流れていました。当時、私はラグビーW杯のことはほとんど知りませんでしたがCMなどでたくさん見るうちに「すごい大会なのだな」と自然と思うようになり試合を見てみようと思いました。宣伝というものはすごい影響があるのだと改めて実感しました。他のスポーツでも大きな大会があるときは1年前から宣伝をすればもっと視聴率が上がるのではないかなと思いました。来年の東京オリンピックがそれぞれの局でどのような宣伝をしてくるのか楽しみです。(鳥取・中学3年・女子)

    • 芸能人の方が逮捕されると過去のドラマや映画がすべて地上波で放送されなくなったり、切り替えられたり、差し替えられてしまうのはなぜですか?確かに違法薬物や暴力…逮捕されるようなことをいろんな人に顔が知られている芸能人がするのはいけないことだとは思いますが、ただ出演しているというだけであって作品には何の罪もないと思います。逮捕や送検されてから、その人の出演した映像を地上波で流さないことなどより、もっとできることはあると思います。若い世代に薬物や暴力、犯罪などはいけないことだと伝えられる機会なのではないのでしょうか?(福岡・中学3年・女子)

    • 桜を見る会問題のニュースが芸能人の逮捕というニュースで少し薄まってしまったのではないか、またモリカケ問題の時と同じように曖昧で終わってしまうのかという不安を抱えざるを得ない。(東京・高校1年・女子)

    • 先日友だちに、「○○見た?」と聞いたところ、「あれ、CMばっかだから見ない」と言われてしまいました。TV好きな私はCMも大好きなので、CMが多いから番組を観ないとまでは思いませんが、確かにCMになる前の「この後どうなる??」みたいな映像や、CM明けの「これまでは…」みたいな紹介映像などで、肝心のストーリーはなかなか進まなくて、イライラした覚えはあります。せっかくの面白い番組なのに、そんな原因で視聴者が離れて行ってしまうのは残念だなと思います。(神奈川・高校1年・女子)

    • 台風の際、テレビ局によっては外国人向けの英語サイトを特設しており、来年に向けて他局も導入すると、外国人観光客もより安心してサイトと併用しながらテレビを見ることができるだろうなと思いました。(東京・高校1年・女子)

    • 来年のオリンピックに向けて、外国人向けのローカル番組やニュース番組の字幕の言語を増やすなど、観光客がたとえ日本語をわからなくても楽しめるテレビ番組がもっと増えるといいなと思います。(東京・高校1年・女子)

    • 合成麻薬を所持していたとして芸能人の容疑者が逮捕された。テレビなどのニュースでは、逮捕前日の夜の容疑者の様子を捉えた映像が放映されている。逮捕後に取材をしたりするのは当然のことだと思うが、逮捕する前から様子を撮影していたのは 何か順序がおかしいと思う。そろそろ逮捕されると知っていて撮影していたとすると、どこかから情報を貰って動いていたことになると思う。(東京・高校1年・男子)

    • テレビはどうなっていくべきかということですが、現在のテレビ番組の中に は似通ったものが多くあると感じます。もっと多種多様な番組を作っていくべきだと思います。(愛媛・高校2年・女子)

  • 【青少年へのおすすめ番組】

    • 『先生、、、どこにいるんですか?』(テレビ東京)私にはまだ「この先生が自分にとっての一番の恩人だ」と言えるような先生がいません。まだ学生であり、先生がいるのが当たり前だからなのかもしれません。だから、先生との関わりがある時間を大切にしていこうと思いました。(群馬・高校1年・女子)

    • 『BS1スペシャル 「新大久保"多国籍会議"ニッポンの未来が見える町」』(NHK BS1)新大久保には韓国を中心にアジア各国のお店が立ち並んでいます。文化の違いなどですれ違うこともあり、勝手に「〇〇通り」など名前をつけたり、古くからの日本のお店が少なくなってきたり問題もたくさんあります。が、そこで、様々な国の人と話し合って交流することは未来の日本にはとても大切なことだと思いました。(兵庫・中学1年・女子)

    • 『メイドインジャパン!』(TBSテレビ)番組を見るといつも思うのですが、日本の技術はすごいと思います。日本の技術のすごさを知れるし、外国の家族の感動の話もあるのでおすすめです。(千葉・中学1年・男子)

    • 『ハートネットTV「シリーズ 発達障害アバター大集合」』(NHK Eテレ)1人1人に合うコミュニケーションの形を模索していて、良いと思いました。最先端の技術を上手く取り入れ、可能性を広げている姿を見て感動を覚えました。私もコミュニケーションは面と向かって行うのが至上という旧時代的な考えは捨てて、柔軟な思考で物事に対応していきたいと思います。(石川・高校2年・男子)

    • 『くりぃむしちゅーの!THE レジェンド2019第10弾』(日本テレビ)今話題沸騰中のラグビー選手特集でした。正直私は大のバレーボールファンであり、男子バレーの活躍も他に類を見ないものだったのに、どの番組もラグビーばかりでいつも悲しくなってしまいます…。(佐賀・高校3年・女子)

以上