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「ネット選挙」という言葉を当たり前に使っているが、一般人からすれば「ネットで投票できる」と勘違いしている人が多々いることを、放送局は認識しているのか。「ネット選挙」と一方的に煽る報道は避けていただきたい。「ネット選挙活動」と少し言葉を変えるなどしてもらいたい。また、どの局も有力候補者のことばかり報道し、諸派などのあまり実力がない者の報道は短い。国民の代表を決める選挙なのに、このような偏った報道をしていいのか。
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全キー局が長時間、選挙関連の報道をする必要があるのか。選挙に関心があることはいいことだが、これではチャンネルがたくさんある意味はなく、似た番組の乱立にうんざりする。放送事業者にとっては、視聴率で"共倒れ"したり、局のイメージダウンに繋がったりする可能性もある。選挙は重要なことだが、大震災に匹敵する緊急事態ではない。各局の番組編成は様々な視聴者の要望に寄り添ったものにしてほしい。
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政治関連で政策の欠点を殊更強調し、「世論誘導」と受け取られても仕方がない表現が時々見られる。特に原発やTPPの問題などにおいて顕著だ。地元や地方、農業などの一部業界の損得が強調され、まるで地方、農家の応援団かと思われる論評も一部にある。都市と地方、工業と農業、資本家と労働者などの小さな視点でなく、大きな視点で政治を語り、政治家にも未来の日本像を聞いてほしい。
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各局の報道番組で政権などの世論調査の結果を伝える場合、「他より良さそうだから」や「どちらともいえない」といった消極的な内容が意外に多い気がする。実際、調査にそう回答している人達がいるのだろうが、テレビで見ていて、あまり気持ちの良いものではない。今後は各局とも回答例の表現により一層の注意を払っていただきたい。今般の参院選を契機に、たとえば、「他より良さそう」を「他党よりも政策等が具体的で期待を持てるから」や「どちらとも言えない」を「迂闊に回答できないから」などと工夫し、改めることを検討してほしい。
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連日猛暑日を重ねているが、男性出演者の厚着は見ていて実に不快だ。朝から30度に到達しようとする中、ジャケットにネクタイとはあまりに暑苦しい。高温多湿の国で「真夏でもそういう格好が礼儀だ」といった誤った意識はいい加減改めるべきだ。
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全国的に大変な猛暑になっている。しかし、この暑さの中で持久走を行った学校がある。そのせいで熱中症になった生徒が複数いる。天気予報で「屋外での運動は原則不可」の熱中症の危険レべルになっていたにもかかわらず、猛暑の中で長時間走る行為は殺人的である。そもそもマラソンや持久走は「休憩しない運動」なので、体に水をかけ、飲むことをしないと体温が上がりすぎてしまう。再発防止のため、夏場の高温時はニュースキャスターが「熱中症の恐れがあるのでマラソンなどの運動は自粛してください」と、視聴者に呼びかけてはどうか。
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各局で「内閣支持率」や「比例でどこの政党に投票しますか?」と世論調査をおこない発表している。結果は各局バラバラであったが、国政の投票直前にこのような世論調査を発表することは適正なのか。また調査方法に、誘導はなかったのか、回答の有効・無効の評価は適正だったか、サンプル数は十分あったのか等々、疑問に思う。
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この日のトップニュースで、小学校の正門前で男が小学生3人に切りつけ重軽傷を負わせたことを伝えていた。このニュースについてある局は一貫して男の実名を報道しているが、他局は匿名で伝えている。一体なぜ放送局によって実名と匿名といった違いがあるのだろうか。実名で伝えた局、匿名で伝えたそれ以外の放送局の言い分を聞きたい。
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日本にいるウィグルの人の中国に対する抗議活動があった。「テロと中国側が発表しているが殺戮」と主張するもので、大変な人権問題だ。テレビは人権をうるさく言うのに、こういったことはあまり報道しない。これで本当に良いのか。何十年も前の戦時中の慰安婦のことを「人権」と大騒ぎしながら、今起こっている中国の人権蹂躙には何も言わないのは、偽善そのものだ。
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世論が二分しているような事柄でも、テレビは自分たちの主張に沿ったコメンテーターを使う。また、街頭インタビューでも、「世論はこうだ」と決めつけて報道する。街頭インタビューなどではやらせが見つかった過去もあるが、自分たちの都合よいものを選び出している気がしてならない。
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「食品への針混入事件」のニュースで、キャスターがパン(模型)と針を手に、事件の一例を再現した。安易に再現すると真似をする輩が出てくる。消費者に注意を促すつもりかもしれないが逆効果だ。
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女子スケートの選手が極秘に出産していたというニュースで、父親は誰かという推測をしていた。その中で、ロシア人の元コーチにわざわざ電話をかけ「子供の父親か」と聞いていた。またもう一人、父親と疑われる日本人スケート選手も実名を挙げ紹介していた。女子選手は父親を隠したいと思っているのだろう。それにもかかわらず、父親を暴くようなことをする必要があるのか。またあろうことか、子供の名前まで公開していた。父親のいない子供は、テレビで名前をさらされたことで、今後、一生、不利益を背負っていくかもしれない。人権やプライバシーの侵害がはなはだしい。
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フィギアスケートの女子選手が「子供の父親は誰かなどの詮索はやめてください」とFAXで各メディアに通達しているのに、選手や周辺の方々のところに押し掛けたうえ、報道してもいいのか。選手のフィギアスケートに関する報道ならばまだしも、また罪を犯している訳でもないのに、プライバシーを探り、放送することはいいのか。
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記者会見で、回答者だけにテレビカメラが向けられ、質問する記者の所属や名前、顔が隠されていることはおかしいと思う。質問者がどのような顔つきで、どのような思いで、何を聞こうとしているのか、記者の表情も含めて視聴者は知る権利がある。公共の電波の使用が、国民の利益につながるよう指導願いたい。
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放送局が取材拒否されていることが報じられた。6月の通常国会閉会に関する報道内容に問題があったとのことのようだ。どんな立場からみても公平な報道などありえず、この主張が通ってしまうなら、報道番組など全て偏向していることになる。評論の域を出ないものを、自分たちに不利だからといって、取材拒否するなど許されないことだ。報道の自由にかかわる重大事であり、この件で放送局を孤立させてはいけない。放送界のみならず、マスコミ全体の問題だと思う。
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放送局に対する取材拒否は当然だ。テレビは報道する内容を選択する権利を持っている。事実誤認による誹謗中傷を流して相手がそれに反論しても、その情報を流さないということができる。または編集で切り貼りしたりして、捻じ曲げたり、テロップをつけて反対の内容にして放送することも可能だ。こうして事実でないものが事実として世の中に広まり、人権が奪われる。本人がうるさい時はこっそりと謝罪するが、広がったものは消えない。今回の件も「報道の自由への侵害だ」と言っているが、権利には義務がある。電波使用という権利を得ながら国民の非難を無視し、政党の非難も無視し、権利だけを声高に言っても、思い上がっているとしか言いようがない。
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私には43才のダウン症の息子がいる。出生前診断の最近のニュースでは、なぜ強調して「この検査はダウン症などの」と表現するのか。以前書道家の母親はインタビューで「もし当時そのような検査があれば中絶していたでしょう」などと答えていたが、がっかりした。息子が生後1ヵ月で「ダウン症」と宣告されたときは、ショックを受けた。しかしここまで社会人として立派に生きている。おそらく全国のダウン症児の親、家族達は、ダウン症という言葉だけを強調する報道に無念さを感じていると思う。
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中国官僚の腐敗を伝えることはいいが、現地のインターネット映像に紹介されていたベッド上の男女の画像を昼間から流すとは、放送人としての倫理観はどうなっているのか。ぼかしを入れる訳でもなく、本当にそういった映像が必要なのか。テレビはネットとは違う。視聴者に見せて良いもの、見せる必要があるものを、高い倫理観をもとに判断しなくてはならないのではないだろうか。
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民放各局の時代遅れな対応にガッカリです。ネットとテレビの融合が普及すると視聴率が取れなくなるからといって、電気メーカーのネットテレビのCMを拒否するのはいかがなものか。悪あがきにしか見えません。いくらCMを流さなくても、時代の流れで、自然とそのようなテレビが普及して、民放各局の恐れている時代が確実に来るのですから、潔くこのCMを流して、ネットに負けない魅力的な番組作りに励んだ方が、視聴者の印象は良くなります。便利な21世紀型テレビの存在を知らせないことに民放全局が賛同したとは、マスメディアによる言論統制の匂いすらする。このような取り決めは国民の知る権利に対する妨害といっても過言ではない。
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どの局もオリンピック東京招致を応援していると言い、コメンテーターが誰一人として反対意見を言わないのは何故か。スポンサーの関係からどうしても言えないのなら、招致によるメリット・デメリットを挙げることぐらいしたらどうか。招致によって都の積立金以外に税金はいくらかかるのか。オリンピックを名目にした公共工事にいくら使うのか。何一つ事前説明せずに、盲目的に「賛成」と叫ぶマスコミの存在意義は何だろうか。
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「今の若者は政治に関心がない」などとニュース番組でコメンテーターが言っているが、当のニュース番組にも原因があるのではないだろうか。夕方のニュース番組などは、ニュースの看板を掲げながら、ラーメン屋やケーキ屋の情報ばかり放送している。どこがニュースなのだろう。そういう企画は別にやればいいことで、ニュースの時間くらいは純粋にニュースだけを放送するべきだ。
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どんな小さな犯罪に於いても捜査が終わって犯人がとっくに検挙されているのに、毎回「無職の」という言い方をするが、それが捜査の役にたつのか。犯人にも人権がある。関係ないことまで毎回取り上げることはいかがなものか。「無職イコール犯罪者予備軍」という不当な刷り込みをしているようにも思う。精神障害・知的障害がある犯人についても、必ず「通院歴が」や「入院歴が」などと付け足す。私のような知的障害のある身にとって、それがどれだけ社会の偏見を招き、傷つけられるのか考えたことはあるのか。
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局地的豪雨の外での取材で「危険だから避難してください」との発言があるが、矛盾している。危険なら外での取材はやめるべきだ。外での取材をすることで、「取材が出来るくらいなのだからまだ大丈夫だ」と思い、外に出て怪我をする人が出るように思える。わざわざ外に出なくても、お天気カメラなどの映像があるのだから、その映像を見せて放送するべきではないのか。
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「ビッグデータ活用で経済効果は」といったように、マスコミは次から次へと横文字を使うが、理解できないのでやめてほしい。ジャーナリストは新しい言葉を作って、自分たちの知識を誇示しているかのようだ。一般の視聴者の視点が欠けているのではないのか。
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スマートフォンアプリのLINEを介して知り合った高校生達による少女殺害事件が発生した。そのニュースを扱う際、どのニュース番組もあたりまえに必ずLINEと連呼していた。しかし、LINEはソーシャルネットワークの一つであり、特定の企業で開発されたアプリケーションの商品名である。特定の商品名を連呼する必性はないと感じた。特に今回のような殺害事件において、商品名を連呼することは、殺害事件と当該商品が結びつけられる印象を持つ。今回、彼らはLINEを使用していたが、LINE自体が犯罪に加担しているわけでも、犯罪を侵しているわけではない。こういった報道により反社会的なイメージが企業や商品に定着するのは報道による暴力だと感じる。どんな商品であれ開発者の苦労はあるものだ。ヒット商品であればなおのことだ。
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私は宿泊業を営んでいる。大雨の情報を放送する時は「被害がひどい」というが、被害は県全部に出ているのではなく一部の地域に出ていることが多い。また「通行止め」の放送はされるが、「解除になった」という放送はされない。南海トラフ地震についても、防災上データ発表は必要だと思うが、津波の被害の恐れのない地域について放送する必要があるのか。報道されると、宿の予約がキャンセルされることがある。観光業に携わっている者としては、最後まで責任を持って放送してほしい。
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今回の参院選の投票率は戦後3番目の低さだという。実に問題だ。総務省や選挙管理委員会にも電話をしたのだが、国もメディアももっと投票率を上げるために努力するべきだ。特にテレビの影響力は大きいのだから、各局とも国民に「選挙に参加しよう!投票しよう!」と、どんどん呼びかけてもらえないだろうか。
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選挙期間中に調査を行うことは構わないが、その結果を「圧勝」などと発表することは、いかにも特定の党を利する行為に見えて仕方がない。現にその発表を鵜呑みにする人が多かったらしく、投票率も低くなっていた。まるで各局が、特定の党を応援しているのではないかと勘繰ってしまう。このように国民がしらけて投票率が下がってしまうような事態を起こす報道は如何なものか。
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選挙が終わったが、テレビは自分たちの望む結果なら「民意だ」といい、そうでないとあれこれと理由をつけて「民意でない」と言う。投票しなかった人がすべて選挙結果に不満であるかのようにまで言っていた。そのようにテレビ局の電波の私物化が目に余る。民意を都合よく使いすぎだ。世論が割れている場合でも、自分たちの意見は「民意だ」といい、それ以外は「思慮の足りない考え」と決めつける。如何なものか。
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1時間放送の2つの番組をあわせただけで、2時間スペシャルとしている。通常の放送と何も変わっていないのに、「スペシャル」や「緊急企画」など、視聴者を騙す表現ばかりであきれる。番組タイトルをこういう形で表記することに対して罰則規定はないのか。
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福島県の被災者を呼んでの議員との討論だった。感情を煽るような誘導で、見るに堪えない番組だった。未だに「政治家が悪い」という思考停止的な、ただ不満をぶつけるだけの展開にうんざりした。そのような不毛な場面をわざわざテレビで流す意味があったのか。これで被災者の溜飲が下がったのか。その他の被災者の方に、失礼ではなかったのか。確かに復興は大事だし、政治の至らなさもあるが、政党や政治家に対して憎悪をぶつけるだけの番組は見たくない。
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この番組は以前も美容整形を何度も繰り返し化け物みたいになった女性を取り上げていた。前回多くの批判があったはずなのに懲りずにまた同じネタをやっている。女性たちはもはや精神的にも正常とはとても思えなく、見ていて気持ち悪くなったし、嫌悪感を覚えた。この番組はそういう「病人」を出演させておもしろがるという悪趣味な番組だ。こういった依存症や異常性のある「病人」を「見せ物」のようにしておもしろがる番組作りは止めるべきだ。
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様々な分野の相談員の方の話が聞けて毎回楽しんで見ているが、番組に出演しているヤンキー界の重鎮と言われている方の発言や言葉遣いはとても不快になる。女性タレントがそのことについて指摘している場面があったが、本人は「頭に血がのぼって、売り言葉に買い言葉で」と言っていた。番組自体は面白いが、その方が発言する場面だけチャンネルを替えたくなるほど不快なので、言葉遣いには気をつけてほしい。
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出演者が激しく言い合うところは、放送してはいけないと思う。だんだん発言がエスカレートし、ケンカになりそうだった。子どもが見たら精神的ショックを受けるし、これを平気で放送する放送局もいかがなものか。心が傷つくような場面を放送するならば、番組をやる資格はない。
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毎日、ワイドショーでどうでもいい芸能人の話題につき合わされて、うんざりする。見たくなくても、メディアが強引に一斉に取り上げる状態はおかしくないか。冷静に考えてほしい。これらは必要な情報なのか。他に役立つ情報を割いてまで知りたいことだろうか。ワイドショー好きの人たちを私は全く理解出来ない。
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危険な動物に遭遇した時の対応として、熊、小型のサメなどに、タレントが軽装で接していた。その際、熊とサメの実験では、実際に噛まれていた。しかし、「大事には至らなかった」とのナレーションで撮影を続けていた。怪我の程度の確認などの場面はなかった。私が心配したのは、むしろ動物だ。タレントは納得してそれで利益を得ているからいいが、動物は興奮するようにたきつけられて、もし事故になったら、タレントを助けるために攻撃され、又、殺されたりするのだろう。タレントも撮影を中止したくても言い出せないことは容易に想像できる。こういった番組は如何なものか。
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キー局の生放送の歌番組が、地方のローカル局では数日も遅れて放送されるが、臨場感にかけてしまう。昔と違って、現在はネットが発達している。"番組を見ながらネットに書き込んで、遠くの友達と一緒に楽しむ"という視聴方法もあるのだ。時代にあった放送を求める。そんな具合に地方局は日にちがずれることが多い。プレゼント企画がある番組などは応募さえできない。放送局には何度も言っているが改善されない。
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スポーツ中継で、女性アナウンサーが実況をやることがほとんどない。というのも、野球なら「女性の視聴者は野球や選手に詳しくないので、女性を起用しない」という固定概念を、テレビ局が勝手に持っているからだろうか。女子サッカーの「なでしこジャパン」の試合中継くらいなら、女性アナウンサーが実況してもいいのではなかろうか。
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バラエティー番組の女性アイドルの態度が腹立たしい。人気があり、金持ちでチヤホヤされるからといって、「自分は偉い」とエツになっているのではないのか。そのくせ義務教育レベルのクイズ問題や漢字・常識問題をよく間違え、平然としている。最近はもっとひどい。言葉遣いも荒っぽい。アイドルは「偶像」の意味である。昔から少年少女の憧れの存在である。その点をもっと自覚し、節度のある行動をとってほしい。
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ドッキリ企画で、ターゲットであるタレントの頭に覆面をかぶせ、仕掛け人のおばさん達が股間を叩いていた。こんなものはドッキリでも何でもなく、ただ下品なだけである。もし小学生や中学生が同じことをしていたら明らかな「いじめ」である。男性の股間をたたくことは今後やめていただきたい。同じ男性として不愉快だ。子どもが真似して他の子の股間をたたいて何かあったらどうするのか。テレビがいじめや男性へのセクハラなどを推奨しているようにしか思えない。テレビの影響力の大きさ等を改めて認識し、今一度よく考えていただきたい。
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料理をする際に、アクセサリーや腕時計をした料理人を出すことはやめてもらいたい。衛生観念が欠落しているとしか思えず、不快感しか残らない。真面目に料理に取り組んでいる多くの職業人に対して失礼だ。それを見て、騒ぐだけの女性タレントも、考えがなさすぎて呆れるばかりだ。
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番組で「ある言葉」を大阪府民は使うと述べていたが、大阪府出身者に聞いたところ知らない人のほうが多数だった。「根性が悪い」といった意味で、20年以上前の一時期に使われていたそうだが、現在はほぼ衰退しているらしい。なぜこの言葉をあたかもすべての大阪府民が知っているように放送するのだろうか。明らかに不適切ではないか。大阪府民への偏見を助長する放送ではないのか。
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TPPにより自由診療と保険診療が行われた場合、病院は利益のある自由診療の患者を優遇し、保険診療の患者は後回しにしたり、雑に扱うようになる可能性があるという内容だった。医療従事者として憤りを感じた。ただの可能性の話かもしれないが、病院で働く職員が利益優先で患者を差別すると誤解されても仕方のない内容に感じた。現場では患者には平等に接している。大半の医療従事者は患者のことを第一に考えて、厳しい状況のなか頑張っている。番組を見て、悲しい気持ちになった。
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独身実家族というニートのような存在をたたいていた。私の息子は27歳で就職できずに、週3回アルバイトをしている。息子は生まれながらに障害がある。見た目には健常者で、視覚、聴覚、話すことも問題ないが、あきらかに健常者に比べ、考えてから話す、考えてから行動するので全てが遅い。その為、専門学校に行っても就職できずに悩んでいて、現在はアルバイトをしている。それでも前向きに生きているのだが、テレビを見ていると、「ニート」「働かない」「結婚しない」「自立しない」等と並べ立て、何の配慮もなく叩きのめしていた。人にはそれぞれ事情があるのだから、ひとくくりにしてバッシングするのは止めてほしい。
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毎回、動物(特に小動物や赤ちゃん動物)が出てくるたびに、足跡の効果音がある。実際の動物に、テレビのような効果音があるのか。動物が歩くたびに、効果音が鳴るので気になって仕方ない。たまにはいいかもしれないが、ずっとこの効果音があると、見ていて不快になる。
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内容が視聴者を不快にさせるものだった。出演者の方々の暴言や不愉快な発言が目立ち、イジメの問題にも繋がりかねない。討論することは悪いとは思わないが、政治的な話題や視聴者のニーズに沿ったものならまだしも、この番組はゲストに対してのみならず、そこに出演していない人物を批判するような発言もみられ、不愉快だった。これは間接的なイジメと変わらない。
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街中にいる女性がインタビューされて答える場面がよくあるが、不特定多数の目に触れる場で下劣な言葉を恥じらいもなく話している。中には「友達をいじめた」と得意気に話す人がいたり、「不倫をしている」「パートナーを騙している」等、背徳的な答えを出す人もあり、これを見た本人の身内はどう思うのだろうか。赤の他人である私が見ても不愉快なので、深く傷つく人もいるだろう。面白可笑しくするためにわざとこういう質問をして、それに応じた受け答えをした人を選んで編集しているのだろうが、聞いていて気持ちの良いものではない。質問内容をもっと健全、且つ前向きになれるものに改めることは出来ないのか。
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番組の途中で入るVTRの編集の仕方がおかしい。芸能人の恋愛や政治のこと等、面白おかしくしようとやり過ぎだ。週刊誌ではないのだから、内容を誇張しようとするナレーションとテロップには強烈な違和感を覚える。週刊誌であれば買うか買わないかを自分で選択できるが、テレビはリモコンをつければ情報が強制的に表示される。それも全国区で。VTRの編集の仕方が「週刊誌と同等」ではおかしい。視聴率稼ぎも程々にしてほしい。
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プロ野球のオールスターゲームが3戦放送されたが、全てにおいて「ある選手」を過剰に取り上げすぎていて、苛々した。ベンチにいる所を度々映すし、全打席や投げる所、ファインプレーやヒットを打つ瞬間のスロー再生等、その選手オンリーのダイジェストVTRを何度も流していた。その選手以外のほかの選手が好きで、期待していたファンの方も沢山いるのに、その選手が「今年のオールスターの主役。みんな注目しています」と言わんばかりの取り上げ方は、不愉快だった。