視聴者からのご意見

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2014年5月

2014年5月に視聴者から寄せられた意見

集団的自衛権の問題に対し、はじめから結論ありきで放送するのは如何なものか、報道番組は公平であるべきなどの意見。福島舞台の漫画の描写について、"風評被害を助長""真実に迫るべき"など様々な意見。

2014年5月にメール・電話・FAX・郵便でBPOに寄せられた意見は1,231件で、先月と比較して28件増加した。
意見のアクセス方法の割合は、メール72%、電話25%、FAX2%、手紙ほか1%。
男女別は男性71%、女性26%、不明3%で、世代別では30歳代27%、40歳代27%、20歳代17%、50歳代 16%、60歳以上9%、10歳代4%。
視聴者の意見や苦情のうち、番組名と放送局を特定したものは、当該局のBPO責任者に「視聴者意見」として通知。5月の通知数は559件【44局】だった。
このほか、放送局を特定しない放送全般の意見の中から抜粋し、16件を会員社に送信した。

意見概要

番組全般にわたる意見

集団的自衛権の問題を取り扱ったニュース番組に対し、はじめから結論ありきで放送するのは如何なものか、是々非々の報道をしてほしいといった意見などが寄せられた。
福島を舞台にした漫画の描写について報じていたが、漫画同様に風評被害を助長するものだといった意見や、マスコミはこれを契機に真実に迫るべきだといった様々な声が寄せられた。
一般人である女性研究者をパロディーにしようとした番組予告や、笑いのネタにしたバラエティー番組に対して、人権を無視したものだといった多くの批判意見があった。
ラジオに関する意見は42件、CMについては63件あった。

青少年に関する意見

放送と青少年に関する委員会に寄せられた意見は107件で、前月より17件減少した。
今月は、「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見が22件、次いで「低俗・モラルに反する」との意見が21件、「性的表現」に関する意見が16件と続いた。
「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見では、21時台に放送されているドラマの残虐なシーンや、「世紀の瞬間」を取り扱った番組での遺体映像について、配慮を求める声が複数寄せられた。

意見抜粋

番組全般

【取材・報道のあり方】

  • 各局で、安倍総理の集団的自衛権についての記者会見を放送していた。新聞各社ではこの件について「危険だ」という論調で批判している。しかし、民放各局ではこの件について、問題提起する番組が少ない。安倍政権を支持し、集団的自衛権に賛成している人もいるだろうが、反対している人も多いと思う。公共の放送として、国民に集団自衛権に危険な内容もあることを問題提起するべきではないか。

  • 集団的自衛権については賛否両論あるはずだが、キャスターと専門家両方が集団的自衛権反対の意見や政府批判を一方的に述べ、賛成派や保守派の意見は紹介しようとしなかった。主観的で結論ありきの偏向報道になっている。報道番組は公平であるべきはずだ。

  • マンガ本の福島の放射線被害についての報道だったが、「鼻血と放射線との関係性は全く存在しない」との結論に帰結するかのような内容であった。しかし果たして、十分に多角的な調査に基づいたものだったのだろうか。御用報道でないと自信をもっていえるのかどうか、問い質したい。

  • 漫画本をめぐるタレントの発言ですが、「漫画は作品で、その作品を作っているのは作者なので、作者が何を言おうが問題ない」と言っているが、その作品において風評被害を受けた福島県についての配慮が著しく欠けている一方的な意見でしかない。撤回と謝罪を強く希望する。

  • 漫画の描写に批判が出ていることを番組で取り上げた。全体として番組自体がこの漫画を応援しているかのような印象だった。低線量被ばくの影響や人々の不安な気持ちを考えるきっかけにしたい、との発言もあった。しかし、「この漫画は福島への風評被害、偏見を助長するものである」という多くの批判も出ている。漫画の内容を肯定するかのような放送は慎むべきだ。

  • "東京電力福島第一原発を訪れた主人公が鼻血を出す"などの描写が問題視された漫画について、各局ともワイドショー等で「このような漫画は良くない」等と批判をしていた。これにより件の漫画は休載に追い込まれてしまった。勇気をもって「福島の放射能汚染」に言及した作者の思いが踏みにじられたということだ。各放送局は、本当に福島が安全だと言い切れるのか、疑問に感じる。

  • サッカー中継の放送中に大きな地震があり、都内では震度5弱だった。他局では地震速報に切り替えて放送をしていた。しかしこの局はサッカー中継のまま、テロップで震度を示しただけだった。震災時の教訓が生かされていない。大きな地震の時ですら庶民の感覚と大きく異なるテレビ局に存在意義はあるのか。

  • 地震のニュースで、わざわざ路上で生中継をおこなう理由が分からない。最大震度は5弱である。騒ぎすぎである。電車が何分遅れなどの報道は東京ローカルのニュースとして放送するべきだ。東京の話題を大きく報道することに他の地方の人々は腹が立っている。なぜなら、他の地方では同じような災害が起ころうが、東京のように詳しく報道しないからだ。

  • 刑事事件の被疑者などに対する取材や報道の仕方が腑に落ちない。被疑者であっても人間であり関係者や家族がいる。一定の人権が保障されるべきである。何でも根掘り葉掘り調べ上げ報道すれば良いというものではない。最近の報道番組は異常に思える。過熱報道は冤罪を作り出す可能性がある。プライバシーよりも知る権利が優先されるのか。もっと報道のあり方を慎重に考えた方が良い。

  • ストーカー絡みの殺人事件があったが、またしても警察批判に偏った報道をしている。犯人に関する情報よりも警察の対応について論じているばかりで、見ていて不快だ。以前の三鷹の事件の時も警察批判に終始していたが、こういった事件を警察批判の道具に使うことは最低だ。公務員(警察や教師など)に何かあれば鬼の首を取ったように批判する報道が多いが、報道関係者が起こした事件などは殆ど取り上げない。

  • かなり前から気になっているが、ここ数年は各局ともニュースで事件現場の血痕を平気で放送している。被害者とその家族の心情はまるで無視されている。無関係な人が見ても気分が悪くなるし、子どもの教育にもよくない。事件が起きた場所を伝えることが目的の映像に「血痕」の必要はない。昔はこのような映像はなかったと思う。改善されることを強く希望する。

  • 韓国旅客船が沈没していから1カ月経つが、毎日放送している。まだ行方不明の方もいるが、日本の事故でもないのに報道しすぎではないか。このままでは、年末まで放送するのではないかと思われる勢いだ。この話題に関してもうやめてもいい時期ではないのか。

  • 札幌市の連続爆破事件は、直接証拠もないとされ、逮捕された主婦は否認していると報道されている。それにもかかわらず、逮捕の主婦についてまるで犯人扱いしていた。あたかも真犯人であるかのように皆が話すと、聞いている方も犯人だと思ってしまう。この番組はニュースも扱うのにふざけたリポートはするし、いい加減だ。公共の電波を使ってこんな放送をしていいのか。

  • ニュース等で"節電"や"原発反対"と言いながら、放送局は電気を無駄に使っている。例えばBSで一晩中ショッピング番組を放送しているが、深夜の放送は止めて節電してほしい。局はニュースで放送していることと、実際やっていることが違い過ぎて、不愉快だ。

  • 先日、サッカー日本代表のメンバー発表の記者会見が生放送された。ある局以外全てのテレビ局が放送していたが、おかしい。みんながサッカーに興味があるわけではないし、全てのテレビ局が放送するほどの話題でもない。サッカーだけ特別扱いされている気がする。

  • サッカーの日本代表が決まったニュースを取り上げているが、スポーツという取り上げ方ではない。スポーツ選手はアイドルではない。写真を街行く人に見せて、「かっこいい」や「結婚相手は」などのインタビューは全く試合には関係ないし、選手に失礼である。スポーツ選手をバラエティーアイドルのような扱いをすることはスポーツに対する侮辱である。まして、団体スポーツは選手個人の技量もあるが、戦術上どういうフォーメンションかなどが重要である。そのようなことには触れないか、触れても言い訳程度だ。きちんとスポーツはスポーツとして、競技として放送するべきだ。

  • Internet Explorerの脆弱性に関する注意喚起があった。テロップに「エクスプローラー」と誤った略称を使ったり、あたかも全ての環境でIE以外のブラウザーを使わなければならない状況であると誤認させるような報道が散見された。マイクロソフトの公表した対策が少し難解であったことも一因となった可能性はあるが、結果的に視聴者の恐怖心を無用にあおるだけとなっていたのではないか。注意喚起を行うことはごもっともなことだが、冷静さを欠いてはいけない。

  • ニュースやワイドショーで、政治家の発言を紹介することがある。その際に、「某自民党関係者」や「元○○議員」などと、発言者が特定できないようにしているが、なぜ名前を明かさないのか。また、どのような場面で、どのような話の流れでその発言があったかも知らされない。発言者も番組コメンテーターも、自身の発言に責任を持ってもらうために、誰の発言かをぜひ公表してほしい。

  • 憲法改正をテーマに出演者の持論を展開しているが、殆どが改正には反対の立場で意見を述べている。世論を意図的に誘導しようとする意図を感じる。ある事柄について議論をする場合、とくに意見が別れる場合には、その両方の意見を持つ人間をゲストやコメンテーターとして出演させなければならないはずだ。また自国の安全保障を他国に委ねている現状を無視し、戦争放棄は世界に誇るものだと、偽善的で非現実的な主張はもう通用しないことを真摯に考えてほしい。

  • 各局とも、朝から芸能人の薬物所持逮捕を取り上げている。しかも、わざわざ誰も出て来ない自宅前からの中継や何年も会っていないような学生時代の友人のインタビューなど、どうでもいいような内容まで放送している。現在、日本では国民が知るべき問題が山積みである。芸能人の薬物所持問題など騒ぐほどのことではない。今、テレビは何を報道するべきか、冷静に考えて頂きたい。

  • メディアにとって、芸能人・音楽関係者が起こす犯罪は、例えそれが重大な事件であっても全て微罪の範囲なのか。今回の容疑者の覚醒剤事件は、容疑を否認しているものの、尿検査から陽性反応も出ている。最近は、芸能界に限らず、覚醒剤など薬物所持で検挙される人物の中には教師など、本来、子ども達に尊敬されるべき人間も多く含まれている。それと今回の事件もそうだが、芸能人が罪を犯した時、罪よりも当事者の経歴ばかりを放送し、亡くなった著名人と同等の報道をすることは控えるべきではないのか。

  • PC遠隔操作事件のコーナーで、被告を取り上げた際、ナレーションで「(偽装メールが発覚したのは)オウンゴールのような失策」、文字スーパーで「自ら招いた失策」としていた。偽装メールがばれて被告の犯罪がわかったことは、真実がわかり良かったことだ。「失策」とすることは、被告側に立っていると言わざるを得ない。

  • 中国で起きた事件を取り上げていた。小学校に刃物を持った男が押し入り、子ども達を切りつけている映像が流れた。中国の社会情勢を知らせたいのだろうが、このような恐ろしい映像を流す意味が解らない。事件があったことを知らせるだけで十分である。行き過ぎた報道に不快感を覚えた。

  • 人気アイドルグループの握手会でメンバーが切りつけられたが、犯人だけを悪者にし、事件を終わりにしてはいけない。諸悪の根源は、CDの付録に「握手券」や「投票券」を付けて、ファンを煽る「商法」にある。「会いに行けるアイドル」と謳うなら、煽られたファンが興奮しても仕方がない。徹底されていなかった手荷物検査やスタッフの未熟さ、何より「デート商法」を問題にするべきだ。

  • 人気アイドルグループの襲撃事件について、犯人が「だれでもよかった」と話していたと報じた直後、握手会はCDに封入された握手券を買えば参加でき、それを目当てに1人で何枚も同じCDを買うファンが少なくないことを放送し、あるファンの家を取材していた。大量に買われたCD入りの段ボールが部屋に山積みにされている様子が映されていたが、違和感を覚えた。今回のような無差別的傷害事件と、一部の異常な買い方をしているファンと何の関係があるのか。熱狂的なファンが起こした事件と受け取られかねない。そもそも犯人はファンですらない可能性もある。また今回の事件と結び付けて、まったく別問題であるCDの売り方そのものの印象を悪くさせているかのようだった。肝心の犯人についての情報はあっさりしていた。問題の本質が見えない歪んだ報道だった。

  • 人気アイドルグループの握手会の事件について、加害者の母親への取材があったが、行きすぎている。実家に押しかけ加害者家族を報じる必要性はどこにあるのか。本件に限らず、成人している加害者の家族に対してよく取材しているが、地元の人間には分かるし、ネットが発達した時代だから、映像や音声を加工したところでそれほど効果はない。にもかかわらず報道で加害者家族を取り上げ、晒すことに何の意味があるのだろう。加害者家族は時に自殺にまで追い込まれるほどの社会的制裁を受けるが、テレビ局はそれを煽り立てているように思う。正義を振りかざし加害者家族を責める番組も少なくない。被害者家族は当然のこと、加害者家族を含めた家族報道のあり方を検討していただきたい。

【番組全般・その他】

  • STAP細胞騒動をパロディー化したものを放送した。女性研究者は権力者だろうか。芸能人だろうか。犯罪者だろうか。そういう立場にない人をパロディーの素材として扱って良いのか。彼女は自分の所属する機関から「不正認定」をされてしまい、そのことに対して不服申し立てをしている最中であり、科学コミュニティーという閉鎖社会で孤立無援の弱い立場にある。立場の弱い者を笑いにしていいのか。そんな人を嘲り笑う構造はイジメそのものだ。意識の低いタレントは仕方ないにしても、その「悪ふざけ」をそのまま番組として制作するスタッフの知性のなさには呆れるばかりだ。テレビでは何でもありなのか。

  • テレビ局の公式サイトに「○○さんが緊急会見涙目で、○○はあります」との一文が掲載された。4月の記者会見で涙を見せながら「細胞はあります!」と断言した女性研究者のパロディーとみられ、芸能人でもない人の名前に"アホ"を付けて全国放送で晒し者にしようとした。多数の批判が寄せられたようで、「○○さん」の部分が「渦中の女性」に修正された。だが、ネット上にはコピー画像が出回っていて、確認できる状態だ。バラエティーなら何でも許されると考えているのか。

  • 視聴者のツイッターとの連動が売りのようだが、ツイッターのコメントがひどい。なかには評論家気取りの無責任で上から目線の素人意見や、出演者の服装・髪型に関する、おおよそニュースとは関係のない意味不明なツイートなどもある。日々のニュースに真剣に向き合おうとしているのか、はなはだ疑問なものが垂れ流されている。幼稚なネットユーザーが増えた原因はこの番組ではないか。ツイートを選んで番組にアップするスタッフもスタッフだ。あんな誰が見てもくだらないと思われるものを垂れ流すくらいなら、募集しないほうがましだ。

  • 私は漁師で、命を賭けて海に出て魚を取っている。その魚たちも人間に命を与えてくれる。ところがこのコーナーはそんなことも知らずに料理方法を知らないギャルに調理をさせて、その調理ができないことをネタにして笑いを取っている。そしてその魚を捨てる。こんな番組を平気で放送する局の意図が分からない。私たち漁師や食料となっている魚たちのことを考えてほしい。

  • ドッキリ企画だった。3Dプリンターで人の驚き顔を作っておき、本人を特定の楽屋に呼び出し、それを突然目の前に出して、どちらの顔が面白いかを検証するというものだった。本人の承諾なしに顔を再現したことは問題だし、事務所に承諾を得ているのかもしれないが、人の顔を3Dで再現ということが気持ち悪い。番組は、これからもシリーズにするらしい。気持ち悪いと感じている人が多いと思う。止めてほしい。3Dプリンターは注目されているが、同時に問題も起きている。間違った使い方を推奨する例にもなると思うので、こんなコーナーは作るべきではない。

  • 絶叫マシンに乗せる企画があった。女芸人数名が挑戦する。そこに出演していた40歳代位の女芸人の絶叫の表情のことを「ババア」などと言って、馬鹿にしているので不快だった。最近は、女性お笑いタレントをエベレストに登山させようとする企画があったが、結局、企画中止に至ったようだ。視聴者として不安になった。命の危険が及ぶかもしれないものをタレントに無理に挑戦させることは、如何なものか。このようなバラエティーは止めるべきである。

  • 年金問題に対するネット上の意見として、ある著名なHPを転載したまとめサイトでのコメントを掲載していた。運営者によって望むように編集したサイトは、まとめてあって見やすい反面、都合のいい記事だけを抽出している。スレッド内の本当の意見や一部の人の意見を無視し、都合のいいレス内容だけを挙げ、時には部分的な切り取りにより、本当の意味と真逆な解釈をされる編集も見られる。ニュースで扱うのは、不適切ではないのか。

  • 生き物の研究という名目の番組のようですが、これは生物虐待ではないのか。アリの巣を立体化するとして、800度以上の高熱で溶かしたアルミをアリの巣に流し込んでいた。巣の入り口に小さな植木鉢を伏せて、巣に住んでいたアリを引越しさせたと断っているが、植木鉢の中に入っていたアリは数十匹程度しかおらず、まだ巣の周辺にも沢山のアリがうろうろしており、どう見ても全てのアリを巣から出したようには見えなかった。にもかかわらず、熱したアルミを巣に流し込み、焼き殺してしまうのはいかがなものか。その前には、アリを親しみやすい生き物として紹介しており、それだけにショッキングだった。番組のために生き物を無駄に殺し、偉業を達成したかのように盛り上げる内容に、うすら寒さを覚えた。

  • バラエティー番組で生活保護不正受給の芸人をなぜ使うのか。不愉快で笑えない。使わないでほしい。あの出来事は忘れようとしても忘れることが出来ない。真面目に働いている私たちを愚弄したからだ。放送局も毅然とした態度をとらないといけない。

  • バラエティー番組での罰ゲームで、苦い、酸っぱい飲料やいわゆる「ゲテモノ」といわれる食べ物を飲食させるシーンをよく見る。今までは嫌がったりする様子を面白く見ていたが、昨今の学校でのアレルギーに関する事故を見て笑えなくなった。アレルギー物質は多種多様で本人も気付いていないものも多い。テストをしているのかも知れないが、体の中に物質を入れるという罰ゲームは止めるべきだ。

  • 「出演者の持論を発表する」というコーナーで、"新潟出身の女性は○○"であるかのように取り上げていた。繁華街近くでそのような子に声をかけて平均人数などを出し、"新潟の女のはかなり遊んでいる"かのように伝えていた。放送が関西圏だけなので、悪質なやり方をしているのではないか。私も新潟出身だが全然遊んでいない。地元の友達も、とっかえひっかえ遊んでいる子はいない。もう明日から出身地を偽りたくなった。こんな放送をみんなが見ていると思うと悲しくなる。こんな悪質な番組は早くなくしてほしい。深夜だからといって、偏見を生むような番組作りは問題だ。

【ラジオ】

  • 童謡を流すコーナーだが、ある男性が出てきて、自分で作ったデタラメな内容の童謡を不真面目に歌い、茶化していた。童謡が児童の唱歌として歌われてきた時代の人間から言うと、不真面目にもほどがある。先人の作詞・作曲家に対する侮蔑としか思えない。このようにくだらない歌を作って笑いはやし立てることは不快で、放送局の品位を疑う。

  • 番組の内容が、パーソナリティーが好きな話題である相撲・ボクシングなどに偏りすぎだ。他の話題はできないのか。聞いていて「また?」「朝刊の話題をもっとできないのか?」といつも思う。

  • 何かと視聴者を煽る発言が多い。今日は「街には監視カメラがあふれている」と発言したが、防犯カメラの間違いではないか。監視カメラと防犯カメラとでは、全く受け取り方が違う。

  • 聴取者が投稿した「電車の中が"わきが"の臭いでくさかった」という内容を読み上げていた。パーソナリティーが「自分も経験ある。誰かは言えないけど」と言い、犯人捜しのようなことをして盛り上がっていた。"わきが"は遺伝体質によるもので疾患の一種だ。それを笑いのネタにすることはいかがなものか。

【CM】

  • 財布を作る会社を経営している。1週間位前から流れているCMについて抗議したい。このCMは、"携帯を使用することでお財布を使わなくなる"ことをテーマにしているようで、お財布をぞんざいに扱う内容になっている。我々、財布を作ることで生計を立てている人間にとって許しがたく、営業妨害と言っても過言ではない。

  • CMで白人のエキストラばかり登場する風潮が不快です。非白人の外国人はあまり雇わないので、一種の人種差別だと感じます。

  • SNSゲームのCMを多数見かけるが、美少女ものなどが多く、見ているほうはとても不快だ。子供への教育にも良くないと思うし、スマホ課金を助長しているように思える。

  • シリーズ化されているCMだが、父親が犬であったり、息子が黒人であったり、何だか日本人が馬鹿にされているようで気色悪い。穿った見方をすれば慰安婦問題と同様、このCMは日本を貶めるための謀略の一環ではないのだろうか。

青少年に関する意見

【「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見】

  • 21時台のドラマでの暴力や殺人シーンの演出が過激すぎる。特に、子どもが殺人を犯すシーンは非常にショッキングである。青少年が見ることができる時間帯であることを踏まえ、更なる配慮をすべきではないか。

  • 世界の「世紀の瞬間」を伝える番組で、ルーマニアの小児エイズで亡くなった赤ちゃんの映像が画像処理なしで放送された。非常に鮮明な映像であり、ゴールデンタイムに子どもを含む家族で見ていて、大変驚いた。報道したいという姿勢は評価したいが、衝撃映像の前にはナレーションやテロップなどを用いて視聴者に案内して欲しい。

【「低俗・モラルに反する」との意見】

  • 落語家が司会役の落語家に対して、死ぬことを期待しているかのようなネタで笑いをとることがある。これは毎回恒例のことであり、視聴者はこの程度のことは許容しているのかもしれない。しかしながら、数十年前、学校で「いじめ」問題が深刻化する先駆けとなった「お葬式ごっこ」を連想させる内容であり、子どもが真似ることも考えられる。笑いのネタにすることは控えて欲しい。

【「性的表現」に関する意見】

  • 夕方の情報番組で、出演者が男性器の呼称を具体的に発言していた。この番組は子どもが見ている時間帯に、出演者が平然と下ネタトークばかりしている。司会者もその会話をとがめることなく、下ネタに持っていこうとしている。深夜でもどうかと思うような内容を、子どもが見られる時間帯に放送するのはいかがなものか。

【「犯罪の助長」に関する意見】

  • 覚せい剤所持の疑いで有名歌手が逮捕されたが、同歌手を擁護しているように受け取られかねない放送が多いと感じる。「苦悩はわかる」などのコメントは、「苦しかったら薬に逃げてもいい」と受け取られかねない。覚せい剤使用は、芸能人だろうが一般人だろうが許していいことではない。視聴者の中には、「つらかったら覚せい剤をやってもいい」と勘違いする青少年が出てくる可能性もある。もっとしっかり、いけないことはいけないと言い切るべきだ。

【「報道・情報」に関する意見】

  • 東京都が改正青少年育成条例に基づき、ある漫画本を不健全図書に指定し、当該漫画本が数日後から区分陳列の対象になる旨の報道があった。報道では、当該漫画本の表紙を映したり、内容を紹介していた。同報道を見て興味を持った小学生が、区分陳列される前に当該漫画本を購入し、他の子どもに見せていた。子どもも起きている時間帯のニュースで、不健全図書として指定されるような漫画本の詳細を報道する必要はない。報道するなら簡単な紹介だけでいいのではないか。